民主主義について考える(その1)です。

※本編は31:38から始まります。


【今回の内容】

ペアリングトーク/システム1で話す/ちも様からのお便り/マインドフルネス/前回の振り返り/AIとネガティブケイパビリティ/企画とクリエイティビティ/世界は言葉でできている/民主主義の歴史/民主制・寡頭制・独裁制のサイクル/社会契約説がキモ/一般意志 2.0/真ん中とは何か?/集計方法に意志が反映される/パウロスの全員当選モデル/高齢者と若者の対立シミュレーション/一般意志こそが正解である


◆コテンラジオ「民主主義の歴史」

https://open.spotify.com/episode/2nElkE6gAIzITmG5UDR6bc?si=MTXr_yOQQTammZY50ZLNvA


◆一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

https://amzn.asia/d/eJrYJm7


◆理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性

https://amzn.asia/d/goBQRt1


【パーソナリティ】

とよだ:富士通で働くビジネス哲学芸人。

ショーン:シリコンバレーのテック企業で働くデータの魔術師。


【番組へのお便りはコチラへどうぞ!】

https://forms.gle/zGGArQTnfGuKY6Pj9


※このラジオは、個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではございません。


#白米FM #哲学 #民主主義 #社会契約説 #コテンラジオ

サマリー

そうまさんからのお便りをいただき、ペアリングトークの収録や自己対話について話し合っています。自己対話を通じて感じるウェルビーイングの重要性やシステム1を使った自然な話し方について考えています。チャットGPTはAIであり、ネガティブキャパビリティがないことが注目されています。また、AIのクリエイティビティの可能性も考えられています。言語モデルを使って文章の予測をすることで、人間らしいチャットが様々なタスクに対応できるようになります。ルソーが一般意志を提唱し、人間の行動をデジタル上で解釈するアイデアを導き出し、それを集団として実現していくことを考えています。一般意志2.0についても考えています。全員のログが完全に取れていないため、一般意志を抽出する際には主観的な要素も考慮する必要があります。データ集計の方法や目的によって、意志がどのように反映されるかを考える必要があります。その9割の人が今の60歳以上にお金を使うべきだと言っていることから、一般意志に集約すれば若い世代とのバランスが改善されると考えています。しかし、実際には一般意志は存在しないと考えられるため、一般意志2.0に向けて方法を模索する必要があります。

