2025-08-04 16:28

#388 過剰な防災意識の是非

#カムチャツカ半島沖地震 #津波 
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サマリー

過剰な防災意識についての議論が展開され、ロシアのカムチャッカ半島での大地震がきっかけとなって、実際に経験した津波警報や避難行動の具体例が紹介されます。このエピソードでは、過剰な防災意識に対する賛否の意見が述べられ、SNSでの投稿事例を通じてその実態が明らかにされます。日本は地震や津波の被害を受けた歴史があり、そのために過剰な防災意識が生まれています。現代の建築技術に関する知識を持つ人々が、防災意識を高める重要性について語り、社会への貢献を模索しています。

地震の発生と津波警報
今日も一日、ありがとうございました。この放送は、AIとWeb3で建築を変える、一級建築士のフミが、建築やAIの話と、時々Web3の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、過剰な防災意識の是非というお話をしたいと思います。よろしくお願いします。
この話は何の話かというと、先週の水曜日ですね、今日が8月の4日の月曜日なんですけれども、先週の水曜日、7月30日にロシアのカムチャッカ半島で大きな地震がありました。
その時の様子でちょっと印象的だったので、このようなタイトル、過剰な防災意識の是非というお話をしたいと思います。
ちょっと建築の話が少しあるかなというような話題になります。よろしくお願いします。
皆さんご存知かどうかは分からないんですけれども、7月30日にロシアのカムチャッカ半島というと、北海道とちょっと繋がっているような、
繋がってないんですけど、繋がっているようなところ、北海道の近くのロシアですね、の沖ですね、だから太平洋沖で大きな地震がありました。
それによってマグニチュード8.8とかなので、結構でかいですよね。東日本大震災、2011年の3.11、東日本大震災のマグニチュードが9.1とか、
観測するあれによっても違うんですけど、9.1とかなので、それに匹敵するような大きさの世界でも大きい地震と、
近年の世界でいうと大きい地震に数えられるぐらいの大規模な、マグニチュードでいうと大規模な地震というのがありました。
幸いにもこの地震の震源というのは海から遠かった、遠い海で地震が起きたというので、地震的な被害というのは震源地であるロシアでも、当然日本でもほぼ少ないようなものになります。
ただその海で地震が起きたということで、それによって津波の被害というのが今回話題になったものになります。
まずロシアでいうと津波は多分5メートルとか3メートルとか5メートルぐらいの津波が観測されて、一部では建物が流されたりとか建物が流されはしないけども、
機能を失うとかそういったもので、津波による被害、建物の被害というのがあったそうです。
それによって人的な被害というのも死者が何名とかという情報までは得られていないんですけども、負傷者が出たという情報は得られたので、
その人的な被害というのも少しはあったというふうに思っています。
ただ先ほど言ったように世界最大級、近年でいうと世界最大級の地震でありながら、
それの割には人的であったり建物的な被害というのが少なかったというようなものになります。
日本でいうと朝ですね、地震が起こったのが朝なんですけども、朝から私の携帯がビヨンビヨン鳴らなかったんですけども、
人によっては携帯の警報ですね、ビヨンビヨン鳴って警報が出されて、津波警報ですね、津波注意報とか地域によって津波警報が出されたようなものになります。
これが朝ですよね。北海道とかロシアの話なので、私は関西にいるので津波注意報とかは出ていたのかな、注意報は出ていて、
ただ関西の和歌山とか三重とか、そのあたりは津波警報、太平洋側ですので、津波警報になっていたので、
マップで見ると、日本における太平洋側がもう本当に警報、ずっと警報みたいな感じになっていたのを覚えています。
事象というか起こった災害というか現象としてはそう。もう一つ追加えると、日本で警報が出ましたと。
実際どうなったかというと、日本では観測された津波で一番大きいのが東北地方、岩手とかで1.何メートルみたいな津波が観測されたようです。
