映画館の体験
始まりました、おおきなかぶは抜けるのか。この番組は、日常で起きた一人では消化できない些細な悩みや出来事をおおきなかぶとして、ちょっと不思議な関係の3人がうんとこしょどっこいしょと引っ張ってみるポッドキャスト番組です。お送りするのは石橋と大木とあゆりです。よろしくお願いします。
オープニング決めてなかったね。
私も思った。
ちょっと、みたいな気まずい顔だったけど。
しまった。
何かあったかな、最近。あ、あったあった。
聞いてください。最近、映画で初めてプレミアムシートってあるじゃないですか。
あれに行ったんですよ。
あれめっちゃ弱くて、ちょっと舐めてたんですよ、正直。
実際に買わないんだろうって思ってたんですけど、東宝石根まずのプレミアムシートに座ったんですけど、まずその座った時の映画が友達と夜飲んでて、その日、配給わかりますか、アニメの映画が公開日で、見たくねーみたいな感じになって、見落とすの超満席で、本当にプレミアムシートしか空いてない感じだったんですよ。
でも、行っちゃう?みたいな感じで行ったんですけど、本当に良くて、まず一席一席がふかふかで、リクライニングをビーンって自分でできるんですよ。
できて、靴脱いで油かけて、見れて、しかもその映画満席だから、この民たちを見下ろしながら、資本の力を使って、見る映画がめっちゃ良くて。
一回で感覚差は倍ぐらいする?もっとする?
そう、プラス3000円とかなんで結構高いんですよ。
じゃあ倍以上だ、3倍ぐらいか。
そうなんです、結構高いんですけど、すごい良くて、一回やっちゃったらもう、隣の人とか気にしなくていいし、もう抜け出せないと思って。
それ一個一個分かれてるんですか?それとも二人席みたいな?
いや、もう一人席で、机もちゃんとでかくて、その横にある、ポップコーンかかえて油かけて。
家だねー。
そうそう、本当に家のスクリーンめっちゃでかい版みたいな感じで。
音響とかもすごいもんね、家よりも全然すごいっていう。
すごい体験でした。
正当化する理由
めっちゃ良いね。
確かに、本当にご褒美としては。
私も今思った、ご褒美今欲してるから行こうかな。
確かに、今引越し大変ですもんね。
そうそうそうそう。
めっちゃおすすめです、ご褒美。
いいかも。
私、集中力も没入感というか、その体勢のしんどさとか全く気にしないから、集中力もすごい保てて。
確かに体勢結構きついかも、映画館で。
そうそうそう。
特に足とか、俺本当に気に気をつけちゃった。
長いから。
大輝くん大変だわ。
中の方が大変。
中の方がきつくて、膝とかバンバン当たりかねなくて。
男性大変だね。
ガンと前にも、絶対切らないでくださいって書いてあったりとか。
すいません、人権がないっていう映画館では。
確かに、めっちゃおすすめ。確かに本当にご褒美って感じでした。
おすすめです。
それいい。
本当にご褒美っていいよね。
人のご褒美を聞くのって、それこそ前回やってからは、人のご褒美を聞いて自分に試してみるみたいな話をバッシーがしてて。
めっちゃ意識するようにしてます、本当に。
ぜひ行ってみてください。
行きます。
めちゃめちゃ最高でした。
行きます、行きます。
すごい良いオープニングだね。すごくない?
