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2025-11-08 51:12

#181 広報の誤り【後編】/仕事だけの毎日、没個性でつまらない人間だったあの頃、からの今

メーカー広報の面白さに目覚める/ 【】代理店の限界あるある/PR会社からのNEXT STEP/ 転職活動の練習のつもりだった/ ゼロからの広報立ち上げ、私にできるのか /【】ベンチャー企業ってどんな感じ?/ 働きがいのある会社を目指して働きがいを失う/広報というより社長室/【】ようやく現職へ/またしても1人広報/冷笑的になってしまった自分/会社に人生を捧げすぎでは?/【】広報コミュニティで自分を見つめ直す/計画してるのでなく悩んでるだけ/そして私たちは出会った/つまらない人間だと思っていた/気付けて世に届けられてよかった/没個性の何もない存在にならないか/けっこうな筋肉ゴリラでは?/【】どうやら広報の仕事好きみたい/なぜ選び続けてきたのかという問い/仕事にできる「好き」の加減問題/いなくなるのにいる未来を語る罪悪感/大企業で働く選択肢/【】インタビュー受ける経験はほぼなかった/ 大丈夫でした?いつものことです/専門性はあるけどない広報という仕事




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Promesa by ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Blue Dot Sessions⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


サマリー

このエピソードでは、KayakoさんとKanaさんが広報の仕事とその難しさについて語っています。特に、メーカー広報の魅力やPR代理店の限界について考察しながら、自身のキャリアを振り返ります。また、広報における誤りについて深く掘り下げ、キャリアの過程で感じた没個性の時代についても話しています。グレイトプレイストゥワークの受賞を通じた採用広報活動や、転職後の新たな挑戦に関する葛藤が中心の内容です。さらに、自己認識やキャリア形成、特に広報に関する考え方についても語られています。過去の没個性な生活から脱却し、副業や広報コミュニティへの参加を通じて自己の新たな可能性を見出した過程が描かれ、最終的にポッドキャスト活動に至る経緯が話されています。仕事におけるモチベーションや満足感についても触れ、広報業務への復帰やキャリア選択についての思索が展開されます。大企業の広報部や独立など、多様なキャリアの選択肢についても言及され、自己表現や趣味を仕事にすることの重要性が強調されています。最後に、広報活動に関する誤りや自己表現の不足によって無個性な日々を送っていた過去から現在に至るまでの変化についても語られています。

広報の魅力と苦労
みなさん、こんにちは。誤り続けるオンナたち、Kayakoです。
Kanaです。この番組では、性格も、住む場所も、ライフステージも、何もかも違うけど、なんだかきなおう女2人が、
誤り続ける日常や自分自身をメタ認知して、とことん言語化していきます。
はい、前回からの続きです。
私は、一通りね、広報のメディアリエーションの仕事は全部やったんですよ。
その時に思ったのが、一つは、芸能イベントよりも、メーカーの広報の担当するのが良かった。
それはどんなところが?
まず、芸能イベントって、すごい、ただただ体力消耗するし、結局、芸能人の価値で露出量が決まるし、
努力しろが少ないみたいな。
そう。出たものに関しても、結局その製品についてほぼ触れられないじゃないですか。
そこにももちろん価値はあるんですけど、どっちかっていうと、体力ある人、ミー派な人がやった方が良い。
そうね、関われることが喜びみたいな人の方がね。
なんか、あの芸能人すごいオーラあったみたいなことを、後でニコニコ喋りたい人が芸能イベント向いてるタイプですね。
なんですけど、私はそれよりも、現実に商品を雑誌とかに持って回るのが好きだったんですよ。
特に雑誌編集者と話すのがすごい好きで、初対面は苦手なんですけど、
編集者の人に、こういう企画やりません?みたいな話をしに行くみたいな。
今、こういう形式のバレンタインが流行ってるんですよ、みたいな。
ああ、なんかこう、世の中のニュースとか流行と、自分たちのPRしたいことを掛け合わせて、考えて提案していく。
まさしく、かなさんのストリングスファイナルの着想をね、生かして。
そうですね。相手の考えてること、個別化が得意だったんで、
今の自分
何々さん、最近こういう記事やってましたけど、あれすごい良かったなと思って、みたいな。
まじで才能活かしてるな。
ああいうことをまたやってもらえたらなと思って、今回訪問させていただいたんですよ、とか言って、
実際には移動中の電車で、急ぎ雑誌見ただけなんですけど。
まじで、得意なこと仕事にしてるな。
そう、だから最初不安だったこと、コミュニケーション力がなくても広報をやれんのか、みたいなことで言うと、
芸能は結構突発的で、パーティー系広報力試されるみたいなところがあったんですけど、
メーカー広報は、わりと長期的にそのメディアと関係を築きながら、特集の取材を取っていくみたいなところがあったんで、
こういう仕事は面白いなと思って、出す製品の情報を知るっていうことも含めて、
っていうのがあった。
そのやり方は、かなさんの、ある種ちょっとオタク的というか、
製品をもっと知っていきたいとか、その人をもっと知っていって仲良くしたいみたいなところと、
アイディアがいっぱい出てくる。こういうものが今世の中で流行ってて、こう掛け算したら面白いんじゃないかとか、
こうしたらこの人に刺さるんじゃないかみたいな、アイディアっていうところの掛け算でめちゃめちゃ向いてたんですね。
そうみたいですね。そういうやり方が向いてたって感じですよね。
なるほど。それを発見した1社目ね。
そう。1つ目がそれで、もう1個がPR代理店の限界みたいな。
うーん。代理店の限界っていうのは、いろんな代理店で起こるからね。
そうそうそう。かやこさんって代理店にいたことはないんでしたっけ?
