ジェミニーっていうのを使っていて、ジェミナイは正しい読み方なのかな、でもジェミニーの方がなんかブラックピンクのジェニーみたいで可愛いからジェミニーと呼びますね。
ジェミニーのジェムというカスタムAIアシスタントを作れる機能がありまして、私もちょっとつけ飽き場な知識なんですけども、
簡単にどんなものか解説しますと、ジェムさんの役割とルールを設定するんですね。その指示をしておくと、指示に従って継続的に一貫性があるサポートをしてくれる、
そして私の好みとかを学習しながらアウトプットしてくれるっていう機能なんですよ。普通にAIに聞くとか検索をするっていうのと何が違うのっていうことで言うと、
例えば今日は家に玉ねぎとしめじが冷蔵庫にあったとして、玉ねぎしめじレシピとかで検索したり、玉ねぎとしめじを使ったパスタのレシピを教えてとAIに聞いたりするっていうのは単発の使い方ですよね。
パッと多分レシピが出てくる。これが1回1回の使い方で、ジェムさんを使う場合はジェムさんを私の料理という家事のアシスタントに仕立てるわけなんです。
例えばあなたは優秀なコンダテアドバイザーですとか適当な役職名をつけましてルールを記入するんですよ。うちには一般的な調味料はあると思ってください。ローリエとかナンプラーとかはないですとか。
コンロは2つ2口です。15分から20分ぐらいで作れるものにしてくださいとか、ダイエットは気にしてないけどタンパク質をとれるように重視してくださいとか、好みとか条件とか制約とかいろいろ入れておくんですね。
食器設定を済ませた後に指示を出します。これとこれとこれで3日分のコンダテを考えてとか、明日のお弁当も考慮して考えてくださいとか、作り置きの分も含めて提案してくださいとかわからないですけど、そういうことを言うとパッと出てくる。
使いながら、それは好きとかこれはこうじゃないとか、フィードバックしていくとだんだん賢くなっていくと言いますか、私たちのうちの好みに合っていくって感じですかね。何に使うといいのかな、書類作成をサポート、ルーティンで作んなきゃいけない書類があるお仕事の場合のそれをサポートするとか、
編集者とか高越的な機能をお願いするとか、あとは語学学習とか向いてそうな気がしますね。
というわけで、私はどんな指示書を書いたかと言いますと、ジェムさんにあなたは超一流のプロデューサーですと、私のポッドキャスト番組真夜中の読書会をプロデュースしてください。お願いしたいことは2つ大きく言うと2つあって、
一つは制作のアシスト、現行の高越的なチェックですとかね、事実関係を確認したり、関連するテーマとか書籍の下調べを手伝ってくださいと。もう一つはプロデュース業務として、プロモーション案とか新しいトピックス切り口なんかを考えて提案してほしいんですということと、
明るくポジティブなフィードバックを前向きなフィードバックを心がけてくださいみたいなことをつらつらと書いたんですね。そうすると最初にじゃあ何をしましょうかって聞かれて、私はいつも現行を書いてから収録をするので、これまでの放送の元になっている台本の元になっている現行があるんですね。
200回分ぐらいその現行が溜まっているので、それを読み込んでくださいとアップロードしまして、それを読んで私のトーン&マナーと言いますか、話の癖みたいなものですとか、お便りにはどんな種類のものが多いとか、紹介した方にはどんな傾向があるとか、そういうことを理解してくださいと。
その上でいろんなプラットフォーム、スポーティファイとか、iTunesとかAmazonミュージックとかそういうプラットフォーム別に評価がついたりコメントがついたりしてますし、ネット上にいい評価もネガティブな意見もあったりすると思うので、それらも拾ってこの番組のいいところと改善すべき点を指摘してほしいというような指示を最初にしたんですね。
そうするとですね、2秒とかも経たないぐらいでバーって出てくるんですよ。すごいですよね。あなたの番組はこういう番組でこういうところが指示をされていて、こういうところは改善の余地があるみたいなことがずらずらずらっと出てきて、ああなるほどって感じでした。
