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2024-10-02 10:41

9月の日銀短観

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
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時刻は7時13分になります。この時間はZoom Up、毎週水曜日は九州経済です。
昨日、9月の日銀短観が発表されましたが、九州の経済状況はどういう感じなんでしょうか。Zoom Upしていきます。
長崎県立大学教授の鳥丸聡さんです。鳥丸さん、おはようございます。よろしくお願いいたします。
石破政権発足しましたけどね。
短観の9月の結果が昨日発表されて、昨日の有観と今日の長観に乗るんですけれども、
全国の事前予想っていうのが、横ばいだろうっていうことだったので、大きく報道されることはないだろうと思っていたんですけれども、
その通りですね。石破内閣発足、自民党が変わる前に石破さんご自身が変わっちゃったっていう関連ニュースと、
あと、イスラエルがレバノンに地上侵攻ですね。
こっちのほうは、今朝イランがイスラエルに弾道ミサイル打ち込んだっていう。
そういったニュースの狭間でちっちゃく報道されていますけれども、その小さいニュースをさらに掘り下げてみたいと思います。
全産業ベースで短観の結果を見ると、全国は6月がプラス12、9月がプラス14、2ポイントアップしてるんですね。
ちょっと今、音声が途切れてしまいまして、大丈夫ですかね。繋ぎ直せるかな。
鳥村さん、聞こえてますかね。私たちの声は。
鳥村さんの声が、途中からなぜでしょうかね。声が届かなくなってしまいまして。
今、6月の調査、そして9月の調査についてね。そこまでは聞こえたんですけれども。
戻りました。戻りました。大丈夫です。失礼しました。
九州は6月のプラス19から9月のプラス20へと1ポイントアップしてるんですね。
全国と九州の差っていうのはやや縮まったんですけれども、九州の景況感が全国を上回るのは2年半連続です。
九州の今のこのプラス20という水準を全国ブロック別に見ると、引き続き日本一っていうことですね。
日本一万歳っていうことになるんですけども、実はちょっとした秘密があります。
秘密?
秘密が、九州の単管っていうのは沖縄県を含む8県の合計で、沖縄県のDIっていうのはなんと驚きのプラス42なんですね。
なんでそれ。
景気が良いと答える企業割合が46%ある一方で、悪いとするのはわずか4%っていう。
03:03
都道府県別ではダントツ日本一。
観光関連が国内客インバウンドともに絶好調。
そうなると関連するリースレンタル業だとか小売業も高水準になるっていうことですね。
それとあまりでかい声で言えないんですけど、大人の事情で防衛省関連の公共投資も活発なことが影響しているということですね。
そんな絶好調な沖縄県を除いて、九州7県だけのDIっていうのを計算してみると、プラス17になるんですね。
全国ブロック別に見ると、実は九州のライバル北海道がプラス18で、今回北海道の場合はインバウンド効果と半導体のラピダス効果ですね。
これで盛り上がってて、今回ちょっと逆転負けっていう感じで、傾向感で勝ち負け言うのはおかしいんですけれども、
クライマックスシリーズでは負けないように頑張りたいというところですね。
北海道ですね。
そうですね。合うかどうか分かりませんが、九州7県の中を見ても今回大きな差が生じています。
一番傾向感がいいのは、TSMC関連で滑挙が続く熊本県のプラス24。再開が宮崎県の驚いたんですけどプラス2なんですね。
全国的に見てもとても低い。中ではマイナスになっている県もあるんですけれども、プラス2ってのはとても低い。下から2番目か3番目ぐらいの水準です。
これは南海トラフ臨時情報とかも影響してるんですかね。
8月8日の震度6弱の地震とその後の南海トラフ地震臨時情報で観光客のキャンセルが多かったのと、あとお盆が絡みましたので帰省客も減少したということですね。
それに加えて、8月下旬から9月上旬に超ノロノロ台風っていうのがあったんですよ。
あの時宮崎県って常に台風の右側っていうか東側に位置していたので、もう雨が降り続けて、豪雨災害が大きくて、足元では野党半島豪雨の方に目が向かってるんですけれども、
実は私たちに身近な宮崎県も復旧工事がまだ追いついていない地域が残ったまんまの状況ということですね。
ちなみに北陸地方の9月のDIっていうのはどんなもんだっていうふうに見てみると、プラス7。さほど悪くないんですよね。
これは10日前の野党半島豪雨の影響が今回の単管には反映されていないっていうことによります。
06:06
だから防災庁なのか防災省なのか分かりませんけれども、縦割り行政でやりくりしてきた防災行政も一つの司令塔にまとめる時を迎えているんじゃないかなっていう。
石破さんもこれ一本で走られてもいいんじゃないかなっていう感じがしたくないですけど。
そこに期待する声が大きいですよね。防災省防災庁っていうのはですね。
さらに今回の九州の日銀単価の注目点は2つ。3ヶ月前にもちょっと触れましたけど、為替レートと借入金利です。
九州の企業が今年度想定している為替レートっていうのが、3月時点だと1ドル142円。
6月時点は145円。今回146円。少しずつ円高じゃなくて、逆の円安に向かうことを事業計画の前提にしてるんですね。
今現在っていうのは1ドル143円台ですけれども、ちょっとばかりこういう資通主導型の大企業製造業への期待感を盛り込みすぎじゃないかなっていう感じですよね。
それともう一つ借入金利水準が上昇してきていて、借入金利が上がりましたって答えた企業から下がりましたっていう企業を引いたのが、借入金利DIっていうのはプラス39。
今の水準はリーマンショックの1年前以来17年ぶりの極めて高い水準にあるっていう状況ですね。
ですからこのあたりが金利のある普通の世界に戻り始めているわけですけれども、それに企業経営が持ちこたえられたとしても、
個人の変動金利型住宅ローン金利っていうのは上昇基調にありますから、家計の負担増になってしまいかねないということですよね。
この一方のかわせ冷凍のほうも円安になるのを企業は見通しているっていうことですけれども、
消費者としてはまた輸入インフレになってしまうんじゃないか、物価高じゃないかっていうので、結局しわ寄せは消費者にいくじゃないかっていうことになるかと思うんですよね。
そうなると日銀単管が示している企業の楽観的な景況感っていうのは、消費者の痛みの上に成り立っているっていう図式が描かれるんじゃないかっていう気がするんですよね。
それ以前の問題として、自然災害と物価高が止まらないと、加えてイランがイスラエルにミサイル発射したっていう、
こんな臨時ニュースなんか見ていると総選挙やっている場合かっていう感じにはなりますよね。
09:00
今なのかという感じがしますね。
わかりました。鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ズームアップ、長崎県立大学教授鳥丸さとしさんでした。
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