えっとでも私、人材紹介会社だったんで。
あーそっかそっか。
言ったら人材代理店なんですよ。
そうですよね。だから関われる範囲についての限界ですよね。
そうそう。結局、人材紹介会社のコンサルってどこに転職するかって、顧客先の人事なんで。
そうですよね。
かなさんもPR代理店してたら、どこかの会社の自社PRに行く方が関わり方として深く関われるっていう。
そうなんですよ。PR会社に該注できるだけの予算を持ったプロジェクトって、全企業の広報業務で言ったらほんの一部なんですよね。
うーん。
まあそうだよね。安くないしね。
しかも、それが突然終了したりもするし。
予算の関係でとか、組織編成のあれでとか。
そうそうそうそう。だし、もっとこういうコンセプトで最初から作ったらよかったんじゃないですか、みたいな。
うんうんうん。
上流のことってコメントできないんですよね。
確かにそれは決まってオーダーされるからね。
けっこうHow?以降の部分を求められるから、このままだと面白くないけど、じゃあこの会社で出世すると、というかキャリアップするとどうなるかっていうと、結局クライアントの担当になるんですよね。
うーん。メディアから顧客担当になってくる。
そうそう。そうすると、お客さんの課題解決には関われるが、なんだろうな、いかにあらりとるかみたいな。
要は労働集約のビジネスの中で、いかに労働力を下げてお金を取ってくるかが評価されるっていう世界。
まあ、顧客担当の方は数字につながっていくだろうから。
そうそうそうそう。
そうですよね。
で、理不尽なことも散々言われて怒られてるのも、毎日のように見てて、なんかこれってって思い始めた。余計ね。
なるほど。
その入社数年経つと、だから異動なんですよ。
ああ、顧客の方になってくんだ、みんな。
そうそうそうそう。クライアント担当になりましょうみたいなっていった時に、これでいいのかなと思って、定職活動したっていうのが始まりですね。
なるほど。まあ、かなさん性格的にも、どっちかっていうと深く関わって、真摯にその好きな相手というか、まず顧客を好きになって、どうやったらいいかってめちゃめちゃ深く考えたいけど、結局考えたところで、自分に何の権限もないというか。
そうそうそうそう。
うん。もどかしいでしょうね、そりゃ。
そう、なんか本質的じゃない感じがしていて、まあ、ただ最初は、転職するか、移動するか、どっちの方がワクワクするかで決めようぐらいの感じで、試しに転職活動してみたっていう感じでしたね。
なんか別に会社がすごく嫌とかじゃなかったですね。同期もね、たまたま一人も辞めてなかった。
ああ、なるほど。でも全然まだまだ楽しい。
楽しいっていうか、みんな死ぬほど苦労はしてたけど、戦友みたいな感じで。
なるほど。
だから、同期もびっくりしてたし。
ああ、辞めるのみたいな。
そうそうそうそう。今、代理店の出前みたいに言ってましたけど、広報になる人って少ないんですよ、結構PR会社で。
え、そうなんだ。コンサルだと結構いると思う、人事に。まあそんな10%ぐらい。
なんだろうな、ずっといる人もそんな多くないんですけど、そのまま独立するパターンっていうのがまずある。
ああ、一生人材も独立ファーストですね。それで言ったら人事になるより。
ありますよね。
カルチャー的に自分がグイグイいきたい人多いので、人材の場合はね。どっちかちょっと人事は丸く収めたじゃないけどな感じで、もうこんだけ利益俺だったらもっと出せるって感じで独立していく人が多いけどね、人材は。
そうなんですよ。あとは媒体側に行く人っていうのもいますね。
ああ、なるほど。メディアに行くと。
ウェブメディアとか。
確かに確かに。そっちの線もあるのか。
うん。一緒に企画してるうちに、そっちの方が面白くなってきちゃって、そっちに行っちゃうみたいなパターンもある。
なるほど。あ、そうか行き先が2つあるからね。
そうそうそうそう。
リアル会社の場合ね。はいはい。
あとはなんかもっとマーケティング寄りの仕事に移っていくみたいな、要はあんまりすごい労働集約で作業が多いので、なんかもうちょっと数字で引っ張りきっちりやりたいみたいな人は、同じコンサルティングでももうちょっとマーケティング寄りに行くとか、もうちょっと広告代理店に行くとか、そういう方はキャリアアップできるっていうので、ちょっと業種をマイナーチェンジするみたいな。
なるほど。PRはそこもどかしさありますもんね。
そうそうそうそう。
マーケティングとは違ってね、ここの数字が何パーでこうでみたいなね。
そう。だから広報を0から100までやりたいみたいなモチベーションの人って意外といないんですよ。
うーん。
それが退職理由だとしたら、もうしょうがないねってなりましたね。
なんかもうできないねみたいな。ここでは。
これはそうそう、自社内ではできないことだからって言って、そう。それでベンチャーに就職しました。
ベンチャー企業への転職
なるほど。だからそこで事業会社の広報がたいっていうのもあるけど、まずは全部0から100まで自分がやってみたいっていうのもあったんですね。
そう。それが一番の目的でしたね。別にベンチャー企業に就職したい気持ちは全然なかったんですけど、なんなら最初はうさんくさい会社だと思ったし。
ベンチャーってだいたいうさんくさいからね。
なんか、転職活動の練習ぐらいの気持ちで、転職理由は考えてたけど、その会社を希望する理由とかは特に考えずに、すごい軽はじみな気持ちで面接に行ったのを覚えてますね。
企業研究とかもせずね。
そうそうそうそう。どんなことが課題なんですかとか、全然広報が何回も面接してるけど全然採用できなくて困ってるとか、いろいろ。
明らかにならない、面接の場で。
言われて、なんか広報が来ないっていうよりは、向こうとしては、うちの会社に会う広報の人がいないから合格が出せないっていうテンションでしたね。
こっちとしても欲しい人が取れてないみたいなことだったね。
で、私はね、当時まだ若かったから給与レンジもね、安いですし。
確かに。
ちょうどよかった。
で、一応もうメディアリレーションは1から100までじゃないけど、一通りも経験してて、広報何たるかみたいなのは、もう基礎の筋肉ついてる状態で来てるから。
もちろんクライアントに対面してるのは営業担当がいるけど、結局チームとして一緒に広報戦略考えたりみたいなことはやってきてたから、
そういうことを活かして、上流から下流まで全部広報を立ち上げるみたいなことを経験したいなと思いますみたいな話をしてたら、それが結構マッチして。
すごい。1人目広報として入ったってこと?
