地震による建物倒壊の要因
今日も1日ありがとうございました。この放送はAIとWEB3で建築を変える一級建築士のフミが、建築やAIの話と、時々WEB3の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、地震によって倒れない建物を作るにはというお話をしたいと思います。よろしくお願いします。
前回は、なぜ地震によって建物は倒れるのかというお話をしたんですけども、それの答えというか、答えではないんですけども、今のところ私が持っているヒントみたいな、ヒントというかきっかけみたいな、答えのちょっと一歩手前の材料みたいな、そんなお話をしたいと思っております。よろしくお願いします。
詳しく聞きたい方は、前回の、私の昨日のなぜ地震によって建物が倒れるのかというお話を聞いていただければと思うんですけども、それから始まるんですけども、それのなぜっていうところの答えとしては、お金と人間が持つ定常性バイアスですね、という2つですね。
お金がないから倒れるっていうのと、人間が持つ定常性バイアスがあるから倒れるっていう2つですね、というのをお話ししました。
今日は何を話すかというと、それら2つを解決するソリューションというか、対策っていうのがちょっとあるよっていうのを、ちょっと今日お話ししたいなというふうに思っています。よろしくお願いします。
まずちょっと振り返ると、なぜ建物が地震によって倒れるのかっていうと、端的に言うと建物が弱いからなんですよね。
弱いからっていうのは、もうちょっと解像度を上げると、いまだに弱い建物が建てられているからっていうのが1つと、あとは当然古い建物が弱いからっていうのがあるんですよね。
という2つがあるんですね。古い建物があるからっていうのと、いまだに今から作られる建物ですら弱いから、いまだに弱い建物が建てられるから、その2つがあるんですけども、その2つに共通する絡み合っている要因っていうのが、お金がないからっていうのと定常性バイアスがあるからっていうのが2つあります。
1つ目のお金がないからはよくわかりますよね。強い建物を作れば当然、建物は地震によって倒れないわけなんですけども、強い建物を作るにはお金がかかると。
当然、今建っている弱い建物を強くするっていうことはそれは物理的に可能なんですけども、今建っている弱い建物を強くするっていうのにもお金がかかると。
なので、お金がかかるからやらないっていう選択肢が当然あり得るんですよね。
もう1つ言うと、じゃああなたの建物弱いから強くしましょうよって言ったときに、いやいやもう私は別に今のままでいいからもうやりませんよっていう定常性バイアス。
もっと言うと、いやもう周りの人がやってないからもう私もやらなくていいんですよねっていう、これも抗議の意味で言うと定常性バイアスですよね。
そんな感じの2つ目の要因の定常性バイアスっていうのがあるから、建物を強くするっていう方向への動きっていうのが生まれないっていうのが、
なぜ地震によって建物が倒れるのかっていうのの答えになってくるというふうに私は思っています。
Web3を用いた資金調達の方法
このお金がないからっていう問題と、あとは定常性バイアスがあるからっていう問題、この2つを解決するためにはっていうお話をちょっと今日お話ししたいなというふうに思っています。
1つ目のお金がないからっていう解決策の1つの切り口としてはWeb3関連でトークンの切り口があるかなというふうに思っています。
簡単に言うと古典的な切り口で言うとクラウドファンディングが今までの身近なところかなと思います。
要はお金がないからなんですけど、お金がないから強い建物を建てられないなんですけども、お金が集まれば強い建物が建てられるわけなんです。
そこにはやっぱり資金調達という新たな切り口での解決策が必要なわけです。
ここでちょっと脇道にそれますけども、お金がないから強い建物が建てられない。
ここで1つやりがちなのが、これも当然普及していってるんですけども、安くて強い建物を建てる方法として、
安くて強い建物を建てるっていう、安くて強い建物を補強するっていうそういった切り口があるんですけども、
それは割と普及してってるんですよね。普及してってるかわかんないですけども、いろんなところが開発して、
要は安くて手軽で強い建物にする、既存の弱い建物も安くて手軽に弱い建物を強くするみたいな、
そういったやり方っていうのは非常に増えていっているところです。
ただそれがなかなか増えて普及していっていないっていうのも、今現状の課題としてあるんですけども、
そういった強くする方法、強くする道っていうのを安くするっていうアプローチとは全く別物で、
そもそも強くするためのお金を調達しようっていう切り口っていうのが私が提唱する方法です。
これがWeb3とかそういったところの切り口を使ったトークンを発行するっていう切り口になります。
要はその耐震性の、要は建物を強くするためのクラウドファンディングをしますと。
クラウドファンディングをするために、例えば500万円集めます。500万円すればこの建物が強くなります。
そのための500万円を集めますといったときに、当然普通のクラウドファンディングだったら500万円を集めます。
例えば1万円を500口みたいな、そんな感じで集めるわけです。
