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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、女らしさは誰のため、ジェーン・スーさんと中野信子さんの本について話してみようと思います。
女らしいは尊か徳か、女らしさは誰のために存在するのか。
そもそも世間が考える女らしさとは何か。生き方が多様化し、男女共に正解やゴールがない今、私たちはどのような道を選択すれば心地よく生きられるのか。
コラムニストのジェーン・スーと農家学者の中野信子が、女性のみならず、男性もが知らず知らずのうちに組み込まれている残酷なシステムをつまびらかにする。
ということで、みんな大好きジェーン・スーさんの本ですね。
お二人が雑誌か何かの対談で話された内容が新書になったもののようです。
自分らしくいたいだけなのになぜかうまくいかないあなたへ。
自分の欲望をなめるな。普段はひた隠しにしてもその炎が消えることはありません。
隠せば隠すほど胸の奥でくすぶり、自由活達に生きる人を恨めしく思い続ける燃料になってしまう。
一方中野信子さんは、私たちは迷い、間違える、正しい答えを選べない、何が正しいのかすらわからない。
私たちは不完全である。しかし、こうした私たちの不完全性が何かの意味を持つのだとしたらどうだろうか。
ということで、フェミニズムなお話かなと思って配信聞くのをやめようとしているそこのあなた。
そこのあなた。
もうちょっと聞いてみてください。
女らしさって何だろうと思って手に取った本ですね。
私はですね、女らしくいないといけないとか、あまり思ってないというか、そこまで意識してないと思うんですよね。自分が。
なので、女らしさってなんやねんと思って手に取りました。
で、さらにそれが誰のためってこうついてるわけですね。
誰のため、自分が自分であることは自分以外の誰のためなんだみたいな。
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めっちゃ意味わからんと思って買いました。
女らしさって何でしょうね。
そしてそれは自分以外の誰かのためなんでしょうか。
そんな問いを持って読んだ本になります。
第1章から第6章までありまして、まずは女らしさは誰のためっていう章で、世間が言う女らしいってどんなものなのかとか、
女性でいることのメリットでメリット、そんな部分と得な部分なんだろうね、みたいな。
そんな話があって、第2章は敵と味方とルールを再検証するってことで、
女って言うと一括りにされがちですけれども、女同士だからって何でも分かり合えるわけじゃない、みたいな。
そんな当たり前のことだけど、つい私たちが忘れがちというかね、誤解しがちな当たり前のことが書いてあります。
女同士は分かり合えるという一枚岩幻想。
確かにね、女性だろうが男性だろうが、同性だから分かり合えることもあるだろうし、異性だから分かり合えることもあるだろうし、
性別関係なしに分かり合える分かり合えないってあるんだろうなと思います。
めっちゃ当たり前のことだけど、女性っていう集団の中にいると、中にいたりそれを外から見ると一括りにされがちなんですよね。
ちょっとそこがね、生きづらさの一つになってたりするのかなーなんて思いますね。
ここでですね、「仕事ができない女の課長なぜいない?」っていうタイトルの話があって、ここはちょっと面白かったですね、読んでてね。
出張としては女の課長っていうのはほぼできる人しかいないと。
だけど男性の課長っていうのはできないやつもいるから、もっとじゃんじゃん女性課長っていうのを引き上げて、仕事ができない女の課長を仕事ができない男の課長と同じぐらいのボリュームまで増やせばいいんじゃないの?みたいな。
そんなあの、めちゃくちゃな話してて、ちょっと面白かったですね。
続いて第3章は、「恋愛と結婚は私たちの場合?」ということで、ジェンスーさんと中野信子さんがそれぞれの恋愛感、結婚感を語られているっていうことですね。
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ここではやっぱり子供を産まない女は完璧ではないという、今本当に注目される話ですよね。
結婚してなかったらなんで結婚しないの?って言われるし、結婚してて子供がいなかったら子供いつ作るの?って言われるし、1人産んだら2人目は?って言われるし。
3人産んだら3人も?って言われるし。
ほっとけよって感じですね。
そんな話が語られています。
あとはコラムとして第2の生ということで、ボードウォールの話を引いて中野信子さんがコラムされていて、ここはとても勉強になりましたね。
お気づきかと思いますが、私今日この本の感想を言うつもりがあんまりなくてですね。
こういう本でしたよっていうのを皆さんにお話しして、いろんなキャッチーなキーワードとかが出てくる本なので、自分がどう思うかっていうのをそれぞれがちょっと思いを巡らせていただければと思います。
思いを巡らせていただければ、なんかそれでいいかなと思ってたりします。
自分の感想を語るほど、ちょっと思いが出てこなかったという結論でございます。