そうそう。まずはず上場した直後ぐらい。
おー、なるほど。
まだ広報がいない。
そのぐらいからね、広報について考えなければっていうね。
そう。上場前から本当は欲しかったんだけど、取れなかったみたいな話でしたね。
だって上場したっていうことを広報したいしね。
そうそう。IRはいたけど。
あー、なるほど。
それで社長と話したときに、まだ迷ってた時期に、とりあえずでも社長面接してみてほしいって言われて、社長と話してみたところ、もうベンチャー社長みたいなキラキラした人が現れたんですよ。
ほんとなんか、ライフ・イズ・ワークみたいな人ね。
そう。性格もギラギラしてるし。
ただ、こと、自分の見せ方において、見た目すごくかっこいいけど、すごく自分のブランディングに失敗してるなと思ったんですよ。
マジ冷静に分析されてんじゃん。社長。惜しいなみたいな。
非常にもったいないと思って。
ビジネスの説明もするんだけど、頭の回転は早いんだけど、どっちかっていうと煙に巻く戦法。
なんかそれっぽいこと言うやつね。
そうそう。頭いい感じの雰囲気は出して、それでその相手を圧倒することによって、立場が上の人に対しても、対等な立場を得ようとするみたいな、そういうコミュニケーションもあるじゃないですか。
あるある。口が上手くて、頭の回転が早くて、説明し慣れてる人が、なんかよくわからんけどすごそうみたいな感じのやつね。
それだと、これからマザーズ上場して、社会的に広く発信していく上で、ちょっと危ういなと思って、だからこそ私にできること、私もゼロからね、候補を立ち上げたことないから、何しなきゃいけないかとか、これから考えるにしても、
でもこの人のやりたいことをもうちょっと輝かせることだったら、私にサポートできることあるかなと思って、そう思ったら、そっちの方がワクワクしたんですよね。
まあそう、今までの、今いる会社でクライアント側に行くよりも。
そう、それで転職を決めたって感じですね。
いやー、これはもう、社長の戦略だったら面白いね。くすぐっちゃったな、かなさんの。
そこは戦略じゃなかったと思う。自分が考えてることをね、アピールしたかったと思うけど、いや、広報はね、今すごい仕事あるんですよみたいな感じで。
でも、そういう虚勢みたいなのも伝わってきたから、
見破られてるの面白いな。
広報の誤りと空虚感
そうそうそう、だからもうちょっと中身をね、言葉を設計していく必要があるなっていう感じはあったんですよね。
なるほど、2社目でまさしくやりたかった、01、10、100みたいな。
そう。ただ、その2社目は、2社目はね、やっぱ空虚だった。
空虚だったんだ。
事業会社って、もちろんね、みんなが一生懸命立ち上げたビジネスで利益も出てるのだが、要はITサービスってサービスしかないじゃないですか。
そうですね、だから無形ですね。
だから、それこそ中身があるサービスもあると思うんですけど、
ベンチャーが急ピッチで立ち上げたサービスの多くは、とりあえず始まりましたみたいな、でも実際にはそんなにうまく言えないんですけど。
言ったらまあ、そこでうまくいってんのって、他に誰もやりたがらないから隙間を塗ってそこをガッてやれてるか、マンパワーで回したりとかして、
すごくこのうちならではの戦略にこういうフィロソフィーがあって、こういう考え方でサービスやってますとか、
みんな社員がこういうことを大事にしてやってますみたいな、愛すべきサービスってよりはただ回っているみたいな感じだったんですかね。
そうですね、だからビジネスとして利益を出そうみたいなマインドはめっちゃあるけど、
今言ったみたいな、サービスに対する思いみたいなものがどれだけあるかって言ったら、そこまでじゃないなと思ったんですよね。
PR会社でいろんな企業の話を聞いてきた上で思ったこととしては。
制度作りと採用活動
たしかにそこの蓄積いっぱいあるもんね、かなさんの中に。企業ってこういうふうに自分たちの製品とかサービス愛してるんだみたいな。
そう、それこそ包丁とか担当した時も、包丁の仕組みとかすごい説明されて、だから水つけちゃいけないですよみたいな話とか、
そのランクが何で決まるかとか、包丁を海外にアピールした時の話とかいっぱい聞いて、物不可って思ったんですよね。
なるほど、そこまでの浴びてきた愛と比較すると取るに足らないみたいなぶっちゃけものだったんだ。
そう、ちょっと張りぼて感がありましたね。
なるほど。
じゃあ何やってたかっていうと、それはそれでいい経験ではあったんですけど、まず採用候補ね。
ああ、まあベンチャーでね、しかもまだず上場してるから人足りないよね。
そう、働きがいのある会社ランキングって皆さん知ってますか?
見たことあるでしょ?誰しも。
さやこさんご存知でしょうか?
はい、わかります。
グレイトプレイストゥワークって英語では言うんですけど、今どのくらいそれを売りにしてる会社があるか知らないんですけど。
そういうのを取ろうと薬金になったりとかね。
そう、当時私が就職した時が初めてグレイトプレイストゥワーク取った直後ぐらい、このアワード資料を作ってほしいって言われたんですよ。
ああ、なるほど。
採用候補する上で、ベンチャーってヤバい会社も多いから、採用活動する時にそういう賞を取ってるかどうかって大事だと。
ちゃんとしてるってうちはと。
私もこの会社ヤバくないかってことを調査する上で、その調査参考にしたから。
なんですけど、それを作ろうと思ったら、アワード資料ね、足りないんですよ、各項目が。
わかる。
ここに書くことないんだけどっていう。
わかる。
わかります?
いや、私別にその辺のPRに関わったことないんですけど、取ってたりしたんですよね、その過去に働いてた会社が。
項目とか入る前にも見て、入った後に参考にしたものを内情を知るわけじゃないですか。
あれ?それこそハリボテ感というか、なんか作り上げるんじゃなくて、1,2を10にして20にして書いていくみたいな感じ?
うん。
わかる?
