1. おおきなかぶは抜けるのか?
  2. #20 ボキャブラリーを増やした..
2024-04-13 44:55

#20 ボキャブラリーを増やしたい問題(ゲスト回:湧谷光織ちゃん)

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#19に続き、ゲストで音楽をこよなく愛する東大生(収録当時)の光織(ひかり)ちゃんが登場。

語彙力を鍛えたいけれど、ただ覚えただけの単語を使っても、自分の言葉じゃないような気がする……
じゃあ自分の言葉ってなんだろう?人に届く言葉ってどんな言葉なんだろう?
そんなことを4人それぞれが体験したことも交えて話し合ってみました。
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この番組は、日常で起きた一人では消化できない些細な悩みや出来事を”大きなかぶ”として、ちょっと不思議な関係の3人が、うんとこしょどっこいしょと引っ張ってみるポッドキャスト番組です。
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2001年生まれ。早稲田大学政治経済学部に通う4年生。フリーランスとしてインフルエンサーの活動と企画の仕事をしています。MOROHAと西加奈子さんと仏教が大好きで、みんながBIG LOVEマインドとたのしみを持って生きられる世界をつくるのが夢💖
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石橋、たいきとは一回り以上年齢が離れる人。
ファッション誌の編集者として約20年活動し、独立。現在は企画やプロデュース、言葉にまつわる仕事など。
言語化を通して人の魅力に触れるのが好きすぎて、そんな場作りをしてます。
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1999年生まれ。早稲田大学商学部。今春から日系企業で働く新卒社会人。高校時代は、春日部共栄高校の野球部、現在は軟式社会人野球・東京ヴェルディ・バンバータの投手として在籍しながら、仕事、野球、勉学、生き方に向き合っています。
00:07
始まりました。おおきなかぶは抜けるのか。この番組は、日常で起きた一人では消化できない些細な悩みや出来事をおおきなかぶとして、ちょっと不思議な関係の3人がうんとこしょどっこいしょと引っ張ってみるポッドキャスト番組です。お送りするのは石橋と?と愛理です。よろしくお願いします。
今回も、前回引き続きゲストで湧谷ちゃんを
大平 ノリノリで進行する大平さん。
そうそう。珍しいんだよね。
大平 そうだよね。
すごい楽しみでした。
大平 前のめりで。
すごい前のめりだよね。
いつものバッシュが全部完璧だって感じで。
大平 今回かぶれだと思って、発言が。
大平 前のめり進行。
準備してきちゃったからね。ちょっとごめんなさい。
大平 でも、とんでもない。
大平 いつもの完璧の進行は聞いていただいて。
大平 前のめりだ。
大平 ということで、今回もゲストのひかりちゃんに登場していただこうと思うんですけど。
大平 一応もう一回自己紹介をしてもらえますか。
そうですね。所属ぐらいでいいですよね。
ひかり はい。前回に引き続きゲストとして出させていただいております。
ひかり 現在東京大学の経済学部の4年生のひかりです。よろしくお願いします。
大平 お願いします。
すごい詳しい自己紹介とか前回もお伝えしてくれてるんで。
大平 そうですね。
すごい面白い株だったんで。
大平 確かに。
聞いていただけると嬉しいです。
大平 株も面白かったし、ひかりちゃんの魅力もめちゃめちゃ出てた。
素敵ですよね。
大平 本当に知性と品性とバランス感覚ともろもろ。
もろもろ。
大平 もろもろ。
オーラも素晴らしく。
大平 そうね。本当に。
ひかり オーラがあるって嬉しいですね。
最初も真っ先にオーラでコメントしてましたもんアイリーさんが。
大平 本当に。
大平 うちら株の種リストをスプレッドシートに貯めてるんですけど、そこにひかりちゃんも記入してくれてて、会う前に言ってたんですけど、株を一言でじゃあ何々問題って書いた後に、なんでこの株を選んだかっていう背景を書くんですけど、そこの言葉尻がめちゃめちゃ品がいいって話をしてて、誰だって悲劇の主人公になりたいのかもしれないですねとか。
