1. 場末のラジオ〜ゆるゆるネット回顧録〜
  2. #43 パソコン雑誌(前編)ベ..

栃木、新潟、沖縄という離れたところでたまたま同じような仕事をしている同世代のおっさんたちの場末の会話。今回のテーマは「パソコン雑誌」。ネットもなく情報源が限られていたあの頃。マイコンベーシックマガジンにログイン・ポプコムなどのパソコン雑誌は若かりしおっさんたちの貴重な情報源だったのでした。


※うろ覚えで徒然なるままに話しています。不正確な情報も多々ありますが、場末のおっさんの話としてご容赦ください。

サマリー

かつてのパソコン雑誌の貴重な情報源について語り合われます。パソコンを持っていないのにショーウィンドウの楽器を眺める少年のようにただただ眺めている人もいますね。

パソコン雑誌の黎明期
あちらの奥のテーブル席に、ITに詳しい3人が黎明期のインターネットについて語ってますよ。ちょっと聞きに。
場末のラジオ
はい、場末のラジオでございます。今回もこの3人でお送りいたします。ハッシーです。
はい、さとおっさんです。
エコゾウさんです。みんなよろしくね。
はい、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
はい、新年ももう明けて、もうお正月気分も抜けようとしておりますが、いかがお過ごしでございましょうか。
平常運転でございます。
はい、まだまだジングルベルが流れてる時に収録をしております。
収録は。
ということで、今回のテーマはですね、パソコン雑誌ということです。パソコン雑誌、今でもね、今、なかなかなくなってきましたね、パソコン雑誌。
そうよね。
ね、追いついていかなくなっちゃってるっていうのもありますけど、昔は貴重な情報源でした。
でした。でしたでした。
特に、ネットがない時代ですね。
そうですね。
はい。えー。
今、ずーっと、さかのぼりますとですね、えー、もう、むかーしむかしになると、それこそ、えー、マイコンベーシックマガジンですね。
うん。うん。うん。
それから、Oh、Oh!PCとか。
はいはいはいはい。
なんか、みんなOh、Ohで何、全部出てんだみたいな感じで。
うん。
なんでOhだったんだろう。
絶対絶対。
絶対ね。
あれってどこですか?アスキー?
Ohシリーズはどこなんだろう。
ね。
どこだったっけ。
調べないといけないね。
あったかなぁ。
あともう一個、マガジンが付いた。
IOですね。
あ、IOなんすか。
IOなんすか。
うん。
あー。
もう一個なんか、なんとかマガジンだろ。
おー。
んーと、あとね、あ、でもOh!PCはソフトバンクっすね。
あ、ソフトバンクなんだ。
うん。
出版社だった頃ですね。
そう。日本ソフトバンク。
うん。
あー、そっか。
うん。
うん。
そうだな。それこそあの、ベーマガ出してる電波新聞社は、パソコン技術っていうので確か出してたはずですよね。
えー、パソコン技術だったの?最初は。
あれの、その、ベーシックに特化したってベーマガだったはずなんですよ。
あー。
なるほど。
じゃあ最初は、別冊みたいな感じだったんだ。
うん、そうそうそうそう。
なるほどー。パソコンやー。
パソコン技術じゃなかったかなー。なんかだったような気もしたんだけどなー。
えー。
お世話になったなー。マイコンベーシックマガジンには。
そう。
ベーマガは、そうっすね。
でも、とはいえ僕はライトな小学3年生とか4年生くらいだったんで、
うん。
あんまり難しいこと読んでもわかんないんで、
そう。
もう、一目散にPC6001のプログラムのページを開いて、
ひたすら10番から打っていくっていうね。
うんうんうんうんうん。
いいよなー、でも。
なんで、なんで動かねーんだーって。
散々、散々作った挙句、えー、データレコーダーに、カセットテープに、
セーブしようとすると必ずフリーズするっていうね。
うーん、なるほどね。
で、全部、泣く泣く電源を切るっていう、ことの繰り返しでした。
あー。
と、当時ってプログラム打ち込んだら、
あ、ここがエラーだよとかって出てなかったよね。
あ、でも、行番、どこの番号でっていうのは出た。
あ、出た。
はい。
出るのと出ないのがあったんですよね。
えー、そうなんだ。
そのー、単純に間違ってるところと、
うん。
その行番号のエラーが、その前の、たどっての前の方のエラーが影響して出てるとかもあったので、
