ちょうど先日私も渋谷ヒカリエでやっていたブックフェスに行ったんですよ。
これが放送される頃にはもう終わってしまっているので申し訳ないのですが、
そしたらその時ちょうど小泉京子さんがトークショーをやっていらして、
遠くから聞き覚えのある声だなって思ったんだけど、
小泉さんのラジオかなんかが流れているだけかと思ったら、
本人がいるってなって本人がいらしてびっくりしました。
小泉さんって声がすごくいいですよね。
甘ちゃんのナレーションの時も思ってたんですけど、
高くもなく低くもないけど雑味がない声というか、
すっと通る声で、そしてちょっと甘さがありますよね。
割とカジュアルにお客さんからの質問に答えていらっしゃったりして、
お客さんからの質問で小瀬を書いたりしないのかって聞かれたのかな、
ちょっとよく聞き取れなかったんですけど、
その時に小泉さんが今自分は59歳で、
歓歴まではきょんきょんでいようと思っていると、
でもその先は何になろうかなって今ちょうど考えているところなんですって
おっしゃってたんですよね。
だから小瀬が小泉京子っていう可能性もあるっていう意図で
答えになったのかもしれないんですけど、
日本中で誰もが知っているきょんきょんを経て、
次またこれから何か違うものになろうって思ってるってすごいことですよね。
かっこよーと思って。
今すでにプロデューサー的なお仕事もされていますし、
作り手になったり、小瀬を書かれたり、誰かをプロデュースする
裏方に回っていく方針なのかなと思いきやですよ。
4月クールのドラマ続々最後から2番目の恋の主演もされるんですもんね。
月久のヒロインかーすごいなーって。
もうちょっときょんきょんでいるってそういうことなのかなと思ったりして、
小説家になるのはまだもう少し先かもしれないですね。
そしてすごく思ったのは、
ブックフェアにせよ、あちの書店にせよ、
図書館でもそうなんですけど、リアルに本が並んでいる場所に行くっていうのは
インプットが多いことですよね。
きょんきょんに出会うってことはめったにあることじゃないですけど、
セレンディピティがあるし、人生観を変えるほどの出会いがある確率が
多い、高い気がします。
NHKのベラボを見てますか、ベラボでも。
本を読むときに、
本屋ってなーずいぶんと人に月を与えられる秋内だと俺は思うけどなーって
安田健さんが言ってましたよね。
さて、今日も勝手に貸し出しカードをお出ししたいと思います。
今夜の勝手に貸し出しカードは、そんな本屋さんにまつわる書籍を2点ご紹介したいと思います。
1冊目は本の雑誌編集部編集の書籍です。
1冊目は本の雑誌編集部編の本屋開く。
2冊目は、飯美波さん著渡辺雅香さん訳石橋孝文さん解説の
韓国の街の本屋の生存探求という本です。
まず1冊目の本屋開くという本はですね、タイトルの通り本屋さんを開いた人たち22人の店員さんが
文章を集めたアンソロジーになっています。
どうして本屋を開いたのか、どんな苦労があったりなかったりしたのか、
どんな志でやっているのかをそれぞれの言葉で綴られています。
この本ですね、インタビュー形式じゃなくて、あえて一人語り形式というか、
ご本人が書かれているのかな、僕はこう思っていた、僕はこう考えているみたいな
自分語り形式になっているところがすごくいいんですよ。
よりそれぞれの方のストーリーとか個性が出ている感じがします。
純粋に本屋に憧れる人、いつか本屋さん、書店を開いてみたいなと思っている人とか、
書店を愛する人だけのための本ではなくてですね、
ビジネス書としても読み応えがあります。
お客さん、こういうことをすれば集まってくれるんじゃないかという見込みが甘かったとか、
思った以上に経営的に苦しい、そしてコロナもありました。
そんな中で当初の志、街の文化をつくるとかね、
何々が集える場所につながっていくことが大事だと思っています。
数字になっていかないとスタッフや関わる人も離れてしまうし、
求めるものと違ったお客さんも来てくれないわけで、
でも志を失っていいのかっていうジレンマですよね。
書店経営に関しては、