それで、すみません、ここに書くことがないんですけどって言ったら、じゃあ社内制度作ろっかってなって。
は?ってなって、私人事と同じ部署にいたんですよ、当時候補した時に。だから採用候補させられたっていうのもあるんですけど。
なので制度をね、いくつか作りましたよ。
もうそのために、なんか手段と目的がもうごちゃごちゃみたいなね。
結果的に従業員にとっていい制度だったかはわからないけど、それで制度作って、エントリー資料書いて出して、それをアピールするために、いろんなところにね、メディアに紹介したりとかしてたら、それによってテレビの取材とか新聞の取材とか、初めて取れたんですよ、会社としてね。
一人候補すごい、お見事。
だから、候補すごいね、みたいになって、褒められもしたんですけど、なんか一方で私は、これでいいのかな、みたいな気持ちはちょっと芽生え始めるっていうね。
うーん、確かに。なんかこう実態伴って、作ってんだから、伴ってはいるんだけど、あるべき姿なのか?みたいな気持ちになりますね。
そう、それ作っても社員嬉しいのか?みたいなこともあるし、Great Place to Workのエントリー資料作ることそれ自体がとんでもないことだったんですよ。
うん、すごそう。
なんていうの?働き甲斐がない作業を膨大にしなきゃいけなかったんですよ。
そうでしょうね。数字集めたりね、会社の中の。
そう、あれやばくて、写真とか使って説明資料を作るみたいな感じだったんですよ、パワポとかで。
だから、写真とかもすごい撮影したりとか、で、文章も作って、個市提案して、これだとつまらなくない?みたいなこと散々言われて、みたいな、すごい壮大なレポート作ってたんですよ、一人で。
いやー、ワードに会社エントリーするっていうのは本当に大変だからね。
本当に大変なんですよ。だから、それがまず、モヤットポイント1が小さく芽生え始めていって、企業広報としては、こういう手法あるんだとか、採用広報ってこういうことするんだとかっていうのは結構学びはあったんですけど、
これだけずっとやってると、私、いわゆる新製品発表とかそういうのできないんだなっていうことをうっすら思い始める。
たしかに。新しい経験で経験値は上がってるけど、進みたかった方向ではないんですよね。
そうですね。最初はやっぱ社長直下だったんで、社長の講演とかに全部ついてって、講演活動をこういうふうにしました、みたいなことを発信したりもするし、だんだんと、何話したらいい?って言われて。
もう完全にブレインみたいになっていくんだ。
そう、何話したらいいかを提案する人になったりとか、あと、終年ノベルティが作りたいんだけど、みたいな。何作ったらいいと思う?みたいなのを提案して、作ってくれる先探したりとか。
たしかに、社長のアイディア実現マンになってきてるんだ。
そうそうそう、そうなんですよ。
いやー、ベンチャーあるあるこれ。近くにいると社長っていっぱい思いつくから、いっぱい思いつくんだけど手は足りないし、やっちゃいけないから、社長が実際は。思いついたことは実現させたいから何が何だか。
社長室の人みたいになってきちゃったの、だんだんと。
いやー、わかるわー。私もちなみにノベルティ作ったことある。人事だったのに。
あー、わかる。
そう、ノベルティを通してもね、ステークホルダーにSNSで話題化してもらえるようなものを考えたりとか、あと採用候補で言うと、エイプリルフールとかに何か企画出したいみたいな、みんなを楽しませるために、話題化できるためのニュースを考えるみたいな、当時あったんですよ。
日進的なね。
それによってバズって、どっかの記事に載るとか。
大変なことしてんな、ほんとに。
そういうのも、一個一個やってはいて、求められてることはやってきてたんだけど、いやなんかこれ、っていうのがじわじわじわじわとね。
そんな中、全時側の仕事はブラックだったんで、次々人が辞めていくと。
うん。頑張って採用候補しても、アワード取っても、人はごんごん辞めると。
そうなんですよ。結局どんなによく見せても、中身。
実が伴わないと。
そうなのよ。
悪い会社じゃなかったですよ。なんか、フォローするわけじゃないけど、いわゆるホワイト企業とは当然言えなかったんですけど、
働いてる人たちの中には、やりがいを持って働いてる人もいたし、社員を、なんだろう。
困ったと思ってるわけじゃない。
奴隷のように思ってる会社ではなかったと思う。
アワードを取るべき会社では多分なかったんですね。
うん。
採用候補として尖った人とか、そういうふうに働きたい人に向けて差しに行くべきだった。その離職率とか考えたら。
そうそう。だから定年という概念はないぐらい、次々、結構入っては辞めていく。
で、その次々いろんな人を送ってるうちに、もう私も辞め時ではみたいになっていくっていうね。
幅は広がったけど、深みも出ないし、なんというか、伴ってないみたいな感じがね。
それで、就職活動して、いろいろあったしね。その時、人生においても。担いしますけど。
で、もうじゃあ辞めようって、その時は決めて、転職活動してたどり着いたのが今の会社です。
なるほど。1社目、2社目があって、3社目がメインキャリアにね。長く勤めてたっていうのもあって、そういうステップで今のメーカー候補になったんだ。
そう。メーカー候補がいいなと思ってたけど、なかなかオープンな求人の中には、そういう仕事ってなくて。
新たな挑戦と成長
ないと思う。
ただ、ビズリーチとか使って、いろんな人材コンサルタントの話とか聞いてたら、ちょうど今オープンになったこの候補職が募集してて、興味ありますか?って、そのクローズと何件だったんだけど、紹介してもらえて。
でも、私もメーカーが顧客だったから、メーカーの候補職なんて、よっぽど自社サイトとかにも載らないし、ましてや求人情報サイトとかに絶対載らない。
だから、本当に通貨の転職エージェントに話して、信頼できる紹介者みたいな風に今なっていくよっぽどね。
そう。
すぐ生まれると思うから、本当にオープンにしたら。殺到するようなとこだと思う。
そうなんですよ。だから、オープンにして、よくわかんないうぞうむぞうが来てしまっても困るから、信頼できる人に集めてもらうっていうやり方で採用してたらしくて、普通常のメーカー候補って、その時知るんですけど、なので、それでたまたま本当にご縁があって。
それは良かったですね。
そうですね。ラッキーだったと思いますね。
しかも、結構な規模の会社だったけど、その時候補が千人が一人もいなくて。
え?あ、そうなの?
その瞬間ね。
また一人目候補みたいな?
一人目って言うと、最初に候補になった人みたいだけど、辞めちゃって。
あ、なるほど。でも過去にいたり、今は兼任だったり。
そうそうそうそう。今は兼任でやってて、本当は千人の人を一人入れたいんですみたいな状況。
だから、割と自由にやれるなっていう感じもあったんで。
確かに確かに。もう広報室があって、結構ガチガチに決まってて、言ったらコマじゃないけど、としてやっていくっていうよりは、考えれると自分で。
そうそう。上流から全部やれるなみたいな。しかもベンチャーでやってきたことも活かせるけど、そこでできなかった新製品の発表とか、そういうこともできるなと思って。
キャリアの広げ方としては悪くないなと思って、転職したって感じでしたね。
マジで悪くないじゃないですか。最初に基礎の筋肉つけて、新しい筋肉つけて、今になってほしい筋肉の深みを増していくみたいな。
そう。だから実際、中に入って製品発表とか何回もやって、すごくいい経験ではありましたね。
うんうんうん。
だから本当に、ここまでは今のところ、良い感じできている。けれども、ちょっとやっぱりコンフォートゾーンに入っちゃってるなっていう感じはすごいあるし。
あーそうなんですか。もうちょっとチャレンジした方がいいんじゃないかみたいな?
