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2024-04-10 12:17

読み終えてない本たち。連休までとっておく楽しみ

今夜は、今読みかけの本、GWの連休に読もうと思っている本をご紹介します。


・ザキヤ・ダリラ・ハリスさん著、岩崎徳子さん訳の『となりのブラックガール』

・小橋めぐみさんの『アジアシネマ的感性』

・菅野優香さんの『クィア・シネマ』

・小林祐児さんの『罰ゲーム化する管理職』

・中谷一郎さんの『中間管理職無理ゲー完全攻略法』

・最果タヒさんの『恋がきみで死なない理由』


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真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室へようこそ。
こんばんは、KODANSHAのバタやんこと川端です。
真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室では、
水曜日の夜に、ほっとできて、明日が楽しみになる、
おテーマに、おすすめの本や漫画、紙フレーズをご紹介します。
第169夜を迎えました。
今夜はお便りをお休みしまして、今読んでいる本、
ゴールデンウィークの連休に読もうと思っている本を、
ご紹介したいと思います。
私は今、KODANSHAの人事部にいるんですけど、
3月、4月は採用面接と、新入社員の研修と、
今年度の人事計画とか、春冬ボーナスとか、
いろんなものが重なってきてまして、
土日両方しっかりお休みっていうことがあまりなくてですね、
まとまって本を読む時間が取れていないっていう感じなんです。
私、もともと並行して複数の本を読むタイプでして、
一冊読み終わってはい次じゃなくて、
同時期にいくつかの本をちょびちょび読み進めるのが好きなんですね。
でもまとまって読み切るための時間が取れないと、
ちょっとだけ読み進めてまだ途中っていう本が、
すごい溜まってきちゃってまして、
なので今日はちょっとそんな読みかけの本たちをまとめて紹介する回としたいと思います。
さて一冊目はザキア・ダリーラ・ハリスさんの
隣のブラックガールという翻訳小説です。
この本の舞台はニューヨークのミッドタウンにオフィスを構える
老舗の大手出版社なんですね。
そこは白人だらけの出版社で、
主人公ネラはたった一人の黒人女性なんです。
いろいろと不愉快なこととか差別的なこととかあるわけなんですけれども、
もう一人そこに新しく黒人女性が入ってくるんですよ。
ヘイゼルっていう人なんですけど、
仲間が増えた嬉しいってなるかと思いきや、
そこからヘイゼルの周りでおやおやということが起こっていくという小説なんですね。
面白そうでしょ。面白いんですよ。
語り口もユーモラスですし、ぐいぐい読める感じで。
プラダを着た悪魔とゲットアウトを混ぜたよう投票されているみたいなんですけれども、
確かにお仕事小説でもあり、社会風詞的でもあります。
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そしてポップなところも私の中では好みですね。
今どこまで読んだかというと、ヘイゼルがどうもボスのお気に入りっぽいぞっていうね、
先輩アシスタントであったネラを出し抜いて、
なんかいろんなことに抜擢されていくんだけどどうしてってとこまで読みまして、わくわく止まってます。
さて次はですね、小橋めぐみさんのアジアシネマ的感性を読んでいます。
小橋めぐみさんはですね、実は私の高校の同級生でして、
女優さんなんですけど、とても読書家で書評も書いています。
彼女のセレクトをとても信用してましてチェックしているんですけど、あひそかにですね。
この本はアジアの映画を紹介した本でして、
私もアジア、中国とか台湾とか韓国で作られた映画やドラマが好きなので、
好みの作品が見つかるといいなと思って読んでいます。
結構ネットフリックスとかユーネクストとか配信で見られそうな作品もあるので、
ゴールデンウィークに見てみてまた本を読もうかなと思っています。
中で紹介されていた、別れる決意というのが気になっていて、
これをまずは見てみようと思っています。
もう一つ映画にまつわる本です。
こんな感じで私はわりと連鎖的に似たジャンルの本を重ねて読むことが多いかもしれないです。
もう一つはカンノユウカさんという方のクイアーシネマという本を読んでいます。
世界と時間に別の方法で存在するためにという副タイトルがついてまして、
ジェンダーとかセクシャリティーそういった視点で、
イチコックやオードリーヘップバーン、原節子さんとか高倉健さんとか、
そういういわゆるシネマ、本当に銀幕のシネマっていう感じの映画を改めて解説した本になっています。
最近の作品だとクイアーな視点と言いますか、
ジェンダーとかセクシャリティーとかが注目されていたり、
そういった主人公が描かれている作品が多いんじゃないかなとも思いますけれども、
名作もそういう視点で掘り下げるって面白いですよね。
