家づくりにおける優先順位
今日も1日、ありがとうございました。
この放送は、一級建築士のフミが、AIと情報処理を使って理想の家づくりをするためのヒントをお届けする放送です。
よろしくお願いします。
今日は、家づくりにおいて優先度を決めるのは重要だけど、めちゃめちゃ大変なので、AIの力を借りましょうねというお話をしたいと思います。
今日はタイトルそのままなんですけども、前回か前々回ぐらいのお話で、自分の中の優先度をしっかり決めて、それを貫き通すことが大事ですよというお話をしました。
どういう文脈かというと、工事が始まってみないと、もう分かんないと。
当然、工事が始まる前に、綿密に間取りとか、壁紙とか、天井をどうするとか、いろいろプランを決めて設計をするんですけども、設計がし終わりましたと。
設計し終わって、工事が始まるんですけども、工事が始まってみないと、よく分かんないことがいっぱい起こるから、設計どおりにならないことが結構ありますよと、必ずと言っているほどありますよというお話をしました。
そのときに大事になってくるのが優先順位になります。
優先順位がしっかりしていないと、予想外なことが起こったときに、当然設計どおりにいかないから、プランBみたいなものを選ぶわけですよね。
そのときにプランBを選ぶときに、優先順位というのが効いてきて、私はキッチンがめちゃめちゃ大事だから、キッチンを守って他を犠牲にするようなプランBにしましょうというような選択ができるわけです。
そこがブレブレだと、本来は優先度、キッチンの方が優先順位が高かったんだけども、プランBを選ぶときにキッチンをいじめるようなプランBにしてしまって、後々できた後にキッチンが優先度高かったのに、ここがいじめられちゃったみたいな感じで後悔するみたいなことが起こるわけです。
なので優先順位を決めるっていうのがめちゃめちゃ重要なことになります。
ただ一方で重要なんですけども、一方で優先順位を決めるっていうのはめちゃめちゃ大変なんですよね。
AIの活用方法
これはやることとしては自己理解ですね。
自分の価値観とか何を重視しているのかとか、何に幸せを感じるのかとか、どういうことになったらお金を払うのかとか、そういったことに対して自分を見つめ直して、自分を認識していく、自分を理解していくっていうプロセスが必要で、
それを通じて優先順位がどんどん出来上がっていくんですけども、そんなこと自力でできる人あんまりいないですよね。
当然ビジネス文脈で自己理解をして自分の得意分野を見つけて、それをビジネスに生かすみたいな、そういったことはよく言われますけども、
そういった訓練を積んでいる人、そういった経験がある人とか、もしくは例えばコーチングとか、そういったのを専門領域にしていて、そういうのに長けている人であれば自力で自己理解して色々問いかけて、自分に問いかけて、自分の優先順位を見出していくっていうのはできると思うんですけども、
普通の人はできないですよね。絶対できない。僕もできないですね。
じゃあどうするのかというと、タイトルにもあるように、そういう時はAIに助けてもらって自己理解を進めていきましょうというお話になります。
逆に言うと家作りにおいて、こういうところにAIを使えばいいんじゃないかなというふうに思っています。
どうやってやるのかというと、具体的な話はちょっと込み入った話になるので、あとは音声配信ではあんまりAIの具体的な使い方って切れないので、またちょっと別の機会にそれを置いておくとして、
ざっと言うともうAIに、AIと会話しまくるんですよね。私はこういうのがいいなと思ってるんだけどどう思うとか、
あとはもう率直に私の家作りに対する優先順位を決めたいですと、決めるための質問を問いかけをしまくってくださいと、
私に投げかけまくってくださいみたいな、そんな始まり方をしてすれば、AIがめちゃめちゃ質問してくれます。
例えば都心がいいですか、郊外がいいですかとか、駅地化がいいですかとか、あとは広さはどれぐらいですかとか、家族構成はどれぐらいですかとか、
あとはリビングで過ごすことが多いですか、寝室で過ごすことが多いですかみたいな、いろいろな非常に多角的な質問をめちゃめちゃしてきます。
それに対して回答をするだけで、そういった自己理解っていうのが深まって、じゃああなたは、その結果あなたはこういうのを重視している人なんですねみたいなことを一応導き出してくれます。
