1. NFTにハマった建築設計者の日常
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2024-05-23 13:25

#221 周辺地域のために建物を建てる!

#建築 #建設業

#037 その場所に建物を建てる影響を考える
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今日も一日、ありがとうございました。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWeb3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、周辺地域のために建物を建てるというお話をしたいと思います。今日ちょっと建築寄りの話になります。
前回までお話ししていた、建設会社×Web3コミュニティのコラボみたいな話は一旦中断して、今日は少し別の話になります。
今日は、周辺地域のために建築を建てるという話をしようと思うのですが、その話をしようと思ったきっかけは、
今日、私建設会社で会社員をしていて、建築の設計をしているのですが、私が設計した建物が完成を迎えました。
建物が完成したら、竣工式というのを完成しましたということで、みんな集まって関係者の方々でお祝いをしたり、感謝の言葉を述べたり、あとはもうちょっと神様にありがとうございますと、無事にできました、ありがとうございますという式がありました。
それが今日行われて、そこでちょっと印象的な言葉を受けたので、それについて今日お話ししようと思いました。
私が設計した建物は、あまり詳しくは言えないのですが、キリスト教系のお客様の施設です。
竣工式も実際のお客様が持っている教会の中でやって、パイプオルガンとか流れてサンビーカとか歌って、キリスト教の式たりに従った式祭になったわけです。
その中で、いろんな人が今日無事に完成することができました、ありがとうございますみたいなご挨拶をする中で、建築主様であるキリスト教系の組織のトップの方は、
キリスト教の集団の中でもトップ層にいる方なんですけども、その方がいろいろお話しされた時があって、いろんなお話があったんですけども、
そこで非常に私が印象に残ったのは、キリスト教関係の施設を建てる意義みたいなことをお話ししていて、
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言葉の節々に出てくるのが、地域住民のためにとか、周辺地域のためにとか、周辺地域の方々の憩いの場になるとか、そんなようなことがめちゃめちゃ頻繁に出てきたんですね。
そのトップの方の頭の中には、当然我々の集団、キリスト教の集団で使う施設ということで、自分たちのための施設でもあるということは前提とおきながらも、この施設は地域のための施設なんです。
当然ゴリゴリ地域の方が自由に使っていいよみたいな、そんな施設ではないんですけども、気軽に立ち寄れたりして、入り口ぐらいまではフラッと行けて、そこに広場があって、そういうスペースがあるという施設なので、そういったところで周辺の方々が行こえるような場所というのはあるわけですね。
そういったところで周辺の方々が行こうというのもありますし、もっというと宗教施設ではあるので、本当にごくごく近い周辺の方々だけではなくて、キリスト教の信者さんでも当然集まることができるし、そういった感じでごくごく近い周辺の方々から、
ちょっと遠めの信者さんまで含めて、それを周辺地域の方々というふうに捉えて、その人たちのためにこの施設は存在するみたいな、そんな位置づけで今日の岡戸話をお話しされていました。
その絵がめちゃめちゃ印象的で、やっぱり印象的でしたね。
普通の発想であれば、先ほども言ったように、まずは自分たちのための建物、そして自分たちのお客さんとなるような方の建物。
その3つ目ぐらいに周辺地域とか、あとは3つ目には地球環境みたいな、そんなキーワードを出す発想もあるかなと思います。
地球環境で優しい建物ですとか、そういった話はあると思うんですけども、やっぱり周辺地域の方々のための建物ですよとか、周辺地域のための事業計画ですよとか、
そこまで考えられて建物を建てるケースっていうのは、そんなに多くはないなというふうに思っていて、やっぱり今回のお客様のトップの方の思想っていうのは、
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すごい視座が広くて、非常に驚きました。私もハッとさせられました。
このスタイルでも過去、ちょっと遡ったんですけど、37回目の放送で建物がそこに立つ意味みたいな、そんなタイトルでお話した時があって、