センスがすごい。3分、3分。素晴らしいですよ。
何この良いまとめ方。
見つけた。
完璧すぎるんだけどね。
しかもなんか独語感いいし。
いいご褒美。
ご褒美みたいな気持ちになってるし。
すごいね。
徐々にオープニングのね、センスとかも。
そうだね。
上げていかないといけないですね。
そうだね。
ではまず初めに、それぞれ持ち寄った話題、つまり株の種を発表して、今日の具株を決めていきましょう。
みんなどんな種を持ってきたでしょうか。
石橋ちゃん。
はい、私はですね、その場における正解を探してしまう問題という問題を持ってきました。
結構私はこう、何だろう、常にマーケティング的視点を持ってるというか、その場において楽しくない人いないかなとか、これ言ったらみんな笑ってくれるかなみたいなことをずっと考えながら会話してるようなことに気づいて、
最近ご飯行ったバンドの友達がいて、その子は本当にうまいんですよ。
自分のこれ食べたいとか、この仕事しなくていいかみたいなのを超チャーミングに言うんですよ。みんな可愛くて、いいよいいよみたいな。
おもろいなマジでお前みたいな感じで、自分のやりたいこととかをチャーミングに伝えつつ、みんなを楽しませるみたいなのがすごいうまいと思って。
でもその場に起きる成果を探してしまうっていいことでもあるし、一方でその場においての自分の楽しさとかいろいろ考えたときに、
どういうコミュニケーションがいいんだろうなーみたいなのを最近ちょっともやっと考える機会があり、持ってまいりました。よろしくお願いします。
すごいわかるなー。
たいきさんはどんなカバーを持ってまいったでしょうか。
僕が持ってきたのは、自分が今やってることを正当化する理由やストーリー作りにうんざりしてしまう問題を持ってきました。
これは本当にその題名がちょっと長くなってしまったんですけども、その通りで、自分の行動とかに対して、こういう理由があって、こういう過去があって、それを払拭するためにやってるとか、
今やってることの理由とか、正当化に対しての考えを巡らせるし、逆にその理由がなかったら、言うのは恥ずかしいみたいな。
なんでこれやってるの?いや、実はこういう理由があって、自分はこういう信念があって、みたいなことを言うと、めっちゃわかりやすいってなって、いい反応をもらえるけど、
いや、なんでこれやってんの?いや、特になんとなくとか言うと、めっちゃ微妙な顔されるみたいな。
確かに。
なんか、それがあるからこそ、すごいストーリー作りに奔走して、でもなんかそれって、本当に後付けで見つけてるだけだなとか思う時もあったりして、
意味はあるんだけど、本当にうんざりしてしまうことがあるっていう。
めっちゃわかる。
っていう問題を深掘れたらいいなと思って持ってきました。
気遣いの重要性
よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
アイリーさんはどんな顔?
私はね、えっと今日は、人の気遣いが染みすぎる件。
かわいい顔。
突然。
突然だよね。
これね、自分でもこれ染みすぎてびっくりしたの。
染みすぎて。
染みすぎてびっくりして思わず、そうだと思って書いたんだけど、しつこいんだけど引っ越し作業してる。
で、自分で想像してた以上にダメージを負ってたんですよ。
肉体的にも、自分たちでやろうとしてたから、引っ越し業者さんにお願いしてるのね。
それ大変ですね。
自分たちでできるかなと思って実際やってたんだけど、肉体的にも結構ダメージ多い。
で、お友達とかにも手伝ってもらったりしてるから、お友達にも申し訳なかったりして、精神的にも自分にダメージを負っていて。
で、そんなにダメージを負ってるっていうのも自覚してなかったんだけど、その時にいろんな人に助けてもらってたから、
で、その人たちが、引っ越し作業、無理なさらないでくださいね、みたいなとか、大変だと思うけれど、きっとやってれば終わりますからね、と。
よく言ったら当たり前だけどね。
そうなんだけど、私さ、本当に絶望的になってたから、もうやばいやばいみたいなので、なんかびっくりして、もうありがたすぎて、その言葉が。
で、普段も、例えばさ、気遣いしてもらったりとかってことは普段もあると思うんだけど、
多分、どこかで何かその、自分がそこまでダメージを負ってない時に、例えば気遣ってもらったりとか、何か例えば褒められたりとかした時にも、私はもしかして謙遜してそれを真っ直ぐ受け取ってなかったのかなとかと思ったわけ。
だから、今回あまりに何か自分のそのダメージを負ってる自分に、その言葉が染みた時に、何かこの人の思いとか気遣いのパワーって、すごいなと思って圧倒されちゃって、ちょっとね、それについて話したいなと思ったんですよ。
決めがたい。非常に決めがたい。
確かにな、決めがたい。僕は、えっと、急務じゃないです。
すみません。
みんな急務じゃないかも。
だいぶみんな急務じゃないよね。
じゃんけんとかで決めます。
どうしよう。
どうだろう。
ちょっと難しいですね。
難しいな。
えっとね、私すごい急務じゃないのと、もうちょっと寝かせてもいい気もしてるから。
引っ越し終わってないですもんね。
そうそう。
確かに。
かかりすぎてるからね、引っ越しに。
だから、私このたいきくんの、自分がやってることを正当化する理由はストーリー作り。
これ。
そうね。
2、1秒入れようかな。
石橋ちゃんのはね、もう常に自分の中に分かるっていうような感覚がある種だから、どうですか?