大平 関係性によって断るでしょうか。
大平 美しい言葉使い。
大平 クソ大変とか言ってる自分も恥じました私は。
ではまずはじめにそれぞれ持ち寄った話題、つまり株の種を発表して今日抜く株を決めていきたいと思います。
今日はあのひかりちゃんもまた引き続き種を持ってきてくれているので、ひかりちゃん含めてみんな聞いていきたいと思いますが、じゃあ石橋ちゃん。
石橋 私はですね、やりたいことってどう見つけるの問題という株を持ってきたんですけど、前回もちょっとお話ししたんですけど、やっぱ自発的にエネルギーにあふれてて、自分で決定して動ける人ってかっこいいねみたいな話があったと思うんですけど、やっぱやりたいことって私も模索しながら進んでいる感じなんですけど、
03:13
そういう内側から湧き出るようなエネルギーじゃないですけど、ちゃんとエネルギーとして受け取って、自覚して、これがやりたいんだって言って、さらにアウトプットするときに社会の圧力に負けずに、でもこう言われてるからやっぱやりたくないんじゃないかとか、もっとすごい人がいるからとか関係なくちゃんとやり切るのって難しいですよねっていう。
前回にもちょっと通ずる。
すごい前回に通じてますね、前回の自立の話。
ヒカリちゃん回のやつね。
ちょっと深掘っていったらこれで終わっちゃうんで、一人ずつ。
じゃあ次、大輝さんはどんな株を持ってきましたか。
じゃあ僕ですね。
僕の株が、挑戦者を笑わない人間でありたい件についてですね。
これはきっかけが、結構真摯に思ったきっかけがあって、12月24日なんですけど、M-1をテレビでやってたんですね。
それちょっと見てて、コンビ名ちょっとざっくりとしか覚えてないんですけど、M-1見てて、出演者の方がコンビの漫才で、最後に噛んで終わってしまった方がいて。
それが原因ではもちろんないんですけど、決勝に上がれなかったっていうところがあって、本当に本人、それを笑いにすごい変えてたんだけど、
悔しいだろうなっていうか、大舞台で一番最後の落ちのところで噛んでしまったみたいなところは、すごい悔しいだろうなっていう感情になったんですけど、
それを大部分は擁護するようなコメントとかばっかりあったんですけど、ツイッターで一部、それを卑下したりみたいなコメントもなく気にしてもらわないみたいな感じだった。
そういう現象を見てて、すごい失敗っていうのは、挑戦しないと絶対できない失敗じゃないですか、大舞台に。
そこ自体が尊いし、挑戦が偉大で、だからこそ失敗した人がいたとしても、あとは無謀な挑戦をしてる人がいたとしても、それを笑う人間にはなりたくないなって思って。
逆に笑われる立場の人間でありたいなみたいな、僕はこうありたいみたいなところがそこで一つ思ってきて、そういった株でした。
じゃあ順番にヒカリちゃん。
そうですね、私は自分で持ってきた種ではないんですけれども、大輝さんがコスプスに書いていた、ボキャブラリーをもっと増やしたくてもどかしい問題、ちょっと取り上げたいなと思っていて。
確かに。
06:00
言葉の修行っていうのをまさに、今私がすごい興味を持ってやっているんですけれども、最初にすごい上品な言葉遣いって褒めてくださったんですけど、
私の中では綺麗な言葉をインプットすればするほど、逆に武装した表現ばっかりが出てくるような気持ちになっちゃうこともあって、
自分の中でパッと出た言葉をそのままストレートに瞬間の表現として出すみたいな、そういう修行もしたいなと思ってるんですよ。
なので、その言葉のボキャブラリー、その辞書で言う文字数みたいな、単語数みたいなところを増やしたいっていうのもありつつ、どうやったらその自分の言葉っていうのをもっと、なんだろう、これは自分の言葉だなって思えるものを増やしたりとか、磨けたりするのかなみたいなのはずっと考えてます。
めっちゃわかる。
すごいわかる。
かなりキラキラしてるよね。
私の番なんだけど、私ちょっと今のに一票入れてもいい?
強い。
でもめっちゃわかる。
めっちゃ思った。深ぼれるし。
なんかね、すごく来ましたね。
わかる。
すっごくわかるなと思って、私もすごく興味があるテーマなんですね。
決まりましたね。
本当?
