今回の要約
岸野さんと晴盆さんは、盆踊りを単なるイベントではなく、自分たちが暮らす地域を豊かにするための手段として捉えている。岸野さんは「自分の住んでいる町をちゃんとしたい」という思いから、晴盆さんは「年を取っても近所で人とつながれる場所を残したい」という思いから、地域での盆踊りに関わっている。
話題は、商店街の店先に椅子を置き、通りすがりの人と自然に会話が生まれるような街の理想像にも広がる。一方で、表に見える華やかさの裏には、町会との調整、掲示板貼り、助成金の確保、貼り出す時期の調整、地域の順序や慣習への配慮など、地道で面倒な実務がある。二人はその面倒さを避けず、長い時間をかけて信頼を積み上げることが、地域に根づく盆踊りには不可欠だと語っている。
<全体の概要>
2026年5月。オンラインで収録しました。品川区で活動される晴盆さん。墨田区を中心に活動する岸野さん。今までは挨拶した程度の関係性だったんですが、私(ヒデドン)がぜひ二人の対話を聞いてみたい。で実現しました。なんだかんだで、オンラインしたのは150分。言い出しっぺは私なんですが、どう編集(カット)していいのか、途中から分からなくなったので、ほぼノーカットで5回に分けて配信します。盆踊りが中心ですが、いろいろな話をしました。
感想
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今、お話を聞いてて思うのは、やっぱり面倒くさいことであったり、
でも地元であったり地域でやりたい。
まあある程度ね、今だったら特に東京だと予算があって、
もうバコーンって当てはめるだけの盆踊りも多分あると思うんですけど、
なんでお二人は地域であったり、地元であったりでやりたいのか、
っていうのをちょっと改めてお聞きしたいなっていう。
僕がだから町会のそういうのをやったりするのは、
当然のことなら全部ボランティアですよ。
一線ももらってないし、むしろ出してる方ですよね。
なんだけど、やっぱり自分が住んでるところでしょ。
だからそこをちゃんとしたいですよ。
自分の住んでる町を、いい町にしたいって言うのも変な言い方。
まあ同期はほんとそこですよ。
アルボンさんは、先ほどね、最初に言っていただいたんですけど、
ちょっと改めて。
おばあちゃんになった時もすぐに行ける場所ってね。
そうですそうです。
でもね、この間、地域の社会福祉協議会が、
民生委員さんとか集めて、夜のイベントをやってらっしゃった時に、
いろんな人が集まって、各テーブルがあって、
そのテーブルの5人ぐらいで、何かをテーマに話すっていうイベントがあったんですよ。
その時に、そのテーブルのテーマが、
将来自分がこうなりたいっていうテーマだったんですけど、
改めて、将来どうなりたいかなって考えた時に、
こうなんていうんですかね、
私どっちかって言ったら、商店街1個なんですけど、
商店街の店先に椅子を置いて、座って、
通り過ぎる人がみんな知り合いだったら楽しいだろうな、みたいな。
で、通り過ぎる人が、おー!おー!みたいな。
おー!ちょっとお茶飲んできなよー!みたいな。
おばあちゃんになりたいなと思った時に、
街を知らないとできないな、みたいな。
そうですね。
で、フォーモードリーがもうそれはうってつけで、
それはもう趣味にもなってるし、
自分が楽しさを伝えられる人だと思っているので、
そうですね。
そういう感じです。
いいですね、それね。
パリなんて、次々、角々は全部カフェじゃないですか、ほぼ。
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やっぱり通ると、外に椅子出してるでしょ?
