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ゆいなわさんの聞く人ラジオ。みなさんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。今回は、ブランディングプランナー・ヤマグチタツヤさんにお話を伺いました。
現在様々なお仕事をされており、これという肩書きは迷いますとおっしゃるヤマグチさん。
基本は書く、聞く、考えるお仕事をされているとのこと。まずはどういう経緯で今のお仕事をされるに至ったかについて伺いました。
プロジェクト単位みたいな感じですか?常に1つ決まった仕事をずっとするのではなく、時々変わっていく感じですか?
そうですね。どう説明するのがいいんだろうな。いつも形容しがたいんですけど、基本的に書くか聞くか考えるか。大体この3つ単独か合わせ技かみたいな感じな気がします。
例えばさっきの水木のモーストアーキテクスという会社だと、彼女は絵を描く人間なので、絵を描くにあたっての要素をお客さんが抽出しなければいけないので、インタビューやワークショップを受けに行って、人前に出てワーワーいっぱい喋る。
そういうのをやって、僕はそれ以外全部みたいな感じですね。本職ではないですけど、会社のホームページをコーディングはできないんですけど、最近便利だから。
そういうのもやるんですかね。
今もいくつかのことを並行してやってるみたいな感じですか?
そうですね。あの会社の場合はもう2人しかいない。本当に全部。バックオフィスもやるし、営業資料とホームページも作るし、ヒアリングするってあったらこういう風な、そういうこと聞くんですよね。
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そういうのをやったり、絵のコンセプトこれがいいんじゃないかとか、考えることをやったりっていうのが結構最近は多い、半分以上。別のお客さんとかだとそこは描く仕事がメインですね。
コピーライティングもそうだし、社外向けにイベントをやりたいってなったらそれのタイトル、ネーミングつけたりとか、企業の音とメディアってあるじゃないですか、ブログとかっていうのを他のライターさんが書いたものを編集者として編集して世に出すとか、そういったところまで。
それ以外なんでも。唯一、営業だけ一切できないので。
一切できない?
できない。
やらないんじゃなくてできない?
うん。やれない。やりたくないしやれない。やりたくないしやりたくないし。
映画はじゃあちょっとやらないけどみたいな感じで、それ以外のほぼほぼいろいろ。
ほぼ?
そうなるとやったことないことだって当然出てくるわけじゃないですか。
出ます。出ます。
でもそれにもちゃんとトライしていってやって、やればできるようになると思うんですけど。
大体の物事って相当な専門知識必要なものじゃない限り、ある程度は追いつけるような気がするとね、勉強すれば。
じゃあちゃんとそれに伴った勉強とかもして、できるように。
そうですね。
例えば8年前はできなかったけど、仕事を通してできるようになっていることが一つの武器になってたりとか。
気づいたらみたいな感じがありますね。
そういう感じ。
そう思うと、たとえばじゃあ数年、もともとそういう感じだったんですか?
最初?なんだろう。学生の時じゃ例えば何してたんですか?
学生ですか?学生の時は何してたかな。大きく3つ。
大きく3つ、はい。
1つは勉強です。
勉強、もともと好きっていうのもあるんですけど、試験期間中って勉強しなきゃいけないじゃないですか、当たり前ですけど、試験バイトで。
バイトできないじゃないですか。
できないですね。
非常に非効率だなと思って、自分でおそらくこの問題が出るし、それに対してのアンサーはこれだからっていう予想問題集とか回答を作って友達に売るっていうのをやってました。
何それ、初めて聞いたけど、そんなことやってたの?
そう。
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そういうことをやったり。
それもちゃんと買ってくれる友達がいたんですか?
いました。
その問題が出るんですか?
