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2023-04-14 09:35

#037 その場所に建物を建てる事の影響を考える


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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、その土地に建物が建つということみたいな話をしてみたいと思います。
今日、雨が降っていて、傘をさしながら、ポツポツという音が鳴りながらの収録になりますので、そういう音が入っていて、聞き苦しいことがあるかもしれませんけども、よろしくお願いします。
今日は、建物を建てるみたいな当たり前、我々建設業としては当たり前なんですけども、そのことに対して、その土地に建物が建つというのはどういうことかというのをちょっとぼんやりと考えてみたので、そのことについてお話ししたいなと思います。
ことの発端は、昨日おとといと話している、ステークホルダーツーリズム、ステークホルダーマーケティングみたいな話につながるんですけども、その建物を建てることによって、当然、事業者は売るを終わらなきゃいけない利益を得なきゃいけない。
その事業者の顧客となる人というのも利益を得なきゃいけない。そこまではわかると思います。そのために新しい建物を建てるみたいな、そういう思想はわかると思うんですけども、ステークホルダーマーケティングの登場人物は、自分自身と顧客と地域コミュニティというのもありまして、
その第三者である地域コミュニティ的に見ると、そこに建物を建てるという点ではどうなのかというのを考えるのが大事だなと思った次第です。
要は、あるところに建物を建てた時に、事業者は当然自分の利益を考えるんですけども、その時にその建物を建てる建設地の、例えば隣の家の人とか、周りの飲食店の人とか、
ちょっと離れた海岸沿いの海の家みたいなのを経営している人とか、そういった人たちがどう感じるのか、その人たちにどう影響するのか、みたいなことを考えなきゃいけないなと思ったのが最近の出来事になります。
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普通はそんなことを思わないですね。
通常であれば、とある土地が空いていて、その土地を建築主になる事業者が買って、その事業者はこういう土地があって、こういう施設を作りたいから建物を建ててねっていうふうに、我々ゼネコンとか設計事務所とか公務店に依頼するわけなんですけども、
その時にはやっぱり登場する人物っていうのは、その事業者の利益、あとは事業者がサービスを提供する顧客、事業者の直接の顧客ぐらいしか登場する人はいないんですね。
最近は結構変わってきていて、その建物が建つと同時に、ちょっと空き地みたいな地域コミュニティの人たちが利用するような、自由に利用していいような公園みたいな空き地みたいなものを作りますみたいな計画も時々あります。
そういった一部の例外を除いて、やっぱり通常は自分と直接の顧客の利益しか考えずに建物が建てられることになります。
ステークホルダーマーケティングみたいな視点に立つと、そういった思想で建物を盆も立てるっていうのはサステナブルではないなっていうのがよく分かるなと思います。
ステークホルダーマーケティングの視点に立つと、それプラスもう一つ考えなければいけないところがあって、もう一つだけじゃなくてもう一つ二つぐらい考えるべきことがあって、その地域コミュニティへの影響とか、もっと広げると地球全体への環境配慮みたいな、そういう影響も考えなければいけないと。
そこまで考えながら建物を作るっていうのがこれからの建築業に求められることなのかなともんやり思っています。
今は割と脱炭素みたいなことは建設業界で言われていて、CO2排出量を減らすためにどういうことができるかみたいなことを考えて、そのための技術開発とかそのための材料とか。
例を挙げるとCO2排出量が少ないコンクリートの開発とか、そういったのはすごいいろんな会社が精力的に行っていて、それは非常にいい流れかなと思います。
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それは脱炭素っていうのは先ほど私が話したやつの一つの要素でしかなくて、脱炭素をすることによって地球環境が守られると。
地球環境を守られるっていうのは一番大きな地域コミュニティとか、地球全体の生態系とか、地球全体の人々のつながりとか、そういったことを考える上では、
環境をもうちょっと細かく言うと、地球温暖化的な異常気象的な話を防ぐことにしかならないので、CO2排出量だけ見ても脱炭素だけ見てもやはり不十分なところがあります。
これからの建設業とか、建物を建てる人たちっていうのは、地球環境とか、あとはもうちょっと近い目で見て地域コミュニティとか、あとは生物多様性も同じようなことかなと思います。
そこに建物を建てることで、周りの自然環境、木とか水とか草とか川とか、あとはそこに住む生物とか、そういったものを壊さないかどうかっていうのは、しっかり気をつけながら建物を建てる。
もっと言うと、気をつけて壊さないように建てるだけじゃなくて、それらがもっとプラスになるような形で建物を建てるっていう思想が必要なのかなとつくづく思った次第です。
これを思わせてくれたのも、LLHハウスという愛媛県の節内海の島にポツンとワーキングスペースを作るという計画に少しだけ携わらせていただいているんですけれども、それを機にそういった視点に慣れたわけで、
普通の業務、会社員での業務をしていたら、そんな思想には多分なってなかったかなと思います。
なので、今、LLHハウスに携わらせていただいていることをありがたく思いながら、今後自分は会社員として建築を建てて、建築を作って今後も行くわけなんですけれども、その中で一つでもこの学びが生かせるようにしていきたいなと思っています。
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ということで、今日はちょっと話がまとまらなかったですけれども、その場所に建物を建てるとはどういうことかみたいなことを話してみました。
ということで、今日はこれで終わりにしたいと思います。
それではお疲れ様です。またねー。バイバイ。
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