そしたらそれに参加しようと思った人は1万円かと思って、じゃあ1万円をそこに入れるわけです。
その人にとっては1万円を入れた瞬間に、例えば返礼品とかが設定していない場合は、
1万円をそこに入れて、それで応援しますみたいな感じで終わってしまうわけです。
一方でトークンを使ったクラウドファンディングであれば、1万円を入れた瞬間に1万円分のトークンが支払う。
その1万円分のトークンは今後何になるかというと、その建物ですね。
例えば大神保境によって、何だろうな、いい例が見つからないんですけども、
私は兵庫県に住んでいるので、兵庫県の何かの公民館みたいなのをイメージしましょうかね。
兵庫県の何かの公民館、これを大神的に弱いから強くしたいですと、500万円集めたいですと、
クラウドファンディングしますみたいなところが持ち上がったときに、それでクラウドファンディング、
普通のクラウドファンディングだったら、1万円を500口だったら、
ユーザー的には1万円払ったらもうおしまいなわけなんですよね。
ただ今回のトークンを絡める手法であれば、ユーザーは1万円払いますと、
その瞬間に1万円分のトークンがユーザー側に付与されます。
その付与されたトークンは何なのかというと、今後兵庫県の公民館が盛り上がってきたときに、
当然トークンを絡めた盛り上がり施策を打つことができて、その施策がうまくいくことができたら、
トークンを買いたいという人が現れるわけですよね。
Web3トークンの可能性
それでトークンを買いたいという人が現れたら、トークンをその人が買って、
その瞬間にトークンというのが値上がりをするんですよね。
そのクラウドファンディングした当初は、じゃあ1万円分のトークンを受け取った、
じゃあ1万トークンとしましょうか。
そしたらそのトークンは1トークン1円みたいな価値を帯びるんですけれども、
その後に兵庫県の公民館の価値がもし上がれば、
その1円分のトークンが、その1トークンが2円にも3円にも上がると。
そうすると、じゃあその1トークンが3円分の価値に上がったら、
最初にファンディングした1万円分をファンディングした人っていうのは、
当然1万円分だから1万トークン得られるわけなんですけれども、
その1万トークンが1トークン3円で売買されるのであれば、
その人は3万円分のトークンを持っているということになるんですよね。
それでそこの値上がりみたいなのを期待して、
期待しなくてもいいんですけれども、
そのファンディングに参加するというインセンティブが生まれるわけなんです。
なので普通のクラウドファンディング、
立ち戻ると500万円欲しいから1万円のファンディングを500口欲しいですというよりかは、
普通に1万円分のファンディング500口欲しいです。
その代わり1万円分のファンディングをしてくれた人には1万トークンプレゼントします。
といった方が期待値というのが上がる分、
その分ファンディングされる需要というかが増えるわけなので、
より簡単に期待値が大きい、もし大きいのであれば需要というのが大きくなって、
その500口集まる量が大きくなるというのが、
このトークンを絡めたファンディングなわけです。
なので私が今言ったやり方というのがちょっと口頭だけなので、
ちょっと汚い感じだったかもしれないんですけども、
要はトークンを絡めたファンディングというのは結構可能性があって、
従来のクラウドファンディングとか普通に銀行から優勝を受けますみたいな感じよりかは、
柔軟にかつ将来性も織り込んだ上でのファンディングになるために、
お金が集めやすいという将来を期待させる要素がもし何かあれば、
お金が集めやすいというのが一つ特徴にあるので、
原点に立ち戻ると、地震によって建物が倒れる。
その倒れないためには強い建物が必要だと。
じゃあ弱い建物を強くする必要があると。
その強くする必要のためにお金がかかるという、
そのお金の部分をWeb3トークンを絡めたファンディングによって、
解決できるんじゃないかなというふうに私は思っています。
というのが一つ目ですね。
要はお金がないという問題に対してWeb3トークンの力を借りれば、
それが解決できるんじゃないかなというのが一つ目の話題になります。
次回の話題の予告
二つ目の話題なんですけども、ちょっと時間が過ぎてしまったので、
二つ目の話題をまた今度にしたいと思います。
金曜日なので来週ですね、来週の月曜日に二つ目の話題ですね。
二つ目の話題はどういうことかというと、
要は人間の定常性バイアス、私はこのままでいいやとか、
周りがこうやってるから私もこうでいいやっていう気持ちが、
強い建物にするっていう動きを阻害してるっていう、
そういったところにミスを入れて、
それを解決させるためにはどうすればいいのかっていうのを、
今日は話せないので、次回ですね。
次回は来週の月曜日になると思うんですけども、
そこでお話ししたいと思います。よろしくお願いします。
ということは今日は、なぜ地震によって建物が倒れるのかっていうのを、
一つ目の切り口として、お金がないから倒れるんじゃんっていうところ、
お金がないからっていう問題に対して、
どう責めるのかっていうお話をさせていただきました。
ということで今日はお聞きいただきありがとうございました。
またね。バイバイ。