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2023-01-25 11:51

鳥丸聡のZoomUp

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡

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00:00
この時間はZoomUp、毎週水曜日は九州経済です。 長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。 おはようございます。 鳥丸さんの周辺は、この寒さ、雪、大丈夫でした?
昨日、佐世保に大学があるんですけれども、 2 次元目の授業を対面でやって、授業をやっている途中でも、どんどん雪が降ってきたので、高速が止まるぞと思ってですね、
授業が終わったら、そのままダサい府まで帰ってきたんですけど、降りた途端に全部通行止めになっていまして、ギリギリでセーフです。
素早い判断が交渉しましたね。 だから今日のところは、先ほどの問題でいけば、4番目のその他っていうので、
今日はオンライン授業をやれっていうことなので、 オンラインも仕込みが大変なんですけど、
そうやって対応ができるっていうのも便利な時代になっていますね。
コロナでいろいろこういった遠隔で働くっていうですね、 こういうのができた良い面っていうのは、こういった時に発揮できるんじゃないかと思いますね。
さて、鳥森さん、今朝はどんな話題でしょうか。
先週金曜日に12月の貿易統計が発表になって、 12月が出たっていうことは、昨年1年間の速報値も同時に発表されたっていうことなので、
ちょっと貿易を振り返ってみたいと思うんですけれども、 全国は比較可能な1979年以降で最大の貿易赤字と。
九州も大幅な赤字なんですけど、 赤字額は過去8番目の大きさということなので、
同じ赤字なんですけれども、全国ほどの深刻さではないっていうことですね。
ここで注目したいのは、頭の中に入れておきたいのは、 貿易赤字になったからといって輸出が減少したというわけではないっていうことですよね。
コロナ禍に入った2020年っていうのは、 輸出が蒸発したっていうほどの落ち込みだったんですけど、
21年、22年と着実に輸出は回復傾向をたどって、 全国も九州も昨年の輸出額って過去最大なんですよ。
ただ輸入額が想像できないくらいに、 原油価格や何やらが上がっちゃってるんですね。
で、貿易赤字が大きくなってしまったということで、 輸出だけ取ればどんどん右肩上がりで増えて回復しているっていう認識が必要だと思います。
輸出の面では悪くないわけですね。
悪くないですね。
貿易相手国別に見たときに、 全国の貿易と九州の貿易の一番の違いっていうのは、
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これ何かっていうと対中国貿易なんですよ。
全国にとっての中国貿易っていうのは、 いつも赤字なんですよね。
平たく言うと、中国からカモにされ続けている。
それに対して九州の中国貿易っていうのは、 常に黒字なんですよ。
何が違うんですか、それ。
やっぱり九州からは半導体の製造装置だとか、
あと大きいのはやっぱりトヨタと日産の工場があって、
中国向けの自動車の輸出のウエイトが高いっていうのは、 やっぱり大きく効いてくるっていうことと、
あとは食料品なんかの輸出も 増えているっていうことなんかもありますよね。
だから九州の産業構造上の特徴っていうのを うまい具合に貿易に活かしているっていう感じですね。
九州からの輸出っていうのを品目別に見たとき、
一番金額が大きいのは自動車で、 輸出額の22%占めてます。
自動車に次ぐのが電子部品。
輸出に占める割合が12%っていうことで、
カーアイランド九州っていうのとシリコンアイランド九州で、
輸出の3分の1を占めているっていうことになるんですよね。
もう一つ九州の主力産業を挙げなさいって言ったら、 これ食料品、フードアイランドっていうことになりますけれども、
こちらはどんどん右肩上がりで増えていってはいるんですけれども、
まだ輸出に占める割合は1.3%。
まだまだこれから伸びしろがあるぞと 逆に考えたほうがいいかと思うんですけれども、
伸び率としては2021年に対して、
22年は食料品は2割前年を上回って輸出は増やしていると。
