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3/5_晴盆さん-岸野さんのクロストーク
2026-06-01 23:24

3/5_晴盆さん-岸野さんのクロストーク

<今回の要約>

第3回では、盆踊り運営の「継承」と「現場でしか伝えにくい技術」が中心に語られる。岸野さんは、踊りの輪を広げるには外側から誘導するだけでなく、輪の中心を櫓側に寄せ、外側に新しい人が入れる余白を作る必要があると説明する。これは現場で目を配りながら判断する非言語的な技術であり、森道市場のような大きな場でも、実際には輪の列数や人の流れを細かく制御している。晴盆さんは、ヘッドセットで振りを案内する際、動きと同時では遅く、次の動きを少し先回りして言う練習が必要だと話す。エビカニクス音頭のように子どもや家族が入りやすい曲を選ぶ工夫、さらに地域ごとの好きな曲を聞き出し、その場所だけの定番を作る姿勢も語られる。一方で、次世代への継承には、楽しい部分だけでなく、町会や人間関係の面倒さも含めて、どう伝えるかが課題になる。


<全体の概要>

2026年5月。オンラインで収録しました。品川区で活動される晴盆さん。墨田区を中心に活動する岸野さん。今までは挨拶した程度の関係性だったんですが、私(ヒデドン)がぜひ二人の対話を聞いてみたい。で実現しました。なんだかんだで、オンラインしたのは150分。言い出しっぺは私なんですが、どう編集(カット)していいのか、途中から分からなくなったので、ほぼノーカットで5回に分けて配信します。盆踊りが中心ですが、いろいろな話をしました。