うーん、なんか今の会社でチャレンジしたい気持ちにはもうあんまならなくて。
なるほど。
前も言ったかもしれないんですけど、もうたくさんの人が辞めていってるから、言うてもこれだけ長い時間いるとね。
うんうん。そうですよね。もう仲良い人は一人もいないって言ってましたもんね。
そうそうそうそう。
仲良くしてる人たちを遠目に見るみたいな感じになってきてるんですよ。
もうこの会社では友達は絶対できないと思いますみたいな。
そうそうそうそう。
なんか悩まりで、そう、そうかって。
今の会社に入って、最初の2、3年はとにかく吸収シーズンだったんですよ。新製品発表やったことない、どんな感じなんだろうって言って。
広報活動と自己分析
そのメーカー広報ってこういう風にやるのかみたいなことで、提案したり実行したりみたいなことをずっとやってきて。
だいたいパターンつかめてきた後、コロナ禍に入って、オープンな広報活動もあんまりできなくなってくるし。
うんうん、たしかに。
で、私そもそもこの後どうしたいんだっけみたいなことも思う中で、会社に捧げすぎでは人生をってことに気づいたんですよ。
え?と言うと?
もうそこまでの私の人生って、結婚したり離婚したりみたいなことはあったけれど、他にやってることなかったんですよ。
もうとにかく仕事して疲れて帰ってきて寝て、仕事して疲れて帰ってきて寝て、土日に友達と時々会ったりはするけど、いわゆるサラリーマンみたいな。
人生史、今もね、仕事期限で話してるとはいえ、マジで人生史書いた時に割合がほぼ仕事みたいな。
そう。社会人になってから新しくできた友達とか、もう会社の中の人以外はほぼいない。
あーそうなんですね。
そういう人が全員辞めてってしまう。ただ3社目だから、もちろんステップごとに仲良くなった人はいるんですけど、1社目、2社目って。
それはもちろん財産にはなってるけど、一方で社外で出会った人ってあんまいないなって思ったんですよ。
こんなに他趣味なのにね。
そう。ていうか、私、他趣味じゃないと思ってた、当時。
あ、なるほど。
もう趣味読書みたいな。
仕事に捧げすぎて自己分析も甘いみたいな。
カラオケとか行くけど、別にそれも友達と行くし、みたいな。何もなかったの。
カラオケじゃないだろ。もっとあるだろ。
カフェ巡りとかね。それもなんか、友達と行くついでか一人で行くかみたいな。とにかく休みの日にちょっと癒されるぐらいの好きなことしかなかったんですよ。
それで、はっとして。だから、私のこの3社目のキャリアの後半戦は、そこから会社以外のやることを見つけていくみたいな。それと両立させていくっていうフェーズに入ったんですよ。
副業の開始とキャリアの考察
じゃあ、副業はそっからですか?
副業はそっから。で、まず副業を始めたのと、広報コミュニティみたいなのに入って、フリーで広報してる人とか、
いろんなタイプの広報の人と、広報のキャリアをもうちょっと自分軸で考えていくにはどうしたらいいかみたいなことを話し合ったりするみたいな。
すごいな。ちゃんと目の前の課題に気づいて、解決策に向けて着実に行動するっていう。
いや、どうなんだろう。だから、散々悩んでるからね。ウジウジした結果、これかな?みたいなところに飛び込んでるから、一般的な人たちからしたら、たぶんすごい行動が遅い。
あ、そうなんだ。今まとめて聞いてるから早く感じるけど、それ何年も前から言ってたよね、そのことみたいな。
そうそう。だから、ずっと計画してたように見えて、ずっと悩んでるだけなんですよ。
なるほど。ようやく決心固まるか、辛抱たまらなくなって、なんかするみたいな。
かやこさんは出会った瞬間に動いてるから、たぶん計画してないように思われるかもしれないけど、別に私も計画はそんなしてなくて、ただモヤモヤと考え始める長時間みたいな。
うーん、なるほど。
カッチリハマるのが来た時に、これじゃないかってなる。で、そんな中で、コテンの紹介されるっていう。
あれはだから、まぁ紹介でしたね。
そうそうそうそう。
副業をしてるんだっていうのを周りには言ってたんですか?
言ってなかったかな。それが一社目だったかもしれない。
コテンが?
そうですね。
あ、そうだね。たまたま本当に紹介されたってこと?
そう。たまたま、私が広報コミュニティに入ったぐらいのタイミングで、広報がいなくて困ってる会社があるんだけど、ちょっと話聞いてくれない?みたいに言われて。
えー、副業をしようという意思があるかどうかも知らないままに?
