素直に嬉しい。
ただ、前作のイメージの悪さとかを除いた上で、非常にその他の不安要素も多くてですね。
前評判に関して言うと、シリーズ史上最悪の状況でありました。
これはしょうがないですね。
そうですね。
じゃあ、なぜ評判が悪かったのかという話を、これぜひ知っておいていただきたい。
まずですね、プロデューサーの方が前作と同じであるというところで、ファンの不評を買っていたと。
なるほどね。
トキメキメモリアルのプロデューサーっていうのは、メタルユウキさんというね、1作目のサウンドを担当された方がプロデューサーとして名前が挙がっていたんですが、
トキメモ3およびオンラインでもメタルユウキさんがプロデューサーだったんですよ。
なので、この2作続けて失敗したプロデューサーがまたやってるのかいというところで、みんなが不安があったということなんですけど、
これに関してはね、私個人的にはかわいそうだなと思ってまして。
これはっきり言ってメタルユウキさんがプロデューサーになってるのはですね、初代トキメモスタッフとしてコナミに残ってたからなんですよ。
おそらくそれでトキメモの顔としてメタルユウキさんが起用されてるんだと思うんですよね。
名前もすごく知られてますもんね。やっぱね。
本来初代に関わった人がいるというのはファンは安心なんですよ。
だからメーカーとしてもそういう人をそこに据えてるんだと思うんですけども。
これに関しては立場的にね、確かにプロデューサーという立場上責任がないとは言いませんけども、
それでもスリーとオンラインの失敗はプロデューサーだけのせいではないんですよ。
どう考えても。あれはもう会社的にいろいろ失敗した結果だと思ってますんで。
だからこれに関してはやっぱファンの側の期待度が高すぎたせいで、こういうところでもちょっと不安になってしまうという状態だったんだと思います。
もう一つの不安要素、キャラクターデザインの大幅な路線変更。
時メモシリーズのキャラクターといえばですね、個性的で印象的なデザインが特徴だったんですけども、
本作ではキャラデザがガラッと変更になっていたということでかなりざわつきました。
ただ、4のデザイン全般および作画監督に関しては、2作目、時メモ2と同じ大塚昭さんっていう発表がされてたんですよ。
だからその発表が出た時点では、あ、なら安心だと思っていたらかなりデザインを変えてきたということで、
そこの期待度がある意味で裏切られてしまったことで、かなり波紋を呼んでいたと。
確かにこのビジュアルに関しては私も、なんか今回はちょっと違う絵柄だなと。
そうですよね。
やっぱり時メモってよくも悪くもバタ臭いというか、すごくアニメチックなデザインというのが魅力の一つではあったんですけども、そこが違っていたというね。
さらにセット特典として描き下ろしイラストを使用したバイノーラルCDというのが付属してます。
このバイノーラルCDっていうのは、10人の女の子たちが様々なシチュエーションで語りかけてくるCDで、
ゲームには収録されていない新規取り下ろしのストーリーを楽しめるという内容だったんですね。
で、このね、バイノーラルCDのジャケット自体はすごく良くて、出てくるね、女の子たち10人の登場キャラクターが芝生に寝そべって、
上を見上げているという描き下ろしのイラストなんですよ。
これは非常に私は良いイラストだなと思ってよかったんですが、
まあこういう感じでね、いろんなものが詰め込まれたこのコンプリートセットなんですけども、
価格が2種類あります。どういうことかというとですね、
セット内容のオリジナルビデオアニメ、OVAがDVDかブルーレイで値段が変わるんですね。
DVD版だと22,980円、ブルーレイ版だと23,980円となっております。
さすがに高すぎます。
高いですね。
ハードの値段です、これ。
そうですね。
で、この価格だけでもかなりハードル高いんですが、
さらにこのコンプリートセットはコナミスタイル限定販売だったんです。
この頃のコナミって、このコナミスタイルというところで受注生産で売るということでね、
その在庫を持たないというか、利益率を高めるというね、方法を取っていたみたいで、
いろんなものをコナミスタイルで売ってたんですよね。
