2025-07-23 17:33

#384 なぜ地震によって建物は倒れるのか?【雑談】

#地震被害 #建
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/61472cee9ccb419e5f4f30fb

サマリー

地震による建物の倒壊の理由は、建物自体の強度不足と古い建物の存在にあります。阪神大震災以降、日本では法改正により強度が向上し、新しく建てられた建物は倒れにくくなっていますが、古い建物は依然としてリスクが残っています。地震による建物が倒れる原因は、主に構造の弱さと定常性バイアスに起因しています。人々は周囲の状況に影響され、自分たちの建物を強くする必要性を感じにくいのです。

地震と建物の倒壊の原因
今日も一日、ありがとうございました。この放送は、AIとWeb3で建築を変える一級建築士のフミが、建築やAIの話と、時々Web3の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、なぜ地震によって建物は倒れるのかを、ちょっと雑談的にお話ししていきたいと思います。
今日は、AIの話はほぼないですね。Web3の話がちょっとあるかな、出てこないかなぐらいで、建築メインの話になります。よろしくお願いします。
このタイトルの、なぜ地震によって建物は倒れるのかっていうのは、私の永遠のテーマを捉えていることになります。課題になります。
課題であり、それが解くべき課題ですね。解くべき課題。これを解決したときに、私の人生の目的が達成されるみたいな、そんな課題と問いですね。
問いと課題と位置づけています。問いと課題、ちょっと境界が曖昧なんですけども、なぜ建物によって地震が、地震によって建物が倒れるのかという問いですね。
これに対する課題がもし見出されて、その課題が解決できたら、私の人生はハッピーになるっていうようなものに位置づけている問いなわけなんですけども、
なので、結構これについてはちょいちょい考えをめぐらしたり、またチャットGPTに壁打ち相手となってもらって、どうしてだと思うみたいな感じで時々やるんですけども、
それで今のところ見えているのが2つ。なぜっていう点に対しては2つ原因があって、それを解決する方法としてまたそれぞれ1つずつあるっていうようなところが今の現在地としてあるので、
それをちょっと今、つらつらとお話ししてみようかなと思います。
まず、なぜ地震によって建物が倒れるのかっていうのは、表面的に見たら強い地震があって、それに対して建物が弱いからなんですよね。建物が弱いから、建物が倒れるんですよね。
よくある、日本でも当然あるんですけども、日本でも木造の建物とか古い木造の建物っていうのは強度が弱いので地震で倒れてしまうと。
最近でもう去年ですかね、去年のお正月にのど半島で地震がありましたけども、これも弱い木造の建物が倒れてるっていうのがありました。
ちょっと昔ですけども、木造じゃなくても、例えば1995年の阪神大震災では普通に鉄筋コンクリートのコンクリートですよ、コンクリートの強そうに見える建物でも柱が良くないってなって
ボキボキってなって倒れるとか、建物が倒れるというのがいっぱいありました。鉄骨ですね、鉄で作られた建物でも鉄がぐにょっと曲がって倒れちゃうっていうのがありました。
それは30年前ですね、1995年、阪神大震災の時点では鉄とかコンクリートとかそういった強そうに見える建物においても地震によって倒れちゃうっていうのが現象が起きました。
これも建物が弱いからですよね、端的に言うと。そこから30年たって、さすがにそれより古い建物っていうのはまだ地震によって弱いままだから倒れるリスクっていうのがあるんですけども、
それより新しく建てられた、例えばピカピカの木造の小建て住宅とか、あとはそれより以降に建てられたコンクリートのマンションとか鉄骨で作られたオフィスビルとか、そういったものっていうのは割と強いやり方で考えが改められて、
法律とかも変わって、強い計算式で強いやり方でやりましょうみたいなのが整備されてきたので、それで建った建物っていうのは地震によって倒れなく、倒れにくくなってきているのが現状です。
それでもなお、まだ古い建物っていうのが存在して、古くて弱い建物っていうのが存在して、地震によって建物が倒れるという現象が起きています。それが1年半前の野党半島地震であり、5年前ぐらいに起きた熊本地震、
日本の建築基準の変化
10年前ぐらいからも、であり15年前ぐらいの新潟地震とか、同じく15年前ぐらいの東日本大震災ですね、というのになっています。その時代でもなお、古い建物が残っていて、古くて弱い建物が残っていて、弱いままで残っていて、それが地震によって倒れるというのが起きています。
これは直接の原因は建物が弱いからなんですけども、じゃあ強くすればいいじゃんってなるんですよね。普通だったら弱いものを弱いまま置いておく。これは当然建物が倒れますよね。
それだったら弱いものを強くしてしまえばいいじゃん。もしくは弱いものは取り壊して、強いものを新しく建てればいいじゃんっていうふうに考えが及ぶわけなんですよね。