そう、たまたま。
それは、だからね、二社目の人なんですよ。
あー、だから知ってんだ。かなさんが、なんかどういう広報を知っててとか。
そうそうそう。どういう広報をする人かっての知ってるんですよ。
うーん、なるほど。
会うと思うんだよね、みたいなことを言われて。
二社目の人ってことは、だから01立ち上げても知ってるから。
そう。
ベンチャーのこと分かるな、みたいなの分かってんだ。
そうそうそうそう。
はいはいはいはい、カッテンが言った。
それで紹介してくれて、かやこさんと出会ったんですけど。
ほー、私が登場した。かなさんの人生中。
そこから、なんとポッドキャスト立ち上げるみたいなことにまたなるじゃないですか。
確かに、かなさんがちょっと広げようかな、みたいな考えてるところで、
仕事一変となった人生にポッドキャストが入ってくるんですね。
そう、ポッドキャストが入ってくるんですよ。
あー、なるほどなるほど。
で、やってるうちに、なんかもしかして私って好きなことたくさんある?って気づいたんですよね。
えー、そこからだったんだ、むしろ。
そう。
あー、私と出会った時ぐらいから徐々に開花し始めてんだ。
私そう、非常につまんない人間だと思ってた。今もちょっと思ってますけど。
そんなことないけど、まあ言わせときましょうか。
割と優等生で生きてきて、保守的で、逸脱した選択肢を選ばないみたいな。
ただ時々、耐えきれなくなって、突然ケツなしで動いたりはするけど、
基本的にはずっと真面目で、行動力なくて、コミュ力もなくて、みたいな。
えー、ちょっと待って、今初めて私、私がかなさん発掘したわって思ったわ、今。
こんなふうに思ってて。なんか知らんけど。
喋って何この人面白いからやろうと思ってオファーしたわけじゃないですか。
もともと自己認識としてもそういう人であって、
ポッドキャスト始めたい、周りからもそう言われてる人だと思ってたけど、
そんなふうに思ってたんだ、ポッドキャスト始める前ぐらいまでは。
そうですよ。1社目にいた時も、とにかくね、変な人がめちゃくちゃいるの、PR会社って。
いや、そうだろうな、でも。
だから、そうじゃないとやってらんないんですよ。ちょっと変な人じゃないと。
あのストレス。
ちょっと狂ってないとね。
そう。だから、そういう中で、私至って普通っていう感覚があって。
あー、分かる分かる。私もだって今でも、私って結構標準値だなって思いあるよね。
一緒に働いてるけど、違った人たちがいるなーっていう感じだったんですよ。
2社目のベンチャーも、なんかなんていうの、アントレプレナーシップみたいな、
企業家マインドあふれる、ぶっ飛んだ人たちがいっぱいいて、
デザイナーとかね、クリエイティブ職の人たちもすごいものが作れたり、
趣味でいろんなことやってたりとかするから、この人たちとも違うなーって。
だから、比べるところが、ハズレ値と比べるから、そりゃ普通ですよね、みたいな風に見えるっていうね。
3社目来た時も、技術職の人とかが、こだわりを持ってものづくりしてるみたいな話とか聞くと、
そういった面は私にはないし、かといって営業職みたいな、
仕事と趣味を切り離して、仕事をかっちりきっちりやっていくみたいな、
そういうタイプでもなくて、どれとも違うけど、馴染めないけど、私なんなんだろうって思ってましたね。
そうなるほどね。
カナさんの特殊性じゃないけど、変わってるから、それを気づけて世に届けることができてよかったなポテキャスト。
いまだにだから、そう思ってて。面白いって言ってくれたりすると、本当にそう思ってる?みたいな気持ちにはなる。
カナさんが言ったら、人の長所とか、突出してる部分に着目して、好きなところとか、いいところ見つけるのまず好きじゃないですか。
この人ってこういういいところがあると思ったら、そこ尖ってるから、そこ見てるから、その人の凹んだところは見てないじゃないですか。
ここの人ここは普通だな、みたいな見方してないから、突出したところばっかり見て、かつ自己評が低いから、そこで比較した時に自分普通って思っちゃうんでしょうね。
そうですね。別に特殊な人になろうと思ってるわけじゃないんだけど、輝いてる部分がいっぱいある人が周りにいるなっていう感覚が強いので。
カナさん輝いてるからね。
だからこの人たちの魅力を伝えたい、みたいなことはすごい思うけど、自分は本当に何者でもないなって思うっていう感じ。
だから最初の話に戻るんですけど、会社という枠がなくなった時に、私って本当に没個性の何もない存在になるのではないかっていう気持ちがあるし、
例えば業務委託みたいなことを組み合わせて、独自のキャリア王みたいになった時に、そういう突飛なことってできるタイプじゃないのでは?っていう心理的なハードルがあって、
一方で体制が変わってみて思ったのは、大企業ってなってくると、そこにアジャストするほど私柔軟性ないんだなってことにも気づき。
そう考えると、辞めることは決めたけど、どうするっていう感じにはなってるんですよ、今。
なるほど。カナさんご自身で、自分には何もないみたいな企業の看板を取ったらって言ったけど、ここまで話聞いたら、目の前にいるカナさんは可憐な女性ですけど、
結構な筋肉ゴリラ?PRで言ったら。キスの筋肉全部つけて、01の一人候補もやって、ベンチャーでやって、
結構そこそこな企業で、メーカーの候補も一通りやって、採用候補もやったし、何をもってその大したことない的なことを言ってる?会社の看板がもちろんあると思います。
それによって注目してもらえるみたいなところはもちろん候補でもあると思いますけど、結局そこの水面下でやってることとか、企画考えるとか、要は看板以外のことを全部やってるわけでしょ?
それってめちゃめちゃ全部再現性あるし、何を言ってんだろう?気持ち?何もないとか言われて、ここまでやってきて、自分のやってきたこともこんなに語れるのに何もないとか言い出したみたいな。
そう、語ってみるとね、私広報の仕事好きなんだなって、ここまでずっと夢中になれるぐらい、やれてきてるうよ曲説を経て。
しかもね、毎回台本はちゃんと用意するくらんさんが台本をほぼ用意せずに臨んだ今日で、こんだけ上手に喋ってるから、好きなんだねって感じ。
そうなんですよ。最初消去法で選んだっていう気持ちもあるから、これしかなかったからこれを選んだっていう気持ちでずっとやってきてるから、それ奪われたらもう私にできることなんてないからみたいな感じで、ずっとそのキャリアにしがみついてきてる感覚なんですよね、気持ちとしては。
だけど話してみると、いくらでも喋れるなっていう。
ポッドキャストの発展と自己認識
私、ベンチャーに自分がいた時に、ミッションビジョンバリューを決めようみたいな回で、コンサルの人が入ってきて、社員同士で話し合うみたいなお題を与えられて、そこで作っていこうみたいな時に、すごい好きだった問いがあって。
まずミッションビジョンバリューを決めるにあたって、なぜ従業員の皆さんがこの会社を選んだのかを話しましょうって言って、話すじゃないですか。
なぜ今も選び続けてるかっていうのを、惰性だったとしても話しましょうって言われて、確かに最初に選んだ理由って結構喋るけど、今も居続ける理由ってあんまり考えないかもしれないじゃないですか。
だって、いちいち考えないから。毎日の同じことじゃないけど、仕事を続けていくにあたって。
かなさんは選んだ理由っていうのは、若干これしかないだったかもしれないけど、そこを選び続けてるわけだから、日々日々この仕事を。いくらでも転職のタイミングとかで、他の業界に行くとかあったはずなのに。
だからやっぱり好きなんでしょうねっていう。選び続けてるから。
発信することとかね、感想書いたりするとか、なんか作るとかも好きなんですけど、ただそこでお金をもらうっていうことと折り合いをつけるのが難しいっていうか。
