00:05
スピーカー 1
アイテム番号 3212 収容クラス ユークリッド 攪乱クラス ヴィーラム リスククラス ワーニング
特別収容プロトコル その性質により、SCP-3212はサイトを離れることができません。
SCP-3212の位置を観測するため、音声記録装置がサイトの30の部屋全てに設置されなければなりません。
SCP-3212が記録装置の破壊を試みた場合、サイトの職員は装置を交換してください。
サイトは常にクリアランスレベル3以上の視力を喪失していない職員30名以上が居住します。
説明 SCP-3212は大量の触手からなり、それらはマダコのものに似ていますが、より大きく数も多いです。
SCP-3212は直接的観測が不可能であるという異常性を持つため、SCP-3212の残りの肉体もマダコ様?マダコ様なのかは不明です。
SCP-3212は視覚的観測能力を持つ生物、もしくは装置を用する部屋には侵入できません。
同様に視覚を持つ生物は、SCP-3212がいる部屋のドアが開かなくなり、壁も破壊できなくなるため、侵入が不可能になります。
SCP-3212は視覚を持つ生物が存在することによる妨害が入らない限り、一般的には2時間から3時間部屋に留まります。
SCP-3212は外形寸法には影響を及ぼすことなく、部屋の内部のサイズ、形状及びレイアウトを改変することが可能です。
SCP-3212による改変は、SCP-3212が部屋を去った後も残ります。
スピーカー 1
SCP-3212によって位置を改変された出入口は、常に元々通じていた部屋へと通じます。
こちら修正されています。
保位3212-Aを参照してください。
SCP-3212は隣接する部屋からドア枠の周囲の隙間を通して物体を、その物体が隙間より大きかったとしても運び込むことができます。
SCP-3212は、キログラムを超える物体を運ぶ能力を示しました。
SCP-3212が触れた物体には検出可能な痕跡は残りません。
SCP-3212は運び込んだ物体を部屋の中で再配置しますが、通常物体自体の改変はしません。
03:00
スピーカー 1
こちら修正されています。
保位3212-Bを参照してください。
SCP-3212は通常受動的ですが、職員が部屋へ侵入しようと過剰に試みた場合は攻撃的になります。
SCP-3212の好む攻撃方法は、近辺の物体を投げることですが、適当な投擲物が見つからない場合は触手を用い考察しようとします。
SCP-3212は痛みには反応しますが、障害に対しては鈍感であることは注目すべき事実です。
SCP-3212による音声記録装置の破壊の試みは、県発生しています。
スピーカー 2
収容記録
スピーカー 1
SCP-3212は、在住の女性が何者かが彼女の家をMCS社の絵に変えている。原文まま。と地元警察に通報した後に、彼女の邸宅から発見されました。
財団職員は移動収容セルの出入り口と部屋を繋げることで、SCP-3212を連れて行くことができました。
SCP-3212はAクラス記憶処理を施され、サイトがSCP-3212の収容及びその異常性の観察のため建設されました。
SCP-3212がどのようにしての邸宅に至ったのかは不明です。
スピーカー 2
試験記録32121
スピーカー 1
日付不明
スピーカー 2
被験者
スピーカー 1
在団に雇用された盲目の女性エージェント
手順
SCP-3212がサイトの16号室に配置される。
エージェントは16号室の隣の17号室に入る。
サイトの職員は16号室と17号室に隣接するすべての部屋に入る。
エージェントは16号室への侵入を試み、10分間留まるよう指示される。
17号室へもしくは17号室からの電磁放射を通す試みは中断する。
もしくはSCP-3212の異常性により中断されると信じられていたため、
エージェントは他の職員とのいかなるライブコミュニケーションもとっていない。
試験報告
エージェントは16号室へのドアを問題なく開け、
17号室への水流のようなものを感じるが、濡れた感じもせず息も普通にできると報告した。
SCP-3212は彼女の存在に攻撃的な反応は示さず、時折触れさえした。
しばらくするとエージェントはSCP-3212の触手に手を置こうとしたが、
スピーカー 2
SCP-3212は反応しなかった。
エージェントはSCP-3212の触手の手触りについて、
06:03
スピーカー 1
恐怖の中で手を引っ張っているようだと述べた。
エージェントはSCP-3212の触手に沿って手探りで進んでいったが、
SCP-3212の本体の位置を特定することはできなかった。
10分が経過した後、エージェントは16号室と17号室につながるドアを閉め、
水中にいるような感覚はほぼ即座に消えたと述べた。
テストは終了した。
サイトは以前15号室と16号室につながっていたドアが、
16号室と17号室につながっていると報告しました。
SCP-3212が出入口を改変する能力についてのさらなる調査は保留中です。
SCP-3212はサイトの30号室に基準外の時間約10時間残りました。
SCP-3212が部屋を去った際、以前オフィスで使われていたテーブルが
SCP-3212によって不可能立体へと歪められている、
スピーカー 2
SCP-3212-1として歪められているのをサイト職員が発見しました。
スピーカー 1
SCP-3212が異常物体を作る能力についてのさらなる調査は保留中です。
動物・時空間・生物学・破壊不可能・自我・視覚・観測・投足類のタグがついています。
注釈が4つ。
1.オクトパス・ヴァルガリスVULGARIS
なんだ?タコの種類か?