たいきさんの、自分が今やっていることを正当化する理由やストーリー作りにうんざりしてしまう問題。
いきますか。
ありがとうございます。
急務じゃないけどね。
ありがとうございます。
でも考えたかったですね。
だいぶこれは寝かせてるものですけど、今もやりたいなって思うぐらい。
多分もう3ヶ月ぐらいずっと考えてるんじゃないですか。
でも分かります。
はい、ありがとうございました。
これなんですけど、
本当にあるとき、何だろうな、何か人生に対する選択をするとき。
例えば、こういう進路に進むとか、この仕事をするとか、この趣味を始めるとか、
そういった人生の中で結構大きめなというか、決断をするときに無意識に、
何で考慮をするんだみたいなところを、後ろの人生をたどって論理づけをしてるというか、
組み合わせでストーリーとして作ってるなっていうのを無意識になってた自分を感じたんですよ。
一番やっぱり大きかったのは、1年前ぐらいにヨーロッパを縦断するっていう一人旅をしたときに、
僕の中で結構大きかったのは、そのときに自分がやりたいことを見つけたっていうところがすごく大きな収穫で、
その一つが、残り大学4年間の1年あったんですけど、学問をめちゃくちゃやりたいっていう、やりたいみたいなのが見つかったんですよ。
学問をやるから、いろんなことを捨ててというか、切って、そこに時間を投下するっていうことをやろうって思ったときに、
今まで関わってた人とか、友達とか、お世話になってた先輩方とかに、そういった決断とか、今何してるんですかってときに、
こういうことをしてるっていうところを言うときに、恥ずかしいっていう気持ちがあって、
なぜならその学問をやりたいっていうところに明確な理由が、例えば将来絶対生きるからとか、あんまり言えないし、
例えばあとは、将来研究者になりたいからでもないし、みたいな。
そこで恥ずかしいって思いがあったんだけど、でもそこで、いや、なんかめっちゃこれがやりたいんですって、
これがめちゃくちゃ好きで、これがやりたいっていう、その本人の強い理由に、誰もNOは絶対言わないなって思って、
じゃあなんでそのストーリーとかがちゃんとしてないと、ちょっと恥ずかしいとか思うんだろうなっていうふうに思ったのがきっかけです。
めっちゃわかりますね。
これが自分やりたいんだっていうこの強い気持ち、その理由以外の理由って別にいらないんじゃないかなって思った。
他人の見え方をすごい異常に気にしてたんだなって思って、他人が自分のストーリーにどういう反応をするかみたいなところに本当にめちゃくちゃ考えちゃってたんだなって。
めっちゃわかります。
自己紹介と自己表現の苦悩
見せ方だよな、ブランディングみたいな。
そこを考えすぎてて、普通につらくなってた自分がいた。
めっちゃわかります。それこそ私も働き方としてはちょっと特殊というか、就活してじゃないくて、今入ってる会社と自分のSNSとかもやりつつみたいな感じだから、
自分の説明をするときに自分をパッケージングするようにそれこそその人の目を気にするじゃないですけど、
それをめっちゃ頑張ってというか、自分を伝えるためにすごい頑張って。
というのも、たいきさんがどうかわからないんですけど、理由がないっていうことを言ったときに、こいつ考えてないんじゃないかみたいなのをすごい憎らされるじゃないですけど、
そういうのがすごく嫌で、めっちゃ考えましたね。
自己紹介の仕方とか考えて、今っぽいですよね、自分で言うみたいなのをやってますね、私も。
わかりやすいからさ、相手も理解をすぐしてくれるけど、してくれるよね。
なんなんですかね、作らなきゃいけないって人からの見え方を。
本当にわかりやすいかわかりにくいかっていうところがめっちゃあるなと思ってて、
自分的にはそれこそ高校とか新聞とか雑誌とかに結構出させていただいたときがあって、
そこですごい求められたことが、そういうわかりやすいもの。
あとギャップ。こうだけどこれをやっててみたいな。
そこで注目をするから、そういうところを本当に欲しいんだよねみたいなところを、
直接的じゃないけど、明らかにそういう感じで取材とかいろいろ受けて、
自分もそれをわかるし、別に嘘ではないからこそ、それを伝えて、