私もめっちゃ光ってみました。
めちゃめちゃ気になる。
じゃあ今回はボキャブラリーを増やしたくてもどかしい問題についてお話ししていこうと思います。
やったー。
これは書いたのが1ヶ月ぐらい前かもしれないんですけど、
その時に友達と話してて、初めて会った友達と話した時に、その子が話す他の人の人物描写が本当に臨場感があって、小説を聞いてるような話をするんですね。
それって普段アンテナを張ったりとか、考えてないとできないことだから僕は驚愕してたんですよ。
で、そういう場面があって、いざ自分の立場を考えてる時に、人の良さを伝える、その人の良さを伝えるような人物描写の表現の場面だったんですけど、
僕が人の良さを伝える時には、めっちゃいいとか、最高とか。
確かに。たきさん最高ってめっちゃ言ってる。最高だよーみたいな。
いつも言ってる気がする。
最高のメモリの粗さというか。
最高じゃないですか。
最高だよねー。
これって知的怠慢なんじゃないかなって思って。
最高は知的怠慢。
最高で片付けてしまうとか、めっちゃいいとか、最高とか。
でもそれって聞きにくいというか、意識しないと誰でも落ちてしまうようなことでもあるような気がしてて。
09:06
それでいいのかっていうところで考えたんですよ。
で、いざこういうポッドキャストをしても、特に自分も表現がまだまだなって思うし、
かつそれと比較して、本当にお二人のボキャブラリーとか、そういった瞬発力じゃないけど、そこも素晴らしいなって思ってるからこそ、
二人に聞きたくて持ってきたんですけど、まさにボキャブラリーが素敵だなって思う光に来てくれたので、
まじで聞きたい。
一層聞きたい私も。
このさ、さっきさ、面白いのはさっき光ちゃんがこの種を選んでくれたときに、
ボキャブラリーを増やそうとして、語彙力を上げようとすればするほど、自分の気持ちが伝わりづらくなるっていうことを言ってたよね。
それがすごく私は面白いなと思って。
確かに、別の角度で。
そうなの、そうなの。
それこそ、僕がその、人物強さをとにかく上手くなりたいというか、ちゃんとしたメモリーのサイドで話したいみたいなところから、
その解決策がボキャブラリーを増やすことなのかなって、もう安直にこういう問題設定をしたんですけども。
大池や。
そうじゃないかもしれない。
大池や?
このヒントもうすでに出てる。
カラロ?カラロ?
なんかもうすごい、
オッド?
バクバクしてるんですけど。
また一段階ね。
キラキラしてる。
深い。
バクバクしてる。
深く輝く壁になりました。
本当だね。
ありがたい。
本当にそうですね。
そうですね。
なんか、そもそも私がこの種にフォーカスしたのは、
というか、私が言葉の修行みたいなところをしなくちゃいけないなと思ったのは、
だいたい半年ちょい前ぐらいで、実は結構最近のことなんですけど、
私は結構がっつり就活をしていたんですよ。
その就活をしていると、いわゆる論理的に、いかに簡潔に、
しっかりした構成で言いたいことを伝えられるかっていうのを追求していくっていう過程なので、
すごくロジカルな表現とかは上手くなったりとか、
自分の中でごちゃっと説明したいことがあったときに、
どう整理してどこから伝えようみたいなことを、
瞬時に行うみたいなのがすごく上手になったんですよ。
なんですけど、それが行き過ぎてしまったのか、
その当時にインターンしてた会社で、最初発表をしてください。
このインターンで感じたこと思ったことを自由にプレゼンしてくださいみたいなお題を与えられたときに、
最初に私が作って持っていった作品を見て、
その当時のCFOの方が、すごくおきれいに書かれてるけど、
これあなたの言葉じゃないでしょって言われたんですよ。
で、そのときに私結構傷ついたんですよ。
頑張って作ったけど、確かにロジカルに物を伝えようと、
12:01
言葉を取捨選択しすぎて、自分がストレートにどう思ったみたいなのを書くことを、
それこそ恥じてなのかわからないんですけど、ロジカルになりすぎてたんですよ。
なので、これはロジカルなボキャブラリーというよりは、
もっと詩的な、ポエティックな表現、
そういうボキャブラリーを増やさなくちゃいけないのかもしれないと思って、
半年前からそういう文章表現をするようになったんですよ。
なので、ボキャブラリーを増やしたくてもどかしい問題は、
もっと突き詰めると、自分らしい詩的なボキャブラリーを増やしたい問題みたいな。
しっかりそういった観点でボキャブラリーを喋っていきたい。
それで半年間やってきて思ったのは、詩的な表現って、
それを読んだり聞いたりした人がぼんやり情景を思い浮かべたりとか、
感覚を動かされたりとかするじゃないですか。
その解釈の余地が生まれている余白の部分に甘えすぎて、
