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2023-11-12 16:25

読書ラジオ『星を編む』凪良ゆう

いつも聴いていただきありがとうございます。
櫂と暁海、それぞれの名前にも繋がるようなラストでした

⭐︎本紹介
星を編む https://amzn.asia/d/crLC6VB

⭐︎自己紹介
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00:06
こんばんは、ゆうこです。
このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、凪良ゆうさんの『星を編む』という本について話してみたいと思います。
第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとくの続編』
花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて
海のように見守って、いつでもそこには愛があった
ああ、そうか。私たちは幸せだったのかもしれないね。
なんじゃ、星のごとくで語りきれなかった?
愛の物語
春に飛ぶ
瀬戸内の島で出会ったかいとあきみ
二人を支える教師北原が秘めた過去
彼が病院で話しかけられた教え子の奈々が抱えていた問題とは
星を編む
才能という名の星を輝かせるため
魂を燃やす編集者たちの物語
漫画原作者
作家となったかいを担当した編集者二人が繋いだ物
波を渡る
花火のように煌めく時間を経て
愛の果てにも
あきみの人生は続いていく
なんじゃ、星のごとくの先に描かれる
繋がる未来と新たな愛の形
ということで、待ちに待った
なんじゃ、星のごとくの続編が
発売されましたので、早速読んでみました。
もう、涙なしには
もう最初の北原先生の過去を描かれた
春に飛ぶの部分からですね
もう圧倒的な
なんていうの
こんなに悲しい
老いたちというかね
育ちをした北原先生だからこそ
かいとあきみ
助けることができたのかななんて
北原先生の過去を知って
それがあったからこそのかいとあきみだったんだな
っていうのがやっと繋がったというかですね
あの北原先生って謎だったんですよね
なんか、なぜかわかんないですけど
あきみと結婚して
でも次に一回は
別の人に会いに行く
03:02
で、かつては高校生だったかいとあきみの
良き理解者というかですね
そして、絶望の淵にいるあきみに
ご除解という形で手を差し伸べた北原先生
最後の方に出てきた
北原先生の
子供であるゆいの母親
この人は一体何者なんだみたいな
謎が謎を呼ぶ存在だった北原先生なんですけれども
その過去がやっと明かされるということで
まさに点と点が繋がる物語が
この春に飛ぶという一番最初のお話になります
なぜ北原先生がかいとあきみを助けたのか
その過去にどういうことがあったのか
すごく納得感はあるんですけれども
到底受け入れられないというかですね
こんな育ち方をした人が
真っ当にというか
人の良い部分、前世を失わずに
生きていけるのかというのがひねくれずにですね
すごく強い人なんだろうなと思いました
あとはゆいの母親の過去についても触れるので
ゆいがどうやって生まれたのかという部分も明かされますね
冒頭からいきなりガツンガツンやられる感じで
本当に感動するお話でした
次がですね、保身アムという本のタイトルにもなっている部分なんですけれど
これはかいの担当編集者をしていた2人の話になりますね
1人はかいを最後までサポートした二階堂えりという編集長
もう1人は植木といってですね
無名だったかいを引き上げた時の最初の編集者ですね
この2人がですね、かいが亡くなった後
かいが最後に残したなんじゃ星のごとくという物語を
世に売り出すために東方清掃するという
まさにそのかいが最後に残した才能という星を輝かせるために
2人がタックを組んで売り出していくという物語ですね
そこにはそれぞれが抱える
もっとあの時できることがあったんじゃないかとか
06:03
今本当に自分は全力でこの仕事ができているのか
時には無力感に苛まれながら
それでも自分がやっていることは正しいし
この道を突き進んでいく
それが自分の自己実現でもあるし
かいが残した物語を紡いでいくことになる
そんな新年
元に働く2人の物語
ここはですねとても熱いというかですね
仕事をするってこういうことなんだなっていう風に思いましたね
最後波を渡る
これが帯に書いてある
そうか私たちは幸せだったのかもしれないねというセリフが
出てくる章になるんですけれど
あきみと北原先生のその後の物語ですね
そこにはゆいだとかゆいの母親だとか
あきみの父親とかその父親のパートナーである東子さんの物語も出てきていて
なんとなくですね
人と人とが出会って影響し
お互いに影響し合っていって