目次

ペアリングトークの収録と自己対話
まずはまた、とても良いお知らせ。
何ですか?
なんと、第2弾のお便りもいただきました。
そうまさんですか?
そうまさんじゃないです。
そうまさんにそういえば、ペアリングトークの時にちゃんとフォローアップした?
あ、忘れた。
やっぱり、ちゃんとフォローアップしないと。
先週そうまさんと会って、ペアリングトークの収録をしてきたんですよね。
すごい面白かったので、
多分これが配信されてる頃には、もうそれもペアリングトークの方で配信されると思うので、
もしよければね、ペアリングトークの方も聞いていただければなと思います。
何喋ったか全然覚えてないけど。
聞こうと思ったけど、覚えてないって言ったけど。
そうまはもともと話し合ってた話だったの?
それとも結構脱線した感じ?
いや、でも脱線してないかな。
僕が人を信じられないみたいな話から、いろいろ話が展開した感じかな。
それ、ちょっと先に予告編じゃないけど、そうまさんもどっちかというと人を信じられない感じ?
いやー、そこはあんまり話に出てこなかったけど。
そうなんだろうね。
でもそんな信じられないタイプではないんじゃないかなって気がするが。
で、どっちかというと何でそうなのっていうのをそうまさんが深掘りして、
とよだくんが自分の思考とかが深まったりとか、そういうことはなかった?
新しい発見とか。
いやもうほんとね、何喋ったか覚えてなくて。
なんか前しおくんがさ、年末年始でいろんな人と喋ったんだけど、
あんま覚えてなかったって言ってたじゃん?
そんな感じ?だからすごい楽しい時間を過ごせたんだけど、
システム1とシステム2の使い分け
具体的に何を話したかは全然覚えてないっていう。
でもね、これいいと思うんだよね。
最近ちょっとそれ何回か同じように他の人もさ、
同じこと言ってるのを聞いてて思ったのが、
システム1を使って直感的にっていうのかな、
なんかあんまりシステム2を使ってロジカルに考えて考えて話してないぐらい安心して、
その話題にフォーカスできるからそういうことが起こってるっていう象徴なのかなって思ったわけよ。
そうかもしれない。めっちゃわかる。
すごいフロー状態になってるから、
いちいちシステム2が入ってきて、
こういうことを喋ってって構造化する余裕がない状態でバンバン反射的にやってるから、
きっと感想がそうなるみたいな。
それ一つ仮説としてどうだろう?
面白い面白い。まさにそんな感じだなと思った。
喋ってて自分がシステム1で喋ってる感じがしたね。
そっからです。
それがなんか安全性がないっていうかな。
この人何言ってくるんだろうなとかさ、
相手に対しての警戒感があったり、
初対面で緊張感があってとかさ、会社でってなると、
やっぱりちょっと第三者視点を入れて、
こう言ったら受け取られるかなとかやりながら考えるから、
多少記憶が保存されるんじゃない?
なるほどね。
途中のセーブが取られて。
なるほどね。それすごいわかりやすいな。
わかる。
わかるわかる。
じゃあやっぱシステム1大事だな。
そういう状態で喋れる状態がやっぱりレアなんじゃないかなって思った。
なるほど。システム1はあんま良くなくて、
ちゃんとシステム2使って、
自分を自制して喋るのがいいことだと思ってたんだけど、
なんかそうでもないかもなーって今思って、
面白いなと思った。
なんかそのTPOによるかなと思って、
会社でシステム1で行くとちょっと事故る人もいるかもしれないし、
それまでの積み重ねでシステム1でも、
自然体だねみたいな感じで受け取られる場もあるかもしれないし、
その場とか相手とのマッチング次第かなとは思うんだけど、
マインドフルネスとウェルビーイング
でもなんか友達とか、
心を打ち解けやすい人と話してる時は、
システム1でもいいってそういう傾向があるのかなって思った。
面白いね。てかこれお便りの話だったよね。
あ、そうそうそう。
完全に今脱線したね。
だからお便りをね、頂いたんですよ。
そうまさんからはまだ頂いてないけど。
しかもこれびっくりしたのが、前回の
あやこさんから頂いたお便りに関して発信して、
すぐ頂いて、びっくりした。
なのでせっかくなんでご紹介させて頂きたいと思います。
ちもさまからお便りを頂きました。
まずはお便りに喜ぶお二人に朝から元気を頂きました。
あやこさん、私が知っている素敵なあやこさんかもしれない。
ぜひゲスト出演してほしい。
私が考えるウェルビーイングは幸せであること。
幸せは感じるもので一人一人違うものと思っています。
自分が感じるものなので、上げるも下げるも自分次第かなと。
結局何を選択するかしかなく、
今やっていること、違和感あるかなってことはやめればいいと。
それだけかなと。
そう思った時、私はかなりウェルビーイングが上がっていますと。
とても楽しい配信ありがとうございます。
あとはこの配信のトップ画像のお花、超素敵で癒されましたってのも書いてました。
すごい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
このトップ画像にも触れてくれてるっていう。
ね。
そっか、癒されるのか。
全然意識してなかった。
でも確かに言われてみると、この画像も芸術品かもしれないって思い始めた。
うんうんうん。
そうだよ、俺芸術品だと思って作ってるよ。
ね、芸術だよね、これもこれで。
あとは、このあやこさんをご存知かもしれないっていうのもね、
もしかしたら一緒に聴いてくださってるのかなみたいな、そういうのがちょっと見える気がして、
なんかそういう風に聞かれてるんだなっていうのもね。
なんか、てか女性聴いてるんだみたいな、なんかそういう結構僕驚きがあって、
30代男性を一応なんか想定リスナーみたいな感じで、我々と同じ属性の人かなメインに聴いてくれてるのはと思ってたんだけど、
女性が聴いても面白い要素があるんだなと思って。
うんうんうんうん。
嬉しかったですよ。
いや、本当にありがたい話で。
いや、なんか自分たちが想定してない形で聴かれてる。
それで、でもね、新しい問いとか、新しい感覚が生まれてるっていうのは、
かなり自分たちとしては嬉しいお話だよね、お話でございます。
はい。そうね。
まあ結局自分次第だったことね。
でもそういう考え方じゃない、なんかなんだっけ、
Twitterに対してもコメントしてたけど、なんか自分で勝ち取るものであって、