うーん、そうですね。
なかなか、それがね、難しい。
ポップコムとログイン
シンタックスエラーみたいに単に入力ミスじゃない例もあるから。
うーん。
そうなんですよね。
だから見つかんないんだよなー。
うん。
なんていうか、何が悪いのかわからないみたいな。
うーん。
そっか。
あ、そっかそっか。
えーとね、ベーマガのね、ちょっとあの、あれは少し訂正しなきゃいけなかったですね。
うん?
えーと、姉妹誌として月刊マイコンっていうのがあったそうです。
月刊マイコン。
うーん。
うん。
で、あとラジオの製作。
あー。
はいはいはいはい。
あった。
そこら辺の別冊ってベーマガだったと。
うーん。
ねー。
なんか電子工作みたいな感じなんだね、じゃあね、最初はね。
うん。
そうそうそう。
ね。
なるほどー。えーの、パソコンは持ってなかったけど、ベーマガは読んでたよ。って感じ。
すごい、それはすごいです。
いつかはね、これを自分が打てるようになるんだっていう妄想ばっかり。
あ、でもね、僕もね、Mac買う前からMacの本買ってた。
あー。
そうでしょ、そういうもんでしょ。
うん。
そう。
あのね。
うん。
ポップコムっていう雑誌知ってます?
はいはいはいはい。
知ってる知ってる。
うん。
あれはね、やっぱちょっと若干読みやすかったんで。
うん。
買ってましたね。
あー、ポップコム懐かしいね。
うん。
あの、コンピューターグラフィックであの小学館が出してたんで。
うん。
あの、ラムちゃんとか。
うんうん。
を、なんか、あの、CGで書いたりとか。
うーん。
いう感じでやってたんだよな。あの時ね。
うん。
あの、なんかね、田舎臭い女の子が表紙で。
うん。
あんまり、ほら、その当時マイコン系の雑誌で女の子が表紙になってるのってあんま少なかったんですよ。
そうだよね。
少ないっすね、確かに。
うん。で、で、なんか買ったら説明が書いてあって、なんか、あー、オーディションで選ばれましたみたいな感じで、ポカリスエットのCMに、あの、糸井重里と出てますみたいな感じで書いてあって。
うんうん。
おぉ。
名前が森高千里っていう子だったんですよ。
はいはいはいはい。
へぇー。
その数年後に、なんか、すごいミニスカートで派手な女の子で出てきちゃったから、びっくりしちゃった。同じ名前なのに、みたいな。
え、あの子?みたいな。
へぇー。
あのポプコムの子?みたいな。
もっと、それは面白いなぁ。
うん。
あー、そうだ、なんか。
ちょっと、衝撃してきた。
ポプコムは、なんか、そんな感じでしたよね。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
そうそうそう。だから、ちょっと、ライトな感じでしたよね。
ライトな感じでしたし、ポップコムとログインですよね。
うん。
あぁ、そうそう。ログインは読んでた。
いやぁ。
ログインか、ログインは、ちょっとゲームっぽい感じでした?
そうそうそう。ゲーム寄りですね。
うん、ゲーム寄り。
ね。だから、あんまりそっちの方は読んでなかったかもしれないなぁ。
あぁ。
ベーマガのゲーム関係
私も、ベーマガは後半のゲーム関係を主に読んでました。
うん。
うん。
ベーマガさ、後ろの方にハイスコア一覧表みたいなのなかったっけ?
あぁ、あったあったあったあった。
あったよね。
あったあった。
うん。あれ読んでたような覚えがある。
こんなに出すんだぁ、みたいな感じ。覚えがあるなぁ。
へぇー。
ログインはね、面白かった。あれ、パソコン持ってないけど面白かった。って感じ。読んでたんだよなぁ。
あぁ、ログインはザナドゥの攻略記事をやたら読んでたなぁ。
あぁ。ドラゴンスレイヤーとかもなかったっけ?
そうそうそう。ドラゴンスレイヤーシリーズですね。
シリーズのね。
うん。
そう。あれをね、見てね、パソコンのゲームって面白そうだなぁっていつも思ってた。なんか、トランペットがかえない少年のように。
ガラスのウィンドウの外から見てるって感じ。
あの、ブラックオニキスとかさ。
はいはいはいはい。
うん。
誰かお金持ちが話しかけてきて、パソコン買ってくれればよかったんですけどね。
そうそうそう。
いつも。
いつも思ってた。
そう。好きだったんだよな、ログイン。
でも、それこそベーマガもね、結構ゲーム関係の方が充実してきて、パソコンゲームだけじゃなくて、アーケードゲームもやたらやるようになってきて。
