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アイテム番号 SCP-969-JP オブジェクトクラス-ユーク・リッド 特別収容プロトコル
SCP-969-JPは、サイト81-FA内、第3棟のSCP-969-JP専用区域の収容室に収容されています。
SCP-969-JPの収容される区域は、D70以上の遮音性能を維持され、収容室内へ入る人員は、指定のクラス4防音装備を装着する必要があります。
SCP-969-JP1に暴露した被害者の治療は、クラスF記憶処理手順の利用を含む催眠療法により行われます。
担当医師は手順178-しつけ直しを参照してください。
第3棟内に配置される人員は、毎日担当医師による精神鑑定を受け、問題がある場合は直ちに手順178-しつけ直しが実行されます。
この人員は担当医師を含め、月ごとのシフトで交代されます。
説明
SCP-969-JPは、およそ150リットルの自発的に活動・変形する黒色の粘液の集合体です。
壁や地面に張り付いて常に移動し続けています。
採取されたサンプルは異常性を持たない通常のインクへ変化しました。
SCP-969-JPは不定期に音声を発します。
SCP-969-JP-1
SCP-969-JP-1は人間の聴覚において、常に男性が未知の言語を不明瞭に話しているように認識されます。
SCP-969-JP-1を認識した被験者はいずれもが不安を訴えました。
SCP-969-JP-1を認識した対象は異語、自宅、もしくはそれに準ずる生活空間において下記のような種々の現象を報告します。
非常に大きないびき
流水音
男性の咳およびくしゃみ
激しい足音
オイルライターをこする音
鍵が開く音
男性の笑い声と不明瞭な音声
飲料缶のプルタブを開ける音
発泡酒であると推察される
対象は自宅にいる間苦痛を感じ、積極性を著しく書くようになります。
自宅からの外出、他者との会話をはじめとして、吸水・排泄等の生命維持活動を含むあらゆる意識的な活動を限界まで行おうとせず、
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必要な場合も周囲に注意しながら恐怖を伴って実行します。
発見された全ての対象は、一日のほとんど自宅内における自らのパーソナルスペースから出ずに過ごしていました。
強制的な自宅からの待機をや転居は、一時的に被験者を回復させますが、新たな自宅で間もなく症状は再発します。
また、SCP-969-JPは、自身を内包する建造物内の人間の一部にも、乾満に侵攻する軽度の影響を及ぼすと考えられています。
影響の対象となる条件は不明です。
この影響の対象となった人間は、徐々に他者に常に怯えを持って接し、他者が発する生活音、特に足音に恐怖するようになります。
影響の結果として、対象はほとんどの人間関係を徐々に自ら破棄します。
SCP-969-JPを含む建造物にいる間、対象は苦痛を感じますが、その外へ出ている間は罪悪感に近い感情を抱くようです。
この影響は、SCP-969-JPの収容から3年経過した後に発見され、影響を受けた名の職員は治療を受けました。
SCP-969-JPをサイト8153から新設されたサイト81FAへと移送し、最低限の設備のみを有した第3棟に隔離しました。
いずれの場合であれ、対象の治療に有効な唯一の方法は、幼少期の記憶の完全な破棄です。
ほい、サイト8153での相次ぐ精神異常被害の治療経過について、博士のレポート、未完成。
この博士の名前なんだろう。
王、武士が王に、玉城って読むんだ。王に林、で谷。
玉城?これで?
