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貿易面・友好姉妹都市のアメリカ度
2024-11-06 11:53

貿易面・友好姉妹都市のアメリカ度

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
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毎週水曜日は九州経済です。アメリカ大統領選の投票がスタートということで、結果はどうなるのか、それで九州の経済へ影響はどういうふうに出てくるのか、そこにZoom Upしたいと思います。
長崎県立大学教授の鳥丸聡さんです。鳥丸さん、おはようございます。おはようございます。よろしくお願いします。
アメリカ大統領選の投票が始まりまして、結果注目されますね。どうなるか。
結果判明に数日間要するとも言われてますけれども、
今日は貿易と自治体の友好姉妹都市、この2つの点から九州のアメリカ度について考えてみたいと思います。
もともと九州っていうのはアジア度が高いっていうことだったんですけれども、
日本全体がアジアシフトを進めてきたので、九州の高いアジア度っていうのは最近は全国にキャッチアップされつつあるんですが、
依然として中国、韓国、台湾、香港、アセアン諸国との貿易額っていうのは依然として大きいので、
その裏返しとしてアメリカとの貿易額が占める割合っていうのは全国ほどは大きくありません。
昨年の全国の輸出に占めるアメリカの割合っていうのは、全国の場合20%占めてて、九州は13%占めてるんですね。
全国の輸入に占めるアメリカの割合っていうのは10%、九州は6%。
ですから九州の貿易面でのアメリカ度っていうのはちょっと低いかなっていうところです。
昨年の九州からアメリカへの輸出っていうのは、一兆5300億円あって、
アメリカから九州の輸入っていうのは6600億円。
引き算すると九州は8700億円の台米貿易黒字っていうふうになっています。
この黒字額っていうのはどのくらいの規模かっていうと、韓国ほどではないんですね。
なんだけど中国よりも貿易黒字額は大きいっていうことで、
九州からアメリカを見ると、韓国に次ぐお得意先ということになっています。
そんな昨年のアメリカとの貿易について、輸出品目輸入品目どんなものなのかっていうことなんですけれども、
九州からアメリカへの輸出品目の第一位は、これもうダントツです。自動車。
そうなんですね。
これはもう福岡県のトヨタ、日産もちろんなんですけれども、
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貿易統計では山口県まで九州に含まれますので、山口県豊富の松田ですね。
これの輸出も効いてくるということになります。
九州からアメリカ向けの自動車の輸出金額っていうのは、
アメリカ向け輸出総額のなんと6割弱を占めてると。
全国も自動車の輸出が多いんですけど、輸出額の3割ぐらいっていうので、
自動車のウエイトが高いんですよね、九州は。
自動車に次ぐ2番目の品目っていうのは、
これは久留米とか宮古の城で作られているタイヤ。
これがアメリカ向け輸出の7%占めてて、
その他の品目で輸出比率が5%を超える品目はありませんから、
九州からアメリカ向けの輸出っていうのは、
自動車関連でほぼ語り尽くせるということになります。
輸出については大体予想通りなんですけど、輸入がちょっと違っててですね。
九州のアメリカからの輸入品目の1位っていうのは、
おそらく小麦とかトウモロコシとか大豆って言ったら、
穀物類かもしかすると肉類かなっていう食材だろうと思って、
データを見るとちょっと違っててですね。
九州のアメリカからの輸入額シェア、
まず第3位が原油です、油。
シェール革命以降、アメリカっていうのは世界最大の原油産出国が続いてるんですけれども、
その頃から九州のアメリカからの原油輸入額も増える傾向にあると。
近年アメリカが中東での紛争に無頓着になっているような気がするんですけれども、
アメリカがその気になれば国内で原油を調達できるめい度が立ったっていうことも影響してると思うんですよね。
九州のアメリカからの輸入額シェア2位っていうのは予想通り、
これは小麦とかトウモロコシなんかの穀類で12%占めています。
そして輸入額シェア第1位、16%占めてるのが、
シェールオイルを掘削するときに付水的に同時に出てくる液化石油ガス、プロパンガスですね。
これが一番の輸入品目っていうふうになっています。
ですから、LPGだとかプロパンガスだとか、原油以外の石炭とか、
液化天然ガスなんかも輸入していますので、
鉱物性燃料の輸入額シェアは44%。
九州とアメリカの貿易事情は、自動車を輸出して燃料を輸入するっていう関係になっています。
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全国の場合も自動車が輸出品目1位なんですけど、
輸入はファイザー、モデルナってどこかで聞いたぞっていう感じですけれども、
予約品が1位になってます。
それと有効市毎年についてですけれども、
九州の自治体で世界都市毎年結んでいるのが191市町村がありますけれども、
そのうち39がアメリカの市町村っていうことになります。
だいたいこれ20%ぐらいがアメリカと姉妹都市なんですが、
ちょっと興味深いのが、今アメリカ大統領選の激戦州が北部のラストベルトっていうのと、
南部のサンベルトっていうところに分かれてるんですけれども、
この中と姉妹都市結んでるところどっかあるのかなって探したら、
大象市が西岸州のマスキー岸市っていうのと、
ノースマスキー岸市っていう二つの都市と有効姉妹都市関係を結んでいます。
南のほうでは鹿児島県がジョージア州と、
あと福岡市がジョージア州の州都アトランタ市と姉妹都市。
大象市の場合、お相手の西岸州の二つの都市って、
西岸湖の大きな港があって、そこが機械工業が発達しているっていうことで、
有明海に面した三池港と似ていると言えなくもないかなっていう感じですね。
鹿児島県のお相手のジョージア州ですけれども、
これは19世紀の南北戦争の中心地で、
明治維新とか西南戦争の中心になった鹿児島と似ていなくもないと。
共通点見つけてきますね。
それと福岡市のお相手のアトランタ市ですけれども、
これは北緯33度で福岡市とほぼ同じ位置なんですね。
そうなんですね。
で、アトランタも商業都市かつコンベンション都市っていうことで、
都市構造も似ているっていうことですね。
あともう一つですね、これ姉妹都市じゃないんですけれども、
最大の激戦州のペンシルベニア州のピッツバーグですね。
私も昭和の時代にピッツバーグ大学留学してたんですけれども、
このピッツバーグって鉄ビエからの脱却っていう点で、
かつて昭和の時代に北九州市が先進事例として、
熱心に研究対象としていた都市なんですね。
今では北九州のほうが逆転しちゃって、
自動車とか電子部品、ロボット、洋上風力なんかで、
北九州のほうがよっぽど成功しているので、
09:02
なんかピッツバーグも大統領選で揉めるよりも、
北九州市学んではいかがかなっていう気にもなるんですが、
このピッツバーグの場合、日本製鉄が、
ピッツバーグ本社のUSスチールの買収計画を進めているっていう、
これが最大の激戦州のペンシルベニア州の票の行方に影響を与えてますし、
九州からアメリカ向けの自動車輸出絶好調ですけれども、
GMやフォードが本拠地を置くミシガン州の票の行方に影響を与えているってことですよね。
ですから今の元気な九州の産業っていうのは、
間接的にアメリカ大統領選に影響を与えている一方、
大統領選の今度の結果っていうのは、
九州に何らかの影響を与えるのは間違いないんじゃないかっていう感じで、
結構深い関係があるということになります。
アメリカですから、本当にそういう影響を与える国々っていうのは多いですからね。
インパクトを受ける世界が注目してますよね。
果たして一体ハリスさんなのかトランプさんなのかどちらになるのか、
この辺りも注目したいと思います。
鳥丸さんここまでありがとうございました。
長崎県立大学教授の鳥丸さとしさんでした。
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