感想

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00:00
俺も子供の頃は50回回ってたわけだから、何もできなかったわけ。今できるようになったからね。
それは本当に幸せなことだと思いますよ。だって思いが叶ったわけだから。
本当です。だから、全然人生に悔いはないですね。
あとは、だから俺いなくなったと、大丈夫なようにしとかなきゃっていう。
確かに。
で言うと、晴本さんには前回ちょっとお聞きしたんですけど、岸野さんの次世代への継承の仕方とかって何かちょっとあったら教えてほしいなっていう。
でもそれはさ、この間ヒデドンが例えば森道市場に来てくれたじゃないですか。で踊りの制御とかもやってねーみたいな。
で踊りの中央がちょっと矢倉近く空いちゃってるから寄せてって言ったときに、ヒデドンがあれどうやんですかって言うからちょっと見ててって言って、俺がバーって真ん中来てこうやるんだみたいな感じで。
確かに僕は外側からやろうとしてたんでなかなか響かなかったですけど、真ん中からやったらいいんだなっていうのは分かりましたね。
そうなんですよ。矢倉のほうに寄せないと結局輪がみっしりしちゃってて、外側の輪が。人間と人間の間に新しく踊ろうとしてる人が入っていけなくなっちゃうんですよ。
ヒデドンがすごくやってたことも大事で、周りで腕組んでいる人、ちょっとどうしようかな、踊ろうかな、うずうずしてる人をウェルカムっていうのがすごい大事なんだけど、
まず輪の真ん中のほうをなんとかしないと、矢倉のほうに寄せないと外側の輪がみっしりしちゃって人が入っていけなくなっちゃう。
で、「こうやるんだよー!」みたいな感じでヒデドンに見せたりしたんですよね。
そういうことは現場じゃないとできないじゃないですか。
だから現場でこういうふうなところに目を配って、導線とか作ってくるのが大事だよ、みたいなのをひたすら今はやってる感じですね。
このお二人がいるんで、やっぱ聞きたいのは、ボーンドリを運営する、円滑に回していくための工夫とかを、このPodcast自体そういう人を増やしたいっていうのがあるんで。
03:05
ごめんごめん、終わりにするんだけど、ウチワトークってタイトルでしょ。あんまウチワって言葉好きじゃないんだよ。なんとかなんない?
まあ、輪をかけてウチワっていうことを使ってるだけで。
踊りの分のことを言ってるんだ。
そうです。
なるほどなるほど。
っていう意味で本当のウチワの話をしたいわけではないですね。たまたまきっかけてるだけなんで。
そこはでも説明必要かもよ。
ウチワってどういうイメージあります?
スモールコミュニティ。
そういう意味は全くないですね。
でもみんなそう思うよ。
そうなんですか。
ハレボンさんもそう思いました。
私何にも考えてない。
それは多分言葉のイメージは人によってちょっと違うかな。
そうだろうね。そうかもしれないね。
なるほど。
ちょっと割り込んじゃったけど戻すと。
どこまで話したっけ。
僕が聞きたいのは運営を円滑に進めるためのお二人の工夫をちょっとずつでも話してもらったら、
要は現場でしか伝えられない。
現場だとよく分かるんですけど、この場でももし言えることが、
思いついたやつでも、全てはもちろん言えないんですけど。
多分今のお二人の反応を見ると、
二人とも非言語の自分の中でやってる。
ただそれを言語化していくことが、
多分次世代につなげていくことだと思うんですよ。
そうね。
文字通りの現場ってやっぱり生き物だから、毎回違うんで。
何かメソッドがあるわけじゃないんですよ。
そこは言語化がとても難しいところではあるんだが、
うーん、そうだね。
ほっとくと制御はなかなか難しいよってことで。
たとえば森道市場なんていうのも、すごく目を配ってコントロールしてるんですよ。
踊りの輪とかを指示出しをしてて、
踊りの輪の中に仕込んでる人間を指示出しをして、
今4列、これ5列にしてみたいなのをやってたりするんですよね。
06:04
うまくいってるのは何でだろうって思うかもしれないけど、
実はいろんなとこ目配せしてコントロールしてるんですよ。
それは結局あんまり理解はされないし、難しいとこだね、それね。
ハレボンさんで言うとMCというか、ヘッドセットだったりをつけてやることも多いと思うんですけど、
ありますね。
こういうところで気づいたことというか、ちょっとずつ改善してきたこととかあったら。
ちょっと割り込んじゃうけど、俺思いついたこといい?
いいですよ。
踊りの所作をやっぱりヘッドセットで説明してたりするんだけど、
それもやってる家中で言いすぎると、エアロビクスのインストラクターみたくなってきちゃうんですよ。
あれはちょっと強ざめなんで、加減が必要であるってことと、
あとは意外とラップ並みに言葉を叩き込まないと伝わらないなっていうのがあって。
例えば、右、左、右、左。手なのか足なのかわかんないじゃないですか。