それで長くしゃべっちゃったんですけど、皆さんとお話をして何をシェアしたかったかと言いますと、2つあって、1つはすごく面白いというかいい体験なので、ぜひやってみてくださいってことなんですけど、
なんかこう自分のプロジェクトみたいなことがいいかもしれないですね。ダイエットとか語学学習とか、自分一人で取り組んでいるようなことにつけるのもいいし、ルーティン的なこんだてを考えるみたいなことでもいいかもしれないですけど、
ぜひ自分にAIアシスタントをつけるっていうのをやってみてくださいっていうことと、それはポジティブなご提案なんですけど、もう1つは、このジェムさんに言われたことを丸飲みし、完全に頼ってしまうってことが怖いなってすごく思ったってことなんですね。
いいなと思ったのは、とにかくめちゃくちゃ褒めてくれるんですね。ポジティブなフィードバックを心がけてくださいっていうふうに指示したからだとは思うんですけど、自分では当たり前と思って淡々とやっていたようなことも、あなたはこんなことまでやって素晴らしいですねみたいなことをいちいち言ってくれるんですよ。
こんだてアドバイザーの例も挙げましたけど、毎日のこんだてを考えるっていうのは、よく考えてみるとかなり面倒で複雑なタスクだけど、当たり前にやらなきゃいけないっていうことをこういうことも考えて、帰りの遅い旦那さんのことも大事にされていて、素晴らしいですといちいち褒めてくれるんですよ。
その褒め方のテンションはお好みを言えば調整してくれると思うんですけど、そういう日の目を見ないルーティンみたいなこととか、さっき言ったような自主的にやってることとかにチアアップしてくれるっていうのは非常に大事だな、必要だなとは思いました。
一方で怖いなと思ったというのはどんなことかと言いますと、番組のキャッチコピー、一言で説明するフレーズを考えてもらったんですよ。
そしたらあなたのお悩みに処方箋をなんちゃらかんちゃらみたいなフレーズが出てきて、パッと読むといいことを言ってるみたいな耳障りのいいフレーズではあったんですけど、ちょっと待てよと思いまして、
私はいただいたお便りのお悩みを、お悩みじゃないこともありますけど、お悩みに近いお便りが多いですが、本で解決しようとは思ってはいないんですね。だから処方箋ではないし、薬でもないし、一発解決、この紙フレーズで解消してやろうとは全く思っていなくて、
お便りを読み上げ、そして一緒に読む本によって思考がお互いに広がったり深まったり、聞いている方の記憶が何か呼び覚まされたり、そういう時間を持つ、一緒に共有するってことをとても大事に思っていて、
スピーディな解決法の提示みたいな考え方は、非常にこの番組のコンセプトに反していると思って、プロデューサーにいきなりムカついちゃったんですよね。
プロモーション案も出してきてくれたんですけど、出しててお願いしたから出してくれて、いっぱい出してくれたんですけど、ハッシュタグ、私の紙フレーズっていうハッシュタグで、皆さんから紙フレーズを募集して、SNSで投稿させる、拡散させましょうっていう案で、認知を広げていきましょうっていう。
それもああと思って、ありそうな案ではありますけどね。
私は聞いてくださっている方の読書量とか、これじゃあ実際に読んだのかとか、あなたはどのように読んだのかみたいな、どれくらい読めてるか競争みたいなのをさせたくはないんだと、どのくらいこの作品、この本を深く読めてるかマウントみたいなのが、チラッとでも感じられたら、それはすごく嫌だなと思っているっていう。
自由ですからね。読むも読まないも読み飛ばすも刺さるも刺さらないも。それでちょっといきなりプロデューサーと大喧嘩みたいな感じで、実際に喧嘩はしてないですけど、そういうことじゃないんだみたいな気持ちになっちゃって、苛立ってしまったんですよ。いきなりね。