じゃあなぜそれが進まないのかっていうのが、これからお話しする私のなぜ地震によって建物が倒れるのかっていうのの答えになります。
これは2つあって、まず1つ目がお金がないからなんですよね。お金がないから。2つ目は人間の向上性バイアスっていうんですか、定常性バイアスかな。
要はそのままでいる、変わりたくないというバイアスのことを人間が持つ本能というか意識っていうのが2つ目にあります。これについてちょっとお話ししていこうと思います。
ちょっとその2つの解説をする前にもう1個現状のお話をしたいと思います。それは海外になります。特に発展途上国になります。
1つ例を出してトルコの例を出すんですけども、先ほどお金がないとか、向上性バイアス、定常性バイアス。定常性バイアスと言いましょうかね。
これが基本的に行われるようになるんですけども、1つの例は、日本は阪神大震災。1995年 沖に法律が整備されて、
要は建物の強さを司る法律っていうのがグレードアップして強くなりました。
法律っていうのがグレードアップして 強くなりました
なので それ以降に建てられた建物 1995年以降に建てられた建物っていうのは
ほぼほぼ地震による本当に倒れるみたいな そういった現象は本当に起きづらくなってきてます
もうちょっと日本について詳しく言うと 1982年ですね
それを阪神大地震よりも15年ぐらい 82年に本当にメジャーアップデートがありました
建築基準法の建物強度を司る部分の建築基準法の メジャーアップデートがこの1982年に行われて
よく言われる旧大震 新大震って呼ばれることですよね
それより以前と以後では建物の強度が全然違いますよと
マイナーアップデートが先ほどの阪神大地震 1995年なんですけども
この2回の法改正を経て日本の法律ですね 建物の強度を司る部分の法律っていうのがほぼ完成して
それ以降ですね だから1995年以降 この2回目のアップデート以降に作られた
建てられた建物っていうのはほぼほぼ 地震によって倒れるみたいな現象までは起こりづらく
ほぼほぼ起こらなくなってきてるっていうのが 今 現状 日本なわけです
トルコと発展途上国の現状
一方でトルコとか先進国どうなのかっていうと トルコでも法律の整備っていうのが行われています
それが2005年ぐらい 日本と遅れて10年後ぐらいなんですけども ちゃんと法律の整備が行われてます
これは日本をはじめとして先進国のノウハウっていうのが 当然広まっていきますので
ノウハウ自体を広めて それが法整備まで行われっていうのは 10年かかったんですけども
2005年 今から20年前ですよね に行われています
なので 本来であればそれ以降 建てられた建物っていうのは強い
もう日本とか先進国のノウハウ入ってますんで 強いので地震によって倒れにくいってなってるんですけども
現実はそうではなくて 2年前ぐらいにトルコで大きな地震がありましたけど
ここで当然古い建物も倒れたんですけども その崩壊性 2005年以降に建てられた建物も
変わらず倒れているといった報告がなされています
日本は先ほど言ったように阪神大震災以降で 建てられた建物っていうのはほぼほぼ大丈夫なんですけども
それとは違ってトルコでは崩壊性が行われた 2005年以降に建てられた建物でも
地震によって倒れちゃうっていうことが起こっています
これなぜなのかと 耐震技術とかノウハウが広まってるとか そういったことっていうのはもう済んでるわけなんですよね トルコでも
それがちょっと劣ってるとはいえ だいたいは済んでいます それが2005年なわけです
それが済んでいるにもかかわらず それでもなおなぜ建物が倒れるのか
もっと言うと それでもなぜ強い建物が作れる状況にあるのに 弱い建物が建てられ続けるのかっていうのが
先進国の課題というか 見えてくる問題になっているわけです
それらに共通するのが 中盤で言った2つの答えですよね
お金がないからっていうのと 定常性バイアスっていう2つがあるわけです
ちょっと解説していくと 1つ目は単純ですよね 要は強い建物を建てるためには
それなりのお金がかかるんですよね 要は弱い建物を建てるっていうのと
強い建物を建てるっていう二択があったとき じゃあどっちがお金かかりますかっていったら
それは当然強い建物を建てるのほうが お金がかかるわけなんですよね
なのでお金を重視するのであれば 弱い建物を建てたほうが合理的になるんですよね
それが起こっているのが今 先進国 発展途上国のトルコのようなものになります
ちょっと法律的にグレーというか ちょっとNGなことをしてでも
経済性を重視して強い建物ではなくて 弱い建物を建てるっていうことが起きているそうです
日本においても今から建てる 今建てる 新しく建つ建物っていうのは
当然100%法律にのっとって 強い建物が建つんですけども
古い建物 弱い建物っていうのは依然として残っていて じゃあこれらを強くすればいいじゃんって思うんですけども
それらを強く改修させるためには 当然お金がかかるんですけども
