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あづの自分らしいキャリアを歩むラジオ、12月18日、木曜日です。
今日も聞きに来てくださりありがとうございます。
若干ね、鼻声というか声が出にくい朝なんですけど、体調はとても元気です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
課題の分離の重要性
今日は、課題の分離ということについてお話をしたいと思っています。
課題の分離ね、聞いたことある方も多いと思います。
これは、アドラー心理学の考え方で、自分の課題と他者の課題を明確にして、それぞれに対して責任を持つことという、そんな考え方です。
よくね、課題の分離をしましょうということを聞くと思うんですよね。
私もね、これ頭ではわかっているんだけど、結構難しいというか、意外と相手の課題を巻き取りがち、そういう自覚はあったんです。
でも最近ね、管理職7年目になっていて、改めてマネジメントとか管理職について学ぶ機会というか、学んでいるんですね。
そんな中で、この課題の分離をしっかりできるようになると、やっぱりマネジメントも管理職という立場において、ものすごく楽になるなという気づきが多くて、
今日はそんな話をしていきたいと思っています。
管理職の話みたいになるかもしれないんですけど、広く言うと子育てだったり、人間関係すべてにおいて当てはまることだと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。
このチャンネルは、手帳大好き、4年間書き続けている管理職ワーママのアズが、手帳の使い方や振り返りのコツ、小さな行動の積み重ねで、人生をより良くするヒントをお届けしています。
忙しい毎日でも、自分らしさを大切にしながら、一歩一歩前に進むお手伝いができれば嬉しいです。どうぞリラックスして聞いていってくださいね。
本題です。
今日のテーマは、課題の分離です。
これができるようになると、管理職としての悩みがだいぶ減るんじゃないかなと、私自身がとても実感しています。
管理職の悩みって、いろいろあると思うんですけど、誰もが一番悩むのは、私もそうなんですけど、チーム内の人間関係なんじゃないかなと思います。
メンバー同士の行き違いとか、価値観の違いとか、相性とかもありますよね。
それがちょっとした一言で空気が悪くなったり、それからメンバー間同士もそうだけど、自分とメンバーのそういう関係性っていうところにも悩むことってあるんじゃないでしょうか。
私はストレングスファインダーで言うと、調和性が第一位なんですよね。
だから基本的には争い事はできるだけ避けたいし、場の空気を良くしたいし、みんなが気持ちよく働けるようにしたい。そんな思いが強いですよね。
だからメンバー間のイサコザとか、あの人はちょっとっていう悪口じゃないんですけど、不平不満を聞くと心がザワザワするし、なんとか上手くいくように自分が間に入って、気づくと問題の間に自分が入って解決しようとしていたかなって思います。
結構調和性あるあるだと思うんですね。管理職じゃなくてもチームで仕事をする上で同じように悩む人って多いんじゃないかなと思います。
でもそういった問題の間に入って解決しようとする動きって上司として必要な関わりでもある一方で、ふとこれって全部が私が抱えることなのか、管理職が抱えることなのかなって思ったんですよね。
メンバー同士の関係性って本当だったらメンバー同士じゃないと解決できないことも多いですよね。よく言う人は変えられないっていうことです。ここでやっぱりその大事になってくるのが課題の分離という考え方です。
これに基づいてというか、課題の分離に沿って考えていくと、これは誰の課題なのか、私がチームの責任者として責任を持つことは何なのか、私にコントロールできることは何なのか、これを分けて考えることがやっぱり大事だなって、最近学ぶ機会があってそういうことを感じるわけです。
気づいたこととしては、私だったり管理職の役割はメンバー同士の仲裁ではないっていうことですよね。私にできるのは仕組みを整えることとか、そのメンバーの役割を明確にしてあげることとか、安心して話せる場を作ってあげること。
その人自身をどうにかするんじゃなくて、構造だったり仕組みを整えることなんですよね。これどこかで聞いたことあるなって思うんですけど、私が大好きなアワーホームのエミさんもいつも言われている、何かあった時は人を責めるんじゃなくて仕組みを変える。まさにこれですよね。
管理職、特に私のように調和性が高い人は、課題の分離ができてくると、優しさみたいなところは失わず、自分自身をすり減らすこともなく、さらにはチームの自立を育てられるんじゃないかなと思っています。
調和性が高い人ほど相手の課題を巻き取りやすい。本当にそうだと思うんですけど、巻き取るイコール優しさではない。そうなんですよね。ただただ相手の成長の機会を奪ってしまうこともあるんだなぁと、そんなことを改めて学びだったり、自分の日々の実践の中で感じたことでもあります。
やっぱりこの課題の分離を意識するようになると、必要以上に悩まなくなるし、自分を責めることも減ったんですよね。チーム自身をちゃんと信じられるようになる。そういういいことっていっぱいあるなって思いました。
人をどうにかするんじゃなくて、仕組みを変えること。ここにシフトできるようになると、悩みの質そのものが変わって、心が楽になるっていうことなんだなって、最近すごく思うので、今日はこんな話をしてみました。
日常生活への応用
管理職の経験が長くなっても、やっぱり悩みって尽きない。でもそのほとんどの悩みって、人間関係なんじゃないかなって思うんです。そこを乗り越えるポイントは、やっぱりこの課題の分離だなと思ったので、今日はこんな話をしてみました。
冒頭にも言ったんですけど、これって仕事上のマネジメントだけじゃなくて、子育てにおいてもまさにそうだなって思います。私も子どもの課題、わかりやすく言うと、最近だと受験生、息子が受験近くなってきて疲れも出るし、モチベーション維持するのってすごい大変で見てて思うんですよね。
最近全然勉強してないなとか、疲れちゃったんだろうなって思った時に、やっぱりそれを自分の課題のように思って、何とかしようって思っちゃうんだけど、私にできることって、本当に勉強させようさせようってすることじゃないなって思うことも多くて。
なので、これを聞いてくださっている方の中でも、子育てだったり日頃の人間関係の中でも、相手の課題を巻き取りすぎちゃって、自分が苦しくなっていることないかなって一度、ちょっと俯瞰して見てみるといいと思います。すごく楽になると思うので、ぜひやってみてください。
ということで、今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。今日も一日、頑張りすぎなくて大丈夫です。自分らしさを大切に過ごしていきましょう。それではまた次回。あずでした。