コンフォって割とビジネス、仕事だと割り切って、割り切ってって言い方が難しいんですけど、ちゃんと評価されるように動けるぐらいのスピードなんですよね。
なるほど。
思いが強すぎると数字を気にしたりとか、せいだか合わせのむみたいなことができなくなってしまうけど、ビジネスにおいてはそのスキルは絶対いるから。
よくね、こんなに本が好きなんだったら、なんで書籍の編集とかにならないんですかって聞かれたりしたことあるんですけど。
なれないよね。
なれないよ。だってやりたくない本とか作りたくない本とか作らなきゃいけない可能性が高いじゃないですか。
モチベーションの重要性
いや本当にそうだし、なんかいいと思っていないアイディアとか作品に対して褒め散らかしてモチベーション上げさせて出させるみたいなこととかは仕事になるわけだからね。
そうなんですよ。それの自信がなかったっていうのが一番大きいんですよね。作ること自体を仕事にしなかった。
すごく本当に好きなことできる可能性もあるけど、光が濃ければ闇も濃いから、そんだけ好きなことを全然好きじゃないものに同じエネルギーさせなきゃいけないっていう可能性があるからね。
このポッドキャストも最たる例で、好きなことを喋りたいっていうのが前提としてあるから、もっとね再生数伸ばしたかったらやることいっぱいあると思うんですよね。トピックに関しても活動に関しても。
番組作りの構成とかね。
ただやっぱりある程度のラインを超えると、それが苦しみに変わってしまうっていう。
何のためにやってるのかって話があるよね。
あるから趣味にしておこうっていう。
なるほど。それで今、辞めることは決めましたと。
そう。
今後どうしていくかはまだ悩んでいる最中。
そうですね。だからとりあえず人に会ったりとかしつつ、退職の引き継ぎとかね。どうしていくか考えたりとか。
もう伝えてるんですか?会社に。
もうね、実は伝えてしまいました。
うーわ。
直々の上司には。
早いね。やっぱ決めたら早いですね。
そう。我慢できなかったんで。
まあそうだね。
この施策を前提にって上が思っていない状況で、来年の話とかされても、もう私それに全くいる気持ちがない。
虚しくなりますもんね。
そう誤解された状態で、期待値を背負うみたいなことが、正確的に耐えられなくて、その責任みたいな話じゃないですか。
そうですね。
責任を負えないことを責任がある前提で、なんか話進むのすごい嫌だったんで。
自分ならこの施策頑張れるけど、すごい大変だなみたいなのが、どこかの誰かがやるんだなみたいなのがちょっと辛いみたいなね。
そうそうそうそう。でね、やります前提でコミュニケーション取れないじゃないですか。やらないと思うのに。
だから、辞めるという前提のもと、今ある仕事をやるっていう風にしないと、心が整理できなかったから、いうことにしましたね。
まだ決められてるんですか?事業会社入るのか、フリーランスで行くのかとか。
そうですね。
勝手にここまでの話を聞いて思ったのは、かなさんが次どんなキャリアを選ぶにしても、深さみたいなものは手放さない方がいい気がしますね。その関わり方として。顧客とかPRの関わり方として。
そこが難しいところ。さっきの会社に染まりきれないというか、柔軟性のところで行くと難しいところではあるけど、そこに楽しみ乱してるんじゃないのかなっていう気がする。
コウホーの未来、キャリアね、これから一応どういう選択肢があるのかって言ったときに、一つは大企業の広報部に行く。責任者になる。
キャリアの集大成感ある。
キャリアの選択肢
マネージャーみたいな。っていう道はあると思うんですね。ただ、それはなーみたいな気持ちが、それもまた新しいチャレンジだと思うんですけどね。
でも、かなさん、絶対興味ないんじゃないの?それ。
最初はありましたよ。
コウホーとして、一つの会社に何人もいるっていう環境で働いたことないから。
そっか、そこの筋肉まだか。
そう。だから、そういう選択肢ってどんな感じなんだろうみたいなのは思いますよね。何とも思うけど、マッチしないですよね。
なんか、かなさんのワクワクに引っかからなそうな気がする。
大きいことはできるけどっていうね。
すごい規模のお金と戦略を動かせるし、そういう面白みはもちろんあると思うんですけど、なんかやっぱ、実務好きなんだろうなって思うから。
そこがまず全然しなくなって、マネジメントが中心になって。
言ったら、予算取ってくるみたいな仕事とかした時に、かなさん楽しいのかなっていう。
そうなんですよ。っていう道と、あとはコウホーとして独立するっていうパターンね。
よくいるのは、本当に一人で複数案件持って、その人たちに向けてコウホーソリューションを提供するみたいな。
だから、言ったらコウホーがいない会社とか、一人コウホーとかの会社とかをいくつかクライアントとして持って、サポートしたり実際にやったりみたいなね。
そうですね。あとは、今みたいな会社に、もうちょっと柔軟性がある会社に、もう一回転職するっていう。
それもあるんじゃないの?って言おうと思ったら、今言ってくれたんで。
今、会社の規模が大きくなってしまったことによって苦しくなっているんだとしたら、もう一回、ただ繰り返しになってしまうっていうことが、
気持ち的には、それにワクワクできるかっていう心配はあるんですけど。
そこに業界とか製品が違うと新しさがあるっていうほどではないですか?
どうなんだろう?それが分かんない。まだ出会えてないからね。
ああ、まだね。
だから、こういうプロダクトならやってみたいって思えるものが見つかったら、多分ありかなっていう気はするんですけど。
なるほどな。なんか、それこそ思いつきで言ってますけど、美術展の広報とか、どういうふうに組み立てていくかとか。
まじじゃないですか、美術展って。ジュナイラさんじゃないけど。そもそも何を美術展として出力していくのかとか、直近でいくと万博とかもそうじゃないですか。
大変だからあれだけど、そういうのとかも会社とか製品とかじゃなくて、そもそも世のコンテンツをどう整理して、どこにどう出力するかみたいな仕事も、
それはどうやってするのか分かんないけど、私は素人だから。楽しそう。
確かにそれはちょっと思いますよね。美術展も、美術館の広報とかはあれですけど、ジュナイラさんのあの展示、イマジナリウムって、ブルーシープっていうところが企画してるんですよね。
それを全国の美術館を巡回させる形で展開してて、そのブルーシープがやってるのって、この前大泥棒の家っていう展示も、
吉竹鑫介さんに作品書いてもらって、それをベースにしていくつか企画作るっていう展示で、すごい面白かったんですよ。
いろんなクリエイター連れてきて展示作ってて、そういう美術展を企画する会社とかあるんだみたいなことは最近知って、
そういうコンテンツを新しいあり方で発信してるところの広報的な業務みたいなことができたら面白いなとは思いますよね。
めっちゃ向いてる気がする。
そんな仕事があるか知らんけどっていう。
まあね、わからんけど、でも世の中には存在してるから、なんかのチャンスだって、すごいかなさんの興味の軸とスキルとがマッチしてて、
かつやりたくない、褒められないものを無理にでもこう、ちょっと嘘ついてでも出していくっていうよりは、本当に好きで世の中に出すべきだと思ったものを自分の手で企画して見せ方を考えて出していくっていうのは
すごいマッチしてそうだけどね。なんか企画展に限らずそういうものがいろいろありそうな気がする。
自己表現の追求
そうですね。本当はね、そういうところを見つけて自分でアプローチしてみるみたいなことができたら面白いですよね。
もう下手したらそのYouTuberの企画とかね、尖りすぎてるかもしれないけど。
どゆこと?