マダコ。マダコのこと。学名か?
2.部屋は丈夫で不透明な壁で囲まれた。ただしドア枠の周囲に小さな隙間等はあってもいい。
3次元空間を指します。どの程度の隙間までならSCP-3212の侵入が可能となるのかは現在不明です。
注釈2。
SCP-3212は視覚的観測能力を持つ生物もしくは装置を用する部屋には侵入できません。
視力がある生き物または監視カメラがある部屋には入れない。
注釈3。
SCP-3212は操作する物体がない時により攻撃的になる傾向があります。
注釈4。
薬虫。オランダの画家で不可能図形をモチーフにした作品で有名。
オランダの画家?
注釈4。
M.C.エッシャーか。
へー。
不可能立体っていうのが何?
09:01
スピーカー 1
不可能立体調べたいちょっと。
不可能立体。
あーはいはいはいはい。
え、なんて説明したらいいのこれ。
あのー。
なんて言ったらいいんだろうな。
視覚的におかしい立体?
え、なんて言ったらいいんだろうな。
メビウスの輪じゃないけど。
階段がこう4つ四角になってて。
全部上がって見えるはずなんだけどループしてるからそれおかしいよねっていうような立体のやつ。
不可能立体で調べてくれた方が多分手取ればいいと思うんですが。
っていうのが。
作る。
不可能立体へと歪められているのをサイト職員が発見しました。
異常物体を作る能力についてのさらなる調査を掘留中です。
こっちはまだ解明されておらず。
主体的な説明はなんだ?
なんか読んでてすごい混乱したんですが。
マダコより大きく数も多い。
あ、触手か。
SCP-3212は大量の触手からなりマダコのものに似ていますが、それより大きく数も多い。
SCP-3212は直接的観測が不可能であるという異常性を持つ。
直接的観測が不可能であるという異常性を持つ。
同様に視覚を持つ生物は、SCP-3212がいる部屋のドアが開かなくなり壁も破壊できなくなるため、侵入が不可能になります。
SCP-3212は視覚を持つ生物が存在することによる妨害が入らない限り、一般的には2時間から3時間部屋に留まります。
通常受動的ですが、職員が部屋へ侵入しようと過剰に試みた場合は攻撃的になります。
音声記録装置の破壊の試みは複数件発生している。
うーん、なるほど。
試験記録でその詳細がタコのような触手を持っているっていうのが分かったってことかな。
財団に雇用された盲目の女性エージェント。
濡れた感じもせず息も普通にできると報告した。
彼女の存在に攻撃的な反応は示さず、時折触れさえもした。
触手に手を置こうとしたが反応はなく、エージェントは触手の手触りについて恐怖の中で手を引っ張っているようだ。
12:04
スピーカー 1
エージェントは触手に沿って手探りで進んだが、本体の位置を特定することはできなかった。
ん?直接視認できないのになんでマダコって分かったんだ?
直接視認できない上に監視カメラがある部屋には入れないって書いてるのになんで姿が…
触手自体は見れるのか?
大量の触手からなり直接的観測が不可能である異常性を…
うーん…わからんな。
その性質によりSCP-3212はサイトを離れることができません。
SCP-3212の位置を観測するため音声記録装置が30の部屋全てに設置されなければなりません。
うーん…おそらくでもさっきの説、盲目の女性の反応というかを参考にしてるんでしょうね。
おそらくね。
と思います。というSCPでした。
では、また次回。お疲れ様です。