外に椅子出してくる。
で、「よー!」とか言って、「あれ、どこ行くの?」とか。
会話始まって、「まあ座んないよ!」とか言って、会話が始まって、
結局飲んでくんですよ、コーヒーとか。
あの文化がすごく良くて、
日本でもそうなんないかなと思って、
やっぱり道に椅子が出てて、それでお茶飲んでるとか、
軒下の園内みたいなね、
ああいうのの文化をもうちょいね。
そうですね、欲しい。
欲しいんですよね。
そうそうそう、わかります。
だから駄菓子屋さんとかももうないじゃないですか。
そうね。
なんか懲戒でやらないかな、一緒にみたいな。
ほんとですよ、空いててシャッターになっちゃってるとこね。
そうそうそうそう。
だから懲戒会館とかも、やっぱりその会館も使わなかったりするから、
なんとなくハッター開けといて、お菓子いっぱい並んでて、
なんとなく椅子出して、おばちゃんたち喋ってて、
あんた寄りなさいよ、みたいな。
学校帰りちょっと見てくみたいな、
そういうの将来やりたいな、みたいな。
沖縄なんかだとね、結構座を設けるって言って、
もうなんか集まって三振とか弾き始めて、
歌繋いでいくみたいなね、そんなんあるんですよね。
そういう文化をぜひぜひ。
やりたいですね。やりたいやりたい。そうそうそうそう。
そうなるとあれですよね、
男のおばあちゃん元気とか、いろいろ健康の確認とかになったりするしね。
そう、ほんとほんと。
今ラジオ体操ぐらいしかそういうのなくなっちゃってるから。
そうですよ。そうなんですよね。
団地の集会所とかでもそういうの使ってほしいよね。
うんうんうん。
なんか盆踊りの話からちょっとあれですけど、
でも基本のスタンスはそれなんですよ。
住環境を充実させたい、豊かなものにしたいっていう。
老いも若きもね、子供も。
じゃあその一つとして盆踊りがもうあるみたいな。
あるっていうことね。
なるほど。
やっぱりなんかね、
二人の活躍を見てるとすごい華やかにやってるようには見える。
とにかく華やかじゃないですよ。地味ですよ。
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そう、地味ですね。地道な草の根活動ですよ。
ほんとほんと。
ハルボーンさんもね、いろんなところから声がかかって、
なんかそういうあんまり地道なところは、
つぶやかれてる時もありますけど、
あんまり人には伝わらずらいところだと思うんですけど。
そうですかね。
でもまあ楽しそうにやってるから、
みんな集まってきてくれて、
何なら結構手伝ってくれる人が増えてきたんで。
いいことだ。
こんなこともやってるんですね、みたいな。
でもまたコミュニティが、本当はめんどくさいんだけど、
みんな楽しそうにやってくれるっていうのがいいなと思って。
照らしの掲示板張りとか、
本当に地味な作業なんですよ。
カラカラカラーって開けて、パッてつけて、
カラカラカラーって閉めて、はい次地図見ながら、
あああそこだ、みたいな。
まちの掲示板がね、ほんと大事ですよね。
ほんと大事。
地域の催しっていうのはね。
ひでとも一昨日かな、
森道市場とかフェスとかさ、
そういう華やかなのを見てくれて、
俺もそういうこともXとかで書いたりするから、
そういう派手なあれかなと思われるんだけど、
本当にやってることは掲示板張りとか地味ですよ。
でもXで書くよりもね、
やっぱり地域の催しっていうのは、
いかに町会の掲示板に張り出すかなんですよ。
Xに書いても、
尾向さん、宮本さんとかに伝わらないですからね。
リードしないんですよ。
リーチしないんです。
そう、町会の掲示板に張ったら、
尾向さん、お隣さんにもリーチするんですよ。
それほんと大事で。
そのタイミングもなかなか難しくてね。
僕がやってる10月25日の墨本みたいなのがあるね。
それはまた町会の盆取りとは違って、
区の主催の盆取りなんですけど。
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それがね、最初のうちは何だろうな。
墨田区の文化財団みたいなのが、
早いうちに各町会に送ったほうがいいだろうって、
8月とかに送っちゃったりするんですよね。
でも結局9月の第2週の牛島さんの祭礼の盆取りのときに、
全部それ剥がされちゃって、入れ替えられちゃうから。
結局10月の当日近く、前の週、前々の週なんかには、
張り出されてないことになっちゃうわけ。
だからタイミングがすごい大事で。
10月の頭に張り出されるように、
ちゃんとタイミングを見て、
各町会に発送するようにしてくださいって。
してからだいぶ変わりましたけどね。
剥がされちゃうんですか?
