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2025-12-02 13:19

#435 【家づくり】における生成AI活用のポイント

#フルリノベ #中古マンション #家づくり #AI活用
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サマリー

家づくりにおける生成AIの活用について、情報収集において業者とAIを使い分けることが重要であるとされています。特に、最新情報やパーソナライズされた情報は業者から得る方が効率的であると考えられています。また、業者との情報共有とAIによる情報検索の利点が論じられ、最新の情報とパーソナライズされた提案の重要性が強調されています。

AI活用の概要
今日も1日ありがとうございました。この放送は、AIとWeb3で建築を変える一級建築士のフミが、建築やAIの話と、時々Web3の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、家づくりにおけるAI活用のポイントというお話をしたいと思います。
久しぶりに家の話で、今日はちょっと抽象的な話になるかもしれないんですけれども、その家づくりにおいてのAI活用のポイントというのが、一言一つ、これを挙げるとしたらこれかなと思ったので、
一つというか、細かく分けると二つなんですけど、一つですね。これかなと思ったので、ちょっとお話ししたいと思います。
私は今、中古マンションを買ってリノベーションをしています。新居を作ろうと作っている最中です。
この新居を作る家づくりであったり、もっと前の家探しから、生成AIというのを結構活用してきています。
その内容、こういう感じで使えますよ、みたいな内容を過去放送でもしているんですけども、そういった具体例ではなくて、今日はちょっと抽象的な、もうちょっと全体的な話でAI活用のポイントを一つご説明したいと思います。
そのポイントの切り口としては、まずAIを活用するというのは、どういう活用の仕方があるかというのはいろいろだと思うんですけども、
今回お話しするのは、AIに質問する、要はAIから情報を引き出すみたいな、そういった使い方でのポイント等を捉えてもらえたらなと思います。
例えば、過去にやったことあるので言うと、エアコンの比較とかですね。
うちはこういう間取りです、何平米です、何畳です、じゃあどれぐらいのスペックのエアコンがいいですかとか、そういった感じですね。
あとはどうだろうな、エアコン関係で言うと電力ですね、電力。
うちは30アンペアなんですよ、30アンペア。マンション全体、うちの全体で使える電気容量というのは30アンペアで決まっていて、そうするとどの家電とどの家電とどの家電が使えますかみたいな。
エアコンと洗濯乾燥機と電子レンジ、これ同時につけたらブレーカー落ちちゃいますよみたいな、そういった検討も生成AI、GPTとかだったらしてくれます。
これも情報を聞き出すみたいな、そんな話ですよね。
という感じの使い方におけるポイントを今日お伝えできたらなというふうに思います。
情報取得の使い分け
まずその家作りについて、今のような感じでAIに情報を聞きますよね。
じゃあ家作りにおいて情報を聞き出す相手ってAI以外に誰がいますかね。
それはSNSから情報を聞き出す、情報を受け取るとかYouTubeから情報を受け取るとかいろいろあると思うんですけども、最も代表的なのが、
例えばリノベーションだったらリノベーション会社の営業さんとか設計師さんとかですよね。
不動産とか家探しだったら不動産屋さんの営業の人とか、要は業者の人ですよね。
だから家作りにおいて質問する人、情報を得る人っていうのは普通は業者の人から情報を得る。
最近だったらAIから情報を得ることもできますよと、そんな感じなんですよね。
もうちょっと言うとSNSとかの情報をピックアップする、そんな感じで情報を得るソースっていうのがいろいろなに分かれるわけです。
SNSとかだとちょっとそれはわりと次回の話に移すとして、今回は業者の人から情報を得るっていうものと
生成AIから情報を得る、この使い分けについてのポイントをちょっとお話ししたいと思います。
この使い分けをどうしたらいいのか、どういうジャンルであれば、どういう質問、どういう情報であれば業者の人から得るのが良くて、
どういう情報だったらこの生成AIから得るのがいいのか、これを抑えておくっていうのが
AI活用の一つのポイント、たった一つのポイントと言ってもいいと思って私は思います。
のがあります。なので、この使い分けをするっていうのがめちゃめちゃ重要です。
何でもかんでも業者の人に聞くとか、何でもかんでも生成AIに聞くではなくて、
こういうジャンルであれば業者の人から情報を得た方が効率がいいとか、確からしいとか、
あとはこういうジャンルだったら生成AIの方が便利とか、そういった感じになります。
じゃあどういうのだったら、どういう情報だったらどっちが業者がいいのか、生成AIがいいのかっていうと、
こういう考え方にすればまとまるかなというふうに私は思っています。
というのも2つですね、2つ。この2つは圧倒的に業者の方が有利、いいというのがいい情報をくれるという2つの分野があります。
なので逆を返すは今から言う2つの分野じゃない情報であれば、どんどん生成AIに聞きまくってもらえたらいいかなと思います。
その2つの分野というかジャンルというのは何かというと、1つ目は最新の情報ですね、最新の情報。
2つ目は自分に合った情報ですね、自分にパーソナライズされた情報。
この2つについては業者の方が的確な情報をくれるケースが多いです。