いやいや、YouTuberの裏方。
そういうことね。
そうそう、次どんな企画を出してってとか、ただのYouTube動画だけに限らず広告とか企業案件とか、どうやっていったらYouTubeがもっと拡大していくかとか、
どういう存在になりたいかを設計してって、どんな案件を取ってくるかとかもあるし、コンテンツの出し方だから面白そう。
確かにね。バンパクはね、終わっちゃうからね。
まあね、バンパクは終わっちゃうから。
一時期ね、募集してましたよ、バンパク。数ヶ月前とかに。始まる数ヶ月前まではリモートですみたいな。始まる何ヶ月か前から現地行って対応するみたいな。っていう勇気の採用ですみたいな、ありましたね。
すごそうだけど。
ヤバそう。
バンパクはヤバそう。
代理店使ってないから、もうほぼ膨大なる取材を。
人力でね、回してね。
ボランティアとかも使いながら捌いていくことを思ったら、ヤバそうですけど、面白そうでもあるって感じ。
でも本当にね、又とない経験ではありますよね。
そうそう。
カタリグサになる経験みたいな。バンパクやりましたね、みたいな。
新しい経験にはなりますよね。
そうだな、だからこれを今話してみて、ちょっと腹落ちした部分はありますね。
あ、しました?この、すいません私の無知ずるような質問において。
私はね、こんなに話すことないから、自分の辿ってきた道を。
裏方だから、自分がインタビュー受けることってほぼないんですよ。
確かに人のインタビューはね、構成から全部考えてるけど。
そうそう。インタビューばかりしてるから好きなんだけど。
すごく良い体験にはなったんですけど、大丈夫かな、これ聞いてる人はって、今少し不安になっております、終盤になって。
でもいつものコースだから。
だって年齢の誤りだってずっと不安になってたから、大丈夫かなこれとか言って。
で、後で編集してまた不安になるんだろうなって思います。
ずっと不安になるけど、ゆうぺさんからもお便りもいただいたし。
確かにね。確かにそれで始まったんだったわ。
そうそう、意外に反応がいっぱいいただけたし、年齢の誤りは結構再生数もね、たくさん聞いていただいてるから。
確かに確かに。本音もなんか上がりましたね、再生数ね。
カナさんは、みんな客観視難しいから、これが本当に面白いのかなみたいなことは、私面白いと思って聞いてるから大丈夫。
良かったです。少なくとも目の前のかやこさんが、ほーってなってないかなみたいなのは。
面白がって聞いてるから。時間の関係で聞くことをやめてるところもあるぐらい。
しょうがない。4時間ぐらいインタビューしちゃうから、なくなくこのことはもうちょっとカットしようかみたいな感じで、セリフで聞いてないだけで、これを飲みやがらもっと聞いてます。
確かに。
で?で?とか言って。
意外とかやこさんにもそんなに喋ってないですもんね、投手ではね。
そうそうそうそう。私はむしろ聞きながら楽しく聞いたけど、カナさん今回のことで整理したりとか、今後の自分自身考えるヒントになればって言ってたけど、なんなかったらごめんねって思いながら聞いてました。
大丈夫です。ヒントにはなってる。
良かった良かった。
そうですね。なので、そろそろ時間的にも話しすぎたかなっていう感じではあるのですが。
まあでも、カナさんのコウホーを起点とした人生史みたいなところも聞けつつ、コウホーってこんなことするんだみたいな、人によっては本当にガッチリ満点出ることだけがコウホーの魅力でありやりがいみたいな風に感じるかもしれないから、外にあんまり見えないとね。幅の広さみたいなのを感じれたんじゃないかな。
コウホーと一口に言っても、会社ごとに立ち位置がやっぱ違うし、いろんなポジションがあるので、だからいろんな人が生存できるっていうことでもあるんですけど、専門性はあるけどないみたいな感じなので、すごく難しいのですが、その感じが伝わってたらいいなと思いますし。
もしね、万が一コウホーの仕事をやってみたいとか、今からでも転職してみたいなって思ってる人にとって、その選択肢の広さの参考になったらいいなとは思っております。
ちょまど 興味持つ方が増えたのではないかという気もしますけれどもね。コミュニケーションというものに正解が存在しないので、やはりPRというものには正解は存在しないみたいな、そういう多様性がある感じですかね。
ちょまど これが放送されるのはちょっと先だと思うので、もうちょっと思考がね、深まってるかもしれないですね。今なんなら決断したの先週の出来事。
ちょまど タイムリーに収録させていただいておりますが、タイムリーに配信するとは限りません。
ちょまど だからちょくちょくね、近況的な感じで言っていってもいいですね。
ちょまど なので、これが放送されるタイミングに私がどういう状況にあるかはまだわからないんですけど、よかったらこの回どうだったかとか、こういうのもいいんじゃないみたいに思うことがもしあればね、お便りとかいただけたら嬉しいですし、
ちょまど ハッシュタグあやまリスナーあやまひらがなリスナーカタカナでぜひXでポストしていただけたら嬉しいです。
ちょまど はい、お便りフォームもあります。概要欄にリンク貼っておりますので、今回の感想だったり、もっとこういう話聞きたかったとか、全然違うこういう話を聞きたいというトピックでも何でもいいのでお気軽に送ってください。めちゃくちゃ喜びます。
ちょまど もし番組楽しんでいただけましたら、欲しい術評価やフォローしていただけたら大変励みになります。
ちょまど 大変励みになります。Xも公式アカウントあやまり続ける女たちありますので、ぜひフォローいただけると嬉しいです。
ちょまど それではまた次回お会いしましょう。
ちょまど ありがとうございました。
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