実際にそれが世の中に出たらインパクトがすごくてっていうことを考えたときに、
やっぱ人ってすごいストーリーに動かされるんだなっていう本質を見えたし、
逆にそれに固執しすぎてて、見せ方を気にするから、徐々に乖離していくというか、
本当に本当の自分じゃなくなっちゃうときとか、
そうやって見せたいなと思ってしまっているところに気づいたし、気づいたら自己嫌悪だし。
難しい。
アメリカみたいな、全くだみたいなジェスチャーをしましたが。
やれやれだぜみたいな。
広げてやったんですけど。
すごいわかります。
私も元々SNSは結構伝えたいことがあって始めたけど、
今の企画の仕事とかは、なんかこれやりたい、やりたくないをやりたい方に飛び込んだ末に今の仕事があるみたいな感じ。
だけど初めましての人とイベントであって自己紹介するときに、
前の株でもあったと思うんですけど、自己紹介するときに自分を誇張してしまうみたいな。
で、その人が結構心身機営みたいな感じの人で、若手クリエイターみたいな感じの人で。
こういうものです、みたいな。
自己紹介をしたときに何したいのって言われて、はぁはぁみたいな。
結構言葉とか深まったりすることが好きで、それ何だろうみたいな。
めっちゃ突っ込まれて、ひぃーって思いながら。
でもね、答えたら結局同じだね、俺もみたいな。
よかったよかった。
言ってくれたからよかったんですけど。
こういうのがあるからとか言って悪者の人がいるんですけど、
あるから縦的にね、自分こういうものっすみたいな。
やらなきゃいけないなって、そのときすごい思って。
でもそれでも本当の気持ちだったりするじゃない。
それこそ、すごい考えすぎちゃうと。
例えばね、後の人生を振り返ったときに、
こういう気持ちだったからこの決断をして今の自分があるっていうストーリーを立てるようになるんだけど、
本当にそのときに、そう思って決断したのかってなったときに、
明らかに見てない事実があるんですよ。
それを遮断してストーリー作りしてっていうところに関して、
すごいうんざりしちゃう。
世の中の自伝本とか、本当にそういうの多いんだろうなって思って。
真実と見せ方の葛藤
多いよ、やっぱりドラマにしなきゃって思うからね、コンテンツにする限りはね。
でもそこだけを見てても、やっぱり人間、
本当に人間の本当の姿みたいなところは見えてこないなって思って。
ちゃんと、そういう語られない現実とか事実に向き合わないとダメなんだろうなって。
本当にこの1年くらい思い出して、特に見えてきたことというか、自分の行為も含めて。
大輝さんはやってる理由を聞かれたとき、なんて答えてるんですか?
今学問をやってますみたいな。
そうだね、今はやってないな。
ただ、例えば野球かな。
野球を結構ちゃんと社会人野球で始めたんですけど、
その理由とかを探すときに、かなりストーリー作りをしてましたし、
実際に事実、そのストーリーは嘘じゃないところもたくさんある。
難しいんだけど、Q&Aが違うかもしれないんだけど、
ストーリー作りで嘘をついてしまうことが本当に嫌だったので、
嘘というか見せ方を大きくしたり、脚色してしまうところ。
そういう性質があるようなところは本当に全部やめようと思って、
本当のことを並べるんだけど、言うことと言わないことを選択するというか、
そういう伝え方にしてしまってるってところもあるんですかね。
少なくともそうしようと思いつつ、でもそうしちゃってるのも嫌だなって思ったから。
でも全部バカみたいに伝えても伝わらないじゃないですか、何も。
それ難しいなって思って。
伝え方。確かに。
決断なんていうのは、そもそも今までの人生の総体だから、
全部言うなら人生を全部喋ることになっちゃうから。
分かる分かる。
本当だよね。あと何かを決断して、そういうふうに現実は変わっていってるけど、
その決断を全部言葉にできるかっていうと、そうじゃなかったりすることの方が多くない?
めちゃくちゃそうだ。直感的なものに。
そうそうそうそう。そうだよね。
でもさ、直感で決めましたみたいにすると、なんかちょっとよく分からないし、伝わりづらいしっていうのもあって、
あと聞いてる方としては、多分ストーリーを聞いたのをきっかけにして、相手ともうちょっと仲良くなりたいとかさ、
確かに確かに。
あるじゃない?