これ自体はいいんです、別にね。
ただ、店頭で買えない。これはね、盛り上がりとしてもやっぱり弱いんですよ。
で、このコンプリートセット以外にもバリエーションがありまして、
トキメキメモリアル4アニメ&ゲームセットというものもありまして、
これはその名の通り、ゲームソフトとOVAがセットになってます。
こちらも価格2種類あって、DVD版が9720円、ブルーレイ版が1720円となってるんですけども、
このOVAってじゃあ何なんやというとですね、友達キャラの小林学というキャラがいるんですが、
この男の子がですね、きらめき高校の入学式の日に、
ビデオカメラを持って可愛い女の子を撮影していくというストーリーで、
隠しキャラ含めて全員がちゃんと出てくるように作られてます。
35分のアニメなんですけども、キャラクター紹介アニメになってるんですね。
これ聞くとね、こういう紹介セットに入ってるのはいいんじゃないかと思うんですが、
ただこのアニメを見てゲームを遊びたいという感じになる内容ではありません。
むしろゲームをプレイしてクリアした後の方が楽しめる。
そうですね。
正直ね、これね、ゲームしてない人からすると知らないキャラがいっぱい出てきて喋っても、
確かにね、確かに。
よくわからないんです、正直。
隠しのキャラもね、わかっちゃったらちょっとつまんないですね。
実はね、隠しキャラはだからね、さらっと出てきます。
隠しキャラと言わずに、さらっと通りすがりみたいな感じで出てきます。
そこは気を使ってんですね、ちゃんとね。
ただね、実はこのOVAにもいいところがありまして、オープニングがあるんですね。
なんとこちらのオープニングではメインヒロインの星川真樹が歌っております。
おー、いいじゃないですか。
で、その歌に合わせてオープニング映像がちゃんと作られております。
へー、見たい。
これを見た時に、これやんと。
こっちやろ、オープニングと。
まあ、うん、はい。
いやいやいや、これゲームに入れりゃいいやん。
確かにね、確かに。
なので、もしかしたらもともとこっち本物のオープニングで、後からなんかコラボとか決まったんじゃないとかって勘ぐってしまいましたけども。
でね、この星川真樹が歌うオープニングソングというのは、先ほど話したコンプリートセットの中に入っているキャラクターシングルBOXというものに収録されております。
このキャラクターシングルBOXというのは、キャラクターイメージソングを収めた12cmCDのマキシシングル5枚組セット。
懐かしいね。
懐かしいね。
アタッチメントないといけないやつ。
マキシシングル5枚組ね。
で、こちらのコンプリートセット以外で単体でも買うことができるんです。
ああ、そうなんですね。
ただこちらもコナミスタイル通販限定販売。
ちなみに価格は6600円ということで、こういう感じで第一印象が良くなかった上に値段は高いしコナミスタイル限定だしということで、
限定版を買う気持ちはスッと冷めまして、その結果普通にゲームソフトを買ってたということみたいですね。
私の中では記憶が完全に消されていたので、今回調べたことで思い出しました。
なるほど。
これやと。
だから私も不思議だったんですよ。キャラソンとかのCD絶対買ってるはずやのに。
なんで持ってないんやろうと思ったら、もうあの映画の記憶喪失の主人公が記憶を思い出すぐらい鮮明にこうガーって。
これやと思って。
あとその発売前の個人的な不安としては、PSPというプラットフォームになったのも寂しかったんですよ正直。
なるほどね。
これ当時の事情として、PSPがモンスターハンターポータブルとかのヒットでメインハードに返り咲いてたんですよ。
そうですよね。
だから各メーカーがやたらとPSPでゲームを出してたこの時。
特にこういう恋愛シミュレーションとか乙女芸とかね。
そうですね。女性向けゲームはほぼPSPだけで出てきましたね。
そうですよね。
かといってですね、私個人的にはですね、末置きの大きな画面で遊びたかったんですね。
大きな画面でヒロインを見たかったということでですね。
こういう不安要素がある中ですね、さらに追加情報として、4のゲームの舞台が1と同じきらめき高校であるということが発表された時にですね、さらにファンの不安感が高まります。