他の人がなんか操作してなんかするもんじゃないみたいなこと言ってなかった。
あ、ウェルビーイングね。
あ、ウェルビーイング。
はいはいはい。あ、そうそうそうそう。
なんかね、やっぱ自分、自分しかそこはどうこうできない気がするんだよね、ウェルビーイングって。
うんうんうんうん。
自分の話、自分の気持ちとか自分の考えに敏感になれる、感度を上げるってことが大事というか、
それがやっぱできない状態っていうのもあり得るから、
こういうことに対してもうちょっと感度を上げてみようよっていう、
全体の流れっていうか、そういう一つの考え方なのかなと思ったんだけどね。
どういうこと?
なんかマインドフルネスとかも、まあ瞑想してみるじゃないけどさ、
周りからのノイズとか、なんかこう大きな川の流れの中で自分が押し流されそうな時に、
ちょっと立ち止まって外をシャットアウトして、
で、自分の中にあるなんか流れみたいなもの、自分の川はどっちに流れてるんだっけとか、
その状態を見ようとする。
で、それが分かると自分次第の自分っていうのが分かるとか、
これが好き嫌いっていうのがもうちょっと正直に分かるのかなって。
なるほどね。
なんかそのマインドフルネスとかが流行ってた頃に、
僕も本読んだり瞑想とかやってみたんだけど、なんか全然効果を感じなくて、
なんでこれが今流行ってるというか求められてるんだろうなみたいなのがあんまりよく分かんなかったんだけど、
多分自分が常日頃から自分と対話みたいのを常時やってるから、
あんまり効果というか感じなかったのかなってちょっと今思った。
で、あんまり他の多くの人はあんまり自分と対話するとかっていうのがあんまりないのかなと。
だからこそマインドフルネスみたいな自分を見つめましょうみたいなのがやっぱり必要というか、
重要になってくるのかなと思ったな。
いや、そうだと思う。
なんかそれを元々とよだくんやっていて、
で、それやっても効果があんまないというかその差分があんまないし、
わざわざやろうと思ってやることなのかみたいな。
自分はついつい日頃からやってるけどみたいな。
そうなんだよね。
そういうことなのかもしれない。
なんかよくお風呂とかでさ、2回頭洗ってたりとかさ、2回体洗ってたりとかさ、よくするんだよね。
常になんか考えてるからさ。
あれ、俺さっき体洗ったっけなみたいな。
まあわかるよ、それ。
わかるけどそれと、
そうね。
まあ確かによく考えてるそういうことが起こるってこと。
なんかそこがつながるとは思わなかった。
普段囚われないようにしてるっていうのが、
ウェルビーイングにも実はつながるんじゃないの?
そうだと思うよ。
僕はどっちかというとね、最近やっとこう、
その自分の感覚というか、
なんか好き嫌いとか自分の内側から出るものって大事だなと思って、
この1,2年かな、やっと見るようになった感じはするかな。
そういう意味では、マインドフルネスとか、
なんかしら、方法は自分に合う合わない合わるとして、
そういうのを、合うものを見つけて、
そういうのが効けるようになろうとか、
そういう時間取るの大事だよねっていうのは、
わかる気がする。
あえてやろうとしないとできないというか、やってない気がする。
それはそういうのを意識するようになってさ、
なんか自分が楽になったとかさ、
どうだろうね。
なんかいい方向に進んでる。
バランスなのかな。
なんかまだ過程な感じはするな。
もうちょっと上手く自分をちゃんと見れるようになったり、
それを自分でコントロールできるようになったら、
また別の世界が見えるかもしれないけど、
まだ今それをやろうとしているというか、
まだ意識的にやっている段階な感じがする。
答えを出すには早い感じ。
多分いいと思うんだけど、
ここで今いいよって言っちゃうと、
それはそれでちょっと表層的というか、
言わされていいって言ってるみたいな感じがするから、
まだどうだろうね。
まだ実験中な感じ。
なるほどね。
そんな感じか、お便り。
ありがとうございました。
お便りまたお待ちしております。
よろしくお願いします。
今日のメインのテーマ。
前回の振り返りは?
そうそう、前回の振り返りね。
AIの話。
どうでしたか、その後。
僕から言っていいんですか?
前回AIの話をして、
そのAIに対する認識を
再考せねばならないと
いうことになったので、
半年以上ぶりぐらいに
ChatGPTに再課金してみたんですよ。
で、いろいろ触ってみたら、
なんかね、すげえ進化してるなっていう感じが
増えたんだよね。
これ使ってた頃は、
なんだろうな、なんかこいつ信用ならねえな
みたいな感じで見てたんだけど、
結構会話というか対話してみたら今ね、
すごいちゃんとした返しをしてくるから、
AIのネガティブケイパビリティ
結構信頼性が高まった感じが
するなあ。
なのでChatGPT
いいなと思ってるね、今は。
いい相棒になってくれてるなと思って。
あとね、
思ったのが、
これChatGPTみたいなAIって
ネガティブケイパビリティ低めだなって思ったんだよね。
とりあえずなんかさ、
それっぽい答え出してくんじゃん。
でもそれって
ネガティブケイパビリティがない
挙動なのかなと思ってて。
人間とAIを大きく分けるのは
ネガティブケイパビリティの容量
なのかもしれないなあとか思ったりした。
なるほど。
それってどういう時に感じたの?
えーだからとりあえず何か話しかければさ、
すぐパッて返ってくるのよね。
で、パッて返ってくるのはまあそれは
それで気持ちいいんだけど、
こいつは多分悩まないんだろうなって思ったんだよね。
なるほど。
答えに悩むとか、
矛盾する概念に
押しつぶされそうになるとか、
とりあえずなんか一番確率?
確率で一番高いやつを
パッて返してくる。
確率で一番高いやつを
パッてすぐ出してるだけだと思っていて、
なんかそこの葛藤みたいなのが
結構でも人間とAIを分ける重要な
違いなんじゃないかなあって
なんとなく思ったんだよなあ。
なるほどね。
その何だろう仮説というか、
それ自体はすごい面白いというか、
ソフトウェアを作ってる人、
オープンAIの人の立場からすると、
何をユーザーが求めてるかっていうのを考えて、
おそらくそういう風な
チューニングとかトレーニングの仕方をして、
とりあえず早く答えを出すというか、