そう。だって次の催しがあったら、
そんな半年間なんて張ってってくれないですよ。
やっぱり町会で一番大きな催しって言うと、
9月の祭礼ですから。
そこは過ぎないと、
結局意味がないんですよね。
どんなことも何年もやってるとだんだんわかってきて、
それが伝えられるようになってきて、
調整ができるようになってくるわけですよね。
素晴らしい。
もう大変ですね、その辺の調整がね。
なるほど。
じゃあそろそろ、
今年であったりの状況を、
もし話せる範囲で話してもらえたら。
別のテーマでも全然いいよ。
現状とかでも。
ハルボンさんとのクロストークみたいなイメージでいたんだけど。
全然それでもいいですよ。
お互いのスタンスみたいなものとかも。
すごく難しいことはしてるなというのを、
Xとかは通じてですけどね、知っていて。
本当に今日はお互い大変ですよね、みたいなね。
そういう話にはなるんだろうなと思ってたんですよ。
今まで話してみてどうですか、お二人は。
いや、わかる。
そうそう。
懲戒系は本当わかるなって、
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ちょっとしみじみジーンときました。
でも一度お会いしたことはあるんですよね。
そうなんですよね。
お酒の席だったんですけどね。
やっぱり大井町のほうで、
どっちかというとハルボンさんのフィールドの近くのほうで、
何か企画が持ち上がって、
篠さん何かできることありましたら、みたいなことで呼び出されてて、
相談みたいな感じだったんですけれども。
そこは第三者がいて、相談を受けてて、
ハレボンさんもその場に呼び出されていたみたいな感じですよね。
そうです。
そのときはご挨拶はできたし、軽く何かお話はできたけど、
ここまで深い話は全然できてなかった。
してないです。
そのあと何度かハレボンさんの企画にもお邪魔をしたことがあるのかな。
音響の手伝いかなんかで、
ミヨガールズバンドみたいなのが出演されるときに、
音響のことで相談を受けて、
つき添いでいった覚えがありますね。
ハレボン踊りのときですね。
そうですね。
都合社八幡でミヨガールズさんをゲストでやっていただいて、
一体の踊りでした。
あれもよかったですね、すごくね。
あれは品川区の助成金が取れたんですよ。
よかったですね。
でもあの助成金もちょっと残念ながら、
文化観光系の助成金で、
その次の年には女性の区長さんになって、
子育て支援の方に力を入れた制作をされたから、
文化観光が切られてしまい、
そういうことが来るんですね。
そうなりますね。
1年目でやっと1回目できたから、
あと3回までって使えるじゃないですか、助成金で大体。
だから2回、3回ととりあえず続けられるなって思ってたんですけど、
もう1回目で助成金なくなっちゃいました。
みたいになっちゃったんですよ。
1回目の時にお世話になった区役所の担当の方からも、
ごめんなさい、なくなっちゃいました。
ごめんなさい、晴子さん、自立してくださいって言われて。
ああ、みたいな。
でもその時に、1回目の時に、
徳島八幡の周りの宮前商店会さんとか、
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徳島四丁目町会さんとかが、
自分たちは宮前フェスタっていうのを同じ時期にやるから、
そこに一緒に晴本踊り、あれで終わっちゃうのはもったいないし、
地域の人たちみんな喜んでたから、
宮前フェスタの中で晴本踊りやろうよって言ってくださって、
2回目、この間、去年やらせていただいて、
これからも続けさせていただけることになりまして。
よかったですね。
よかったです。みなさんに助けられて、やらせていただいてます。
僕もだから墨田公園でやってるのは、
そのスミボンっていうね、毎年10月25日とかにやってるものが、
それは区の主催で、区の予算ではできてるんですよね。
ただ、すごい少ないから、
自分が知っているところの財団にお願いして、
少しちょっと足してくださいみたいな。
予算を足してやってる感じですね。
そうなんですね。あれOKですもんね、でも。
まあ、今年ではね。
でも、そこも本当にいつもついついモリモリになっちゃうから、
今年はここまでやろうとかね。
そんな感じで年度の計画を立ててやってますよ。
すごい。
あとは、とにかく僕がいなくなってもできるように。
今はもう継承できる人を探してますね。育ててる。
素晴らしい。
あと公演でやってる盆踊り、
ちょっと野良盆さんとか呼んでやってるようなものは、
自主企画ですね。
ただ観光協会さんが少し支援してくれてるっていう。
ただ実際は賄い切れてないからね。
ちょっと地腹の部分もありますね。
そうなんですか。
とはいえ、すごく良い風景が作り出せてるので、