ただこれによって被害を受けたかというと、ほぼ被害はなし、報道されていないような警備な被害というのはもしあったかと思うんですけども、
報道されるような大きな被害、全体的な被害というのはほぼ起きていないというような状況になります。
過剰な防災意識の事例
なので日本における建物的、人的な被害はほぼないようなものに結果的にはなって幸いというかに終わったわけです。
ここからですけども、タイトルにあるように過剰な防災意識の是非というお話なんですけども、
結論を言うと私はこれと当然、是という意見もあれば非という意見があるんですけども、私は是側で、むしろ非側の人の考えがよく分からないぐらいの
賛成寄りの意見になります。それを踏まえてちょっと聞いていただければと思うんですけども、
SNSの投稿で2件ほどありました、象徴的な投稿が。これは皆さんもこのSNSとかを見て同様の投稿を見たと思うんですけども、
見聞きしたと思うんですけども、ちょっと2つ例を挙げますね。一つ目は、読み上げるというか思い出すだけでもちょっとムカつくようなものになるんですけども、
一つ目は津波警報が出ましたと。おそらくSNSの方は、これは本当に嘘かどうかわかんないんで、SNSの情報なんでわかんないんですけども、その書かれた内容というのが
警報が出たから、子供が3人いますと私、夫が会社に、朝ですので家にいなくて会社に仕事で出ていて、私は子供を3人いましたと。
その状態で警報が鳴りました。私はすぐさま子供3人を連れて避難所ですね、避難先である公民館的なところに行きました。
すぐ行って、避難しに行きましたと。大丈夫ですか、みたいなことを言ったら、公民館の職員さんにちょっと鼻で笑われたと、みたいな感じで笑われて
実際そんな津波は来てないし、実際に避難してくれる人なんて、あなたが初めてですよ、あなたしかいませんよ、みたいな。実際に津波も来てないんで、なんで来てんのみたいな
なんで来てんのまで言われたかわかんないですけども、それでもちょっと鼻で笑われたというふうに書いてあります。だから事実としては鼻で笑われるという行為を受けたと。
確かにそうなんですよね。事実、起こった結果からしてみたら津波はほぼ来ない。日本中探しても一番最大のところで津波1メートルというところで、ほぼほぼそれ以外のところは地上にも上がってこないような津波のレベル感だったわけです。
そんな中、そのお母さんは子供を担いで、担いでかわかんないですけども、避難所に行ったと。その行為を公民館、避難所の人ですね、避難所の職員さんである存在である公民館の方が鼻で笑うという投稿を見ました。
これは明らかに過剰な防災意識に数えられる部類かなと思います。結果から見ても大した被害、大した減少ではないのに必死こいて防災的な行為を取った親に移ってもおかしくないような事象かなというふうに思います。
もう一つの事例というのは、これはもうシンプルで、こちらも多分お母さんだと思うんですけども、そのお母さんが警報が鳴った瞬間、もう急いで高台に逃げたと。
そのお母さんは多分正規感の強い方なので、一人で自分だけが逃げるだけではなくて、周りの人にも呼びかけて、一人で急いでって言いながら逃げたと。
その周りの周囲の人は何真剣にやってるのみたいな、そんな冷ややかな目で見て、その人について必死こいて逃げようとする人はいなかったと。
そのお母さんだけが必死こいて逃げて、周囲の人たちは冷めた目で見てるというような投稿を見ました。
これも見方によっては、結果大した津波は来ていないし、そのお母さんは過剰な防災意識だったんじゃないと言われたら、そう映るかなと思っています。
この二つの事例ですね。二つとも過剰な防災意識の事例なんですけども、しかもその過剰な防災意識に対してそれをあざけ笑う人がいるという事例ですね。
これはSNSでの投稿なので、そういった事象が実際起きたかどうかは、真偽はわかんないんですけども、実際起きたと仮定すると、この現象は私にとってもすごい腹立たしい投稿だなというふうに思っています。
議論のまとめ
要は過剰な防災意識であったことは認めましょうと。それに対して、あざけ笑う人がいるということですよね。
それが信じられなくてなというふうに思っています。
今日の話は以上と言えば以上なんですけども、仮にも日本という5年に一度とか10年に一度は大規模な地震が起きていて、最近もちょうど1年半前ですよね。