なんか答えが欲しいっていう欲求に対して答えてる
設定がおそらく一般大衆というか、
より多くの人に
受け入れられるっていう風に
チューニングしてるんじゃないかなと思ったのね。
ネガティブケイパビリティを求めてる人が、
というかそういう挙動するAIを求めてないと思って、
そうしてるんじゃないかなと。
で、一方そういう設定もできるし、
あとはなんか
センシティブな話題とか、
答えがない問題に関して答えて、
答えがなかったらそれはそういう風に答えてください
みたいな感じで言うと、
その部分に関してはこういう仮説があったりとか
するけど結局答えは出せないみたいな、
なんていうのかな、とどまった言い方
とかもちゃんとしてくる
んだよね。
だからなんだろうな、
感情は確かにないし、葛藤もしてないかもしれないけど、
ネガティブケイパビリティが多めな
回答をする
そういうこともできるんじゃないかなとは思った。
AIのクリエイティビティ
ポイントはそこじゃない。
なんだろうな、ネガティブケイパビリティってやっぱり
この前エポケーで話したけど、
もやもやしてるものを
一旦括弧に入れて保留して、
保持しとかないといけないと思うんだよね。
で、こいつが
AIはそのもやもやしてる
一旦答えを留保したものを
保持しとけんのかなって思っていて、
保持したことによってまた
別の何かとその概念が繋がって
新しい発見に至るとか、
なんかそういう意味があるんじゃないかな
と思ってるんだが、
そんなに
こいつに
ネガティブ、もやもやを
貯めとくキャパシティが
持てんのかな?
持てんのか?
持たせることはできるかもしれないけど、
過去のメモリーっていう記憶、モジュールっていうのがあって、
それをちゃんとヒストリーを
参照しながら議論するとかはできると思うんだけど、
でもとよだくんが言いたいのは、
今後もAIと人間を分けるかを
探ってるというか、
そういう点ってことだね。
その感情とか、
そういう葛藤みたいなものは
ないかな?どうなんだろうな。
まあ難しいね、それは。
ちなみにしおくんはどうなの?
前回の感想。
聞いてるときにこういうこと言いたかったなっていくつかあったんだけどね、
そもそも僕自身議論してるうちにさ、
あれもできる、これもできるって言って、
すげえ、
ちょっと言い過ぎてるというか、
例えとしてそういうことだったら
できる範囲にはなる。
例えばGmailの例だったらGmailできるって言ってるけど、
本当の意味でGmailを作るって意味じゃなくて、
こういう命令に対して達成することはできるって意味で
答えてるんだけど、そこだけ切り取るとさ、
今世の中にあるGmailみたいなものも
全て自動でできるよって言ってるように聞こえて、
そういうことは別に言いたいわけじゃないなとか、
自分の言ってることに対して補足というか、
ちょっと言いたいことが言えてない感じを
したんだよね。
そうだ、今ので思い出したけど、
AIに企画ができるのかっていうところも
ちょっと気になっていて、
企画?
企画、何かをくわだてるっていうことね。
すでにくわだてられてある程度もう
仕様が固まってるものであれば、
AIに投げれば、
じゃあそれを作りますよみたいなのは
ありえると思うんだけど、
そのゼロ、そのGoogleのビジョンから
Gmailみたいなのを出すって
企画だと思うんだよね。
それができるのかどうかは
言語モデルのパワー
未だに何か懐疑的。
懐疑的かなと思ってる。
ちょっと本質とは違うかもしれないけど、
僕の中では何か目的があって、
それに対して企画を立てるってことと、
例えばこういうソフトウェアが欲しいと言って、
例えばそれのデザインとか、
その中の仕組みとかを考える部分も、
なんかその創造性がいるとか、
既存のものじゃないけど、
何かを新しくクリエイティブに創造する、
構築するっていう意味では、
抽象的には同じなんじゃないかなと思っていて、
まずとよだくんの質問の
企画はできないんじゃないかっていう答えの前に、
こういうことを作れっていう
一番トップのものがあったら、
下はできると思うっていう部分も、
その部分も結構
同じようにクリエイティブなんじゃないかなとは思ったりする。
クリエイティブ。
クリエイティブっていうのは別に既存の組み合わせだけで何かできるものではない
っていう思うんだよね。
過去にこういう例があるから
それを持ってきてやるっていうのと、
今本当の意味で価値があると思われている
ソフトウェアを作るっていうのだと、
企画ってとよだくんがイメージしているものに同じような等しい
ぐらいクリエイティブな要素が必要で、
新しい問題を解決しながらとか、
新しいことを組み合わせて、
新しいHowの部分でも
問題解決していったりしてると思うんだよね。
僕はどっちもできる可能性があると思っていて、
過去にあるものをそのままペッて使えばできるのは
もちろんできると思うんだけど、
組み合わせて新しいもの、1+1を3にするみたいなことも
今の時点で質がまだちょっと
低い部分はあるかもしれないけど、いずれ
できるようになるんじゃないかなと思っていて、
それができるってことは企画の部分も
程度の問題で
既存のものをペッて持ってくる場合も
それはもちろんできるだろうし、1+1を3にするような
企画もできるようになるんじゃないかなとは思っている。
なんでそう思うかというと、
今の例えば画像の生成とか動画の生成とかも
別に過去のものをポッて持ってきてるだけじゃなくて、
それを組み合わせて、
新しいものを作った上で
人間が思うものを作ってる。
それのアナロジーで
新しい構造を考えるとか手法を考えるとか
新しい企画を考えるっていうのも
本質的には変わんないんじゃないかなと思ったんだけど、
まあでもこれはもう
構想というか将来の話で
将来っていうかな、程度の問題だったりするかもしれないから
どっちが正解というか
いうわけではない気はするんだけど
なるほどねー
AIにクリエイティビティが持てるのかっていう話が
今は持てると思ってるって言ってくれたけど
そこに対して俺は多分懐疑
を持ってるんだなーと思ったねー
まあそこは
おいおい話すか
クリエイティビティとは何かみたいな
そうそうそうそう
前回の振り返し
あともう一個先週からちょっと
新しく読んでて面白いなと思ったのが
あのChatGPTの元になっている言語モデルって