それこそまたロジカル表現とは別の意味で、
その余白に甘えたお綺麗な表現ばっかり出てくるなって思うことが増えたんですよ。
なので、ボキャブラリーの増やし方すごい難しい。
すごくよくわかる。すごくよくわかる。
増やし方とかアウトプットの仕方というかね。
わかる。
みんなわかるってなっちゃった。
本当だね。すごくよくわかるね。
すごいな。触れられずに入れられないんですけど、話は変わっちゃうんですけど、
そういったすごいネガティブフィールバックじゃない?今のって。
渾身作った作品で、しかもその当時はそれで疑わないものに対して、
ブワンと全く真逆の評価をもらった時に、すごいネガティブフィールバックなんだけど、
そういった他者からの行動をボキャブラリーを増やすっていう決意をして、
それをノートとかにいろいろ書いてるんですけど、そういう行動をしてるみたいなところが素敵すぎるなって。
殺草と修行に向かうヒカリちゃん。
それはショックなのに、いくらでも卑屈になれるじゃない。
クソあの人格はとか、そんな言わなくてもいいじゃんとか。
卑屈になる理由なんていっぱいある中でも、そういう行動を選択したみたいなのが、
本当にすごいバランス感覚。
本当にさ、前回話したヒカリちゃんの聴く力の素晴らしさだよね。
聴きながらそれを自分のものとして咀嚼して実装していくっていう。
ちゃんとエンジンにしていく。
ある意味でこれも自立だと思います。
めちゃめちゃ自立だと思う。
負けず嫌いなんですよね。
でもよかったね。その強烈な体験して。
すごいラッキーな出来事だと思う。
15:01
それってチャンスですよね。ピンチがチャンスってよく言うけど、本当にその通りだなって。
否定してくれる人って大事。
周りにノーマンを置けっていう。
自己啓発症がまた出てきた。
これも僕だから、みんなからすら異質な表現になっちゃうんです。
インプットが偏っている部分もめちゃくちゃあるからこそ、
僕は何もはばからずに、
当たり前のように定義はこうで自分の中で咀嚼しているからそのまま言っちゃうけど、
周りにとっては異質だから、ずれが生まれて、
笑いにも起きるんだけど、一方で誤解とか一粒ができないところもあるから、
それこそインプットの質。
しかもどこから、逆に汚染じゃないけど、
ちょっとそういう表現の偏りが出ているのかなって。
汚染って面白い表現ですね。
たやきさんめっちゃ素直ですよ。その時読んでるジャンルの言葉そのまま出てきますよね。
日記とか面白いですけど。
ろ過したみたいな。
日記に見返すと、その時歴史小説読んでたら、
ございますとか、そういう語尾になってしまう。
ありがたいを漢字で書き出すとか、そうなっちゃう。
影響がすごい受けやすいからこそ、そこもメタニンジしなくちゃいけないですね。
それもタイプですよね。とっても素直というか。
私本当に思う。私雑誌を作っていたから、
編集者としてね。
それこそプロですもんね。
その時に、ギャル詩、OLコンサバ詩、モード詩ってやった。
ありとあらゆる。
全てが。
全然違うんだ。
まさにその時に、例えばOLコンサバ詩だと、いわゆる、なるべく多くの人に届かなきゃいけないわけだよね。
そうすると、言葉も、難しい言葉を極力使わないんだよね。
だからいかに、読んでそのままもう想像できる言葉をいかに使えるかみたいなので、
っていうところを問われるの。
超マーケットインパクトというか。
そうそうそうそう。だからカッコつけすぎても伝わらないから、
いかにダイレクトに分かりやすくって。
分かりやすいに終始する。
そうそうそう、ってしていくんだけど、
逆に今度はモード詩になると、夢を売る雑誌だから、
カッコよさみたいな。
いかにそのポエティックに。
めっちゃ面白い。
もうそのムードで。
ムードで。
まさに余韻でブランディングしていくみたいな感じだよね。
だからもう真逆のことをしてたんだけど。
どっちの子でしてるんですかそれ。
18:00
OLコンサバシーの後には私モード詩をやってたんだけど。
ものすごい修行ですね。
そうそう、修行です。
修行、修行、修行。
でもなんか本当に言葉によって人が持つ印象も変わるし、
本当に言葉って何なんだろうなっていうのも、
私も辞めてからもずっとそういう体験もあるから、
私自身も探求してるんだけど、
でもね、私会社を辞めてから、
ものすごい言葉を素敵に使う人に出会ったことがあって、
その方ってね、本当に普通の主婦なの。
別に言葉に関わった人とかでもなくないんだけど、
何が私に素敵って思ったんだろうってすごい考えたんだけど、
とにかく今感じたことを素直に言葉に出すの、その人は。
マインドするな。
もう本当にそう。
で、それが何か難しい言葉とかでもなく、