確かに必ずしもマイナスじゃないかな。
そうそうそうそう。だからね、きっかけづくりではあるんだけどね、そのストーリーっていうのはね、その他者との。
確かに。
でもなんか私たちの、今2人の話を聞いてて、私は割と逆の立場として、ストーリーを聞くことが多かったから。
とか編集者とか。
そうそうとか、で今でも。
作る側か。
そうそうそうそう。で今もさ、なんかそのアーティストの人とかに取材をしに行ったりする機会結構あって、
その時に、例えば本当に芸術家のおじいちゃんとかで、あまりにすごい作品を、例えばすごいって感じる作品を作った時に、
どうしてこういう作品を作ろうと思ったんですか?とか言って、思わず聞いちゃうけど、
え、なんとなくみたいな。そういう人に限って、え、理由みたいな、理由ないみたいなこと。
素直なんですね、とっても。
で、っていう風な人が結構いた時に、逆に、あ、そうだよねみたいな、私なんでこんな理由を求めてるんだろうって気づかされたというか。
面白い。
その境地が欲しいというか。
ね、ないって言えたらいいですよね。
で、意外にその、僕が学問っていうものを見つけて行ってた時は、その境地に1回なったんですよ。
1ヶ月やっぱり行って、もう開き直って、好きだからとか、今やりたいからやってますって言った時に、反応は良かったのですごい。
なんか、その感覚は大事にしたいなって思って、たぶんその、なんか似たようなところだと思うなって思って。
だからもう、他者がどうのっていうよりかは、自分がやりたいからやってます。で、あとどういう風に捉えるかは、別にお任せっていうか。
っていう、もう委ねちゃってるよね、相手に。だからすごく勇気がある。
いやー、すごい良い生き方ですね。
成長とクリティカルな思考
どう思われても、自分があって、だから全然ブレないし、みたいな境地ですよね。
圧倒的な、本当に自信だよね。
僕なんかそういうことストーリーで、自分をこうやって捉えて欲しいっていう、自分が捉えて欲しいぞのストーリーを作って、それを投げて向こうに理解してもらう。
そのストーリーは分かりやすけれど、分かりやすいほどそこのそこはないから。
その時点で確かになんか、自信がないのかもしれないですね。
自分っていう、自分の行動とか自分に。
逆にその境地に行くのって、本当にどうすんだって感じですけどね。
もともとの資質も多分にあると思うし。
そうだよね。ちなみにね、その人は、そのおじいちゃんは、50歳ぐらいまで東京でゴリゴリのアートディレクターをしてて。
ディレクター。
で、ADをしてて、イラストレーターでもあり。
すごいじゃあ、クライアントワークをずっとやってて。
そうそうそうそう。山ほど山ほどやって、立派なショーとかも来られて、今は全然もう東京の地を離れて北海道にいらっしゃるから、
あの、ね、なんかもう自分のストーリーを伝えるってことも散々多分されてきたんだと思うんだけど、
それを超えての理由、ない。
すごいね、修行の終わった先輩みたいな感じですね。
でもね、たいきさんはきっとそのストーリーを作る上での脚色とか、人の目が介入することがきっと嫌というか、うんざりポイントだと思うんですけど、
なんかそれが気になるうちはそれでいいのかもしれないですね。
そうだよね。そうそうそうそう。
今の話聞いてると。
そうなんだと思うな。
自覚してるのが、なんかまた次のフェーズにいったのかなって思ってました。
うん、確かに。
本当にストーリーを作って、もうそれを投げかけて、それが自分だってもう本当にバカみたいに思い込んでたけど、
実はなんか本当に脚色というか、後で振り返って、熱像じゃない、本当に悪い言い方したら熱像。
でもまあ、勝手にこう自分が都合のいいように解釈をして作ってたものだったんだなっていうのを自覚してる段階が今だなって思って。
確かにそれも一個の成長ですよね。
うん、結構なんか世界が本当に変わったというか。
私もそうだな。
やっぱりこう、ガンと投げかけられたストーリーに対して、実はじゃあどういう感じなんだろうみたいな。
それをそのまま受け取るんではなくてっていうところの批判的な思考というか、視点というか。
本当にいい意味でクリティカルな、なんかフラットな思考になってきたなって思いつつ。
じゃあそっから次はどう行こうかなっていうところをこれからの人生でちょっと考えていけないみたいな。
そうですね。
例えばそのアーティストの方の話とか聞いて、こういう境地があるんだな、こういう風にできるんだなと思うけど、
とはいえ手放せないって本当に成長って難しいというか時間がかかるんだなって思います。
いろんな考えを知ってもなかなか落とし込めないし。
だからこそ人生って面白いんですよね。
そうね。
ストーリーの質とかもなんか考えたいなってめちゃくちゃ思いました。
質。
それこそさっき言った客食だらけの本当に嘘だったらもうやっぱりダメだなって。
確かに。ただの嘘つき。
嘘つき。
だからその次の段階は何なんだろうな。
本当の自分だけど伝えることを主催選択するっていうのがストーリーになってるのかな。
どうなんだろう。
確かに。
そこを自覚的に主催選択できてればそれはもう武器というか。