うんうんうん。
そっから別冊で、あの、ナムコゲームだけを出した、オールアバウトナムコっちゅう別冊を出した。
そうだよね、あれ電波新聞社だったよね。
うちにありますよ、いまだに。
ある?
うん。
あ、自分2冊買ったんだよ。1と2、1と2だったよね。
あのね、それでね、1と2買ったんですけど、1の方が、高校の時の仲間にパクられて。
あら。
借りパクだ。
借りパクだ。
そう、借りパクされて、で、2だけは、もう当時だって残ってて、その後、少し小さくした版で1と2を一緒にして、実は復刊したんですよ。
あ、そうなんだ。うんうん。
そう、それを持ってる、今。
あ、そっかー。
あれ、すごく細かく書いてたよね、オールアバウトナムコってね。
すごかった、あれ。
ね、あれびっくりした、最初。
おー、みたいな感じで。
だって、アクションゲームの全部のマップが載ってんだもん。
そう。
そうそうそうそう。
ね、すごいよね。
あの、ドラゴンバスターのさ、全迷宮が出てるみたいだとかさ。
リターオブイスターの全マップ載ってんだもん。
びっくりだよ、あんなの。
うん。
奇跡ですよね、あれなんて。
ね。
あれ、あの当時の攻略って、基盤解析とかきっとしてないよね。してるのかな?
してないっすよ。
ね。
画面のもう本当に、写真を撮りまくってでしょ。
で、繋げてるんだよね、きっとね。
うんうん。
うわーって感じ。
あ、そうだよね。スクショとかいう時代じゃないですもんね。
じゃないからね。すごいよなーと思いながら。
で、オールアバトラーモードの面白いのはさ、ナムコの最初のゲームもちゃんと収録されてたんだよね。
はい。
キングアンドバルーンだったっけ、ランソンのやつ。
あの、GBとかボンビーとかね。
そうそうそうそうそう。あ、こんなゲームやっと終わるやーみたいな感じで。
パックマンの前の方の時代ですからね。
うん。そう。
そう。
ちょっとパソコンとは関係ないけど。
うん。うん。
うん。
うん。
MSXメインの雑誌
私はMSXメインだったから、MSX関係の雑誌が多かったんですよ。
うんうんうん。
そうするとあの、MSXマガジンが確かソフトバンク系か。
うん。
で、MSXファンっていうのが本当あって、その2つがやっぱりゲームとプログラムのその記事だったんですね。
うん。
それを一生懸命ね、あのプログラムをやっぱり売ってたわけですよ。
あ、なるほど。うん。
マシン語ってやつを。
おー、マシン語打ってた。
すごいな。
うん。
マシン語がね、エラー出るとね、全然わかんなくてね、わかってたまるかね。
わかるわけがない。
あれ、当時の人って、あのマシン語って、アセンブラかけてたわけじゃなくて、あのまま売ってたってことでしょ。
はい。
だよね。
どういう判断で。
バイナリにしないで、本当に2進数だけで。
うん。
だからソースコードで見ないと、絶対わかんないやつですよ。もうそれが。
そうだよね。すごいよね。
うん。
うん。
脳内どうなってるんだろうと思ってた。
いや、でもね、やっぱマシン語で打つとね、アクションゲームとか本当やっぱ処理が早いですよね。さっすぐわかる。
うん。
機械言語だから。
そうだね。
まあね。
うん。
通訳を介さないわけですからね。
そうだね。
そうそうそうそう。
じゃあその魅力を知ってしまったら、打ち込まざるを得ないってやつですね。そう考える。
ベーシックのとろさとはもう段違いですよ。
うん。
なんか日本語でトロクセイことやってんなーみたいな感じでなんか聞こえるんだろうねきっとね。パソコンからしたらね。
そうそうそう。
あ、英語か。英語でなんかトロクセイこと言ってたーみたいな感じだったんだろうね。
そうそう。だったら早よ言えやみたいな感じだよね。
俺がわかる言語って。
そうだよ。これで仕事早いんだよみたいな感じだったわけですよ。
そうは言ってもよーみたいなね。
よーみたいな感じ。
ええ。そうそうそう。
すごいな、そう考えたらね。
はい。じゃあ前半はこの辺で一回閉じましてですね。また後半、雑誌について話していきたいと思います。
はい。では今回はこの辺で。ありがとうございました。
ありがとうございました。また来週。
場末のラジオ。
13:23

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