1. 鳥丸聡の九州経済Zoom Up
  2. ダイハツの影響・宇宙産業
2023-12-27 12:58

ダイハツの影響・宇宙産業

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:28
この時間は、Zoom Up毎週水曜日は九州経済です。
長崎県立大学教授で、エコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
今日は本題に入る前に、年末にダイハツの認証不正が発覚しまして、
九州大分にも工場などがありますから、5波は結構九州にも出そうですよね。
1年後に大分の第一工場が生産開始して、20周年を迎えるんですよね。
当初は、1月に1万台キャパというので、年産12万台キャパでスタートして、
次の年はラインを倍増して、年産24万台キャパになって、
それから次の年だったかな、第2工場を作って、24×2の48万台キャパになりました。
頑張れば50万台キャパということになるんですけれども、
昨年度の生産台数がほぼほぼフルに稼働していて、48万台いってますよね。
ダイハツ全体の55%ぐらい九州で作っているということですから、
生産現場への影響というのは九州が一番でかいということになりますよね。
そうですよね。
認証の不正というのとは何の関係もないんですけれども、
中津市のダイハツ九州大分工場、従業員数4,000人ですね。
それとエンジンを製造するのが、クルメの楽島ルーにありますけれども、
去年工場が動き始めた施生堂のすぐ隣です。
こちらで500人の方が働いていて、
生社員と機関社員と派遣社員パート3だけじゃなくて、
部品メーカーと販売店の数を、正規のディーラー、九州7件数えてみたら、
125件あるんですよね。福岡県で32件あるんですけれども、
03:04
それ以外でも運送業者の方々だとか、
経済活動全般に与える影響がどこまで広がるのか、
見えてこないっていうところですね。
また再開も見通しがまだたったないですからね。
1月いっぱいとは言ってるけど、もしかするともっと長引くかもしれない。
とんでもない話になってきていて、従業員4,000人規模で、
19年間も創業してきたっていうことは、
工場周辺のスーパーだとかコンビニだとか、
飲食店、お弁当屋さん、利発店、クリーニング店、保育園とか、
社員との関係も極めて深いものになってますよね。
それと、このニュース聞いたときに一番最初にピンときたのが、
大分取りにいたJ2ですけれども、
ムネスポンサーが大発吸収ってなってるんですよね。
そういう影響だとか。
あとでかい話をしたら、衛星放送、BS放送を見ていて、
海外のニュースを見ていたら、結構大きく取り上げられているんですよね。
ということは、メイドインジャパンブランドが既存してしまうんじゃないかって。
いろんなことを考えると、どこまで影響が大きくなるんだろうかっていうのは、
前代未聞ですけれども、工場が隅々まで止まってしまうっていうのは、
大変心配で、本当は今日は今年最後の回ですので、
明るく締めたかったんですけど。
そうですよね。すいません。
やっぱりこれちょっと触れたいなと思ってですね。
締めたかったんですけど。
もう一つ、最近非常に暗い報道がもう一つあってて、
先週末に国立社会保障人口問題研究所っていう厚生労働省の外閣団体があるんですけれども、
ここが5年に一度ですが、47都道府県と全国市区町村、
全ての将来推計人口を発表したっていうのがあってですね。
このデータを見ると恐ろしくなるようなデータがあってて、
2050年時点で九州7県の人口は、
かろうじて1000万人をキープするぐらいのデータなんですよね。
だいたい5年に一度出てくるので、悪魔の予測値って言ってるんですけれども、
蓋を開けると悪魔の予測値より実は人口が減っているっていうのがあって、
このあたりの分析もちょっとこれからやっていかないといけないところです。
で、もう明るいニュースっていうのは何かというと、
九州の宇宙産業と海洋産業の姿が今年は見えてきたっていうことです。
06:06
一つ目の宇宙産業っていうのは、先週木曜日だったと思うんですけど、
田畑さんが大西社長にインタビューしておられた、
旧大発ベンチャーQPS研究所、ここの小型衛星の打ち上げ成功ですね。
そうですね。
30年近く前の95年に九州大学で小型衛星の開発が始まって、
2005年にQPS研究所を設立されてるんですが、
目指しているのは衛星に搭載したアンテナから地表にマイクロ波を照射して、