確かにオードリーヘップバーンは過剰に性的な女性性とは対極にいるような、
そういう魅力がありますよね。
この本の中ではあくまで少年のような女性性がヘップバーンのスター性っていう表現をされてたんですよ。
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なるほどって思って、コケティッシュとかっていうより少年っぽいのかもしれないですね。
そうとは思ってはなかったですけど、言われてみれば私の中ではリボンの騎士みたいなイメージです、ヘップバーンって。
続いてはまたちょっと全然違うジャンルなんですけど、ビジネス賞2冊。
小林雄二さんの罰ゲーム化する管理職っていう新書と、
中谷一郎さんの中間管理職無理ゲー完全攻略法っていう本を読んでます。
どちらも日本の管理職の辛さを書いてまして、処方箋も解説された本です。
すごく勉強になるし、そうだよねーってめっちゃうなずきながら読んでいます。
私自身が今すごく悩んでいるとかではないんですけど、
人事部としては管理職の方をサポートする立場でもあるので、
もし聞いてくださっている方で今管理職として悩んでいる方がいたら2冊ともとてもおすすめします。
留院が下がるみたいなところもあるかもしれないですね。
あとこういう状況で悩んでいるのは自分だけじゃないのかって思えるところもあるかなって思いました。
そして今日ご紹介する最後の1冊は、
最果てたひさんの恋が君で死なない理由っていうエッセイ集です。
最果てたひさんの本は何度かご紹介をこのポッドキャストでしているので、
私が大ファンであるってことはバレてるかもしれないんですが、
これはですね、あっという間に、ページ数も割と短くてあっという間に読めちゃうだろうけれども、
もったいないから撮っておこうと思ってわざと読み終えずに撮っている本です。
今日はこの恋が君で死なない理由から紙フレーズをご紹介して終わりたいと思います。
私は理由があって怒らなくてはならないタイミングで怒るのが嫌いだ。
それはやらなくてはならないことで出陣でしかないからだとあります。
理由があって怒らなくてはならないタイミングで怒るのが嫌いだって、
すごいなぁと思って、そうなんですよね。
私自身はあんまり何かに怒りを感じたり誰かに怒ったりすることがないタイプなんですけど、
理由があって怒らなくてはならないタイミングっていうのは結構あるといえばありまして、
立場的に怒らなきゃいけないとかっていうのって、
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先ほどご紹介した中間管理職、無理ゲー、完全攻略法とか、
罰ゲーム化する管理職とかにもつながるかもしれないんですけど、
理由があって怒らなくてはいけないならないタイミングで怒ることを求められることっていうのは、
結構あるのかなぁと思いますね。
こういうふうに言い切ってくれるととてもほっとする感じはあります。
この本はですね、「恋で君が死なない理由」という本の帯には、
最高に自由でリリカルな最新エッセイ集って書いてあって、
その通り最果てさんのエッセイの中ではこの本は比較的怒っているとか、
イライラしているとか、ネガティブな感情をぶつけている文章が結構多いかなという印象です。
でもそうやって人が怒っているのを見ると癒されるっていう部分もあるなって思いました。
この文章の少し先にはですね、ちょっと続けて読みますが、
少し前まではSNSもインスタ映えとか、映えるとかバズるとかっていうことが
一般的に多くなってきているんですけど、
今はそういうのが少しずつ増えてきているんですけど、
今はそういうのが増えてきているんですけど、
今はそういうのが増えてきているんですけど、
少し前まではSNSもインスタ映えとか、映えるとかバズるとかっていうことが
勝負の決め手みたいになっていたような気がするんですけど、
何でせるか、勝負を競うかっていうポイントで言うと、
最近はその誠実さを競うみたいになってきているのかもしれないですね。
またちょっと何か怖い感じがしますよね。
というわけで、春はどういう方も多分環境が少し変わったり、
ご家族の環境が変わったりとか、
周りの人が、メンバーが入れ替わったりとか、
いろんなそわそわするところも多い時期なのかなって思います。
皆さんの今、つんどく、つんどくって言わないようにしてるけど、
なみまち本、あるいはちょっと連休にとっておいている本は何でしょうか。
また聞いていただけたら嬉しいです。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
さて、そろそろお時間になってしまいました。
真夜中の読書会おしゃべりな図書室は、
皆様からの感想やリクエストをお待ちしています。
12:00
インスタグラムのアカウント、また読むから是非メッセージをお送りください。
それではまた来週水曜日の夜にお会いしましょう。
おやすみなさい。おやすみ。
12:17

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