基本的にはある文章を
虫食い問題にして
このI am なんちゃら
そういう文章があって
その突如その名詞とかIの部分を取ったりとか
してそれがなんだか予測できる
でそれを使って
1号目2号目3号目って
次の単語をひたすら予測してるっていうだけなのね
本当に簡単に言えば
中の構造としては
なんだけどそれをすごい規模の文章と
それをいくつか組み合わせて
タスクに対して正解と
答えみたいなのを上げてあげると
まあこんくらいなんかこうすごい
人間っぽいチャットができるとか
いろんな問題解けるものが出来上がったと
で実はその
何か虫食いの状態を
予測するこの四角の中にはどの単語が入るでしょう
って予測するっていうのは
単なる予測の問題ではないじゃないかっていうのが最近
なんか言われてるらしいのね
ということだ
実はすごいこれには意味があることが行われていて
その文脈で
この四角の中虫食いの中に
言葉がある
ここに当てはまる言葉はなんだろうっていうのを
予測できるということは
その分野とか業界とかその
仕組みその物理法則だったり他の
なんかいろんな法則みたいのが例えばあって
そういうのを理解した上で
じゃないと高い精度でそこを予測できない
だからその言語を
たまたま虫食いにして予測するってことだけ
異様ないろんなパワーをいろんなところで発揮していると
似たようなことっていうのは
例えば画像の世界で画像をこうあえて掛けさせて
そこを予測するっていうと周りから似たようなものを拾ってくるとか
色塗りしてるっていう状態になってて
あまり画像の中に何が写ってるかとか
理解してなくてもただ単に
それっぽく色塗りできたんだけど
人間のこの世界とか人間が今まで
過去何千年と
数千年と培ってきたものが文章として
残ってたりしてそれが世の中を
把握するヒントになっていて
その文章を理解できる
イコールその世界を理解するみたいな
そういうのに近いことをやってるから
驚くべき効果が出てるんじゃないかみたいな
そういう話を聞いて
結構僕はすごいなって思ったんだけど
あんまりピンとこない
面白いと思われた
世界は言語でできてるみたいな
そんなの誰か哲学者が言ってなかったっけな
少なくとも人間からは
世界を言語として理解してるから
民主主義の歴史と多様性
人間と同じような理解とか認識の仕方をしてる
のはそれが理由なんだろうなと思うんだよね
言ってみると当たり前に感じるんだけど
もともと次の単語を予測できるだけの機会が
なんでそんなことできるのかっていう点が
僕はすごい疑問だった
穴埋めできるマシンが
それを聞いて
単に次を予測できること
できるためには
いろんなことが理解できてないとできないんだなと
それを人の会話に置き換えると
相手が何を言おうとしてるかわかるとか
次に何が来るかを予測できるような人
とか相手のレベルに合わせて話ができると
すごい賢いというか
頭いいなと思うみたいなのにちょっと通じるものがあって
この人はすごく背景とか
その後ろに何があるかをよくわかってるから
こういうことができるんだなっていうことにも
つながるかなと思ったんだよね
人間はそれからも予測してて
この人は自分が言おうとしてることが理解できて
予測できてるイコール
裏の背景もわかってるっていう
その逆の予測もしてるような気がしたんだよね
この前そうまさんと話したときに
質量を感じる言葉
言葉に質量を感じる人間と
感じない人間が何が違うのかみたいな話をしたんだよね
なんかそれと今なんか似てるかなとちょっと思ったな
その背景
その言葉って表面的なものの裏に
どれだけの背景とか
その概念というか世界の
何だろうね
なんかいろんなものが詰まってると
詰まってると多分質量を感じるんじゃないかな
と思ってるんだけど
それも同じようなこと言ってそうな気がする
そうか
そうそうなんかやっぱね
質量感がね増えた感じするんだよね
ChatGPTの
なるほどね
前使ってたときより
感じるんだ質量をChatGPTに対しても
うん
なんかこんなこんなじゃなかったような気が
したんだよなこの前使ったときに
うんうん
なんか重みを感じたな多少ね
うん
結構30分以上も話しちゃったな
本編に入る前に
うん
じゃあそろそろ本編
じゃあ本編今日はまず
きっかけとしてはあのコテンラジオの
民主主義の回を聞いてなんか話そうぜっていうのが
はい きっかけだよね
そうだね
あとは民主主義の内容に合わせて
僕がちょっと最近政治とかも興味あるって話で
とよだくんがいくつか参考図書というか
関連図書を紹介してくれたから
そこら辺も絡めて
ちょっとでも重いテーマだから
1回でまとまったというか
しっかりした議論ができるかって言うとちょっと自分は自信ないから
ちょっとこういうことを話し始めて
モヤモヤしたところとか
わかんないところを明らかにしていく
みたいなそんな雑談ができればなって思うんだけど
いいんじゃない
私この民主主義のやつとかもさ
やっぱり歴史を知らないとね
なかなかわかんないもんだなと思って
特にヨーロッパとかギリシャの話とか
あとは社会契約説の
いろんな流派っていうのかな
本当に全然知らないなっていうのが
多分これ1回聞いただけで全然頭入ってこないね
確かにね
難しいと思うね
どっからこれ入るかね
まとめづらいんだけど
これを聞いてどうだったかって言われると
コメントできる?
民主主義の回聴いてどうだった?
まず全体感で
だいぶコンパクトにまとめてきたな今回は
っていう気がしたねまず
いつもさ1回50分とかさ
1時間とか普通に行くのに
だいたい今回30分とか
長くても40分とか
1回のお話が
相当凝縮してきたのかなと思って
一言で民主主義
民主主義って言ってもやっぱり国ごとに
違うし時代によっても違うし
そこが
こんだけ多様な民主主義があるんだ
っていうことが分かったのが良かったかな
僕もやっぱり民主主義ってなんだか
ホッブズとロックの考え方
よく分かってなかったんだなっていうことが
分かったし
あとその2600年前とか
ギリシアとか
ペルシア?
ダレイオスが独裁制と過党制と民主制の
何か良いところ悪いところみたいな
感動するよね
すげーなーと思っただから
人間は今の人間の方が賢いというか
物事を分かってるような気になるけど
全然そんなことないんだろうなって思って
昔の人も全然
人間はやっぱ肉体的にはそんな進歩してない
