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2024-10-09 09:07

#329 SCP-ES-103 - ムカつくミュージシャン

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紹介SCP/Taleタイトル: SCP-ES-103 - ムカつくミュージシャン原語版タイトル: SCP-ES-103 - Músico Frustrado訳者: Salmonize原語版作者: Mildly Anxiousソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-es-103原語版ソース: http://lafundacionscp.wikidot.com/scp-es-103作成年: 2021原語版作成年: 2018ライセンス: CC BY-SA 3.0SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/ 1・3・6・9・12・15・1821・24・27・30日更新予定#SCP #SCP財団 #podcast

BGMタイトル: Night Light 作者: Blue Dot Sessions 楽曲リンク: https://freemusicarchive.org/music/Blue_Dot_Sessions/Nursury/Night_Light ライセンス: CC BY-SA 4.0

サマリー

このエピソードでは、SCP-ES-103とその特異な性質について詳しく語られています。特に、音楽を再生する際の影響や、その結果として現れる人型実態SCP-ES-103-Aに焦点が当てられています。

SCP-ES-103の収容と特性
アイテム番号 SCP-ES-103 オブジェクトクラス ユークリッド 特別収容プロトコル
SCP-ES-103は、サイト48の低危険度異常物品収容セクションにある2.5m×2.5m×2.5mの収容室に収容されます。
収容室の壁面には、完全な防音処理を施した上、床面には石綿?岩綿?
何これ?顔面? 調べよう。
ロックウール。 アスベストとは違うようですね。岩綿。
顔面でもいいみたいですね。 じゃあ、顔面にしとこう。
床面には顔面を敷き詰めることで音波の発生を防いでください。 周囲の騒音レベルは10から25dBを維持するよう調節してください。
SCP-ES-103を用いた実験を行う際は、3名のスタッフが音を立てないように注意して収容室に入場し、
SCP-ES-103を防音性の容器に格納してください。 その後、収容室と同様の同等の設備を備えたサイト48外部にある実験室へと移送してください。
実験終了後は、上記の手順を逆にたどることで、 SCP-ES-103を再度収容してください。
説明 SCP-ES-103は球状で一部に平らな断面を持つ直径7cmのパワーアンプです。
金属的な赤色で中央には1本の白い縦縞があり、一対のスピーカーを展開する機能を有します。
さらに、USBケーブル、2GBのメモリーカード、および再生中の音声の音量を増減させる2つのスイッチが搭載されています。
SCP-ES-103はUSBケーブルによって電子機器を接続することで、音楽を通常通り再生することが可能です。
SCP-ES-103を用いて再生された音楽は、人間の耳には通常の機器よりも良質に聞こえることが確認されています。
SCP-ES-103には音波を捕捉する能力があり、メロディーのない音、あるいはその連なりを捉えると奇妙な挙動を示します。
メロディーについて、音楽理論に基づいて構成されたひとつなぎの音の連なり、対象となる音波を捉えてから数秒が経過すると、
SCP-ES-103は自動的にスピーカーを展開し、老齢の女性の声から鳴る以下の音声、以降SCP-ES-1031と表記を再生します。
音量下げな、バカ息子が。
この音声がSCP-ES-103によって再生されると、半径5メートル以内のあらゆる音波が数分間停止し、聴覚障害、障害にわたって継続する可能性がある。
吐き気、苛立ち、欲求不満、近親者に対する突然の憎悪、といった認識災害性の影響を持つようになります。
SCP-ES-103の性質を知らずに影響範囲内に侵入した研究者や被験者は、腐敗の進行した痩せた青年の姿をした人型実態を目撃した、と報告しており、この実態はSCP-ES-103-Aに指定されています。
SCP-ES-103-Aは青色のジーンズ、擦り切れた白色のテニスシューズ、古びたスウェット、およびヘッドフォンを着用しています。
また、SCP-ES-103-Aは出現する際に輪光のような水色の光を放ちます。
保位01 発見
SCP-ES-103は2000年2月1日、メキシコシティにある編集済の地下室で発見されました。
実験とその結果
発見当時、オブジェクトは防音容器に封印されていました。
当該区画の土地を購入した民間人がこの容器を開封した際に、SCP-ES-103-Aが出現したことで、当オブジェクトの存在が発覚しました。
保位02 イベント018
SCP-ES-103を用いた実験中、オブジェクトの影響範囲に侵入した被験者が、SCP-ES-103-Aが発話しているのを目撃したと報告しました。
実験の映像記録を確認し、SCP-ES-103-Aの唇の動きを解析したところ、以下のように発言したと結論付けられました。
俺の曲が聞きたいのかい?
保位03 イベント023
2000年2月1日、SCP-ES-103からUSBケーブルを通じて、SCP-ES-103-1を抜き出すことに成功しました。
SCP-ES-103-1は…何語だこれ?スペイン語かな?
ESなので多分スペインですね。
放題は、うるせえクソババア.mp3という名前で、SCP-ES-103内に保存されていた唯一の音声ファイルです。
SCP-ES-103のメモリーカードに他の音声ファイルを書き込もうとする試みは、接続機器が強制的にシャットダウンしてしまうことで失敗に終わりました。
保位04 SCP-ES-103-1の再生
SCP-ES-103-1をオーディオエディターを用いて再生したところ、若い男性のものと思われる苦悩の叫び声を聞き取ることができました。
男性がため息をついたところで音声ファイルは停止しました。
人間型、過電、聴覚、認識災害、音波のタグが付いています。画像が1枚、SCP-ES-103の画像です。
赤黒い…何って言ったらいいんだこれ。赤とブラウンが混ざったような色合いの丸いもので、
ど真ん中に書いてありましたが、灰色の…縦線が入っている灰色のケースみたいな。ヘッドフォンに近いかな。ヘッドフォンとか、まあ書いてある通りですね。
2つに分裂する。真ん中をぱっくり割って、多分内部に、その断面のところに音が出る装置というか、
編み編みの部分があるんでしょうね。っていうのがさせられるような形状の携帯スピーカーって感じですね。
パワーアンプ。音量下げのバカ息子が。
まあミュージシャン志望の男性の最後なのかな。これは音量下げの…まあだからお母さんに怒られてしまい、ギターの練習か何かをしているところを怒られてしまい、
家族への苛立ちとか、欲求不満とか、もろもろがそのままこのスピーカー、アンプに宿ったというような感じでしょうかね。
説明。
どうなったら活性化とか書いてないね。 書いてるね。音波を捕捉する能力があり、メロディーのない音を捉えると奇妙な挙動を示します。
だから、音楽理論に基づいて構成されたひとつなぎの音の連なりと書いているので、聴いていて不可解、不可解というか不協和音とか不快な音楽。
まあ端的に言うと下手な音楽が聞こえると反応するってことですね。
ではまた次回 お疲れ様です。
09:07

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