自分の本当に住んでるところでこんなことができるなんてっていうね。
そっちのほうが上回ってますね。
なるほど。そうか。
じゃあ千葉郎は。
共産呼びましょう、共産。
そうなんですよね。
なんとかね。
お金の区面って難しいですよね、そういう。
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やっぱりそれで良しとは全然思ってないんで、
本当になんとかしたいとは思ってますよ。
なんかハルボンさんから吉野さんに聞いてみたいこととか、これは。
でも私あれです。吉野さんは記事でも見てたし、
一番最初に吉野さんのイベントに行ったのが、
小学校の体育館でやったのが一番最初でした。
神戸小学校かな。
本当は橋の上でやる予定だったのが、雨で中止になって。
神戸小学校の体育館でやったときかもしれないね。
体育館でやったときに、
ちょっと世界観が違いから、
普通の盆踊りとは違って、やっぱりDJも入って、
音楽が普通の洋楽とも違うし、みたいな感じだったんで、
結構衝撃を受けたのと、
あとちょっと個人的に私スチャダラ好きなんですよ。
そうなんですね。
スチャダラパーが自分の中学時代にすごいファンで、
それだけでただ胸圧でした。
でもあのときは一瞬でしょ。
合集音頭でゲストで入ってもらって。
でもそうだ、アニーのパートもあった。
それで踊った。
ドーナツディスコさんのやつで、
だから下手にファンだから、
踊ってる場合じゃないけど、踊りたいけど、見たいけど、みたいな。
その問題ね。
踊るの問題。
それがね、ずっとついてまって。
最初のほうはステージとヤグラが分かれちゃってたんですよ。
それ東京の川内音頭でも起こることなんで、
金曜の時に。
みんなステージの前で陣取っちゃって見ちゃうから、踊ってくれなかった。
あれは難しいですね。
どっちもありなんだけど、今はやっぱり踊りの輪が大事だなと思ってて、
できるだけヤグラで演奏もしてもらって、
楽しいかも。
それはできるだけ心がけてますね。
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そうですか。
スミ盤がまさにそうですもんね。
そうなんですよ。
それ頑張ってなんとかやってます。
素晴らしいです、あれは。
それは頑張らないとやりづらいことなんですか。
そうだね。結局、踊りのリードをどこに置くかとかね、
そういう問題になってくるんで。
演者でヤグラの上いっぱいになっちゃうと、
リードの人、下降りなきゃいけなくなったりするから、
そういうのがなかなか難しかったりするんですよ。
それでまた地元の隅田民謡連盟さんとかのマダムにお願いしてるから、
それを下でやってくれとは言えないから。
言えないですね。
なかなか難しいです。
それをヤグラのやや下の方にエプロンステージみたいなの作って、
演者はそこでやって、リードは立てて上で踊っていただいて、
太鼓ぐらい置いておくけど、
そんな感じのステージを作ったり、
本当にいろいろ毎年試行錯誤は未だにしてますよ。
ただやっぱり分かれちゃうのが嫌なんですよね。
見る人と踊る人が。
確かにそれは思いますね。
森道市場なんてね、9メートルかける9メートルのステージが、
ヤグラの代わりに真ん中にあって、
演者が全部そこにも乗れるから、
だからだいぶああいうのがいいよね。
空間が広ければもうあれが理想ですね。
という感じで、次はどうしましょうか。
もういくらでも話したいことありますけどね。
ひでどんが最近聞いてた、
ボン・オドラーという故障はいかがなものかとか、
踊りつけ部とか、
故障があったりするじゃないですか。
そうですね。東京だと多分ボン・オドラーで
全然みなさん気入れていると思うんですけど、
関西でボン・オドラーって言うといい顔されないんで。
東京でも一部ではそうだよ。
そうですね。
あんまりその呼び方を心よく思ってない人もいるよね。
そういう人は関西だと踊り子っていう風に
呼んで欲しいみたいな感じなんですけど、
関東だとどう呼んで欲しいですか、
ボン・オドラーが嫌な人たちは。
どうなんだろうね。
どうなんですかね。
人によって違うからな。
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ラーとか言う人もいますからね。
ありますあります、すごい練習したねみたいなね。
ありますあります、そうそうそう。
もう全然こだわりないですよ、僕は。
ただあれかな、やっぱり、
ハレボンさんとかそういう場を作ってる人は、
とても敬意を主張したいですよ。
ありがとうございます。
24:39
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