こちらはですね、ガールズサイドから持ってきたシステムですね。
でね、このトキメモ4ってガールズサイドのシステムをすごくたくさん取り入れてまして、
アルバイトができるっていうのもガールズサイドのシステムで、
でアルバイトしてお金を稼ぐ。
でこのお金の要素もガールズサイドと同じです。
だからこの4の前にガールズサイドが出て人気になってるんですが、
このいいとこ取りなんですね。
で今までの1,2のシステムプラスガールズサイドとか3のシステムを組み合わせて、
いいところを持ってきてるという感じになっててね。
この辺りがすごく上手に作られてるなということなんですが、
あとはデートについてはですね、相変わらず3択。
でいい答え選んだら好感度が上がると。
この辺はだから前と一緒ですね。
じゃあ新要素、この他どういうのがあるかというと、
まずキャラクターが動く。
これは今までのトキメモにはなかったです。
まばたきしたりとか口パクしたりぐらいはあったんですが、
今回の動くというのはキャラクター全体が動きます。
じわじわーっとね。
動くといってもキャラクターが3Dになってるわけではなくて、
あくまでも2Dです。
イラストなんですけどもキャラクターの表情やポーズが変化するようになっていると。
これはですね、シリコンスタジオが独自開発した1枚の画像を3DCGへ変換して、
立体アニメーションを作り出すモーションポートレートという技術を使用しているそうです。
今で言うライブ2Dみたいなもんかなと思ったらそういうわけでもないみたいな。
長谷川さんプレイしてるからわかると思いますけど、キャラがじわじわーっと動いてるでしょ。
不思議な動きしてるんですよ。
最初見た時違和感あったんですけど、遊んでると慣れてきますけど。
その他にですね、デート後の追加イベントというのも新しい要素としてありまして、
これデートした後にね、デートした相手の女の子がときめき状態、
プラスデートの印象が割と良い以上のときに発生する手つなぎ会話。
これですね、これもですね、ガールズサイドのモードなんですねこれ。
あーやっぱり。
ただそのガールズサイドのデートのシステム自体が、
トゥルーラブストーリーから来てるな。
トゥルーラブストーリーは下校のときに会話するというのが入ってまして、
それがすごく衝撃的で新鮮なシステムだったんですよね。
へー。
そういう意味では、いろんな今まで出た恋愛シミュレーションゲームの良いとこ取りになってきてるんですね、この辺はね。
なるほど。
その他、新要素として特技というのが入りました。
これも今までのトキメモには全くなかったシステム。
なるほど。
1,2,3にはなかったな。
これね、最近のオープンワールドゲームとかでよくあるスキル3みたいなやつですね。
そうですよね。
うん。弱いスキルを覚えていくと、どんどん強いスキルに変換できるというね。
だんだん出てくるんですよね。
はいはい。
まずメリットとしては電話をかけるだけで1日が終わってしまうという今までの仕様。
これもう散々遊んでる人から突っ込まれてたんですよ。
なんで電話かけたら休み1日終わんねん。
いろいろできるやろ。
はい。
ということで今回これがなくなりました。
何回でも電話できます。
だからもう1日で何人も女の子電話かけて約束することできるんですが、バッテリーがあるんですね。
これ制限ないとね、さすがにバランス崩れてしまいますから。
でこのバッテリー制限でいくと電話は1ヶ月につき結局4回しかかけられないと。
だから毎週1回ずつかけるか、1日で4回かけるかという感じ。
ただアイテムでね、予備バッテリーというのがありまして。
そうですね。
こちらを購入して使うといっぱい電話できます。
あとは特技で回復させたりもできます。
そうですね、なんか携帯のバッテリー改造してお持ちするようにできますよね。
あとはですね、電話かけて1日終わるプラス、電話の後コマンド実行できなかったんですが、今回4ではできるようになりました。
できますね。
だからこの辺りは非常にいい仕様の変更だと思います。
遊びやすくなってますね。
そうです、かなり遊びやすくなりました。