本屋さんと書店の経営に関しては、
本屋さんと書店の経営に関しては、
本屋さんと書店の経営に関しては、
書店経営に限らずお店をオープンするとか、
新規事業を立ち上げるとか、
そういう葛藤って必ずあることですよね。
そんなスタートアップの苦悩と、
曲げたくない、曲げられない境地の狭間で苦悩する、
アントレプレナーたちの読み物として、
いろんな人にぜひ読んでもらいたいなと思う本です。
あと私にとっては、自分の仕事に誇りが持てない時に読むと、
元気が出ます。
元気が出るというか、活を入れられるみたいな本です。
この本に出てくる22の書店は、
私のデスティネーション、土地に行く機会があったら立ち寄ってみたいなと思う書店として、
Googleマップにブックマークしたりしています。
このやり方は、普段道を調べるのにGoogleマップを使っている人にすごくおすすめです。
お店の名前すぐ忘れちゃうんですけど、
Googleマップに保存しておけば、行った時に、
この辺に何かあったなって思ったより中心地から遠いから、
新幹線までに寄れるかなとか、寄れないかなとか、
タクシーなら行けるだろうかとか、
そんな風に予定を考えるのにも便利に使っています。
さてもう一つ、韓国の街の本屋の生存探求という本をご紹介しましょう。
韓国もですね、日本と同様に日々どこかで書店が毎日閉店になっているという状況のようです。
でも一方で独立系、個性派な書店が生まれていて、
本屋巡りとか、紙の本を読んでいること、手にすること自体が、
一種のファッショナブルなものとして、若い世代を中心にブームであると。
最近はですね、テキストヒップなんて言って、
この本に書いてあったわけじゃないんですけど、
韓国の流行り言葉としてテキストヒップなんて言って、
ショート動画とか、そういう動画、刺激の強い動画に、
ちょっと職商気味な若者がテキストを読書する自分っていうのが、
ヒップでクールであるっていう風に流行っている部分があるっていうのを読んだりしました。
リアルな書店、韓国流に言うとオフライン書店が、
再びビジネス的な盛り上がりを見せるレベルではないのかなと思いますけれども、
若者、若者ってなんかちょっとババ臭い言い方ですけど、
若い世代の人にとってのアナログへの憧れとか、
ノスタルジー趣味みたいなものもあるでしょうし、
アイドルの人が空港に降り立った時に、
ファンがわーっと集まっていて、
その時にバッグに入っていたり、手に持っていた本が、
わーっと流行ったりするとかっていうのはね、
なかなか面白い現象ですよね。
あとはその背景というかオブジェとしての、
書棚、本棚っていうのは、やっぱり圧倒的にパワーがあるものだなと思いますね。
この本の著者は、結構その辺はクールに、
冷静に分析しているので、その辺も面白いですが、
韓国に行かれたことがある方は、
ピョルマダン図書館の写真を撮ったことがあるかもしれないです。
ホール、天井まで続く書棚、本棚、
どこから見てもインスタ映え、写真映えする感じなんですけど、
上の方はもう全く手が届かないから、
あれは図書館としての機能は果たしてなくて、
もう本当にインスタ映えのオブジェみたいな感じで、
モールの集客として機能しているんでしょうね。
それほどエンタメに強い韓国でさえ、
そしてその中でも、
成端の書店が熱狂的なファンを集める政治的なポジションを得たとしても、
成り割として、稼ぎとして本を売った収入だけでやっていくのは非常に難しいということが、
この本には冷静に書かれています。
別の収入とか本業があって、
ライフワーク、生きがいとしてやるとか、
ブランディングとして本もありますというような、
インスタ映えとしての機能があって、
そういうやり方しかないのかなというのは、
ちょっと悲しい気持ちにもなったりしますが、
この本も2020年に韓国で出版されていて、
翻訳版は2022年に出ているんですけれども、
たくさんたくさんこの中に出てくる、
行ってみたいなと思う本屋さんを、
たくさんたくさん買って、
たくさんたくさん買って、
たくさんたくさん買って、
たくさん買ってみたいなと思う本屋さんを、