流暢に話すとかでもなく、
すごい丁寧にゆっくり話すんだけど、
もう本当に、
なんでそんなに何のフィルターもなく真っ直ぐ出せるんだろうって思えるぐらい、
真っ直ぐ出してる言葉に触れたのが私初めてで、
びっくりしたんだよね。
で、その体験をした時に、
ああと思って、そっかと思って、
私たちっていくつもいくつもフィルターを重ねて、
フィルターを通して言葉を出してるんだと思って、
だから逆に言うと、
フィルターなしの真っ直ぐな言葉に触れた時の、
純度の高さっていうかさ、
心が震えるその感覚に本当に驚いて、
確かに。
で、私は多分自分もそうありたいし、
人の言葉にもそういう場面というか、
なるべくフィルターを通さないその人の言葉に触れたいなと思って、
私自身も今たぶんそういうワークショップとかセッションやってるんだと思うんだけど。
おもろいな。
それ聞いてて思ったのが、
指摘ってさっきヒカリちゃんも言ってたけど、
指摘も一個のフィルターなのかなってすごい思ってる。
そうなんだよね。
指摘な文章が割とその条件とかを丸っと言えて、
なんかいい感じかと思いきや、
指摘であらねばならぬというのも一個のフィルターなのかもと思って。
面白い。
たまたまその人が感じた感覚が、
たまたま表現したときにポエティックなものだったっていうのだとまた違うんだと思うんだけどさ、
21:02
そうなんだよね。
フィルターについてもうちょい詳しく聞きたいですね。
どういうのがフィルターになっていくんですかね。
今言ったポエティックにしようみたいな意気込みもそうだろうし、
あとやっぱ普段読んでる本とかもなっちゃうのかな。
考えとかにもなっちゃうのかな。
なんか一個思ったのは、
大輝さんが持ってきた種にちょっと近づく気がするんですけど、
その恥を捨てて言葉を出してるかどうかみたいなのが素直に、
その結果出た言葉がすごいロジカルな表現が出る人もいると思うし、
完全に素直に出した言葉がすごい他の人から見たときにポエティックな表現の人もいると思うし、
もう本当にストレートな形容詞、美しい、きれいとかそういうのがストレートに出てきて、
それがその人のその恥を捨てて、何のためらいもなく出た言葉の時もあると思うんですけど、
何かちょっと格好をつけようとか、ちょっと作ろうみたいなのって、
やっぱり恥そうじゃない生の言葉を出すっていうことに対する恥じらいみたいなのが間に挟まってるような気がして、
だから多分ストレートな言葉を出す人が恥を捨てて、恥を捨ててっていうのも違うんですね。
恥という感情がそもそもないんですかね。
よく見せようとかって思ってることだよね。
作られた表現じゃないっていうのは、評価する人を間に通してない、そういう表現者っていうことになる気がします。
それこそ美しい文学作家の人って、もちろん技術はそれこそあるかもしれないけど、
でも技術だけだったらこんな透き通ったような文章書けないだろうなって思って、
なんでじゃあ書けるのかなって思った一つの仮説なんですけど、
やっぱその人の感受性がエグいぐらい尖ってるからというか、
エグく純度が高まるような生活を積み重ねてきた結晶としての文学作品、文体なのかもしれないなってめちゃくちゃ思って、
これこそ三島由紀夫とかがすごい感じるんですけど、
だからこそその三島由紀夫の書いてる文体は、ただただ美しく見せようとかではなく、
本当にあれは生で出てきた言葉、でもその生で出てくる言葉を綺麗にするっていうのは、
日々のアンテナの張り方とか生活の仕方のすべての積み重ねで、
それが生み出されてくるって考えた時に納得がすごいいったんです。
それもちょっとあるのかもしれない。
だからあれは上手く書こうと思ってるわけじゃなくて、あれは本当に出たこと。
それは伝わるんですね、読み手にも。面白いですね。
伝わる。めっちゃ伝わるような気もしますね。
伝わるんだよね、これがね。本当に面白いよね。
だからそのボキャブラリーのことで言うならば、
いろんなそのボキャブラリーが豊富だな、だけど素敵な表現してるなって思う人とかは、
24:05
そのボキャブラリーを自分の中で散々入れて咀嚼して自分のものにしてるよね。
だから自然に出る状態にしてるっていうか。
武器が多いじゃないですか。
だからフィルターとしてボキャブラリーって言うんじゃなくて、
自分の中にもあるからフィルターなく自然に。
またそれが修行の目的です。
最初は意識してる状態なんだと。それが無意識感になって体得されてくる。
悟りみたいですね。
拾い集めた、自分で綺麗だと思った表現を私の血肉にするっていうのを目標にしてて、
今のわたしのものって自分が思うことに合わせて。
自分が思うことを判断して言うことを実践していることがいろいろあるんですか?
