というわけで、ふみこふみっくすさんのリクエストにお答えしまして、今夜の勝手に貸し出しカードは、ジェフリーディーバーの短編集、サプライズエンディング、わなとサプライズエンディング、うそという2つの文庫本にしました。
文体とかキャラクターのテンション、世界観がお好みに合うかどうか測るのに、まずは短編集で手をつけてみるのはどうでしょうというご提案です。
ジェフリーディーバーといえば、ミステリー界のどんでん返しのイリュージョニスト、魔術師とか、ジェットコースターミステリーの巨匠とか、いろんな行業史異名が、大名詞がいっぱいある大作家の一人だと思うんですけれども、聞いたことある方も、読んだことある方もいらっしゃるかもしれません。
代表作はリンカンライムのシリーズとか、キャサリンダンスのシリーズとか、これまた世界的なヒットシリーズをお持ちで、私も新刊が出てたら買いたいなって思う作家さんの一人でもあります。
今日ご紹介するこの2つはどちらも短編集なんです。罠と嘘と2冊とも日本オリジナルの短編集だそうで、ジェフリーディーバーが個別にオンラインとかで発表していたものを収録してまとめて、サプライズエンディング、驚愕の結末集っていうタイトルが、サブタイトルがついてますけれども、
このタイトルはディーバー自身が本名、本人が命名したそうです。そんなね、鈍然返しの魔術師イリュージョニストとか呼ばれる人が、自らサプライズエンディング、驚愕の結末集ってつけるっていうのはすごいことですよね。
大谷翔平が世紀のスーパースター、奇跡の逆転ホームランを打ちますって、自ら先に予告するみたいな、そんな感じですかね。ちょっとよくわかんなくなっちゃった。自ら期待値をどんだけ上げるんだ、みたいな感じですよね。
そんなふうに、鈍然返しがあるぞって先に言って期待値を上げられると、簡単には騙されないぞっていう気持ちに読者としてはなりますけれども、そこまでハードルを上げておきながらも、ちゃんとカタルシスを感じられる、短い中にもひねりが効いたプロットになっている小説なんで、お見事。
お見事としか言いようがない感じでした。
一冊に4ペンずつ収められているので、すごく短いというよりは中短ペンぐらいの長さでしょうか。
この8本の中で、私が一番好きな気に入ったやつを一つご紹介します。
この8本の中で、私が一番好きな小説を紹介したいと思います。
この8本の中で、私が一番好きな小説を紹介したいと思います。
それでディーバーの短編集には、気をてらっただけの鈍電返し、安易な小細工みたいなことではなくて、
すごく無駄なく、全部が伏線、全部が前振りみたいな感じで、緻密に作られていて、
ああそうか、そうなるかっていうやられた感じがあります。
どんでん返し どんな話かって言いますと 町の犯罪組織を摘発するために作戦を考える 協力をしてほしい捜査に協力をしてほしいっていう風に警察から頼まれた人気作家
人気ミステリー作家が その悪党を罠にはめるための筋書き プロットを考えるっていう話になっています
ミステリーの対価とはいえ ただの資生の作家の一人が 犯罪捜査に協力してくれって言われるってことからして ちょっとやや無理めの設定だと思うんですけれども
そこもスロープがうまく作られていて そういうこともあるかなって思わせる作りになっています
冒頭 主人公からすると ちょっと格下の女性作家と対談するっていう場面から始まるんですね
ここからかなり引き込まれる 小説好き ミステリー好きとしては すごく引き込まれるスタートになってるんですけど
さてそれがどう転んでいくのかっていうのは 短いだけに何を喋ってもネタバレになってしまいそうなんでこの辺りにしておこうとやめておこうと思います
ぜひ読んでみてください
私 この本をですね つい最近 人間ドックに1日行ってまして
その検査と検査の合間に待ち時間に読もうと思って 持って行って読んでたんですよ
2冊とも
人間ドックって診察着みたいなやつに着替えて 小バッグみたいなものを出せてくれるじゃないですか
そこにこの文庫簿を入れて持ち歩きながら読んでたんです
なんかこう いい感じにぐいぐい読み進めたところで
はい次何番の方どうぞ 次の診察室にどうぞって呼ばれちゃって