逆に言うとこの2つ、最新の情報とパーソナライズされた情報、この2つは生成AIが不得意なケースが多いと私は今までの経験から思っています。
例えば具体的なところで、具体的というかちょっと1つ1つ言っていくと、最新の情報、AIは弱いというのは昔なら当たり前として言われてきたんですけども、
最近はAIでも検索とかができるようになってきたので、例えばAI自身が古い知識しか知らなくてもAIがウェブ検索っていうことを覚えたので、
ウェブ検索したら最新の情報出てくるじゃんと思われがちなんですけども、本当に最新のフローリングの情報とか最新のエアコンの情報とかっていうのは
あんまりまだウェブで一発で出てくるような感じには出てこないんですよね、意外と。
本当にウェブで例えばトップに出てくるような情報っていうのは比較的、例えば1個世代前のとか世代が1個前の結構口コミとかめちゃめちゃ溜まってるような商品しかそういうところで出てこないんですよね。
本当の最新の情報とか最新の機種とかっていうのはまだネットに一般的には出回ってちょっとしか出回ってないので、そこのちょっとしか出回ってない情報を生成AIが探しに行くっていうのは結構難しいんですよね。
それよりかは本当に一般的に広まっていて口コミも多くて、ページビューみたいなのも稼いでいるちょっと一つ前の情報っていうのに生成AIは拾ってきてしまうので、
その点においては最新の情報には生成AIは弱いと。逆に業者の方だったら本当に優秀な業者さん、設計師さんとか営業さんだったらそういった最新の機種とか最新の色とか最新の機能とかそういったものにめちゃめちゃ敏感でそういう情報収集を日頃からしている人なので、
最新の情報っていう点では業者の方のほうが有利なのかなと思います。
次にパーソナライズされた情報、これも生成AIはあまり得意ではないです。これは頑張れば生成AIでも得意にすることができます。
業者との情報共有の重要性
というのもどうするかというと、自分の情報をこと細かく入れまくるんですよね。そうすればその情報をAIは学習してくれるので、その学習した内容に合わせて自分のパーソナライズされた提案をしてくれるっていうのが頑張ればできるんですけども、それよりかは、
普段業者の方といろいろ打ち合わせを通じて、私の場合は家作りから家探し、不動産探しから同じ業者でやっているので、その時からこういう家作りにしたいっていうのを共有してきているので、
今はその家探しは終わって、家作り、設計して、間取り決めて、壁紙の色決めてみたいな、そういうフェーズになるんですけども、そこまで今までやってきた半年ぐらい、今思うとすごいな、半年ぐらいその業者といろいろべったりやってきているので、
やっぱりそういった積み重ねがあると、自分のパーソナリティを理解した上で向こうが提案してくれるっていうのは、やっぱりこれは生成AIよりかは遥かに高いものを情報を出してくれるなというふうに私は思っています。
こんな感じで業者のほうが上回ってるのはこの2ポイントです。最新の情報とパーソナライズされた情報。この2ポイントは生成AIと業者だったら業者に分配が上がるかなと思っています。
ただ、それ以外の情報ですね。先ほど言ったような電力の使用量とか30アンペアだとどうですかとか、あとは床に直にフローリングを張るのと、1個段を上げて20床にしてフローリングを張るののメリット・デメリットを教えてくださいとか。
あとは例えば家探しだと地区50年の耐震性能と地区20年の耐震性能、どっちがどんな感じですかみたいな質問。こういうのは最新の情報でもなければ自分のパーソナライズされた情報でもない一般的な普遍的な情報になるので、そういった情報はどんどん生成AIに聞いてもらえたらなと思います。
そうすればめちゃめちゃ的確な情報が返ってきます。本当にニッチな、例えば今の耐震性能とか、あとは窓ガラスですね。窓ガラスの使用によって何が違うんですかとか、断熱性能がこうだから住み心地はどう違うんですかとか、そういったところはちゃんと数値的にプロンプと指示を工夫すれば、
本当数値的に検討して、この数値がこうで、こうだから何度以内に保たれますみたいな、そういった計算をしてくれるので、それは業者の方でもババッとできない所業だなと思っているので、そういった普遍的なこととか一般的なことについて、一般的な家作りのことについて質問するには本当に生成AIというのはめちゃめちゃ役に立つし、
常にスタンバってくれてるんですよね、24時間。自分が稼働する限り24時間スタンバって、いつでも質問に答えてくれるので、そういった面でも本当に先ほど言った2つのこと以外のいかなる質問でもいつでも生成AIを活用していけるんじゃないかなというふうに思います。
逆を裏返せば、先ほどの2つの質問、最新の情報とかが重要視される部分とか、自分のパーソナライズ、パーソナル情報が重要視されるシーンで生成AIを活用すると、そこではちょっと食い違った情報とかを返して聞いてしまう恐れがあるので、そういったシーンでAIを活用するっていうのはちょっと注意が必要だなっていうのことも覚えておいてもらえたらなと思ってます。
ということで、今日のお話は以上となります。
今日は家作りにおける生成AI活用のポイントというのをお話ししました。
いろんな切り口のポイントがあると思うんですけども、今日は業者の方に質問する、業者の方から情報を得ると生成AIから情報を得る、この2つを比較したときの生成AIの活用のポイントという切り口でお話しさせていただきました。
ということで今日はお話は以上とさせていただきたいと思います。
それではまたね。バイバイ。
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