そして反射した信号を分析して地表を画像化するっていうので、
これが光学衛星と違って曇っている時や雨の日や夜でも観測できるっていうことですよね。
将来的には地震だとか台風なんかの被害を迅速に把握できるようになって、
防災面への応用なんかが期待されていると。
これがですね、いろいろうよ曲折が今まであってきて、
それもまたベンチャーらしくて面白いんですけれども、
小型衛星の1号機っていうのは4年前の2019年にインドで打ち上げに成功してるんですね。
2号機はSpaceXのファルコン9で21年1月に打ち上げが成功して、
だから3年ぐらい前の2号機が打ち上げ成功した当時っていうのは、
田畑さんや私のような九州大学のOBっていうのは、
ついに出来上がった九州版下町衛星みたいな感じで興奮してて、
これはもう航空工学科を卒業された若田光一さんが宇宙飛行して飛び立った時以来の
大騒ぎ状態だったんですね。
ところがですね、去年の今頃、どんな感じだったかっていうと実は暗かったんですよね。
昨年の10月に3号機と4号機を積んだJAXAの小型ロケットイプシロンが打ち上げに失敗して、
5号機を積む予定だったのがアメリカのバージンオービットっていう会社で、
ここが経営状況が悪化して、今年4月には経営破綻したんですけれども、
これは宇宙が遠ざかったかなっていうふうに思えていたところ、
今年の6月に5号機より先に6号機を積んだファルコン9が打ち上げに成功して、
今月15日にニュージーランドでアメリカのロケットラボに乗っけて、
5号機の打ち上げに成功。だから5号機が6号機より後に成功するっていうので、
世間では今何号機がどうなんだっていうのが、
09:00
宴会ネタでも結構話題になっているという状況ですね。
当初グロス市場に今月6日上場して、
なかなか公開価格390円だったのが、
昨日の終わり値を見たら1000円超えて最高値になってました。
投資は自己責任ということになりますけれども、
今のところ順調なIPOの滑り出しというところです。
ただこれもいろいろ課題があって、ライバルが結構多いんですよね。
だからそのあたりに対してどうやってメリットを打ち出していくのかっていう、
営業力っていうのが実はベンチャーでも上場した後は求められるということになっていくかと思います。
ただこれまで九州っていうのが宇宙産業を育てようと声を上げてきたんですけれども、
中身は何かっていうと種田島と内野原にロケット発射基地があるだけじゃないかとかですね。
あと大分空港が宇宙航路を目指すぞと言ってもバージンオービット破綻したんじゃないかみたいな感じで、
宇宙の産業化っていうのとは程遠い状況にあったんですよね。
それをQPS研究所っていうのは具体的に衛星を設計して生産して打ち上げて、
軌道投入して更新するのに成功して一部画像はもう販売を開始するっていうところまで一気通貫で成功させてくれて、
宇宙を身近な存在にしてくれたっていうのがとても大きいと思います。
さらにすごいのがソフトウェアの開発だとか精密部品の加工だとか軽量化っていった製造面では、
福岡県を中心とする中小企業20社と連携しているっていうのが素晴らしくて、
下町ロケットに登場する帝国重工の場合は、社内だけで全てを成し遂げようとしてロケットがなかなか打ち上がらなかったっていう。
開いたのと非常に対照的ですよね。
これから年が明けて5月までに2機打ち上げて、その1年後に4機打ち上げて、
そのまた1年後に6機打ち上げて、だんだん増やして全体のシステムを完成させていくっていうので、
ますます宇宙産業が九州に育つ目を作ってくれたんじゃないかなと。
もう一つは採用産業ですけど時間がないので、年が明けてから詳しく解説したいと思います。
明るい展望も来年は来年でまた聞きたいので、ぜひお願いします。
今年も1年大変お世話になりました。
こちらこそお世話になりました。
いよいよ年をお迎えください。
来年もよろしくお願い致します。
この時間は長崎県立大学教授の鳥丸佐藤さんでした。
聞きたいラジオ番組何にもない。そんな時間はポッドキャストで過ごしませんか。
12:04
RKBでは毎週40本以上のポッドキャスト番組を配信しています。
あなたのお気に入りの声にきっと出会えるはず。
ラジコ、スポティファイ、アップルポッドキャスト、アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックでRKBと検索してフォローしてください。
RKBオンラインのポッドキャストまとめサイトもチェック。
12:58

コメント

スクロール