そうだね。
にもなり得るような気もしますけどね。
ストーリーの重要性
あとその選択の仕方によってすごい人間性というか人間が現れるかもしれないから、
そのストーリーの選択の仕方を自分なりに納得ができる感じでストーリーを作っていくみたいなのはいいなって思いました。
確かに。
お前らより金持ってんだぞって言う人いるけどそういう感じで。
そういう人ほどなんだろう。この元々昔がすごい大変でみたいな、あれを乗り越えたみたいなストーリーを語りがちというか。
いいストーリーを語っていきたいです。
そうだね。
あとそのストーリーもさ、経験を重ねれば重ねるほど自分の過去の見え方が変わってきたりするじゃない。
本当にそうだ。
確かに。
本当にその通りだと思います。
だからストーリーって定期的にその、当然そんなさっき話したアーティストの人みたいに、
もうほぼ1000人に近いような暮らしになると別にもうそれも言う機会も減ってくるっていうか、
アーティスト、アートを通して自分のことをしてもらうっていう感じだからね。
だけど一般的にやっぱりストーリーを伝える機会の方が多いじゃない。
そう、だけどなんかそのストーリー、見え方が、自分のストーリーさえも見え方が変わってくるっていうのが、
なんか人生の面白いところだなって思うんだけど。
なるほど、めっちゃ面白い。
なんか例えばさ、私だったらじゃあ20年ぐらいその編集者をしていた時に、
編集者をしているっていう時にはさ、自分の当然編集者にどうしてなったかみたいなストーリーを語るわけじゃない。
で、すると学生の時にこういう風なコンテンツとの出会いがあって、コンテンツ作りに関わりたくなってみたいなストーリーでしょ。
でもそれがまさか自分がその編集者の世界からちょっと抜けると思ってなかったけど、
抜けるっていうことになった時に急に過去の見え方が変わるわけだよね。
で、すると今まではそのコンテンツ作りが好きで編集者になりましたって言ってたのが、
いや私は単純に人の魅力に触れて、それを言葉を通して感じていきたいから今こんなことしてますっていう風に変わっていくっていうか。
深まっていくというか。
なんかより抽象化されてるっていう部分もあるかもしれないし、
なんかもうこのコンテンツを作ることが好きって思ってた自分じゃなくて、もうちょっと俯瞰で見てるっていうか。
めっちゃ面白い。例えばその前に作ったストーリーを覚えてるわけじゃないですか。
そのストーリー作りをしてる自分とかを、いや全然考えられてないなとか視野が狭いなとか恥ずかしく思ったりしないんですか。
恥ずかしくは思わない。もうその時はその時で一生懸命だったから。
だけどやっぱりそういう紹介の仕方をするから、そのストーリーに響く人とか届く人が周りに集まるよね。
確かに。
確かに。
なるほど。
それはそうかも。
だからやっぱり自分が読んできたストーリーっていうのはさ、変わらないわけじゃない?一人の人生が歩んできた道だから。
なんだけど、やっぱりそのストーリーの伝え方が一気に変わると、周りにいる人たちも一気に変わるよね。
めっちゃおもろいな。確かに。
だから自分の人生をどう見るかっていうことが、結構その与える影響ってとても大きいよね。
経験とストーリーの再構築
だから誰に届けたいかっていうところでストーリーが変わっていくし、
逆にどういう人とつながりたかったら、こういうストーリーになるとか、いろいろ考えていけるかな。
そうだね。その前に、どんな自分でいたいかな気がする。
どんな自分でいたいのかなっていうか、どんな私は今自分なんだろうって思うと、ストーリーの見え方も変わってくる。
そうすると、おのずとその語り方も変わるから、周りの人も変わっていったりするし、当然未来も変わってくるというかね。
確かに。おもしろいですね。
おもろ。
なんかそれがあまりに顕著に出るから、自分がどう語るかで周りの人があまりに変わっていくからさ、
なんか最近それが本当にこう、やっぱり自分、こういう自分でいたいっていうことと、なるべくずれないように表現することに結構集中するようになったかも。
自分を徐々に知り出したというか、なんでしょう。
そうね、そうそうそう。知っていって、あまりにその、自分のストーリーが与える影響が大きいというか、自分だけの人はみんなそうって言うからさ。
だから、例えば大輝くんのさっきの例で言うなら、自分がちょっとでも演出したストーリーを話したら、それに響く人たちが、こういう大輝くんなんだっていう目線で見るからさ。
大輝くんはある意味そういうふうにあり続けなきゃいけなくなる。
面白い面白い。そういうことですよね。
古い部分はあるよね。
それこそ理想と現実みたいな問題で、理想型って、まあそうやって見られて自分がそうならなくちゃいけないっていうある意味、なんかブーストの素材になるというか、
強制。
強制力が働いて、そうにそれになる。だから本当になりたい自分があって、それに近づいていくみたいなイメージとも近かったのかもしれないし。
確かにクラスに捉えると。
めちゃめちゃ計画性がありますって言ったら、言い続けたらできるかもしれない。
そうじゃない?