じゃあお金をかけてまで 強くする必要があるのかみたいな
そういったことがあって 踏みとどまってしまうっていうのが今 現状
定常性バイアスの影響
要は耐震改修が進まないっていう現象ですね っていうのが起きています
それと密接に関係するのが二つ目の 定常性バイアスで
要はこのままでいいじゃんと 今まで例えばですけど
1980年ぐらいに建った建物で 幸いにも地震で無被害ですと
今までだから45年経ってるわけなんですよね 45年間地震でこの建物は無被害なんだと
当然45年前なんで弱い法律で 建てられた建物なんですけども
我々のマンションは無被害ですと なのでこのままで大丈夫ですっていうのが
定常性バイアスなわけなんですよね 弱いのが分かっているんですけども
新しく手を加えたりするのを ちょっと拒んでしまって
もうこのままでいいじゃんって思ってしまうと 当然その拒む理由っていうのの一つに
一つ目のお金がかかるっていうのも 当然あると思うんですけども
そこは密接に関わり合っていくんですけども そういった定常性バイアスがあると
あとは これ定常性バイアスの一つか分かんないんですけども
周りの人がそういうのやってないのに やってないんだから僕らもうやらなくていいんじゃないか
これは例えば村とかで いっぱい古い木造の住宅が建っているような地域を想像すると
当然そこにある村全体が蓄何十年みたいな感じで 古い建物で弱い建物なので
地震の強度的に見たら もう地震が起きたらいつ倒れてもおかしくないよねみたいな
そういう状態であることは一目瞭然なわけです
そんな中で じゃああなたんちちょっと強くしましょうよ お金かけて100万円かけて強くしましょうよって言ったときに
お隣さんは強くする そんなことやってないから 自分はやんないよみたいな やりたくないよみたいな
そういった心理が働くっていうのも 一つ要因になります
これも広く捉えれば 定常性バイアス 周りがやってないから自分もやってない
これ何だろう 同調性バイアスみたいなの言うのかな わかんないですけども
これもちょっと広く捉えれば そのままでいいじゃん 周りがそのままなんだから自分もそのままでいいじゃんっていう
ちょっと定常性バイアスの拡張みたいなので 今ちょっと捉えて話してますけども
そういったことが起きてると なので こういったことが起こると
たとえじゃあお金 もう補助金出しますと なので無料で工事できますって言ったとしても
周りがやってないからとか そんな必要ないでしょうみたいなことを
人間の心理が働いて そこまで踏み込むことができないっていうのが 今 現状に起きているらしいです
日本とトルコの状況
これは日本でも当然 先進国のトルコでも同じみたいです
日本なんかは古い記憶として 例えば阪神大震災の記憶とか東日本大震災とか
最近である野党の記憶があるので 自分たちの地域は50年間大丈夫だけど
隣の地域 日本国内で見たら いろんな被害が出てるので
そういうのに触発されて 定常性バイアスが少し弱いっていうふうには思うんですけども
例えばトルコとかは トルコなんかは国民性なのか分からないんですけども
結構定期的 10年起きぐらいに大きい地震 起きてる 日本張りに起きてるんですけども
それにも関わらず 自分たちは大丈夫でしょうみたいな マインドが日本よりは強い
大丈夫でしょうマインドが 日本よりかは強いらしいです
なので そんな感じで なぜ地震によって建物が倒れるのかっていうのの
直接的な答えとしては 建物が弱いからなんですけども
じゃあ なぜ未だに建物が弱いのかっていう問いに対しては
お金の問題 強くするにはお金がかかるから お金が払えないからっていう問題と
二つ目として 定常性バイアス このままでいいじゃん
周りがこのままなんだから 自分たちもこのままでいいじゃんっていう
人間の特性が邪魔してると そんな答えというか 理由があるのかなというふうに
今の段階ではこの二つが めちゃめちゃ大きいんじゃないかなというふうに思ってます
逆にこの二つを解決することができれば 日本においても発展途上国においても
いわゆる弱い建物ですよね いわゆる弱い建物はなくなっていく
弱い建物が新たに立たずに 強い建物が新たに立っていく
すでにある弱い建物は どんどんどんどん強い建物に変わっていく
そういった世界が劣るずれるんじゃないかなというふうに思っています
ということで 今日はちょっと長くなっちゃったので
じゃあ お金の問題と定常性バイアスの問題 この二つの問題をどうやって解決すればいいのかっていうお話を
まだカチッと決まってないんですけども ちょっと話せる内容っていうのは少しあるので
これはどうしようかな 明日か明後日ぐらいにでもお話ししようかなと思います
ということで 今日はなぜ地震によって建物が倒れるのかという
私のルーティンワーク的なライフワークか ライフワーク的な問いっていうのについて
ちょっとお話しさせていただきました
ということで 今日はお疲れ様でした またね バイバイ
17:33

コメント

スクロール