ああいいとこだったのになって
でまた次の診察終わったら椅子に座って ちょっとまた先を読んでっていうのを繰り返して
すごく充実した1日だったんです
検査は疲れたんですけど
なんていうか 久しぶりにそういう体験をしたなって思って
最近やっぱりちょっとした隙間時間を埋めるのは ついついスマホを見てしまうし
まあ見たいと思って見たわけでもなく
なんとなく見るともなくSNSを見ていると 時間を費やしてしまうし
会社のメールもチェックしたり 平日だったのでチェックしたりしていると
時間というのは過ぎていくんですけれども
あえてちょっとした待ち時間に文庫を読むって やっぱいいなと改めて思ったというか
昔はねそれしかすることがなかったから
歯医者さんとか銀行とかちょっと出かけるっていう時は
なんか短編集でも1個持ってていこうかって思ってたんですけど
最近はそういうのやらなくなってたなと思って
そんなちょっとした隙間時間にちょびちょび読み進めるにも
すごくおすすめな罠と嘘でした
ジェフリーディーバー読んでみようかなって思った方には
ぜひリンカンライムシリーズとか 大きなビッグシリーズを読んでいただきたいんですけど
リンカンライムは映画とドラマにもなっているので
もしかしたらちょっとそっちを先に見てみるっていうのも
いいかもしれないなと思ってご紹介します
リンカンライムどういうシリーズかというと
ライムは捜査官なんですけど科学捜査官なんですけれども
捜査中の不良の事故で手足が麻痺状態となっていて
首から下が動かせなくなっているんですね
指と頭を使って彼は部屋から一歩も出ずに
ベッドとか車椅子の上で履いていく機器を駆使して
現場の証拠を分析して犯人を追い詰めていく
割り出していくっていう面白さがあります
その動けない現場に行けないライムに変わって
彼の目となり足となり現場に這いつくばって
文字通り這いつくばって証拠を収集するっていうのを
女性の捜査官アメリアっていう
彼女が活躍することでライムの捜査が進んでいくっていう話で
アメリアとライムのバディ者でもあるんですね
そんなそのリンカンライムシリーズの一作目で
知名度が高い上がるきっかけになった
ボーンコレクターっていうのは
皆さんも聞いたことあるかもしれないんですけど
ボーンコレクター映画になってまして
リンカンライムをデンゼル・ワシントンがやってるんですよ
アメリアはアン・ジョリーナ・ジョリーが演じてるんですね
これ1999年の公開とありましたんで
もう20年以上30年近く前なんですね
だから2人ともデンゼル・ワシントンもアン・ジョリーナ・ジョリーも
すごい若くてみずみずしきらきらしてるって感じで
アンジーはちょうどその17歳のカルテが
注目を集めたちょっと後ぐらいなのかな
なんか警官の服装がとっても似合っていて
ちょっとアクションシーンっていうか
カチキで無鉄砲みたいな役でもあるんで
そんなアメリアは多分アンジーにはハマリ役で
出世作の一つなんじゃないかなと思いますね
ぜひ見てみてください
印象的だったのは
ボーンコレクター公開した直後も見た記憶があるんですけど
最近ちょっと紹介しようと思ってもう1回見たんですけど
印象的だったのがスマホとかがまだない時代なんで
アンジーがアメリアが現場近くにいた子供に
お金を渡して使い捨てカメラを急いで買ってきてって
お願いするシーンがあるんですよね
今だったらスマホで録音も録画もできると思うんですけど
使い捨てカメラを買ってきてもらうんですよ
ライムに写真の撮り方が上手かったおかげで
よく助かったみたいな褒められたりするシーンもあったりして
科学操作とはいえPCもすごいでかくて
昔のPCですし
ちょっとすごくアナログな感じもありまして
それもまた味わい深いっていう感じがしましたね
今ちょうど古畑忍三郎をネットフリックスでやってますよね
見てますが
あれも30年ぐらい前だから
もちろんスマホはなくて
携帯も特別な人しか持ってないみたいな感じかな
だからこそ成立するトリックとか
アリバイ作りとか
犯人と古畑さんのエレガントさが際立ってる感じもあって
味わい深いですよね
さてちょっと話が逸れてしまいました