だろうなーって思った
うーん
もちろん知ってること?
物理とか新しく発見したことに関して
知ってることは今の人の方が多いかもしれないけど
こういう人間のダイナミクスとか
政治とか哲学とか
そういうのとは関係ない分野で
どれほど深く考えてるかって言うとね
本当に変わらないというか
むしろその個人もしくはその時の国の
文化みたいなものに依存するところの方が
多い気がするね
こういうことをどんだけ深く考えられてるかっていうのは
あとやっぱ社会契約説が
一番面白かったね
コアだったね今回のシリーズの
三つあって
でホッブズも面白かったし
やっぱね俺ルソーすごい好きだなって思ったな
ああそう?
なんかルソーの考え方と自分の考え方が
すごいしっくりくるというか
ルソーいいなーって思った
うん
とよだくんの言葉で
今説明できるそのホッブズはこうだけど
ルソーはこうみたいになって
そうねホッブズは
結構ドライな感じがしたかな
人間とは
こういうものだよねっていう見方が
どっちかっていうと殺伐としてる
というか
人間を自然状態に置いたら
殺し合いだよねみたいな
動物とみなしてる感じだよね
他の
ライオンとか
他の動物たちが自然に放っておくと
争うっていうか
ライオンは別に争ってないっちゃ争ってないか
っていう感じだよね
勝手に暴れ出すんじゃないかっていう
ここが最初の期待値だもんね
そう
でもそれもわかるなっていう気もするんだよね
そんな風になりそうな気もするし
だからこそリヴァイアサンに権力を渡して
みんなの権力を抑えて
それでみんな平和に暮らそうよみたいな
っていう考え方はなるほどわかるなって感じだし
ロックは財産
財産を守るのが大事だよね
みたいなのが多分特徴なのかなと思ってて
あとはそうか革命権か
ルソーの一般意志
財産とか生命を守れない政府は
打倒してもいいと
いうエクスキューズを
つけたところが特徴かなと思うんだけど
個人的にはロックの話は
わかりやすいんだけどあんまり
これいいなっては
俺は思わなかったかな
言ってることは
わかるよっていう感じ
まあそうだよねって感じ
でルソーがやっぱり
自由
自由っていうところをすごい大事に
している
でその自由っていうのが
多分一番大事なものであって
じゃあそれを実現するために
一般意志
っていう概念を持ち出してきたっていうのは
すげえなと思った
ルソーと
ロックが言ってる
人々が平等とか自由っていうのは
なんか違うんだっけ
ロックは別に自由とは
言ってないんじゃないかな
生命と財産が守れれば
それでいいみたいなことなんじゃないか
ロックは
さらにそこに付け加えて
生命と財産が守れてたとしても
自由でなければ
人間とは言えないのではないかみたいな
多分そういうもう一段階
深いところに
なんか言ってる気がしていて
マズローの欲求五段階説で言うと
生命を守るっていうのは生理的欲求とかじゃん
財産を守るっていうのは経済的欲求じゃん
なんだっけ
社会的とかかな
経済的欲求みたいなのあったっけ
覚えてない
2段階目ってなんだっけな
自由とかっていうところになると
自己実現欲求とか
そこまで達してるような気がしたんだよな
逆にロックとかホッブズは
そこまで達してなくてもっと低次元の
欲求をちゃんと守ろうねって言ってるのかな
と思った
ルソーって生きてる間って
結構すごい生活してるとかだっけ
あんまりお金なかったみたいな
聞いたけどね
なんだっけな小説家で
結構いろんな本書いて
大衆小説みたいなやつ
それがすごい売れてて小説家としては
すごい名が通ってたんだけど
別に哲学者としてそんなに
すごいと思われてたわけではなく
なんだったかな
そんなに
一般意志の方で確かに最初の方に
紹介されてたね
ラブロマンス小説家としてむしろ
生きてる間は知られてて
生きてる時もたぶんそんなに
裕福というか
悠々自適みたいな感じではなかったような
気がする
逆にしおくんここがよくわからなかったとか
ここが面白かったとかなんかある?
そうね
過去にこういう流れがありました
っていうのと
それぞれの人がこうなんじゃないか
あるべきなんじゃないかっていう
人間とか社会の
人間の性質を捉え直して解釈して
それが群になった時には
社会としてはこういう構造の方が
より良いよねっていうのを
提唱してるっていう風に
理解したんだけど
その後にそれを
どう現代というか
これからとかに活かしていったら
いいんだろうかっていう前提条件とか
見てるものとか色々違うし
そこが上手く
つなげられるのかなっていうのが
今のところ自分の中ではハテナというか
なるほど
なんかこれの
一般意志について
この前
私を取り戻す哲学で出てきた
動物化を提唱した
東さんが出してる
一般意志 2.0っていう本を
紹介したじゃないですか
あれ読んだ?
本当にザーッとだけど
あそこで言ってるのすごい分かるなと思って
話し合って私はこういうことを望んでるんです
みたいなのを議論して
ぶつけ合うっていうのじゃなくて
今の世界って常時
人間がスマホとか持ってるし
インターネットに接続してるから
人間の行動によるログみたいのがすごい
取れますと
そのログを取れることによって
その人が一体何を求めてるのかみたいのが
そこから見える化できるでしょうと
それを元に無意識
意識して言葉にはしてないんだけど
無意識に行動をしちゃってるところから
みんなが何を求めてるのかみたいのを導き出して
それでルソーが言ってる
一般意志を実現していこうみたいな
アイデアだったと思うんだけど
なんかすごい俺はいいなと思って
今言ったことを自分なりにもう一回言い直すと
人々は言語化する必要はなくて
デジタル上とか実際の世界で
行動したらそれが
誰か第三者によって解釈されて
社会とか集団としては
この集団はこういう
意志の反映とデータ集計
意志を持ってるこっちの方向に
意志もベクトルとして理解する
みたいな話が出てたと思うんだよね
方向と強さを持ったもの
そういうのを解釈
解釈というか読み取って
それを読み取ったらいいんじゃないか
っていうこと?
読み取って
政策というか何をすればいいのか
っていうのを決めていけばいいんじゃないのっていう
かな?
そうね
あれを読んでて思ったのがさ
どうやってまずベクトルが
たくさん
全人類というか
例えば日本国内だったとしても
全員のログとかってきれいに取れてないと思うんだけど