そこで出てきたのが、その近辺で何回かに分けて話してるんですけども、ステークホルダーツーリズム、ステークホルダーマーケティングみたいなお話をしています。
これは星野リゾートがやっていることで、星野リゾートが発端かわかんないですけど、星野リゾートが意識していることですね。
これはホテルの例なんですけども、星野リゾートがどこかの場所にホテルを建てますといった時に、当然、星野リゾート側、ホテル運営側も設けなきゃいけない。
ホテルを利用する直接のお客さんも、いろんなホテル滞在を通じていい経験をしてもらう。
この両者が得をするというのは当然なんですけども、その先として、周辺の地域の、例えば地域でお店をやっている人とか、飲食店をやっている人とか、レジャー観光業をやっている人とか、
そういった人たちもステークホルダーですね。星野リゾートから見たステークホルダーと捉えて、その人たちも得をするようなホテルづくりというのを目指しているというお話を、星野リゾートがステークホルダー、ツーリズム、マーケティングというようなことでお話ししていました。
その話を私は聞いて、建築を建てる意味みたいなのがあるなというふうな感じで、その37回の放送でお話ししたんですけども、その話、まさにその話題が今日のお客さんのトップの方から出てきたなという感じで、その時のことがよみがえりましたね。
と同時に、やっぱり改めて、我々が建物を作る意義というのは、当然建物を建てるお客さんの事業が成功する、お客さんが得をするというのもありますし、当然お客さんの直接の顧客ですね。先ほどのホテルの例だったら、ホテルの宿泊客が得をする、いい経験をするというのもありますし、
あとはやっぱり周辺地域の方々というのを置き去りにしない、周辺地域の方々も何か得をするような建築の在り方とか事業の在り方というのを探していくというのも我々の建設業の仕事なのかなというふうに思っています。
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一方で建物を建てる人側から見たら、やっぱり地域住民の人というのはステークホルダーというか、自分たちの範囲とか自分ごと化された対象にはちょっとなりづらい面もあるかなというふうに思っています。
というのも、自分が例えばここの土地に建物を、例えば飲食店を建てようと思ったときに、自分は建物を建てる側はその建物も自分のものだし、その土地も自分が買った土地だから、その土地自体も自分のものみたいなふうに捉えられると思うんですけれども、
地域住民、建てる土地に、例えば元から住んでいる人たちから見たら、部外者が土地買って建物を建て始めたという感じで、地域住民側から見たら建てる人たちというのは結構部外者なんですね。
そこでその人たちの仲間になろうみたいな意識というのは最初は芽生えづらいような気がしています。
そんな中で歩み寄るのは建てる側から地域住民に歩み寄るべきで、建てる側としては建てる際にこういうことに配慮をして、こういうことを考えていて、地域住民も一緒になって仲間として一緒に徳を、徳というか、徳という言葉を語彙がなくて使っているんですけれども、一緒に徳していきましょうねみたいな、
そんな歩み寄りをしていくことが大事だなというふうに思っています。
それを考えるのは建築を建てようとするお客さん、我々建設会社から見たお客さんも当然それを考えるんですけれども、我々建設会社もそういったことを多分考えなきゃいけないフェーズに来ていて、
やっぱりお客さんの要望にたらたら従って建物を建てるだけじゃなくて、やっぱりその建物が地域に立つ意義というか、立った後どうなるかみたいな、そんなところまで想像して建物設計して建てるっていうのが必要なのかなというふうに思いました。
最後はちょっと私の妄想みたいな感じで終わったんですけれども、今日の話は以上となります。
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今日は私が設計した建物の竣工式完成を祝う会がありまして、そこでお客様のトップの方が地域住民のため、今回建てた建物というのは地域住民のためとか、周辺地域のためとかそういった言葉を連発していたので、
やっぱりそのお客様にとっては、少なくともお客様そのトップの方、個人個人というかその方にとっては、その建物は自分たちだけのための建物ではなくて、地域のための建物として移っているんだなというふうにちょっと感動したので、今日こんなことをお話しさせていただきました。
ということで、今日は以上になります。また明日ぐらいから、明日ちょっと放送あるかわからないですけども、明日から建設会社×WEB3コミュニティの話を進展していけたらなというふうに思っています。ということで今日はお疲れ様でした。またね。バイバイ。
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