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2024-08-08 20:00

【映画ラジオ】めくらやなぎと眠る女

『めくらやなぎと眠る女』
http://www.eurospace.co.jp/BWSW/

#映画 #村上春樹
#ピエールフォルデス
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サマリー

村上春樹原作のアニメ映画【めくらやなぎと眠る女】について話しています。映画は震災後の東京を舞台に、小村の妻である京子の失踪という出来事を通じて、喪失と再生のテーマを描いています。作品は世界的にも高い評価を受けており、アヌシー国際アニメーション映画祭では審査員特別賞を受賞しています。【映画ラジオ】ではめくらやなぎと眠る女のアニメ映画について話しています。映画館では限られた上映館での公開となっていますが、リアルさと不思議な感覚を持つ登場人物たちの物語性が魅力的で、ロックTシャツを着たおじさんも多く見かけます。

アニメ映画【めくらやなぎと眠る女】のあらすじ
こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、【めくらやなぎと眠る女】というアニメーション映画について話してみようと思います。
こちらまだ映画を見ていない人で、これから見る予定がある方は、毎情報なしで見た方が絶対面白いので、
映画を見てからこの配信を聞いていただければなと思います。
すでに映画を見た人、見ていないけど見る予定がない人は、ぜひ配信を聞いて、どんなお話なのか、共有させていただければなと思います。
ということで、まずあらすじを読みます。
2011年、東日本大震災直後の東京。
刻々と被害を伝えるテレビのニュースを見続けた京子は、置き手紙を残して小村の元から姿を消した。
妻の突然の失踪に呆然とする小村は、計らずも中身の知れない小箱を同僚の妹に届けるために北海道へと向かうことになる。
同じ頃のある晩、小村の同僚の肩切りが家に帰ると、そこには2メートルもの巨大なカエルくんが彼を待ち受けていた。
カエルくんは迫り来る次の地震から東京を救うため、こともあろうに控えめで臆病な肩切りに助けを求めるのだった。
めくらやなぎ、巨大なみみず、謎の小箱、どこまでも続く暗い廊下。大地震の余波は遠い記憶や夢へと姿を変えて小村と京子、そして肩切りの心に忍び込む。
人生に行き詰まった彼らは本当の自分を取り戻すことができるのだろうか。
というお話ですね。
この絵はですね、監督脚本、ピエール・フォンデスさんという方が作られていて、この方音楽家でアニメーション作家だそうですね。
原作は村上春樹の6つの短編になります。
カエル君東京を救う、バースデーガール、かいつぶり、ねじ巻き鳥と火曜日の女たち、UFOがくしろに降りる、めくらやなぎと眠る女、という6つの短編を再構築して1本の長編にまとめた、村上春樹原作初のアニメ映画ということで、非常に珍しい映画なんですよね。
これはですね、原作オリジナル版はですね、映画のオリジナル版は英語で作られていまして、私が見たのは日本語版ですね。
またこの声優さんがすごく良かったですね。
主人公の小村は磯村優人さんが声を担当していて、京子はひょんりさんですね。
村上春樹原作のアニメ映画
あとカエル君はですね、古田地勘次さんという渋い俳優さんが声を担当しています。
声、声優さんもなんか楽しめるっていうのですごく良かった映画だなと思います。
世界最大のアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員特別賞を受賞している。
新潟国際アニメーション映画祭で第1回目のグランプリに輝いた映画であるということ。
さっきも言いましたけど、村上春樹原作初のアニメ映画であるということ。
あとは作り方が面白くてですね、これは実写撮影をベースにしていて、
要は人がこの中のアニメーションの元になる演技を動きながらやって、
その撮影をベースにしてアニメーションが作られるというライブアニメーションっていう
方法で作られたアニメ映画なので、結構ね動きがリアルというか生々しい雰囲気がありましたね。
それもあってかこの映画全体的にやや薄暗くてちょっと気持ち悪くて不思議で謎めいている映画だなと思います。
この映画のアニメ映画の作り方と雰囲気がすごくマッチしているものなのかなと思いました。
新潟国際アニメーション映画祭の審査委員長を務めた、
世界的にも高い評価を受けているアニメ映画ということで、
その手法も素晴らしければ、
このアニメ映画の作り方と雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気の雰囲気が
一致した唯一の作品とコメントされているということで、
世界的にも高い評価を受けているアニメ映画ということで、
その手法も素晴らしければ村上春樹初の原作アニメということで、
そんなところも注目ポイントなのかなと思います。
このアニメ映画の主な主人公は小村とその妻の京子。
小村の同僚の肩切りということで、
ちょっと人物紹介みたいなものもしていければなと思うんですけど、
小村は東京信託銀行融資家で働くサラリーマンですね。
妻の京子は震災以来その報道をテレビで見続け寝ないんですよね、この京子さんはね。