最終的に自分で、じゃあAIが出してくれた答えがこうだから、私はこうなんだって、それを信じるのもいいですし、
ちょっとAIが出してくれた答えが微妙だなと思ったら、また明日、次の別の日にまた同じようなやり取りをすれば、また別の回答とか質問っていうのが返ってきますので、
そういったやり方もあるんじゃないかなというふうに思います。
AIによる新しい視点
この作業自体も今さらっと私が言いましたけれども、結構頭を使う行為で、AIがめちゃめちゃ質問してくるわけですよね。
その質問に対して考えるの、答えるのは自分なので、その答える作業っていうのは結構ヘビーなんですけども、私も何回かやったことあるんですけども、これ結構ヘビーで、
なんですけども、これをやれば、自力でやるよりかは、こういうのをやってAIに助けを借りてやれば、めちゃめちゃこういった自己理解っていうのがはかどるんじゃないかなというふうに思います。
今日の話は伝えたいことは以上なんですけども、こういった自己理解っていうのが優先順位を決める上でめちゃめちゃ大事ですと、
それを自力でやりなさいって言ったら結構無理なんですよね。なので、そういった時にAIを使うといいですよという話です。
ちょっと最後に補足的に、AIの何がいいのかというのをちょっと抽象的な感じでお話しすると、
AIは自分が思ってもいなかったことを教えてくれるっていうのがAIのいいところなのかなと思います。
例えば、先ほど自力で自己理解のことをするとか言いましたけども、
するのに対してAIに助けてもらいましょうっていうお話をしましたけども、
自力でやると自分で考えた問いに対して自分で答えるっていうことになるので、自分が想定し得る範囲のことしか、なんていうんですかね、思考が巡らないんですよね。
問いを自分が考えるわけなので、例えば先ほど言ったように域地化がいいですかとか、そういった問いっていうのは自分で考えるんですけども、
自分で考えた問いにしか答えられない。一方でAIは思ってもみなかった、自分が全く考えてもみなかったような視点で問いかけをしてくれるんですよね。
これが先ほど言っていた、抽象的に言うと自分が思いつかないようなことを言ってくれるっていうのが非常にAIが得意としてくれるところなのかなと思います。
ちょっとテーマは変わるんですけども、例えば調べ物をしたいというときにどうだろうな、窓、いい窓を探したいってなったときに、
いい窓みたいな感じでGoogle検索するじゃないですか。こういったときにバーッと出てくるんですけども、それは網羅性があっていいんですけども、
そこからチョイスするのは結構自分のフィルターがかかっているので、割と自分好みの、自分の興味のあった視点でチョイスするわけなんですよね。
ここでも普通のGoogle検索っていうのは、割といい窓っていう検索キーワードもそうですし、そこから出てきたやつをフィルタリングしてピックアップしてそのサイトを訪れるという行為もそうなんですけども、
そこで結構フィルターがかかって、自分なりにされた情報しか受け取らない感じになるんですよね、普通のGoogle検索だと。
一方でAIにいい窓を調べて、ディープリサーチしてみたいな感じでやると、自分が思ってもみなかったいい窓みたいなのが強制的にチャットのやり取りのところでバーッと出てくるので、
割と読まざるを得ない感じになって、それで自分が当初は全く想像もしてこなかったアウトプットを読む羽目になって、それを読んだ結果、意外とこっち方面いいなみたいな、そういったことが見えてくるというのもあります。
これも検索というテーマに対してAIを使うことで、自分が思ってもみなかった方向の検索結果が出てくる、インプットできるみたいな、そういったものもありますという感じで、
AIの使い方としては自分が思ってもみなかったところを触れるみたいな、そういったメリットがAIにはあるんじゃないかなというふうに思っています。
その自分が思ってもみなかったことを触れるっていう点は、今回のテーマである自己理解、AIを使うっていうのにもめちゃめちゃマッチしているので、そのあたりでAIを使えばいいのかなというふうに思っています。
ということで、今日は以上になります。
今日のお話はダイレクトに家作りみたいなだけじゃなくて、ビジネスにおいて自分の得意分野を見つけるとか、そういった場面でも使えると思うので、もしよろしければ試してもらえたらなというふうに思っています。
ということで、今日もお聞きくださりありがとうございました。
それではまたね。バイバイ。