それとも、自分がどう考えていくかっていうのが面白いのかとか、
それから自分の身体でのですね、
一番すごい文化の中での環境があるんですかね。
とかじゃなくてじゃあこの4人でいるときは4人でいるときは自分だしそれぞれといる ときはそれぞれといる自分だしみたいなそのなんか分数みたいな感じで人間を考えるって言う
考え方なんですけど キャラみたいな役割をその都度考えていくみたいな
あそうなんかキャラじゃなくてキャラは全部自分なんだよっていう考え方なんですけどそれこそ そのなんかヒカリちゃんの元々そのロジカルに話してたっていうのはそこの場に向けた
もう精一杯の一生懸命というか の結果ではあるしみたいなことを考えるとなんかフィルターをそれこそメタ認知した
状態で使い分けるっていうのがなんか大事そうだなっていうのを うわぁ確かに
フィルターがあってよしこのフィルターかけてやろうみたいなのを選んでいく
なんかでもその 場によってキャラクター完全にそれ用のキャラクターが存在して
そこに向けてキャラをじゃあ今日はこのキャラだからこれを着ようみたいになっているというよりは 自分がいてその何層も何層もフィルターがあっている場所によってそのかける
フィルターの枚数を変えている感覚があるんですよ これライトアップのあのメタバだとすごい分かりやすいかも
色って変わるときさライトがもともと光源だけあっていろんなことをいろんな層を重ねて色を変えていくじゃないですか
その層を外したり入れたりするっていう どの光が心地いいかっていう
で相手に当たるのがその光じゃないですかそれでコミュニケーションみたいな
そうなんですよねでも私はその挑戦者とか恥を捨ててる人っていうのはフィルターがゼロの状態で世に出てる人だと思うんですよ
生身の自分で勝負するみたいな 私は結構フィルターをいろいろ枚数を持ってて使い分けをそれなりに器用にできる人なんですけど
完全に生身の状態で恥を捨ててやりたいように生きるみたいなことって多分全然できない人なんですよね
27:07
逆にゼロの人って優しくなくないですか
面白い 素敵だね
負けず嫌いって言ってたけど私もめっちゃ負けず嫌いでだからこそフィルターをかけねばならないという気持ちがあって
多分自然状態でこの世に出たらすごく人を刺す 刺しかれないみたいな自覚があるので
確かに挑戦してる人って自分のことは思ってますみたいな感じでかっこいいけど
フィルターを持っていることの美しさみたいなのが光ちゃんを見てるとすごい感じるかもしれない
それを優しさって捉えるのめちゃくちゃ新しいしすごい良い表現ですね
すごい素敵 優しさですね確かに
優しさいい言葉
それぞれの良さがそれゼロにするってできると思いますか言語家先生アイリーさん
フィルターをいっぱい持ってる人間がゼロにすることって
ただ私的にM1で最後噛んでもやりきった状態で周りからも温かい拍手をもらうこととか
その人は生身の自分で勝負したから拍手をもらえてるのと私は思いますし
この前渋谷でごちゃごちゃした通りを歩いてた時に
ほぼ服とかはだけた汚い状態でめっちゃブレイクダンスを踊ってた人がいたんですよ
たぶん酔っ払ってたとかではなくてダンサーの人なんですけど場所が汚い渋谷で
みんなそんな東京の人って他人に興味ないので全然通り過ぎていくんですけど
一人だけ大音響で音楽を流してずっと踊ってるんですよ地面に手をついて
それを愚かな人だなみたいな感じで見るんじゃなくて
あの人は生身の自分で世の中に勝負してるんだなって思ったら
私すごいそれ美しいなって思ったんですよ
ちょっと言葉からは離れちゃうんですけど恥を捨てる人とか挑戦者を笑わないでいたいっていうのって
なんかそういうフィルターがゼロの状態で世の中に出てる人
そのまま他人と接触したらすごい優しくないかもしれないけど
それをかっこいいよねって認められることみたいなのもあるんじゃないかな
すごい濃度的に傷つけに行かなければ俺なんでもいいと思う
俺はこれやってるんだからそれを受け取る人が確かに不快になるかもしれないけど
でもそれは受けてる問題で僕の自分のこっちの問題ではない気もするから
それは自分のやっぱり守りたいものとか自分に大事にしたいものが
そういう表現のノンフィルターのものだったら絶対俺は出すべきだと思う
そのフィルターゼロの状態で出た言葉がすごい胸に響くっていう話からちょっと今ずれてると思うんですけど
30:06
言葉っていう表現形態じゃなくてもフィルターがゼロの状態でそのまま放出してる人ってどう見えるんですか
もう体が反応しますよね
だから本当に非言語の表現になっちゃう
もう大号泣とか
例えば直近で言うなら去年の2月に北海道のあかんこでうたさ祭りっていうのがあって
それはアイヌの人といわゆる和人とのコラボレーションのライブだったのね
そこに中村カホさんが出てたんだけど
中村カホさんが登場して
中村カホさんが登場してすぐに言葉になってない声を発したんだけど