いきなり突然姿を消すという、妻が失踪するという目にあってしまう小村です。
落ち込んでいる時に同僚の佐々木という人から、
中身がわからない不思議な小箱を北海道にいる妹まで届けてくれと頼まれるという、
そんな北海道への旅をする小村ですね。
その小村の妻である京子は小村とは地元が同じで、
もともと小村の親友である広志と付き合ってたんですが、
ある出来事をきっかけに小村と結婚することになりました。
東日本大震災が起こってからはその報道をずっと見続けてですね、
寝ない、ご飯も食べない、トイレにも行かずに、
ずっとキャミソールに下着だけをつけた状態で、
ソファに座って暗闇の中、震災の報道を見続けているという、
喪失と再生、謎の要素
で、突然小村の前から手紙だけを残して姿を消してしまう人です。
肩斬りですね。小村の同僚の肩斬り。
東京新宅銀行有志家で働くうだつながらないサラリーマン。
もうね、うだつながらないサラリーマンと言われてパッと頭に浮かぶ、
その人が肩斬りですっていうような、
大隈障子園という会社への多額の融資、焦げ付いてるんですよね。
これを回収しろと、上司の鈴木という人から強く詰められていて、
無理難題を押し付けられているという、ややかわいそうな人です。
で、すごく困った困ったとなっている人です。
で、この人は、大隈障子園で働いている人です。
ややかわいそうな人です。
で、すごく困った困ったとなっている時に、
ある日、家に帰ると、そこには巨大なカエルくんがいるという。
これが面白いですね。
で、カエルくんですね。
古田地勘次さんが声優しているカエルくんなんですけど、肩斬りの自宅で彼を待っていたカエルです。
もうその通りカエルです。
ただ、喋ったり、紅茶を飲んだりします。
自らのことをカエルくんと呼ぶように、しつこく肩斬りに迫る。
肩斬りはですね、すごく礼儀正しいサラリーマンなので、
初対面の人にね、くん付けとかはできないんですね。
カエルくんって呼んでくださいってカエルくんが言っているのに、
カエルさんって言っちゃって、
その度にカエルくんは、カエルくんって呼んでくださいって言うんですよ。
そのやりとりがね、結構癖になります。
そんなカエルくんはあることから、東京を救うために肩斬りに協力を求めにやってきた人なんですね。
このカエルくんと肩斬りが、東日本大震災の後、また東京に危機が迫っている中、
なんとかその危機から東京を救おうとしてですね、戦う二人。
いわゆるバディーってやつですね。
そんな二人です。
で、小村と京子肩斬りを取り巻く登場人物っていうのも結構たくさんいてですね。
なので、映画見終わった方は是非ね、パンフレットを買って人物双冠図を見ると、
あ、そうだったそうだったと思い出せるので、すごくいいと思いますね。
私も今パンフレットを見ながら話してます。
とにかくですね、小村も京子も肩斬りくんも、震災が起きる前から、
なんか自分の中の空虚、虚しさ、喪失感みたいなものを抱えて生きてきた人なんですよね。
ただそれが東日本大震災をきっかけに、大きく露呈してしまうというか、気づいてしまう、そんな三人なんですよ。
もともと失いかけている自分を取り戻そうとする、そんな動きにも見えるんですね。
村上春樹の小説でよくあるパターンですね。
喪失と再生っていうテーマが、このアニメにも通廷しているテーマだなというふうに思いました。
そこで出てくるのが、いくつかの謎ですね。
私が今パッと浮かぶだけで言うと、三つ四つの謎が明かされないまま、この映画が終わるんですよね。
もっとあるかな。小さいものも含めるともっとあるかなと思うんですけど、
これは一体何だったのかっていうのが、多分ね、映画を見た人同士で話すのがすごく楽しいと思うんですね。
私はこの映画について今度ケヤンさんと早起きの読みっぱなしで話すことになっているので、
その謎についてはね、ケヤンさんとあれどうなのかな、みたいなふうに話せたらなと思っています。
今日は登場人物の中で、この人の個々が好きだったとか、嫌だったとかそういうのがあったりとか、
私がやっぱり好きなのは片桐さんとカエルくんのペアですよね。
片桐はすごくいい人で、もう本当にうだつが上がらない。
多分ちょっと電車で隣に片桐さんが座ってたら、ちょっと違う席ないかなと思ったんですけど、
そんなおじさんなんですけど、なぜならこの人はね、もうくたーっと寝ちゃうんですね、疲れ果てて電車の中で。
電車で隣に座っている人がもたれかかってきたりするとすごく嫌じゃないですか。
そうなりそうな人の隣にはあんまり座りたくないので、
片桐さんとカエルくんのペアで話すことになっています。
ただすごく礼儀正しくてですね、ギリがたいというか、
仕事にも誰よりも一生懸命で、ただ誰にも認められないという、
とにかく不遇な人だったりとか、
おじさんとカエルくんのペアで話すことになっています。
ただすごく礼儀正しくてですね、ギリがたいというか、
仕事にも誰よりも一生懸命で、ただ誰にも認められないという、
とにかく不遇な虚偶にいる人なんですよね。
そこに出てくるのがカエルくんなんですよね。
カエルくんはさっきも話した通り古田知幹事さんが声をやっていて、
アニメ映画の魅力
それがもう本当にベストマッチで、キャスティングした人ナイスって感じなんですよね。
カエルくんは本当に正義感にあふれていて、
不思議な力を持っているはずなんですよ。