でもよく考えたらその裏コンセプトというか、私の心の中で大事にしている教授とか信念、フィロソフィーみたいなものは言ってなかったから、番組の中でもAIさんにも伝えて読み込ませていなかったから、わからないよねっていう話なんですよ。
鳥肌が立つとか生理的な現象、反応っていうのは日本の営業、ジャパニーズな営業スタイルでいうとこの汗をかけとか、そこと一緒ですかね、そういう身体的な感覚。ちゃんみなさんの言葉には汗をかいているし、鳥肌が立つもんなと思ったりして。
さて今日は疲労社会の方から紙フレーズをご紹介して終わりたいと思います。
そして後ろを振り返り熟考することは不可能となるだろう。なぜなら肯定の潜在力、つまり肯定性の過剰は先へと考え進めることしか許さないからであるとあります。
肯定をするっていうことはできるできるっていう、こぶするっていうことですけれども、やるっていうことどっちかっていうと優先していってしまうので、振り返りを許さない、あるいは致さない、やらないっていう選択をしづらいっていうところも特徴があるんじゃないかってことでしたね。
なるほどと思いました。ちょっと話がまたそれるんですけど、先日庵野隆博さんのお話を聞く機会がありました。庵野さんってチーム未来党の党首の庵野さんです。
この番組ではどの政党を支持するとかしないとかいう話をするつもりはなくて、庵野さんがテクノロジーがどのように政治に社会を良くするってことに貢献できると考えているかっていう質問をされて、それに答えていたのが興味深かったのでご紹介しますね。
その決議、意思決定をするっていうのは時間がかかることですと。だから物理的に意思決定できる量っていうのは限界があるというふうに庵野さんは話されていて、例えば議員が全員集まるっていう会議の時間にも限界があるし、意思決定は何も会議の中だけで決まってるわけではないと私も想像するので、
寝回しとかロビー活動とか会合とかちょっとわからないですけど、会議以外の時間も入れたら1年間に決定できることの数っていうのは限界がある限られているってことなんですよね。
独裁者がいればちょっと別なんでしょうけれども、合議制で進む限り政治じゃなくって社会だってどんな組織だってそうですよね。
でもテクノロジーの力を借りればその上限を取っ払って飛躍的に拡大拡張できるんじゃないかと、そんな話だったと理解したんですけれども、すごいなと思って期待、希望を持った一方で、そんなスピード感で、もちろんそんな1個のこと決めるのにめちゃくちゃ時間かかるなっていうイライラはある一方、
そんなスピード感でいろんなことが変わっていったり法が改正されたりしていったら、私はついていけるのかなとも思ったんですよね。
社会がこう変わった方がいいっていうのは頭では理解できるけど、身体的についていけないってことがありそうだなと思ったりして。
AIプロデューサーをつけて失敗だったかっていうと、そんなことはなくてですね、まだちょっと育てながら仲良く距離を詰めていきながら付き合ってみようかなって今思っているんです。
よかったことは1個あって、AIプロデューサージェームさんから今まで紹介した本が溜まっているので、それをテーマ別にブックリストにしてノートに公開してはどうですかっていう提案をもらったんです。
ノートってブログのプラットフォームですけれども、それも休眠中というか、解説はしてるけど全然最近更新してなかったので、そこに今までの紹介した本をちょっと切り口別にリストアップ、ブックリストの形にしてアップしていくっていうのをやってみようかなと思いました。
リンクは概要欄に貼っておきますので、よかったら暇な時に見てみてください。
さて、そろそろお時間になってしまいました。
真夜中の読書会おしゃべりな図書室では、リスナーの方からのお便りをもとに、おすすめの本やマンガ、紙フレーズをご紹介しています。
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お届けしたのは講談社のバタヤンこと川端理恵でした。
また水曜日の夜にお会いしましょう。
おやすみなさい。
おやすみ。