1. NFTにハマった建築設計者の日常
  2. #243 積水ハウスとマリオット..
2024-07-08 13:37

#243 積水ハウスとマリオットの取り組みが面白い!

◆ちきりんさんのVoicy
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◆木下斉さんのVoicy
https://r.voicy.jp/ybKyE5MxKR7

#地方創生 #ステークホルダーツーリズム
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サマリー

積水ハウスとマリオットは連携し、道の駅の近くにリーズナブルなホテルを建設しています。トリップベース道の駅プロジェクトは、マリオットの会員を地方にも呼び込み、地域へのメリットや雇用の創出にも貢献しています。さらに、地元企業や金融機関も出資者として参加し、地域へのリターンが得られるビジネスモデルとなっています。

00:07
今日も一日、ありがとうございました。
この放送は、Web3にハマった建築設計者が 仮想通貨やNFT、メタバースなどのWeb3の話と
ドキドキ建築の話をする放送です。 よろしくお願いします。
積水ハウスとマリオットの取り組み
今日は、積水ハウスとマリオットの取り組みが 超面白いというお話をしたいと思います。
よろしくお願いします。
そうですね、昨日か一昨日ぐらいの配信で ボイシーの配信でチキリンさんと
木下ひとしさんが同じテーマでお話しされてました。
チキリンさんのお話を受けて、木下ひとしさんも 同じお話をするみたいな放送になりました。
それが今日のタイトルにあります 積水ハウスとマリオットの取り組みのお話になります。
積水ハウスっていうのは、小建て住宅、 一小建ての住宅を作っている住宅の建設会社になります。
マリオットっていうのは、いろんなホテル、 全世界でホテルを運営しているホテル運営業者になります。
この両者がタッグを組んで今やっている取り組みが めちゃめちゃ面白いので、
チキリンさんの話と木下ひとしさんの話を聞いて、 めっちゃ面白いなと思ったので、
私もちょっと喋ってみようかなというふうに思っています。
そのプロジェクト名っていうのが、 トリップベース道の駅プロジェクトっていう名前ですね。
トリップベースは英語ですね。
道の駅プロジェクト。
このような名前で、2021年かな。
実際できたのが2020年なんですけども、 プレスリリースみたいなのをしたのは確か2021年。
私が見る限りそうでした。 2021年から始めているプロジェクトになります。
これはどういうプロジェクトというかというと、
これはもう端的に言うと、道の駅の付近にホテルを建てるという、 そういうプロジェクトになります。
当然マリオットはホテル運営業者なので、
マリオットのブランドのフェアフィールドバイマリオットという ブランド名ですね。
マリオットのブランド名、フェアフィールドバイマリオットっていう ホテルのブランド名を作って、
そのホテルを道の駅の近くに作るというのをやっています。
2025年までに、26都道府県に何ヶ所かな。
確かもう本当に100ヶ所近い、80ヶ所とか70ヶ所とか、 そのぐらいのレベルでホテルが建つそうです。道の駅の近くに。
これどういう狙いがあるのかというと、
まずマリオット側からすると、 日本の大都市に高級ホテル、マリオットホテルってあるじゃないですか。
よく聞く。マリオットって聞くと結構高級ホテルを イメージする方がいらっしゃるかなと思うんですけども、
実際はリーズナブルなホテルもやっていて、 幅広いホテルブランドを展開してるんですけども、
なんか結構都心の高級ホテルみたいなイメージがある中で、
道の駅って結構地方の方にあるじゃないですか。
車でしか行けなくて、山とかばっかりで、 みたいなそんなところにあるイメージがあるんですけども、
そういったところに地方都市にホテルを作る、 宿泊施設を作るっていう点で、
日本の新たな地域へのマーケットが拡大するっていうのが、
マリオットとしては一番大きな ベリットになるんじゃないかなというふうに思ってます。
なので、都市部にホテルを作る、 日本の都市部に作るようなノウハウだけではない、
日本の地方に作るっていうノウハウも蓄積できるので、
マーケットの拡大と新たな知見の獲得っていう点で、 マリオットにはそういった旨味があると。
じゃあ赤水ハウスはどういった旨味があるかというと、
単純に建物を建てる、 住中拡大に寄与するっていうのもありますし、
あとは赤水ハウスはこのホテル事業だけじゃなくて、
マリオットと組んで調べてみたらですね、
大阪のセントレジスホテルとか、 最近開業したWホテルとかも
赤水とマリオットがやってるらしいんです。
おそらくマリオット以外のホテルも、
赤水が事業者というか建設会社兼オーナーみたいな役割で 関わってるのかなというふうに思ってます。
という感じで、最近ホテル事業に乗り出してるっていうのもあって、
そのホテル事業の新たなノウハウ、
ホテル事業としても事業者として事業を拡大するっていうのもありますし、
新たなフィールドで戦うっていう、
ホテル事業者として新たなフィールドで戦うっていう、
新たなホテル運営ノウハウっていうのも獲得できるっていうので、
赤水ハウス側にも新たな旨味があるというのがあります。
ここまで聞くと、2人がパートナーを組んで、
2人ともメリットがある取り組みをしてるねっていうので終わるんですけども、
これ以上にさらに奥深い広がりがあったので、
ちょっとそれを簡単に共有したいと思います。
トリップベース道の駅プロジェクト
1つは地域へのメリット、その土地へのメリットも非常に大きいメリットがあるっていうのがあります。
それはどういうことかっていうと、
