EP.250▶︎今夜のお話: 発売直後のテレパシー的リクエスト / なぜか泣いてしまう/学校の体育館の匂い / 自分の記憶が物語としてほどけていく感覚 / 「強くてやさしい」エッセイの書き手としての矜持 / 勝手に髪を切られた日の、上司の言葉 / 「平気な顔」をしなくていい、初めての年齢を生きる私たち
▶︎今夜の勝手に貸出カード
・中前結花さん著『ドロップぽろぽろ』(講談社) https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000425125
幻のZINEがベースとなった、著者3作目となるエッセイ集です。嬉しいとき、悔しいとき、わけもなく溢れてしまった涙の記憶を、ぽろぽろと拾い上げた全15篇。大人になってもすぐに泣いてしまう人にも、涙をずっと我慢している人にも。読むとじんわりと温かくなるお守りのような一冊です。
▶︎あわせて読みたい「心の扉をひらくエッセイ」におすすめの本
・中前結花 著『好きよ、トウモロコシ』(私家版/文庫)
・中前結花 著『ミシンは触らないの』(私家版)
・山本文緒 著『再婚生活』(角川文庫)
▶︎番組概要
夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。毎週水曜日の夜に、リスナーの方のお悩みや気分のリクエストにおこたえして、本を1冊、勝手に貸し出しいたします。読んでも、読まなくても、”あしたが楽しみになる”読書の時間を共有する図書室です。ぜひフォローをお願いします。
▶︎本のリクエスト、番組へのメッセージはインスタのDMよりお送りください
https://www.instagram.com/batayomu/
▶︎番組ハッシュタグ: #真夜中の読書会
▶︎MC: バタやん(川端里恵・KODANSHA)
1979年生まれ。2002年に講談社に入社。広告営業、女性誌「with」「VOCE」「FRAU」「mi-mollet」編集部などを経て、今は人事・総務を担当しています。文芸編集者も漫画編集者も経験していないけど、本と漫画と雑誌を読むのが好きです。メンタルケア心理士。 ※講談社の出版物に限らず紹介します。発言や感想は、完全に個人の見解で会社を代表するものではありません。
X|@batayan_mi
Instagram|@batayomu
▶︎noteで紹介した本をまとめています| https://note.com/batayan_mi
▶︎YouTubeでも配信はじめました! → https://www.youtube.com/@batayomu
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
このエピソードでは、リスナーからのリクエストに応え、中前由加さんのエッセイ集『ドロップぽろぽろ』が紹介されます。この本は、喜びや悔しさ、理由のない涙など、様々な涙の記憶を綴った作品で、大人になっても泣いてしまう人、涙を我慢している人、どちらにも寄り添う内容です。パーソナリティのバタやんさんは、この本を読みながら自身の幼少期の記憶や感情を呼び覚まされ、執筆に時間がかかったと語ります。特に、小学校での映画鑑賞会で泣き出してしまったエピソードや、髪を切られた日の上司の温かい言葉に触れたエッセイ「スーパーマンじゃない」が印象的だったと述べられています。また、ディスレクシアで読書が苦手なリスナーからのメッセージも紹介され、本との出会いが勇気を与えたことに感謝が伝えられました。番組の最後には、「何歳になるのも初めてなのに、みんな平気な顔をして生きている。それは苦しくもあるけれど、前を歩いてくれている人がいるのは心強い」というエッセイの一節が引用され、リスナーへの励ましとして贈られました。初めての経験に戸惑いながらも一生懸命生きる人々への共感と、無理に「平気な顔」をしなくても良いというメッセージが込められています。