その一声でバーって涙が流れて
軽く震えててびっくりした
それこそ本当にフィルターがない状態の
ただ私っていうものがあんなにまっすぐ出せるんだっていうことの衝撃
だからすごくわかる
むしろ言葉じゃない方が届くんじゃないのかなってうきさえする
音楽とかですよね
音楽とかもそうだし
例えば私は踊りを見るのも好きだけど
田中みんさんっていう踊り手の方がいてもともと俳優されていて
今は踊りの活動が多いんだけれども
田中みんさんが舞ってる姿とかは
ただ歩いてる姿で泣ける
むしろ
なんで自分が泣いてるかわからない
だけどただただその姿
すごいよね
だって歩いてる姿だけで感動してるってさ
アイリーさんの感受性はすごいですけどね
その時に15分くらいの演目だったのかな
だけど泣いたタイミングで
一緒に行った友達も気になってパッて見たら
友達も同じタイミングで泣いてた
だから何か伝わるものがあったんだと思う
中村花穂さんで同じ反応してることが知ってます
ずっと具体合計してることが知ってます
33:01
むしろ
だからすごいよね
本当はノンフィルターでいけるはずっていうか
ノンフィルターでみんなノンフィルターだったはずだと思う
もうこの社会ができる前とかは
ノンフィルター同士で会った時に
お互いノンフィルターだから
お前どんなノンフィルター?みたいな感じで会話が生まれたりして
何かセッションが生まれてたんだと思うんだけど
それがちょっと逆転してるのが今なんじゃないかなと思うんだよね
フィルター重ねすぎ
そうそう重ねて
むしろ重ねた状態であなたどんな感じって言ってもさ
いくつかフィルターがあるから
なかなかそのフィルターを剥いでいくこともできなかったりするから
フィルター上で付き合った方が
社会の中ではまとまりはできる部分があるのかもしれないけどね
多様性は特にですよね
昔は本当に集団で近い人たちが集まっていくものだから
すごい同質的で
それこそノンフィルターで成り立ってたけど
今も都市とかすごいいろんな価値観の人が
集まっちゃってるからノンフィルターでいくと
それこそ戦いになっちゃうから
フィルターっていうもので生きやすくしてる部分がある
確かになんかそもそもボキャブラリーの問題だけど
言語すらもフィルターじゃないっていうのすごい思いましたね
本当にそうだよね
言葉使いとかね
出るよね人が出ますよね
本当にそう思う
最初にしばしちゃんが言ってくれた種の
何かに挑戦したいこうしたいって思った時に
でも周りの目が気になって
一歩足を踏み出すハードルがすごいとか感じちゃうっていうのも
ちょっと通じてる気がしますよねこの話に
確かにそれも一個のフィルターというかね
でもそれがデフォルトの現代になったから
ノンフィルターで挑戦してる人がめちゃくちゃかっこよく見えるっていう
分かる
エネルギッシュに見えます
確かに僕の種ともちょっと繋がる感じです
前回の天才の話ともめっちゃ繋がりそうな
いろいろ繋がる
深いところでは結構一緒になってるかもしれないみたいな結構仮説なんですけど
このポッドキャスト界の
あ、そうなんだ
勝手に
今出てきた
作りました
こいつ今作りました
僕が考えてる
そうなんですよこのポッドキャストではそういうことを
なるほど
超深掘るってね
結構似たようなところがいっぱいあるんじゃないか
表層は違う現象で出てきても
いろいろ深掘った時に同じような
根本に行き着くものも多いよな
みたいなのは実感的に僕はあります
で、このボキャブラリーを増やすっていうか
36:01
その言葉を多く持つためにはどうしたらいいんですかね
根本に立ち返ると
最初の種ですよね
真の意味の
詩的な表現って多分ノンフィルターじゃノンフィルターじゃないですか
ボキャブラリーを増やしてノンフィルターみたいなのを
出したいって思ってる時点でもう
すごいだから
そうなるともう本当にインプットをして
その中から
でも逆に
ゼロの爆発的なものはできないかもしれない
天才じゃないけど秀才にはなれるみたいな感じで
アウトプットしたいものに向けて適切なフィルターをかけて
素敵な表現をするっていうことがきっと
我々にはできるはずだから
それを信じてたくさんインプットして
いろんな出し方をしていったらいいんじゃないかなって
その出していく修行はいっぱいしていくといいんじゃないかなって
無からでは何も生まれない派なんですけど
ゼロからは
絶対無からは何も生まれないって結構僕は思ってるからこそ
まずインプットがあって
やばい泣いちゃった
でも何かしら何かきっかけがあって
言葉が出てくると思うんですけど
言葉がツールなので
ただ私文章表現を書いてて
これを書きたいっていうテーマを設定して文章を書くときと
日々感じた本当に一瞬の感情
例えばまた渋谷出しちゃうんですけど
渋谷を歩いてて風が冷たくてマフラーがひらってなって
寒かったみたいなその瞬間の感情を