マリオットがホテルを建てるとどういうことが起きるかっていうと、
マリオットの会員が全世界に1億人以上いると言われています。
ちょっと何ていう会員かわかんないんですけども、
マリオットクラブみたいなそんな会員があって、
その会員登録者にはマリオットのホテルに泊まるたびに
優待が受けられるみたいなそういった特典があるんですけども、
そういった会員がいると。
そんな全世界の会員がマリオットが新しいホテルを出すぞと、
今度は高級なホテルではなくてちょっとリーズナブルな日本、
ジャパンの田舎のところにリーズナブルなホテルを建てるぞといったときに、
やっぱり行きたくなりますよね、その会員の方だったら。
っていう感じで、マリオットの既存の会員である外国人ですね、
主に外国人観光客がその田舎の道の駅の周りの地方都市ですね、
地域に足を運ぶきっかけになる。
これだけでも非常に大きなインパクトになるかなと思います。
これによって、当然道の駅も利用して買い物するだろうし、
その近くの例えば飲食店とかにも行ってお金を落とすだろうし、
そういった経済的な波及効果も見込まれ、見込むことができる。
あとはもうちょっと言うと、当然ホテルでは従業員が働くので、
そういった従業、雇用ですね、雇用の創出という点でも、
地域にもたらすメリットというのは大きいかなというふうに思っています。
あとはビジネスモデルというのも結構変わっていて、
普通であれば赤水がオーナーになって、
半分ぐらいはホテル事業者であるマリオともオーナーになって、
自分たちで資金を出し合ってホテルを運営するみたいなことが
容易に想像できると思うんですけども、今回はそういうスキームではなくて、
このプロジェクトだけの合同会社みたいな、合同会社という単語がちょっと合っているかわからないんですけど、
目的別会社みたいな、そんな会社を立ち上げて、
そこの会社には地元の企業とか、地元の銀行とか、
その地域の要は出資者ですね、も仲間に入れて、
地域の方々からも出資を受けることで、
リターンですね、そのプロジェクトがうまくいったときのリターンも地域に入るようになっていると。
そういった設計がビジネスモデルからの段階でそういった設計になっていると。
例えばですけども、マリオットが運営して、
じゃあその儲かった利益が全部マリオットに入ります、だと日本のためにならないですよね。
マリオットはアメリカかな、アメリカにその儲けが行ってしまう感じになるんですけども、
そうではなくて、そこの事業が失敗したとき、成功したときの利益を得る先っていうのに、
その地元の人たち、金融機関だったり事業者を入れることによって、
その人たちにお金が入る、すなわち地元地域にお金が入る、
そういったシステムを構築しているっていう点でも地域貢献になっていると。
そういったものがあります。
もうちょっというと、旅行会社とか、あとは交通機関ですね、バスとか、
主にバスだと思うんですけども、そういったところとも提携していて、
当然道の駅っていうのは車で行くことが前提なので、
バス関係ですね、が動くきっかけにもなっていると。
これは雇用創出の一つだと思うんですけども、
バス関係、もうちょっというと観光業とも連携することで、
そちらにも働き口を与えて、そちらにも利益が出るように、利益というか売り上げですかね、
売り上げが出るようにいっていると。
そういった面でも、その地域だけじゃなくて、
その地域への移動手段を提供している事業者にも便益が行くようになっていると。
そんな感じでですね、赤杉ハウスとマリオット、両社2社が利益を得るだけではなくて、
地域も利益を得ますし、移動手段をしている事業者にも利益が出ますし、
当然その地域の個人個人にも利益が出ますし、
地域へのメリットとビジネスモデル
あとはチキリンさん目線でいうと、チキリンさんは具体的にホテルに泊まったらしいんですけども、
当然割とサービス内容としては簡素なもので、シンプルでリーズナブルに抑えられていて、
朝食もホテルに併設されたレストランで朝食をとる形式ではなくて、ケータリングみたいな弁当みたいな朝食ができたらしいんですけども、
それも物としては美味しくて、地元の食材とかを使ったものらしくて美味しい。
代わりにビュッフェでゴミゴミしている、ビジネスホテルビュッフェあるあるみたいな、
そういったところな感じではなくて、自分の時間を有効利用してゆったりと朝食にありつけるみたいな、そういった価値もあるという感じで、
泊まった人目線としても非常に良いサービスが受けられているというので、宿泊客も便益を受けられると、
そういったプロジェクトになっているということでした。
そこまで話を聞いたり、自分でちょっと空いてる時間で調べたりしたお話を話してみました。
これ何が言いたいかというと、この知見というのは建設業をかける○○による地方創生文脈で、
同じような考え方ができるんじゃないかなというふうに思っています。
例えば私が何回かこのスタイルで話している建設会社とLLACハウスがコラボしたらという話題があると思うんですが、
そこでも建設会社×コワーキングスペースでの地方創生というような切り口で、
今回のような事例を参考にしながら、何かいろんなことが考えられるのかなというふうなことをちょっとぼんやり思っているので、
そこに結びつけるアイディアが思いついたら、この場でもお話ししようかなというふうに思っています。
という感じで、今日のお話は終わりにしたいと思います。
この放送の概要欄に、ちきりんさんと木下ひとしさんの放送のリンクを貼っておくので、
もう一種、違うプラットフォームになりますけれども、興味ある人は聴いていただけたらなというふうに思っています。
ということで今日はお疲れ様でした。またね。バイバイ。
13:37

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