医療部門より成功の報告です。私はサイト8153へ訪れ、ここで起きているいくつかの精神汚染事例の治療及び研究を試みました。
通常通り、彼らと面接をしながら色々な薬物療法を試し、外の精神科で処方される薬が効果をなさないと分かると、記憶処理薬で記憶の破壊を試みました。
ですが、患者のいずれにも単純な記憶処理は無意味でした。
サイト8153に滞在していた期間の記憶ではなく、より真相の記憶に影響を及ぼされているようです。
ですので、私は記憶改ざんの手続きを取りました。
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彼らを催眠状態にし、一つ一つ彼らの思い出を語らせながら、適所で記憶処理薬を投与し、新たな記憶を吹き込む作業です。
異常な影響が見られたのは幼少期の記憶でした。
患者は全員がそこに恐怖を報告し、うるさく、荒々しく、そして巨大な影の存在が彼らの過程の記憶にちらついていました。
影がいる間、彼らはじっと息を潜めてそれが通り過ぎるのを待っていたと報告しました。
その影は明らかに現在の彼らの状態へ関与しているようでした。
私は薬剤を投与し、そんな影はいなかったと言い聞かせ、平凡な過程の記憶を植え付けようとしましたが、強硬な抵抗を受けました。
彼らは影に恐怖を覚えながらもその被誤化にあろうとし、潜在意識では影に頼ろうとしていたのです。
私は改ざんを諦め、より強い手順と催眠でその記憶だけを徹底的に破壊することにしました。
私は検閲済み。
治療はあかん。
根本的な人格強制、もしくは他人に対してきた。
ごめんなさい。
博士はレポートを作成していたオフィスにおいて死亡していました。
現在の状況と博士の頭蓋骨の陥没から、博士は自ら頭を掴み、壁や机に強く頭を叩きつけて死亡したものと推定されています。
博士のへそ周辺から胸部の皮膚には博士自身によって多数、「家庭の平穏」というインクの文字列が書かれていました。
同じ箇所に博士自身によるものと思われるオーダーの跡も確認されています。
博士のデスクはものが散乱しており、レポートの不自然な編集からも死亡直前の博士が極度に錯乱していたことが予想されます。
職務は処置博士かな?
一書の書で知る。もろちが処置ですね。
博士に引き継がれ、異常性の特定と治療手順の検証が完了した後に収容プロトコルが改定されました。
博士の死亡推定時刻、SCP-969-JPは大きく変形しました。
② SCP-969-JPは大阪市のアパートの一室で発見されました。
以前の居住者の所在は不明です。
不定形、精神影響、記憶影響、もろち博士か処置博士かがタグについています。
注釈4つ。
①建築物の2室間の遮音性能を示す値。D-65でピアノなどの大きな音はほとんど壁を通らなくなる。
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②対象はテレビの音であると報告します。
③より具体的には、大抵の場合、対象は自室で膝を抱えたまま震えて時間を消費していました。
一日のほとんどを自宅内における自らのパーソナルスペースから出ずに過ごしていました。
④この状態の対象に背後から近づくと極端な驚きと恐怖を持って振り返ります。
おびえていたとき。
特に足音に恐怖するようになります。
博士の名前は?
玉木。
いや、玉木は読めんわ。
新しい先生も調べておきましょうか。
あー、調べられない。
iPadだと選択ができないのでそのまま行きましょう。
下に画像があります。
変形したSCP-969-JP。
あのー、ウニみたいな。
ポケモンレジェンズアルセウスのハリーセンみたいな。
真ん中に丸いボールみたいなのがあって、それを中心にこう、針がビュッて伸びてる。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12本ぐらい。
壁や天井に伸びて、刺さってるのかな?
なんか、固定されてるみたいな感じですね。
ちょっとわかんないけど、遠くからだから。
黒い液体、粘性のある液体。
自発的に活動を変形する黒色の粘液の集合体。
声を発する。
男性が未知の言語を不明瞭に話しているように認識されます。
これを認識した人は怖い気持ちを覚える。
臆病になる。
臆病って言い方柔らかいな。
もう引きこもってコミュニケーションを取らなくなる。
幼少期の記憶に影がいた。
おそらくこのSCP969JP関連の何か、潜在意識にいたのが迎えに来たみたいな感じ。
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共通点はここだけですね。
幼少期の記憶。
全員がそこに恐怖を報告。
巨大な影の存在。
影がいる間はじっと息を潜め、それが通り過ぎるのを待っていた。
最後はこれ。
玉城博士は自ら頭を掴み、壁や机に強く頭を叩きつけて死亡した。
へそから胸部には家庭の平穏。
大田の跡。
DVとかそっち系ではなさそうですけどね。
それだったら被験者の共通点で書かれてるはずなので。
なんでしょうね。
あれかな、ブリーチの千年決戦編のクイーン氏の
なんだっけあいつの名前、エスノトだ。
恐怖心を極限まで高めるみたいな。
攻撃した相手の恐怖心を高めて最終的に自殺させるみたいな。
自殺?違うか。
弱くさせる。
にちょっと似てますね。恐怖を煽るというか。
直接的には何もしてこないみたいなとこが。
いや違うんだ。エスノト普通に攻撃してるの。
性質としてはそっち系ですよね。
感情に影響を与える系。精神影響、記憶影響。
っていうSCPでした。ちょっと正体はつかめずですが。
不定型精神影響記憶影響ですね。
特に幼虫胃団体のタグはついてないので
一旦これで完結してるっぽいですね。
ではまた次回。お疲れ様です。