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この時間はZoomUp、毎週水曜日は九州経済です。 長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。おはようございます。 先日、日銀短冠が発表されましたね。
市販機に一度発表されるんですけど、 全国ニュースとしてどんな風に報じられているかというと、
大企業製造業のDIが5期連続悪化しました。
物価高に加えて、欧米中央銀行の金融引き締めの影響で、 海外経済の減速も重なって、
最新の注意が必要だ、みたいなことになってるんですけれども、 全国の全産業のDI、景気が良いと答えた企業の
割合から悪いと答えた企業の割合を引いたものですけど、 これが12月時点でプラス6だったのが、今回は1ポイント下がってプラス5っていう風になってるんですよね。
じゃあ果たして九州企業はどうなのかっていうと、 結論から先に言うとですね、
日本経済が今落ち込まないのは、九州の景気が良いから。
過去に遡ってこんなことなかったっていうような状況になっているっていう話です。
日銀の福岡支店が発表した九州の結果を見ると、 1年前の3月がマイナス5だったんですね。
それが6月がプラス5になって、9月は8になって、 12月15で今回16っていうことで、
どんどん伸びてますね。 1年前に比べると21ポイント上回ってて、 4期連続改善してて、
4期連続全国よりダブルスコアで九州は勝ってて、
フォークスも開幕4連勝っていうことで、 4が続くって幸せっていうことなんですけども、
ブロック別に全国見てもですね、 前回12月に引き続いて九州は圧勝という感じで、
九州のプラス16に続くのは北海道と中国地方のプラス7なんですね。
東北地方とか東海地方はマイナスの1っていうので、 水面下に沈んでいます。
だから日本企業はあくまで傾向感、感覚的なものなんですけど、
傾向感を底座さえしているあるいは牽引しているのは九州だっていうことなので、
過信は引けないんですけども、 もうちょっと九州人は自信を持ちたいっていうところですね。
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で、全国の傾向感を今回11ポイント上回ってるんですけど、
こんなことが過去にあった記憶がないので、 データを遡ってみました。
そしたらですね、複数回連続であるにはあるんですね。
30年前、1992年から94年にかけての期間と、
ほぼ50年前のですね、1974年から75年にかけてのこの2つの期間。
この2つの期間は九州が全国に11ポイント以上の差をつけて 上回ってた時なんですね。
だけど、これどんな時かっていうと、 バブル経済が崩壊した直後と、
第一次オイルショックの直後の2つの期間なんですね。
共に全国的に景気が下向きになった時ですね。
両方とも九州も全国もマイナスなんですよ。
マイナスとマイナスで11ポイント以上、 九州が上回ってたっていうことですが、
どんぐりの正比べというか、50歩100歩というか、大同省異っていう状況だったんです。
この短間は今回で196回目っていうことになるんですけど、
細かく見るとですね、1974年5月っていうのが、
全国も九州もプラスで、なおかつ九州が13ポイントだったかな。
上回っていたっていうのがたった1回あるんですけど、
その1回っていうのが実はこれまでの短間の196回のうちの、 第1回目の調査の時だった。
だから50年ぶりですから、もうそれこそ、 北九州のパンチパーマが流行り始めるどっかその頃っていうような。
そんな早くから聞いてくれてたんですね。
いや、すいません。
ですから現役世代でいうと、 今初めての経験っていうことになるかと思います。
どんな業種が九州の景気を押し上げているのかっていうと、
電気機械、いわゆるシリコンアイランドですけれども、
世界的な半導体不況の影響を受けて、
今原則気味なんですけど、それでもプラス24って高水準。
自動車、輸送用機械ですね。
カーアイランドについては、
サプライチェーンが寸断されたのがじわじわと復活して、 プラス18って改善傾向、右肩上がりです。
そしてコロナ禍で今まで見たことがない低水準に落ち込んでいたのが、 食料品製造業なんですけど、
これも右肩上がりにどんどん転じて、 今プラス7っていうことですね。
九州の三大産業が景況感アップに貢献していると。
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非製造業の方ではどんなところかっていうと、
対事業所サービス業っていうのが一番良くてプラス35なんですが、
対事業所サービス業ってどんなのかっていうと、 広告、デザイン、会計事務所、システム開発とか、
リスキリングに関わる社員研修なんかをされるところ、そういったところ絶好調。
リーティスレンタルに代表される物品賃貸業、これもプラス31で、 観光地のレンタカー会社は今もてんてこまい状況。
意外と小売業も価格転嫁が進まないと嘆いておられるんですけど、 それでもプラス30っていうんですね。
このあたりはインバウンドが支えているところがあるんじゃないかと思いますけれども、
韓国からでしたけど、今日から対中国も水際対策が緩和されるっていうので、
インバウンドビジネスっていうのは一段とこれから垣付くだろう。
さらには対個人サービス業っていうのも滑挙を呈していて、
通勤通学がほぼほぼ復活し始めていますので、
ひと頃もとんでもない状況だったクリーニング店だとか、
あとマスク着用の緩和で急に忙しくなり始めた美容室だとか、
フィットネススタジオだとかカルチャースクールだとか、 会員制のゴルフクラブ、テニスクラブっていったところですね。
こういったところも上向いてきていると。
そしてホテル、旅館、外食産業に代表される宿泊飲食サービス業っていうのも、
1年前マイナス57だったのが、今回はプラス26っていうことですね。
すごくいいんですよ。
懸念材料っていうのは物価高騰と人手不足っていうことなんですけども、
このあたりをどうクリアしていくのかっていうのは全国と同じ課題になってきます。
なんだけど九州が決定的に優れているのは企業の設備投資。
これが全国は今年度、前年比4%増えるっていうふうに見てるんですけど、
九州の企業はなんと29%増えるっていうふうに見てて。
違いますね、全然。
やっぱりTSMC効果だとか、あとはもうなんだかんだ言っても博多コネクティブだとか、
天津ビッグバンとか、あと北九州空港、まだ話が出てきたばっかりですけれども、
滑走路の延長だとかもいろんな話があって、
こんな話がてんこ盛りなのは実は九州だけっていうですね。
だからもうちょっと私たち自信を持って、
企業を見ていろんな取り組みをやっていく必要があると思いますね。
フォークスに続けっていう感じで。
いやなんか新年度から景気のいい話が聞けて。
私そうだと思います。
そう批判する必要ないんじゃないかなっていう気がしますね。
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そうですね、いい波を作っていけるといいですよね、こっからね。
そうですよね。
鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授の鳥丸佐藤さんでした。
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