だから結構ラップみたく、右足前に左足後ろ、左足前で右手上げるとか、
かなり言葉を叩き込まないとダメだったりするんで。
しかもそれを踊りが身体に入ってて先行して、
次右足前へとかも先行して言語化していくっていうことが結構大事だったりする。
そこが身体に入ってて、かなり練習をしておいて事前にナビゲートの。
じゃないとダメだなっていうのは思います。
それを聞いて晴本さんはどうですか。
でも確かに先行して言わないと後から言ったって遅いんですよ。
動きに合わせて言って、右、左、右、次右足前。
結構踊りながら曲に合わせて言うので、
私の中ではエビカニクスは全部言ってるタイプのやつなんですけど、
その振りを言う良い感じのタイミングの曲に合わせて、
09:01
先に振りを言わないとみんなそこに反応ができないから、それは結構練習しました。
そうなんです。本当に練習しました。
次くるっと回りますとかね、そういうのは先行して言わないとダメだ。
そうそう。同じようにみんな聞いてからやるから。
曲流しながら実際にやって口で、それを録音しておいて聞き直したりして、相当練習をしたり。
相当練習しましたね、あれは。
ありましたありました。
現場で何とかなるもんじゃないって。
あと慣れもありますけどね。
そう、慣れだね。
練習して、実際やって、やっと慣れて、物になるみたいな。
ハレモンさんはちょっと物になってきた感はあるんじゃないですか。
もうね、でもエビカニはね、本当にね、あれです。
コロナの時にボンボドラの、ボンボドリで繋ごうみたいなやつ流行ったの知ってます?
ちょっとしか知らないですね。
一時期、星野源がコロナの歌をみんなで繋ぐみたいなののボンボドラバージョンがあったんですけど、
その時にボンボドラの中で私も入れさせて、お声掛けいただいて、
結構ね、そのコロナのちょっと前からずっとエビカニエビカニやってたんですよ。
そう、みんながやらないけど、一人でエビカニクス温度をずっとやってて、
コロナの時もエビカニクス温度をやり、
もうなんか他のボンボドラからは、もうあんなのハルミ温度じゃんみたいなことをやゆされながらも、
今ではもうハレモン一応定番としてのエビカニになってるみたいな。
なんでエビカニがそんなに好きなんですか?
好きなのは、曲も好きですけど、絶対子どもたちとファミリーは絶対踊ってくれるんですよ。
それって未だにですか?
学校でやってる?
あのね、温度はやらないですけど、エビカニクスは絶対幼稚園とか保育園とか、
そこで耳なじみが良くて、温度だからってそこまで全然歌詞が違うってわけじゃないから、
やっぱ子どもたちもスッと入ってくるんですよね。
みんなね、でも踊り方はやっぱブーン踊りだけど、
ノリがいいから、子どもたちキラキラした目で私を見てくるわけですよ。
そうそう、キャッキャキャッキャって弾きながら一緒に踊れるから。
12:08
あれはね、けっこう幼児向け、子ども向け、
何ならパパママも一緒に踊れるように向けで、土堤盤にしてます、私の中で。
それ大事ですよね。
僕も学校でやってるかやってないか聞いて、採用すれば採用しないかとか決めますよ。
地域によってジャンボリミッキーだったり、エビカニだったりするから、リサーチをして。
でも私あと一つ、ちゃんとこれだけは必ずやろうと思っていることがあって、
近くの町会さんであったり、商店街であったり、そこの色を出したいんですよ。
それはね、僕も考えます。
ここでしかこれは踊らない、踊れないみたいなのを定番を作りたくて、とはいえ全然違う曲を掘って入れるんじゃなくて、
そこの地域の人たちに何か好きな曲ありますか?って聞いて、
例えばうちの品川区の江原町の近くに旗川岡神社ってあるんですけど、
旗川岡神社さんの三越の会の人たちが、率先してボードリーやりたいねって言ってくださったので、
実行委員会の中で何か好きな曲ありませんか?って言ったら、
ノーバディノーズの心踊るが好きなんだよねって一人の方が言い出したんですよ。
その実行委員会さんが6人、4人ぐらいの三越の三越勝入れますよねっていうお兄ちゃんたちのグループなんですけど、
そのノーバディノーズの動画もそれぐらいの男の団体が楽しそうに踊ってるのが、
俺たちもあんな風にずっと楽しくやっていきたいねっていう話を聞いて、
じゃあ心踊るで、その曲をここのテーマにしましょうって。
大事ですね、そういうのね。
っていうのを各所に作るようにしてます。
大東区、浅草の方だとサザンが人気なんですよね。
本当ですね。
サザンすごいですよね。
大東区だとサザンみたいな。
だからやっぱ地域によってね、いろいろそういう特徴が出るのはいいことですよ。
いいですよね。
15:00
でもね、その特徴を出すためにもその地域の人と付き合って、
っていうのが必要ですよね。
コミュニケーションというか。
やっぱそれはね、大切だし、人によっては面倒っていう人もいるだろうしっていう。
あんまり自分がやりたいことってないよ、そんなに。