私、時間しか守れないんですよね。
遅刻とかしないし、スタジオね、12時来たりとか来たりとか絶対しないんですよね。絶対10分前にいるんですよね。
でも確かにね、そうなっていくかもね。そうなっていくかもしれない。
やってみようかな。
ストーリーってそういうことで、外部からの視点があるからこそ、その相互作用で自分で作っていくものですもんね。
自分が発する言葉で書いてくるって言いますよね。
面白い。ストーリーもね、ちょっとメタ的に捉えれば自分次第というか、脚色してしまうとも捉えられるし、新しい自分を作るとかいう意味にも捉えられるという。
逆にでも、新しい自分を作るみたいなふうに捉えてないと、脚色って本当に外役でしかないと思います。
自分のエゴに寄っていっちゃいますよね。
エゴになっちゃうし、嘘つきだし、普通に。
どんどん乖離してって、本当の自分がいなくなって、その本当の自分と交往してくれる人もいなくなって、本当に孤独になってしまうかなって感じてました。
メタ認知って大事ですね。
本当に。
マジで。
大事。
似た話で、簡単に寺の弟子になったって言ったんですけど、そのおばさんが仏教を教えてくれるんですけど、仏教ってめっちゃロジカルで、宗教、神を信じる宗教っていうのが本当にロジカルで、そこで言ってたのが、仏教においては全ては相対関係だと捉える。因果関係によるものだと捉えるから、
極論を言うと私なんてものはなくて、私は今ここに現実している因果関係の一部でしかないと捉えるんですよ。それって今の話とめっちゃ同じだなと思って。
自分の伝えるストーリーによって、その因果が変わってまた自分も変わっていくみたいなのって、すごく本質的というか。
びっくりしたです。今話聞いて、あれこれかもしれないっていう具体例が今あった。
投げかけて帰ってきて、それがまた自分を全く違うものにして、この繰り返し、めちゃくちゃ面白いな。
ちょっと話がずるいんですけど、結構そのやりたいことがわからないレースみたいな質問が私にも届くんですよ。
それってどうしたらいいんですかねっていうのを言った時にも同じ話をしてて、自分って本当はその因果関係の結果だから、
インプット50パー、アウトプット50パーだから、やりたいことってこの50パーでしかないから、インプット環境とかを変えていくと良いとおっしゃっていて。
同じ話というか、自分がどこにいるか何を語るかもそうだし、どういう場にいてどういう人といるか、何を語られるかもまた繋がるというか自分になって思うと。
自分の変化とコミュニケーション
そうかも。今のその石橋さんの話を聞いて、より自分で答え合わせしてる感じがあるんだけど、その因果関係ってなかなか必死になってる時って思えないじゃない。
自分で全部作り出して、全部のことに責任を取ってみたいな。守らなきゃいけない。
そうそうそうって思ってるからさ、私もそういう時があったと思うんだけど、そうすると意外と周りは変わっていかないし、自分も変わらないんだよね。
だから結構、それが安心感、それに安心感を覚える人もいるかもしれないけれども、そういう風な動き方。
だけど、ある意味自分なんてないっていうか、そこをある意味諦めて、委ねるようになっていくと、因果関係がもうちょっと明確に動き始めるのかもしれない。
だからそうすると、物事がどんどん変わっていくし動いていく。
いろんな人と出会うし、自分の環境も変わっていくし、私の中ではワクワクが増えていくみたいなイメージなんだけど、っていうことともつながるかもしれないね。
面白いな。
いろいろつながる。
一方で、相対関係っていう仏教の考え方も、確かになったもう一方で、過去たる自分がいたいっていう気持ちをめちゃくちゃ一貫してたいっていう自分がめちゃくちゃいるからこそ、
それこそ、ストーリーが変わったっておっしゃったじゃないですか、20年間やってライターでいる時のストーリーと、今それをやめたストーリーが変わったじゃないですか。
あんまりそのストーリーが変わりたくないなってめちゃくちゃ思っちゃう自分がちょっといて、ニュアンス的には。
面白いね。
そう、っていうのは一貫してないから。
面白い。
だから、それが変わっちゃいけないなって思っちゃって、それが強制的に働くこともあるんだけど、
面白いです。
一方で、パワーが出る時もあったりとかして。
面白い。
主人公だからね、物語の。
何をもって一貫してないと言ってるかっていうところにポイントがある気がするね。
なるほど、なるほど。
一貫してないはずがないからね。