そして自分から告白できるようになりました。
これはですね、実はセガサターン版のPCエンジン初代の移植版の時に実装されてたんですね。
なのでそこから数えると13年ぶりに自分から告白が復活したと。
なるほど。
ただこれ条件がありまして、特技として告白する勇気という特技を習得していなければならないと。
しかも結構後の方に出せるやつかな。
だからこれはおまけ要素みたいなもんですよ。
ただ女の子から告白される場合と比べてOKされる条件は非常に厳しくなってます。
そうなんですね。
なんせトキメモのシステムとしては一番好感度が高くてトキメキ度が高い女の子が告白してくるというシステムになってますんで、
それ以外の子に自分から告白するというのは当然厳しくなるというのは非常に納得できる仕様だと思います。
仕組み的にそうしないとね。
そう、仕組み的にも感覚的にも納得できます。
で、告白して成功する条件を満たしていない相手にわざと告白した場合は失恋シーンになります。
こちらサターン版でもあったシステムになってます。
さらに相手の好感度が低かった場合にはですね、かなりきついセリフを言われます。
もう本当に心が弱い人なら立ち直れないぐらい罵られたりしますんで。
そうなんだ。
結構時にもって好感度低い時すごいきついこと言うんですよみんな。
あとは音関係でいくとバイノーラル録音の音声が収録されていると。
これ前編じゃなくて一部のイベントの音声にこのバイノーラル録音という立体音響が採用されているんですけども、
これ何かというとダミーヘッドと言われる人間が音を聞いている仕組みと同じ状態のマイクを用意して、
そこに喋りかけることでプレイヤーがヘッドホンをして音を聞くと、
本当にその場で囁かれているというか話しかけられている感覚を味わうことができると。
すごくリアルな感じになりますよね。
これが一部のイベントで使われているんですが、
これネタバレになるんで言いませんが、非常に効果的なとこで使われておりますので、
これプレイする際絶対ヘッドホンでやってください。
これ本当にこのためだけにバイノーラル入れたら変態ですよ。
でもすごい。分かってる。素晴らしいと思います。
あとはですね、ときめも2から恒例になったプレイヤーの名前を呼んでくれるシステムね。
2の時はEVS、エモーショナルボイスシステムと言われてたシステムだったんですが、
今回こちらをさらに発展させた音声合成システム、スピーキャンというシステムを今回使っておりまして、
2とか3でEVSは使われてたんですが、このスピーキャンはコナミ内製ではなく、
アルカディアという会社が開発したシステムなんですね。
これ何が違うかって技術的な話になるんですが、前回ね、ときめも2の時にEVSの話結構しましたけど、
EVSっていうのは女の子に名前呼んでもらうために膨大な発音パターンを声優さんに言ってもらって、
それを合成することで自然に名前を呼んでくれるというシステムがEVSだったんですけども、
これが声優さんにとって負担だし、ゲーム容量めちゃくちゃ圧迫していたということで、
2の時のEVSは別売りの雑誌に付属しているキャラボイスデータで売ってたという話をしましたよね。
すごい大変だったね。
そうです。ときめも2って最初の段階では3人の女の子しか自分の名前呼んでくれないんです。
他の子に呼んでほしければ別売りの雑誌に付いているCDを手に入れないといけない。
言ってましたね。
言うたらダウンロードコンテンツみたいなもんですね、今でもね。
こういうデメリットもあったんですが、今回のスピーキャンというシステムは、
ネットを通してサーバーに接続して、そこで音声ファイルを作成、ダウンロードするというものなんですね。
なるほどね。そういうことか。
はい。だから容量もシステムもメディアの媒体に依存せずに、かつ流暢な音声合成になるということで、
今までのEVSのデメリットを解消した画期的な音声合成システムだったんですけれども、
こちらにも実はデメリットがありまして、ネットを繋いでという話でしたけど、
オンライン環境がないとダメなんです。必須ということで、PSPをオンラインに繋げることができないとダメであると。
さらにオンラインサービスで行われているこの音声合成ということで、