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能登半島地震と熊本地震の類似点と相違点
2024-01-10 10:46

能登半島地震と熊本地震の類似点と相違点

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
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00:28
この時間は、Zoom Up毎週水曜日は九州経済です。
長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございますと、挨拶するのがはばかられるほどショッキング。
地震と事故と火災での年明けになってしまいました。残念ですけれども。
今日は、能登半島地震と九州人が誰もが覚えている熊本地震、2016年4月の類似点や相違点について検討してみたいと思います。
真っ先に思い浮かぶ決定的な違いは、熊本地震の2階の震度7は、福岡都市圏と並ぶ人口増加地域で発生したということです。
大企業でソニーだとか東京エレクトロン、伝送、ホンダ技研、富士フィルム、最瞬間製薬所、サントリーとかですね。
一頃はソニーとサントリーはもしかすると甚大な被害だったので撤退するんじゃないかって言われてたんですけれども。
なんとか頑張ってくれて、こういった大企業が頑張って復興すると、当然取引先っていうのも周りにありますので、それにつられて元気が出てくるっていうところがあるんですよね。
自力で復旧果たせるだけの体力のある大企業が多数立地していると。
一方、今回の被災地、とりわけ半島の先端地域っていうのは、過疎高齢化が進んでいて、
自力で地域の下請中小企業を巻き込んで復旧復興リードするだけの大企業っていうのは少ないんですよね。
当たってみると石川県と富山県には、加賀東芝エレクトロニクスだとか村田製作所っていうのはコンデンサーで、
もう誰もが持っているスマホの中に入っているデバイスですけれども、あとジャパンディスプレイとか小松とか立地してるんですけど、
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もうどこも大した被害がなくて、まもなく創業また開始しますっていう状況ですね。
ただ一社ちょっと気になるのがですね、パソコンのディスプレイモニターにこだわる方はご存知のメーカーで、
EIZOっていう、昔七尾っていう社名だったんですけど、福岡市にも営業所があるんですけれども、
ここが新現地に近い七尾市。七尾市だから元七尾って言ってるんですけど、
七尾市の構造、ここが生産活動再開までにしばらく時間を要する見込みっていうのを言ってるのがちょっと心配なんですよね。
九州の企業に直接的な影響はないっていうことなんですけど、これ巡り巡ってサプライチェーン複雑になってますんで、
どうなるかっていうのがよくわかんないところがあって、例えば熊本地震の2ヶ月後ぐらいからですね、
もう誰もが知っている、某ドイツ社、スリーポインティッドスタッフのですね、
ドイツ社のカタログにオプションとしてヘッドアップディスプレイ、
フロントガラスに速度だとかカーナビーだとか照射するのがあるんですけれども、
あれがオプションでずっと載ってたのにシールが貼られててですね、
オプションでも提供できませんっていう時期が半年以上続いてたんですよ。
なんでだろうと思ったら、部品の部品の部品を作ってるところが熊本にあって、
そこが被災して、ちょっと生産に時間がかかるっていうので、オプションパーツから外れていたっていうのがあったりするんですよね。
ドイツからこっちに輸入してるっていう形なんですけど、部品は向こうに渡されてるっていうことですね。
だからどこまで影響するかっていうのは、もうしばらく状況を見ないとちょっとわかんないかなっていうような感じですね。
あと、今回の地震と熊本地震比べて、地理上のポジションっていうのを考えてみると、
熊本地震は九州のへそで発生したわけですよね。
九州の南北と東西の物流と人流が寸断されたんですけど、復旧作業という点では東西南北から重機を導入できたんですよね。
ですから全貌が把握されるにつれて、急ピッチで復旧作業が進んでいったと。
この熊本地震の時から、いわゆるプッシュ型の救援物資の搬入っていうのが、熊本地震から始まってるんですけれども、
あれが可能になったのも、東西南北から物資を搬入できるからプッシュ型ができたんですよね。
特に熊本の場合は、熊本港が使えたのは大きかったと。
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あと南北を移動する場合でも、私も一回鹿児島福岡間、
地震から2、3週間後に移動しなきゃいけないことがあったんですけれども、
その時は福岡空港から鹿児島空港へ飛ぶっていうですね。
航空機がかなり増便を当時はしていて、高速バスも新幹線もダメでしたから、もちろん高速道路も一般人はダメでしたので。
だから、やっぱり九州のへそだったっていうことと、今回の半島の先端地っていうのはやっぱり違うよねっていう感じですよね。
熊本地震の場合、3日後に本震発生してから3日後に、
植木インターチェンジと真式熊本空港インターチェンジ間は、緊急車両だけは通行できるようになってて、
本震の5日後には、早くも震度7に2回襲われた真式町、
あと甚大な被害を受けた南麻生村っていうのは、早くも災害ボランティアの受け入れを開始してたんですよね。
それに対してやっぱり野党半島地震っていうのは、そのままが示すとおり半島で発生しているわけで、
石川県の南側からしか入っていけないっていうことで、道路が報道されているとおり悲惨な状況ですので、
東西や北側からアクセスしようとしても、遠浅の海底が隆起してしまってて港が機能を果たせないっていう状況ですから、
プッシュ型を進めようと思ってもなかなか進まないっていう状況ですね。
阪神淡路大震災の時に、真っ先に発電機を運んだのは、実は吸収電力なんですよ。
なんでかっていうと、離島を持ってるので、吸収電力が。
だから緊急時にそういった発電機を運んでいくっていうノウハウがあったということで、真っ先に運んでいったっていうのがあるんです。
今回はもう港が使えないっていうことですから、大変厳しい状況になってるなというような感じですね。
あとは熊本地震の時より今圧倒的に発達しているのはドローンなんですけど、
ドローン飛ばすためには電波が必要で、その電波が今不足しているので、
活用方法としてはお薬を運んだりっていう軽いのを運んだりっていうのに一部に留まっていて、
ドローンだったら九州の禅林とかですね。
あと去年の7月の豪雨時に孤立集落を救った大分県ドローン協議会っていう民間の団体があるんですけど、
この辺りのノウハウを何とか活かせないものかなと思うんですが、
今回のような半島での災害っていうのは、九州でもとりわけ県土自体が半島で構成されているのが長崎県と鹿児島県なんですよね。
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この辺りは今回のノウハウ地震をきちんとウォッチしておいて、
防災計画っていうのをもう一度半島での防災っていうのをですね、見直しておく必要があるんじゃないかなっていう気がします。
一刻も早い復旧復興を願いたいと思います。
鳥丸先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
長崎県立大学教授の鳥丸佐藤さんでした。
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