絶対みんな覚えてるじゃないですか、ノートで地震が起きましたと。
15年前には東日本で地震が起きて津波で映像を見てない人がいるかわかんないんですけども、私はもう映像を学生時代、あの映像を見ていたので鮮明に覚えてるんですけども、
家が、私はその時関東にいたんですけども、そこですぐテレビでやってて中継やってて、家が津波で流されてるんですよね。
あり得ない光景ですよね。当然その中にも人はいたと流されてる人もいたと思うんですけども、中継の解像度では家が流されてるくらいしかわかんなかったんですけども、
それでもあり得ない光景が映っていて、そういった被害を受けましたと。
それがほんの15年前ですよね。
それ以外にももうちょっと前で言うと阪神大震災で、これ津波ではないんですけども地震ですけども、建物が兵庫県とか都会ですよね。
比較的関西の都会の兵庫県で高速道路とか鉄道とかビルとかがもうのぎのぎ倒れてると、もうボロボロ壊滅状態みたいな、そんな地震を受けてると。
それも30年前ですよね。たった30年前もといえば30年前ですよね。
こういうふうにもう10年とか5年ぐらいのスパンで比較的大きい地震が起こって、大きな津波とかも起こって、それなりの当然死者も出て、
被害を受けているような日本においても、それに対して備えようぜと、それに対してビビって過剰な防災意識をする人に対して笑う人がいるんだというのに、すごい衝撃を受けました。
ちょっと言っちゃは悪いですけども、こんな日本になってほしくないなっていう、こんな人いてほしくないなっていう人が、あざけ笑う側の人にいたというような自分の中の印象を用いました。
私自身も当然そんな直で、直でそんな地震の被害を受けたことないですし、身内にも地震の被害を受けて困った身内がいるとか、そんなところでもないので、実際は日本国内にいながら地震とか津波にはほど遠い今まではところを歩んできたんですけども、
やっぱり今の建築をやっている職業から、結構敏感にこの地震の被害とか津波の被害とか、当然日本だけではなくて海外のそういう被害っていうのが結構敏感になってきて、そういう立場だから今のような生きどおりを覚えるのかもしれないんですけども、
なんていうんですかね、あまり結論なくバラバラとしゃべってるんですけども、少なくともこうやって1億人しかいない人口で狭い国土の中で地震が頻発するようなところに住む人には、
隣で津波とか地震とかが被害を受けて、被害を受けなくてもそういった地震とか津波に備えていこうぜみたいな、みんな逃げようぜみたいな、そういった言ってる人をあざけ笑うような人にはなってほしくないなというふうに思いました。
建築技術と防災の重要性
そうですね。私ができることっていうのは、そういった実際の被害を当然受けてなくて、他人事、言っても他人事なんですけども、その建築とか町の被害とか、どういう地震が起きたらどういう被害になるとか、どういう津波が起きたらどういう被害になるみたいなのは、
技術屋さんとして知識とかは普通の人よりは持っている方だと思うので、やっぱりそういった面を一般の人たちに普及をさせる、意識づけをさせるっていうのもそうですし、そこに備える、防災っていうともうちょっと広いものになってしまうんですけども、建築の技術屋としては、
防災、災害に対して強い建築をどう作るのか、どう目指していくのかみたいな、そういった意識づけだったり、技術的なサポート、建物の作り方みたいな、そういったところで何か貢献できることがないかなというふうに思っています。
この意識っていうのは何回かの前の放送でもお話ししたように、なぜ建物は地震によって倒れるのかっていう、私の永久的な命題なんですけども、そして考えているテーマがあるんですけども、そういったテーマとも非常に強く結びついているので、そういった意識っていうのを持って、少しでも世の中の役に立てることがないかっていうのを模索していきたいと思っています。
ということで今日はちょっとだらだらと、あんまり内容的には薄かったかもしれないんですけども、ちょっとだらだらと喋らせていただきました。ということで今日はお疲れ様でした。またね。バイバイ。
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