そのままストレートに文章に書いて
それをただただ繋ぐだけの日記みたいなことも
してるんですよ
めっちゃ修行してる
なるべくゼロフィルターの時に
自分が感じたことをストレートに表現した言葉だけを
取っておくみたいな
そういう修行の仕方もあるのかなと思います
完全の無って無理な気がするけどな
僕は本当にもともと白紙であるみたいな考えが
たぶららさってあるの
人間は白紙でそこにどんどん塗り絵をして
書いていくみたいな
感覚がすごい強くなっちゃうからこそ
まずこうなんか
自分をアップデートしていくというか
養っていくような感覚がすごいあって
その中でその養った自分の中から
何が出てくるかなみたいなのを
楽しんでる
日々変わっていくから
これでなんかまた変わってるんだな
自分は
自分の変わりみたいなのを楽しいから
確かに
人間生まれた時言葉知らないし
喋れないから
絶対インプットされたものですもんね
間違いない
なるとなんかどっちの方向性も
インプットも大事だし
それに基づいたアウトプットで
かつネタ認知をしながら
どういう感じのフィルターがかかっているのか
39:01
それをフィルターをどうやって外していくか
みたいな
ネタ認知もありつつ
インプットしてアウトプットして
インプットしてみたいのが大事になるのかな
なんか今をどう
見るかってことなのかな
だから
インプットもそうなんだけど
大輝くんのその状態で言うならば
インプットしてる
俺っていうのが
ゼロフィルター
確かに
自分を素直に見てるっていう状態で
それを言ってるっていうのが
ゼロフィルターってことなんじゃないかなって
確かに人によってゼロフィルターの
位置は違う
そうそうそうそう
それもゼロフィルターになるんじゃないかなと思った
何にもインプットしてない状態とか
ってことではなくさ
あるがままの自分を
ちゃんと受け止めて
それを表出してるみたいな
それがもうゼロフィルターだと
僕は思ってるというか
その定義したい自分もいて
ゼロフィルター主義では
あるかもしれない
さっきから破滅やな
主義を持ち込んでくる
でもめっちゃこれも面白いというか
面白いですよね
生き方がやっぱスタンスが違うのが
バッシーズ絶対ちょっと違くて
すげえ面白い
やばい主義から離された
すごい優しくて
悲しくて
尊いなって思いながらも
自分が
そういうことを血肉にしたい派だから
でピュアな
自分からそのまま出てきたものじゃないと
無理な感じ
それこそバッシーズみたいに
僕はフィルターをかけたりとかできなくて
不器用すぎて
諦めた部分がある
さゆきさんめちゃくちゃ真っ直ぐな
言葉使うなって
本当に本当に
変な風に脚色できなくて
みんな分かってる
友達みんな分かってるから
ありがたいです
これでいてくれてありがとうございました
それぞれの位置から
修行の位置ですね
本当だね
面白い
ということでこの番組では
取り扱ってほしい出来事株の種を
皆さんから募集しています
抜いてみたい株の種をお持ちの方は
概要欄のリンクからぜひお便りお願いします
あなたからのお便りお待ちしてます
今日の株どうだった?
最高だった
面白かったね
楽しかったです
楽しかったです今日も
ということで本当に
来てくれてありがとう
最高
あとちょっとだから
どうさこの番組というか
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どうした?
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42:02
すごい面白いことやってるなって最初
話をもらった時に思っていて
3人からどう見えてるか分からないんですけど
実は自分が思ってることとか
自己開示って言うんですかね
すごい苦手なんですよ
文章にして
形にすることはできるんですけど
リアルタイムで
自分の思ってることを素直に出すのが
結構苦手なんですよね
なんですけど
それをすごい真摯に受け止めて
でもそれに
自分が持ってない視点を加えて
新しいまたトピックとして
咲かせてくれるみたいなのが
すごい新鮮で
超面白い
株の花?
咲いたね
咲いちゃったよ
初めて咲いたね
びっくりした
花って咲くんだ
だから最初何を話そうかな
とか
トークの流れの中にうまくついていって
自分の言いたいこと言えるかな
とか心配だったりしたので
全然緊張せずに楽しく
むしろいっぱい気づきがあって
むしろなんで心配だと思ったのか
深掘りしたいくらい
だめだめもう50分話した
公開しなきゃ
この分数で深掘り
深掘りしたら危険ですよね
朝までになっちゃう
すみません
深掘りしないか
ありがとうございました
では次回も
一緒に大きな株を抜きましょう
またね
またでもやってくれた
44:55

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