それよりもやっぱり地域の人に話を聞いて、
住んでる人たちがやりたいことを実現化していくってこと。
そこに力を入れてるね。
次世代ではね、もうやっぱ体力の衰えを感じるので、
気づく気づかないポイントってあるんですよ。
やっぱり僕も生き物だからね。
こういう時にこうしたほうがいいよみたいな、
問題解決の方法みたいなのを提唱していかないと、
次世代につながらないから、メソッド化はできないので、
だからできるだけ現場を共有して、
そのときに一緒になって、こういうときこうするよ、こういうふうに解決するよみたいなことを提唱していくのが、
今は大事だと思ってる。
それも時間切れになるから、
頑張っていろいろ共有できる人を増やしていけるというかね、そんな感じだね。
それはどういう、現場現場で協力してる人とかに声をかけていって伝えてる感じですか、岸野さんの場合は。
そうですね。
あとね、人によっては良かれと思って、こうした方がいいんじゃないですかみたいなことを言い出す人もいるんだけど、
今それを言う局面じゃないから、みたいな。
下手すると空気読めみたいな感じになっちゃうんで、
言い方が難しいな。
とはいえ、そんなことばっかり起きるんですよ。地域の中でいろいろ動いていくと。
それは場の空気というか、人間関係の空気なのか、踊りの場の空気なのか、それも両方。
両方、両方あるね。
踊りの制御みたいなことは、単なる現場面の処理だからなんとかなるんだけど、
人間関係においてのそういったことに関しては難しいね。
18:05
さっきの一乗児の話だと、若い人、学生はゴミ拾いをやる理由がちゃんと言語化して、
伝えないとわからないとかってなると、なかなか伝えていくのは難しいのかもしれないなっていう。
非言語のところが共有しづらくなってるとしたら。
そうだね。しかも苦労話になっちゃうとさ、みんなやりたがらないでしょ。
できるだけ楽しいよっていう風にしてるわけよ。
カルボンさん、今の話聞いてどう思います?
そうですね。楽しいことばっかりじゃないですからね。
僕もカルボンさん派で、あんまり楽しい楽しい言ってて、
じゃあ現場行って楽しくないことも結構起きたときに、
えーみたいな思われるんだったら、最初から厳しい世界だよって言っておかないと、
それでも共有しようとしてくれる人じゃないと、そもそも繋が続かないんじゃないのっていう。
特に地域の。
私の場合は、まだ人生代に継承しなければいけないんだけど、
どちらかというと、めんどくさい部分はとりあえず今は引き受けるから、
とにかくちょっと楽しい、楽しいじゃんっていうことをまず今やらせてって、
だけどそのめんどくさい部分も実はあって私やってるよっていうのをなんとなく伝え、
そのめんどくさい部分となんとなくいい具合に引き寄せられたら、
なんか薄まるかなーっていう今フェーズです。
なんとなくわかりません、これ。
だからつなぎ役みたいな、あくまでもまだ今の。
とりあえず今つないでます。
でも最終的にはここにたどり着いて、あなたたちがやるんだけれども、
まだめんどくさいのを引き受けるからまだ大丈夫だよ、みたいな。
そうですね。あまり怒って帰っちゃう人とかいますからね。
何年か僕と一緒にやってて、
補佐的に動いてるナンバー2みたいな人とかが、
あの人はやり方わかってるみたいな感じで、
僕にダメ出しするんですけど何なんですかあれとか言って、
篠さんには言いますけどみたいな。
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気分悪いから帰りますとか言って。
めんどくさーい。
あとその話の通す順番とか、
今の現役世代の長老の人たちって、
やっぱりめんどくさいところ結構あるじゃないですか。
そことやり合うというか、ちゃんと話して向き合ってやるんだったら、
そううまくスライドするのもなかなか、
次の世代はわかんないんですけど、
実際にやり合うっていう言葉がちょっとまずいんですけど、
まあまあ厳しいなっていうのが、僕の実感としてあるんですね。
どっかの段階ではちゃんと厳しさというか、
向き合わないと、まだ10年ぐらいは。
まだまだね、やんなきゃいけないことある。
なんかあんまり僕知らなかった言葉なんだけど、
ファーストペンギンっていうの。
水に飛び込むペンギンがいて、
飛び込んでも大丈夫なんだって後からみんな飛び込んでる。
俺の役割は結構ファーストペンギンっぽい。
結構周りもペンギン、
飛び込んでも泳げるじゃんみたいにバタバタ入ってくるんだけど、
なかなか最初の苦労は知らなかったりするから。
沈んできますね。
沈んでったり、歴史的になったり、いろいろ。
熱いと言われちゃったりみたいな局面も。
そこにまたまあまあまあみたいな感じで入ってる。
いろんなことが起きますね。
起きますね、本当ですけどね。
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