片桐が焦げついた融資を回収しようと思って困っている大熊障子の件も、
なぜかカエルくんが解決しちゃったりするんですよね。
それで片桐はカエルくんのことを信じて、
一つ貸し借りができてしまったという形になるので、
カエルくんが救おうとしている東京の危機ですね。
それに自分も関わってカエルくんを助けなければと、
片桐は思うようになるんですよ。
カエルくんはですね、いきなり片桐の部屋に上がり込んできて、
お上品に紅茶を入れて、紅茶を飲んだりするんですね。
話し方もすごく上品で、カエルくんって呼んでくださいっていう、
なんだろう、そこにちょっとだけ可愛い気があって、
それ以外は気持ち悪いし、時に凶暴だし、
存在自体が意味不明なんですけど、
変に可愛さがあってですね、カエルくん結構好きですね。
私はカエルはすごく苦手なんですけど、
この映画のカエルくんは好きですね。
あとは小村と京子はですね、ちょっとこの2人気持ち悪くて、
私はなんか嫌だなって思ったんですよね。
まあそもそもこの映画あんまり好ましい人が出てこなくて、
みんなどっか不思議だし、なんかちょっと嫌味な感じがあったり、
思わせぶりな雰囲気があったりして、
あんまり好ましい人物出てこないんですけど、
その中でも小村と京子はちょっとなーって感じでした。
特に京子はですね、昔付き合ってたヒロシと、
当時若い時だと思いますけど、
イチャイチャをですね、小村の前で見せつけるようにするんですよ。
で、そん時はですね、
イチャイチャをですね、小村の前で見せつけるようにするんですよ。
で、そん時の京子のだらしない雰囲気がすごく嫌で、
人前でイチャついてるカップル見るとこう、
目を合わせないようにしたりするんですけど、
それのなんか斎たるカップルみたいな感じが、
京子の若い時で付き合ってたヒロシとですね、
小村よくこんな人と結婚したなーと思うぐらい、
小村も結構変な人なんですよ。
で、村上春樹の映画に、映画というか小説によく出てくる、
何故かモテる男小村ですね。
あんまりイケメンには描かれてないんですけど、
イケメンなんでしょうね。いい男なんだと思うんですね。
とにかく女が寄ってくるという小村ですね。
で、北海道に不思議な旅をして小箱を届けた先の妹の友人と、
いい仲になっちゃうっていうね。
この妹の友人島尾っていう人がいるんですけど、
この人と小村とのラブホテルでのシーンはすごくね、
リアルだったなぁと思いますね。
なんか生めかしさがすごくリアルで、
髪の長い女の人がこういう仕草するするみたいな、
こんな感じきっとなるみたいな、
そんなイチャつき方でしたね。
私はショートカットなので、島尾のような、
髪の長い人の動きっていうのはできないんですけど、
やっぱすごくリアルで、冒頭言ったこの映画の作り方、
ライブアニメーションだからこそ、実現できたリアルさなのかなと思いました。
なのでまとめるつもりはあんまりないんですけど、
いろんなところに面白さがあって、
それはこのアニメーションの作り方、リアルさだったり、
全体を通して伝わってくる不思議な感覚、不気味さだったり、
どこかこう自分を投影してしまうかもしれない、何かを喪失している登場人物たち、
映画館での上映
あとはそんな中、正義を一手に引き受けて戦っているカエルくんのかわいさみたいなところ。
すごく絶妙なバランスでできている映画だなぁと思いました。
最初にアニメーションの作り方は、
おしゃれなカエルが出てくる映画ではありますが、
人によっていろんな面白さ、気づき、謎があるアニメ映画で、
原作を知らなくても、これだけで十分楽しめる映画だなぁと思いますね。
そしてアニメーションの作り方は、
人によっていろんな面白さ、気づき、謎があるアニメ映画で、
原作を知らなくても、これだけで十分楽しめる映画だなぁと思いますね。
そして一度見たらもう一回見に行きたいって思います。
ただこれね、あんまりやっている映画館が多くなくて、
限られているので、なかなかホイホイと気軽には見に行けないかなと思います。
私が行ったのは雄楽町のビッグカメラの上にある、
読売会館でしたっけ、そこにある映画館だったんですけど、
結構満席に近かったですね。
で面白いのがですね、ロックTシャツを着ているおじさんが多くて、
なんかそういう共通点があるのかなって。
ちょっとそんな一人で面白がってたりしましたね。
まぁもう一回見に行けたら行きたいんだけど、どうかなぁと思ってますね。
けんあさんと語り合ったら、またもう一回見に行きたくなっちゃうのか。
そうだ言ってなかったですけど、これはオリジナルが英語版ということで、
その翻訳協力をしたのが柴田本幸さんということでね。
これを言っとかないといけなかった。
オールスターみたいな感じですよね。
だからね、見た人と話すのがとっても楽しみな映画だと思います。
もしね、見た人いたら感想を話し合いたいなと思います。
ということで今日は、目黒柳と眠る女というアニメ映画について話してみました。
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励みになります。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。
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