牛肉だとか豚肉だとかの輸出は高水準で推移してるんですけど、
ちょっと気になる食料品の輸出があって、
先週ですね、卵の輸出がちょっと頭打ちになってきているって、
鳥インフルエンザの影響でしましたけど、
実は他にもあってですね、
2000年から2020年までの20年間で、
輸出の数量が2020年6トンだったのが、
2020年は1900トン。
320倍増えたのがあって、
さつまいもです。
さつまいも?
さつまいも寒暑ですね。
これがものすごい勢いで増えてきてて、
どちらかというとですね、細いさつまいもです。
国内で私たちはスーパーなんかで見ることはない企画外品。
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あれを、例えば、
香港の方々っていうのは、
電気炊飯器の蓋をかぶせるのがオプションで売っててですね、
穴が開いてるんですよ。
そこに差し込んで、
吹かして食べるっていう。
ギャム茶の時におやつとして食べるっていうのに、
ちょうどいいサイズで、
国内で捨ててたやつが向こうでお宝になるっていうので、
面白いですね。
そのうちに、
私たちがスーパーで見るさつまいもって、
表面が割とツルツルしてるっていうか、
もともとのさつまいもってひげがいっぱい生えてるんですよ。
あれ輸出すると、
日本のさつまいもって農家さんがピンセットでひげ取ってるんですよね。
脱毛してたんですか?
そう、脱毛してた。
海外行くと表面がツルツルで綺麗っていうのと、
あと皮がおいしいっていうのをよくおっしゃいますよね。
紫色だとアントシアニンの成分大量に含んでて、
健康にもいいっていうことにもなる。
そんなこんなと、
あと日本のさつまいもってなんだかんだと言ったって、
糖度が高いんですよ。
あんの芋じゃなくても糖度が高いんですよ。
確かに今ほんとに甘い芋多いですね。
それが受けてですね、
20年間で320倍増えて、
金額に至っては20年間で2700倍以上に増えてるっていう状況。
元が少なすぎたっていうのはそれまでなんですけれども。
すごもりしながら2020年のコロナ禍に入ると、
アジア各国ですごもりしながら、
糖度の高い日本産の芋を食べるっていう。
そのために輸出が増え続けていたんですよね。
ところがデータ見ると21年、22年、
2年連続前年割なんですよ。
これはね海外での需要は、
引き合いの声は相当まだあるんだそうです。
何が原因かって言ったら国内、
とりわけ南九州で、
モトグサレ病っていう、
サツマイモの病気が広がって、
生産量が減少してるんですよ。
需要はあるのに。
需要はあるのに。
驚いたのが昨年末に、
本格焼酎最大手の霧島酒造。
ここが黒霧の販売を、
一部パック入りのものを休止するっていうのを発表されたんですけれども、
理由は物価だからかなっていうのを考えたんですが、
実は契約栽培農家さんで、
サツマイモのモトグサレ病っていう病気が、
パンデミックを起こして、
安定生産しにくくなったのが、
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大きく影響しているっていうことなんですよね。
鳥インフルエンザに続いて今度は、
サツマイモ界にもそういう。
人間の方はコロナのパンデミックっていうのがありましたけど、
そっちがだんだん落ち着いてきてるんだけど、
鳥インフルエンザだとか、
モトグサレ病とかいうのは、
まだ抑え込むまでにはいたっていないっていうことです。
こっちを心配しなきゃいけない状況になってきたのが、
貿易統計にもストレートに現れてきているっていうことが分かりました。
なるほどですね。
ただ、いろいろ影響。
塩圧とか原材料高とかがあって、赤字の部分はありますけど、
九州は割と輸出に関しては元気だっていうこと。
これ2023年もこのままいけそうですかね。
ちょっとですね、円高に触れてるので、
そこのところがどうかなっていうのはあるんですけれども、
ただ、アジアと九州っていうのはつながり深いですので、
輸出を積極的にマーケティングやって、販路開拓して、
利益を稼いで賃上げに向けるっていう、
九州の独自の戦略っていうのはガンガン進めていきたいと思います。
わかりました。鳥丸さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授の鳥丸さとしさんでした。
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