取れたとしてね仮に
そこから何を一般意志として抽出するかって
結構主観的になると思うんだよね
いかようにも取れると思っていて
軸の取り方によって
この集団があるときに
これは右を向いてるっていう場合もあれば
いやいや斜め左上を向いてるんだっていうのも
軸の取り方によっていくらでもあったり
数だけが全てなんだっけみたいな
多数決であったらじゃあ今人口の多い
60歳以上の意志が強く反映されて
それって社会としていいんだっけみたいな話をしたときに
いやいやそしたら将来に向けて
サステナブルにするために
若年層の重みを多くしようとか
そういう話が出てきたりすると重みをどのくらいにするのかとか
それって全て主観的で誰か
最後に決めた人の意志が反映されると思うんだよね
となったときに
そんなデータがバーってあるから
ベクトルがバーってあるからといって
一つの結論がパッて出せるかというとそうじゃないんじゃないかな
とは思ってるんだよね
ChatGPTとかも大量の情報を入れて
それで一番それらしい
何だろう
中央値っていうのかな
平均値っていうのか
一番真ん中っぽいところの答えを出してくるのかな
と思っていて
似たような仕組みで
そこできないのかなと思って
ChatGPTもベクトルで概念を保持してるって言ってたじゃん
そこが
何だろう
大量にデータを入れたら
ChatGPTみたいな挙動で
みんなが思っている
中間というか
間の意見はこれ
みたいなのが導き出せるんじゃないかなって
簡単に
多分目的をどう設定するかによるんだよね
ゴールを何とするか
社会を
最大の人数の幸福を最大化することなのか
10年後100年後
この今の状態がなるべく維持
もしくはGDPを
減少を最小限に食い止めるとか
何を目的にするかによって
何が真ん中かっていう意味が変わってくるとかね
さっき平均値なのか中央値なのかって言ったと思うんだけど
それも
どっちを選ぶかによって
既に意志が反映されていて
そこの意志を反映させないっていうのが
さっきの
一般意志2.0
つまり一般意志の概念だったかと思うんだよね
そこに
個人の意志特定の意志は
介在しないで
みんなが思っていることを集合すると
真ん中ってこの辺りだよねっていうのが
自然と現れるみたいな
ことが分かったかと思っていて
真ん中っていう言葉にね
隠されていることがあって
例えば身近な例で
とよだくんがイメージする
例えばアイスの値段が100円だと思っていて
でも
いろんなお店を回っていくと
90円、95円、105円
120円っていうのがあって
一軒だけ300円っていうので
富士山の上で売られていたと
そこで単純に平均を取ると
今の6つのデータポイントで
300円っていうのがあると
150円とか180円とかなる
それが平均ですと
でもいやいやと中央値を取れば
大体105円とかになりますみたいな
だから真ん中って今どういう真ん中を
イメージするかによって
平均値を取るのか中央値を取るのか
かかってくるわけよね
今そのデータだけが示されていても
真ん中っていうのは自然に決まらないわけで
とよだくんがイメージしている真ん中って
どこら辺のイメージなのかによって
集約するアルゴリズムっていうのかな
集計するアルゴリズムが変わって
それに意志が反映されていると思うんだよ
誰かの
社会決定プロセスの限界
実装するときにはそうかもしれないね
絶対そこは避けられないと思うんだよね
何かを決断出すときに
何かを決めるってなったときに
そのときの誰かが
決め方を決めるっていうときに
意志が反映されると
もう一個ねこれ読んでてめっちゃ紹介したいというか
話したいなって思うのがあって
理性の限界
不可能性不確定性不完全性
限界シリーズっていうのが
講談社現代新書から出てて
この中で結構
いろんな世の中の限界とかを
話してるわけよ
一個面白いトピック
この本自体結構面白い構成で
いろんな分野の専門家とか
哲学者、科学者、学校の先生、会社員
誰誰みたいな
いろんな役の人が会話形式で話を進めていくんだけど
その中の一つが
民主的な社会決定プロセス
に関しての限界
みたいなことを言ってて
ある多数の人が集まったときに
何かを決めるって言ったときに
いろんな決定方法があるよねと
多数決とか投票して
一番多く票を取った人とか
あとはトーナメント方式で決めていくみたいな
大統領選とかも地域で代表を選んで
それのさらに投票とかさ
決め方っていっぱいあるよねと
実は
パウロスの全員当選モデル
っていうモデルがあって
有権者が
55人いるっていう過程で
5人の候補から
選ぶっていう
設定でね
その55人の有権者が1位から5位の選好順位を
記入していくと
多数決で決めるとか
何々方式で決めるっていうのを変えていくと
全員当選できるっていう状態が作れるのね
例えば
55人がある一定の順序
AからEっていう候補者がいて
順位をつけて投票しましたと
Aっていう人を勝たせたいんだったとしたら
単純に
1位の票を数えればAが一番多かったから
Aが当選するっていうふうにできるんだけど
1位と2位っていう人だけを
まず集めてから
その中でじゃあこの2人のうちどっちがいいっていうのを
投票してくださいって言って2段階にすると
Bが勝つみたいな
そういうふうに投票方式を
世の中にある投票方式を採用すると
それぞれ勝たせることができると
何が言いたいかというと
どういうふうに集計するかとかに
もうすでに意志が反映されてるの
どういうリーダーを選出したいかとか
ある選出方式をやると
みんなが好きなリーダーが選ばれる
もしくはある投票方式をやると
一番嫌われてない人が投票するとか
なんかそういうふうにそこにもう意志っていうのかな
なんかが反映されてるから
それをさっきの元の話に戻すと
やっぱりどうやって集計するかを決めるところに
意志っていうのが反映されると思うんだよね
もうそれで決まった方式で
集計した結果がもう
最終決定ですみたいになっちゃうのであれば
問題かなと思ったんだけど
別にいろんな集計方法あるよねと
こういう集計するとこういう結果になる
こういう集計するとこういう結果になるっていうのが
見えてれば
全部いろんなパターンを並べてみて
どれが一番いいんだろうかっていうところは
例えば議論とかで決めれば
いいんじゃねえのって思ったんだけど
でもその議論するのもまたさ