そうやってこう人生が進んでいくっていう当たり前のことなんですけど
その一つ一つの出会いに何か意味があったんじゃないかなとか
その出会いだとか経験を意味あるものにしていくために
人は生きていくのかなとか
そんな風に思わせてくれる
あきみと北原先生のゆったりとした時間の中でも
お互いのそれぞれの繋がりが見えて
時には距離を近づけたり
離れていってしまうような別れがありながら
いろんな人の人生が繋がりあって
時の流れによって紡いでいく
そういういろんな人の人生が垣間見えるような本でした
私は前回のなんちゃ保守のごとくで一番好きなのは
09:01
あきみの父親のパートナーである東子さんです
そういう話をしていたかと思うんですけれども
またここでも東子さんのきらりと光るパワーワードがあってですね
そこに付箋をしましたね
東子さんというのは本当に潔い人なんですよね
結婚しているあきみの父親を奪う形でパートナーになった人なんですけれども
東子に対してやっぱりあきみは怒りを覚えるんですよね
なんでお父さんを奪ったのみたいな
そんなあきみとも急ぎよく関わっていくというのが
前作の東子さんだったんですけれども
そんなあきみと東子は
父親を奪った人という関係を超えてですね
東子に弟子入りをしてハンドメイドの作家になっていくあきみなんですよね
だから師匠と弟子というような関係で
あきみは東子にまた違った感情を抱いていく
というのが前回の物語なんですけれども
そんなあきみに東子さんは
わりとずばっと優しい言葉ではなく
どこか真理をつくような言葉を言って
迷うあきみの思い切りを引き出してきたというかですね
そんな役割だったのかなと思います
そんな東子さんは今回もあきみにいいことを言うんですよね
北原先生との関係をどうするべきかというのを
先生のことを大切に思うがあまり
どうしたらいいのかと悩むあきみに対して
そんなことまであきみちゃんが気にしなくてもいいんじゃないって言って
それに対して先生のことが大事だし
一番苦しい時に助けてくれたから
あの時北原先生がくれた言葉を私はそのまま返したい
というあきみに対して東子は
あきみちゃんらしいねと
それでいいんじゃない
いかに自分らしく生きたか
最後に残るのはそれだけよとさらっと伝えるんですよね
この東子さんの潔い一言っていうのはですね
あきみは何度も救われてきたと思うんですけれども
東子さんの一言を見るたびに私も
ああそうだよなって思いますね
12:02
やっぱり東子さんには共感するなと思いながら
今回の星の雨も読んでました
北原先生が高校の先生になりたての頃に始まった出来事から
この物語はずっと続いていって
そこから北原先生とあきみが年齢を重ねていて
60歳70歳になるまでの物語が書かれているんですけれども
本当にその最後また思い出のあの花火のシーンで
この本は終わりをつけます
そこでまた前回でも甲斐が言っていた
なああきみ俺らはなんやかんや幸せやったんちゃう
という言葉が花火の音に紛れてあきみに聞こえてくる
それに対してあきみはそうかそうかもしれないね
私たちは幸せだったのかもしれないねというんですよね
最後285ページ
もうまたページを開いていると
もうちょっとぐっときてちゃんとしゃべれないんですけれども
その後に続くあきみの言葉が書かれていて
これはあのどこかあきみの言葉でもあるようでいて
人生とはこういうものなんじゃないかという
なぎらゆうさんの人生観が書かれているような気もするし
だからこう自分とも重ねてしまう
人は一人では生きていけないから
誰かとつながって生きていきたいと思う
でもそこにはうまくいかない苦しさや
一人だから苦しいこともあるし
二人だから苦しいこともあるけれども
それでも誰かとつながって生きていく
いろんなことがあって
一瞬で過ぎ去ったり
ずっと苦しい期間が続いていったりするけれども
最終的にはここに戻ってくると思えるから
怖がらずに
命という火を燃やし続けられるんだって
私はそんなふうに思ったりするんですけれど
なぎらゆうさんもそうなのかなと思う最後の285ページでした
15:03
なんちゃ星のごとくを読んだ方は絶対読んでほしい
星をあむ
まだこの2冊どちらも読んでないという方は
まずは前作のなんちゃ星のごとくを読んでもらって
からこの星をあむを読んでほしいなと思いました
今日の私の配信ではなんちゃ星のごとくの
少しネタバレがあったから申し訳ないなと思うんですけれども
それでも十分読み応えのある感動的な2冊だと思いますので
ぜひ読んでほしい
人生悪くないなって絶対思うと思います
ということで今日はなぎらゆうさんの星をあむという本について話してみました
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました
ではでは
16:25

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