続いて、なぜ女は自信を持ちづらいのか。
ここでですね、37歳でようやく女らしさから降りられたっていう話があって、年齢っていうのが一つの自分らしくいる、自分の自信を持つことのキーワクターなんじゃないかという下りがあってですね。
これは私もなんか自分の実体験と照らし合わせて、確かにそんな感覚あったなという納得感のある章でしたね。
で、ジェイスーさんのコラムに自分で自分にOK出そうって言う、めっちゃいい言葉ですね。
私のキャリアコンサルタント養成講座の時の講師の先生が、自分で自分にOKを出せていないクライアントに対してOKを出せるようになるためにお手伝いをするのが私たちキャリアコンサルタントだという名言を話されていて、いい言葉だなと思ったのを思い出しました。
続いて、いつか結婚も出産もレジャーになるということで。
これは今よりさらに出産とかに関する医療技術が進んでいけば、もしくは倫理観というものが変化していけば、人間が有生生殖を捨てる日が来るんじゃないかという。
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何年後、何十年後、何百年後、先の話かわからないですけれども、ちょっと未来を想像してみることで、今の価値観のいびつさというか、固定概念を炙り出してみる、そんな章でした。
最後は、ジャストフィットな生き方は自分で決めるという章で、正解を見つける力よりも大事なものは何か。今の選択が正しかったと思えるように。
男社会で設定されたゴールが全てじゃない。女でも男でも得だと思える人生を生きるという、至極当たり前のような、みんながそうだよねって納得できるような結論で締められています。
最後ですね、やっぱりジェンスーさんいいこと言うなと思うんですけど、コラムとして、あなたはあなたが思っているよりずっと大きいかもしれないということで、男性だとか女性だとか限らず、もしかしたらみんなが自分のことを過小評価してしまっているんじゃないのかなっていうお話をされています。
ぜひね、こういう女性らしさとかね、女らしさ、女の人生とかね、女の生き方みたいなテーマは妹のけいこちゃんとちょっと語ってみたいなと思うところありますが、なぜならば私たち姉妹の女性というものに対する価値観、全く真逆のようでいて、
実はすごく近いかもしれないという、同じ環境で育った姉妹でも全く違う価値観を持ってたりするのでね、本当に一人一人が思うことっていうのはバラバラなのかなと思いますし、
ちょっと思うのは、私たち女性はもしかしたら周りが思うよりも女らしさとか女であることにどこか固執してしまっているんじゃないかなと思う面もあります。
それは社会のシステム、中野信子さんが言うところの世の中の残酷なシステムっていうもので、その女性という枠の中で生きていかなければならないとか、そういう現実はもしかしたら本当にあるかもしれないけれども、
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そうじゃない部分でも私たちは女性であるということにどこか固執してしまって、生き方を狭くしちゃってるんじゃないかなと、そんなふうに思うこともあります。
なので、「どんなもんだと思って買った女らしさは誰のため?」という本でしたが、中にはその学びもあって、自分の価値観というのが醸成された本だったなと思います。
この本を読んでいて思い出したのが、ミスター・チェルドレンの名もなき歌の歌詞でしたね。私が初めてCD買ったのがこのミス・チェルの名もなき歌だったような気がしていて、すごく好きな歌なんですよね。
で、どこの部分を思い出したかというと、「あるがママの心で生きられぬ弱さを誰かのせいにして過ごしている。知らぬ間に気づいていた自分らしさの檻の中でもがいているなら、僕だってそうなんだ。」っていう歌詞ですね。
自分自身で自分らしさっていう檻を作っちゃって、女らしさっていう檻を作っちゃって、そこでもがいているのかもしれないな、それは私だけじゃなくて、世の中の女性だけじゃなくて、男性もそうかもしれないな、なんて思いました。
広くいろんな人の意見を聞いていきたいなと思うし、自分の固定概念にとらわれすぎてはいけないなと常々思います。
今の社会、会社だったり地域、PTA、友人関係、家族の中で、やっぱり女性の役割を押し付けられているような気がして辛いなって思う時もあるし、
自分自身で、なんかそういうふうに決めちゃってんじゃないかなって気づいたこともある。
そういうことがどんどん生まなくなっていったり、それこそ自分で作った自分らしさの檻に気づいて、
この檻、もうちょっと広くてもいいんじゃないの?とか、檻から出てみようか、みたいな。
そんなふうに思えたら、生きづらいと思うような日も、明日なんとかやってみようと思えるようになるのかもしれないなって思いました。
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ということで今日は、感想というかですね、こんな本でしたよという紹介の回でしたね。
女らしさは誰のため? ジェーンスーさんと中野信子さんの本について話してみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。