同じじゃない全員なのか
少数で議論してるのか
またそのベクトルがいくつかバラバラなわけじゃん
それを最後じゃあいろいろ並べて
これが一番いいんだろうかっていうところは
それを最後じゃあいろいろ並べて
これがいいと思うって決めるときにさ
同じことが起こるような気がするんだよね
どうやって決めるのかっていう
どれがいいかをそのときに
意志の決定方法と集計の意義
それを多数決で決めるんだとすると
こういう意志が反映されてると
っていう風になると思うんで
だから一般意志とかデータがあるだけで
意志っていうのかな
が勝手に出てくるってことはないんじゃないかなって思うんだよね
どっかで目的を
決めるっていう作業が入る
それをみんなで話し合えばいいんじゃないの
とりあえずなんだろうな
俺はこういうのがいいんだ
っていうのをまずぶつけるんじゃなくて
まずみんながどう思ってんのか
何を感じてるのかっていうのを全部集計して
見える化しようよっていうことなんじゃないかな
と思ったんだよねまず
見える化すると
大体このあたりに
みんな大体こういうことを感じてるんだねっていう
全体感みたいのが見えてきて
全体感が見えた上で
代表なのか分かんないけど
誰かが議論して
議論した上で最終的には
議員の多数決で決めるとか
そういう段階を踏めば
100%の答えはたどり着けなくとも
そんなに大きく外れた答えには
ならないんじゃないかなっていう
気はしたんだけどな
それが何から見て外れたかって
判断するかだよね
多分その時に
今答えから外れるみたいな表現したから
答えがあるみたいな形に聞こえたんだけど
答え
それって多分
とよだくんの
誰かの答えみたいなのが
反映されてると思うんだよね
誰かの答え
みんなで
モデルを見るんだから
別にそれはいろんな見方があっていいんじゃないの
見方
なんていうのかな
何かをすっ飛ばしてる感じがするんだよね
っていうとこもいいだし
決める段階になった時に
うまくまとまってないで勝手に
一つの見方が採用されてる
気がするんだよね
例えば日本の9割の人が
例を作るの難しいけど
極端な例にして
9割の人が今60歳以上で
10%の人が
20代ですみたいな
極端な世界になってますと
例えば社会保障費を増やして
もっと安心できる世界にしてほしい
っていうのが9割の人が思っていると
それが可視化されたと
1割の
20代の世代は
いやいやそれやると
今20代の人は
次の世代を作ることが何もできません
だからもっと教育費に
予算を費用すべきだみたいな
そこで単純に多数決を取ると
社会保障費増やしましょう
より今の生活が安心できる
暮らしにしましょうって決まっちゃうと
でも今それ多数決じゃなくて
いやいやそうすると
10年後に先が短くなると
だからバランスを取って
教育費の方にもちゃんと
一般意志とは何か
配分しましょうみたいな話をしようとすると
それって誰かが
誰かっていうのかな
今多数決から違う方向に変えたじゃん
やり方をバランスを取るみたいな
その時に
ちょっと上手い説明の仕方ができなくなって
できない気がしてきた
今の例で俺が思ったのは
歳より60歳以上の人も
自分が
自分の生活が楽になればいい
とは思ってると思うが
子供とか孫とかが
どうなってもいいやとは思ってない
気がしていて
多数派が仮に60歳以上だったとしても
彼らの
特殊意志を総合して
一般意志に集約したら
ちゃんと若い世代にもある程度
配分するっていう
一般意志が出てくるんじゃないかな
って俺は思ってるんだけど
それが今とよだ君がイメージしてるのが
1%の話なのか30%なのか50%なのかって
結構曖昧だけど
それを集約したら実はみんなちょっとは
内心思ってるけど1%で
自分の方の明日の方が心配で
そんなに自分で目の前で
お金渡されたらやっぱり
99%は自分たちに払えみたいな
なんかそういうことが分かったとするじゃん
そしたらどうすればいいってなる
それはもうみんなが本当にそういう風に思ってるんだったら
そうした方がいいんじゃないのかな
その9割の人が99%を
今の60歳以上にお金を使うべきだって言って
言ったらそうして
そういう
種族なのであれば
それがいいんじゃないの
でも俺は人間ってそういう種族ではないと思うので
そうはならないんじゃないかなと思うけど仮に
そういう種族今が一番大事なんだっていう
普遍的な価値観を持ってる種族なのであれば
別に未来の子供とか
孫とかを犠牲にして今を
今が良ければいいみたいな
意志決定になるのは別に間違ってないんじゃないかな
って気がするけどね
そのせいで例えば自分の種族が
絶え滅んでもそれは自業自得というか
その人たちが望んだことなんだから
それでいいんじゃないのって俺は思うが
それはそれで一つの幸せな
終わりの形なんじゃないかなって気がするんだけどね
そうだね
たぶんこうあるべきみたいなのが入ってくると
たぶん絶対誰かの意志というか
特定の
特定の誰かの特殊意志が混じってくるんだけど
たぶんこうあるべきみたいなのは
たぶんないんだと思うんだよね一般意志には
そのみんなの考えてることを集合して
出てきた一般意志が
正しいのであって
何らかの基準に照らし合わせて
その一般意志が
いいか悪いかとか正しいか間違ってるかじゃなくて
一般意志になったものがもう正解というか
だからさっきの例で言うと
年寄りを大事にして若者は
見捨てていいよっていう一般意志が
みんなの考えを総合すると出てくるのであれば
なんかそのね意志
いやなんかねやっぱデータそのなんか個人の
思いっていうかその点がいっぱいある状態
まではいいんだよねでも
なんか聞いたり集約をしようとする時点で
やっぱり何か
自然に存在している一般意志っていうのはありえない気がするんだよな
自然に存在する一般意志
一般意志
一般意志っていうのはあくまで
なんだ哲学的
理想概念なので
それをそのまま多分現実世界では実装できないんだけど
限りなくそれに近づけるように
どうしたらいいのかを考えられると思っている
一般意志2.0の考え
なるほどね
でそれの一つの考えが
東さんの一般意志2.0で書かれていたことが
ちょっとヒントというか
なのではないかなっていう気はした
なるほどね
次回へ続く
01:05:44

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