一方で新しい考えを受け入れて、自分が変わり続けるみたいなところも人生の軸としてはあって、
でも、どこかで一貫をしてる。
でも、それは一貫してる場所の、ブレない場所の見極めをきちんとできる、イコール、人間的な成長っていう風に捉えてる。
自分は。
確かに。
表面的な立場とか職業とかが変わっても、信念というかね、一本変わらないものがあれば、それは良いストーリーというか。
本当に大事にしてるものかな。
そうかもしれない。
それこそ、前のお便りの回じゃないけど、大事にしてるものを見つけていく作業で、
その大事にしてるものがすべて入ったストーリーで、表層変わるのは良いんだけど、
ストーリーの中でも本当に大事にしてるものだけはブレていかないようにしていく。付け加えていくみたいな。
けど、確かに大事にしてる、自分が大事にしてるもの、そこは変えたくないですよね。
なんかそのさ、一貫してるも、私もそのストーリーの見え方が変わっていくと、
あ、こういう形で自分のスタイルがあったんだっていう、なんかこう、よりコアに足を踏み入れていくみたいなイメージなんだよね。
だから、変わっていくたびに逆に発見がある感じかも。
新たな面から捉え直しをできるみたいな。
そうそう、そうなんだと思うね。
深いし、いろいろ考えたいっす。
いやー、でもめっちゃ深掘れたっすね。
すごい。絶対エゴナイス1人だったわ、こんな時点。
ありがたい。
ということで、この番組では取り扱ってほしい出来事、株の種を皆さんから募集しています。
抜いてみたい株の種を持つの方は、概要欄のリンクからぜひお便りをお願いします。
あなたからのお便り、お待ちします。
今日の株、どうだった?
面白かった。
本当に違う世界が見えました、お二人のおかげで。
違う世界が。
違う観点というか、もう、いやー、ストーリーって奥深いですね。
ストーリーの重要性
確かに、もともと自分が今やってることを正当化する理由は、ストーリー作りにうんざりしてたからね。
うんざりだったんで、僕は本当にマイナス面というか、自己嫌悪しかなかったんですけど、
確実にストーリーっていうのは必要だし、なぜなら人と一緒に生活をするために、社会で生きていくためには、
ストーリーっていうのは絶対必要だっていうことは大前提。
ストーリーの質とか、あとはそのストーリーによって、自分がどういった影響を及ぼせるのか、環境を変えれるのか、
そういったところもすごい俯瞰してみれて、めっちゃ上の視点から見た気がしました。
ね。
おもろいですね。
最後の仏教の考え方との関連性は、もっともっと考えられるよね。
私がテラリズムを持ってきますわ。
本当に面白いので、またこのお話もできたらなと思うんですけど。
いろんな角度からの答え合わせ感があるというかね。
そうだよね。
株を引っこ抜いていると回ると思うんですけど、
ネガティブだと思ってたもの、苦しいと思ってたものが実は裏返したり、もうちょっと深もってみると、
いい気持ちの裏返しだったり、良くなるヒントだったりするっていうのがすごいトラスティックというか、面白い。
だからこれから僕もストーリーというか、たぶんいっぱい語っていくと思うというか、発信していくと思うんですけど、
本当に今のことを意識して、なんか意識してるなって思って、
それはこれからいろいろやっていくストーリーみたいな、自分の本当をやっぱり出していきたいなと思っているので、
そういうのを見て、ちょっと発信見ていただけたら嬉しいです。
発信の意義
自分の本当を出していきたい、すごいね。
なんか嘘じゃないところ。
自分の本当を出していきたい、すごいね。
特に野球とかがこれからいっぱい発表があるんですけど、
その時に言うこととか、やっぱり本当にストーリー、それこそ伝えることだし、
発信者としてストーリーが大事になってくるなって思うけども、
それをやっぱりある意味自分と乖離せずに、
自分を表すような言葉とかを言い続けられたらいいなって思ってます。
いいですね。今あれが流れました。
あやかの虹色だっけ。
あやかの虹色だっけ。
どれから始まる、あなたの物語が。
流れてきた。
いいインタビューでした。
見ててください、お二人とも。
見てるよ。
またのろけで終わってしまった。仲が弱すぎるんだよな。
今回もね。
愛も変わらずね。
愛が変わらず。
愛が変わらずだね。
愛が変わらずだね。
全部混んでしまった。
大好きだな。
おどろけてやべ。終わる終わる。終わるよ。
落ち着きました。
では次回も。
一緒に大きなカバンを抜きましょう。
またね。