出ました。ちゃんとみんな評価。
え、すごいそれ。
取れるように。
1つちょっと違う次元なことをしてるって感じですね。普通だと試験勉強して、試験受けるみたいな。
そう、なんかもったいないな、せっかく勉強して。
それ自体は。おー、なるほど、面白い。
契約部だったっていうのもあるんですけど、ビジネスのままごとでも1個でもやっといた方がいいんじゃないかみたいな感じで。
そういうことか、ちょっと発想が1個そこに付け足されてるみたいなことが。
そう。
へー、面白い。
別に法を犯してるわけじゃないんでいいんですけど、なかなか嫌な仕組みを考えて、試験の前日に近づくほど値上げするっていう。
何それ。
システムを考えてやってた。
ちゃんとそれで買うから。
買う人いるんですよ、これ。
すごいそれ。
最初1000円から始まって、1万円だけど買うんだお前。
でも確かにそう。
めっちゃすごいそれ。
ニーズはあるもんだなとか。
へー、面白い。そんなことしてるんですね。
っていう、普通に勉強してやってたっていうのと、あとは塾のチューターというか。
チューター。
塾のアルバイトしてたんですけど、講師じゃないんですよね。
教えるんじゃなくて、映像授業の予備校だったんで、DVDの中で別のプロの講師が喋ってると聞いて、
あの子どうどうってやっているんだけど、もちろん映像だからやってる子としてはモチベーションが持続しないことも多々にしたので。
そういう受験生の子たちを5,6人を1チームにして、今ではコーチングですよね。
一人一人に。
今週映像授業なんで、何個も見る、やる、どういう勉強をするとか。
お互いライバルだけど、最近どう見て。
面白い。
っていうのを1年とか、1年初とかバイトでずっと教育でやってましたね。
それはかなり今の基礎になってますね。
そうですよね。今繋がる感じしてますね。
なるほど。
なので、ストレングスファインダーってあるじゃないですか。
ありますね。
僕、個別化っていうのが1位なんですね。
1人1人の個性を見極めて、こういうのが合ってるんじゃないかみたいな。
直感的にイメージできるっていう原点がそこにあって。
直感的にイメージできるんですか?
分かります。
分かるんだ。その方を今話してる中で、この人はこういう感じ?みたいな。
多分こういう言葉は嫌いだなとか、こういうこと好きだろうなとか。
ほんとどんどん余談になっていって。
お店選び好きなんですよね。
お店選び?
お店選びっていうのは?
この人と、こういう属性の人とこういう場面で、こういう前提で食事をすることになったら、
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どの店が適切かみたいな。
あるじゃないですか。
はい、ありますね。
シックに行った方がいいのかとか、
カジュアルにイタリアンと喋った方がいいのかとかっていうのを、
ドンピシャで当てていくっていう。
当たるんですか?
結構、自分で言うのもあれですけど、この店いいねって。
その度には店も知ってなきゃいけないですよね。
そうですね。
選択肢をちゃんと自分の中で引き出していくというか。
あれって人並みですけど、それは。
じゃあこの方だったらここ行くのがいいかなとか。
ですね。
仮に手札いなかったとしても、食べるわけとかいろんなの探して、
多分この内装、外見、メニューだったらいいんじゃないかみたいな。
面白い。
それ好きなんですね。
好きなんですね。
好きっていうか、無意識でやってるんだ。
2つ目は教育の話。
3つ目は、これはサークルでバンド、コピーバンドでやってる。
ギターをやってる。
そうですよね。
どういう系でしたっけ?
日本の音楽ロックですね。
そうだ、聞いたことありますか?
あるんですか?
あれ、ゴトザのやつというか、あれ弾きましたよね?
はいはい、コーチのやつで弾きましたね。
そうだそうだ。
一緒にスタジオから入ったんですか?
2人で入って、あ、でもごめんごめんって言って、
ゴトザ困らせて。
ああ、そうだそうだ。
今もやってます?
いや、最近全然。
そっかそっか。
やってないですけど、ずっと同じことやってるような感じですね。
バンドもコピーするのはまあいいんですけど、
このライブだったらこの曲順でっていう、
個別観して、最大限に価値を上げようとする癖が。
それが好きなの?
多分そうですよね。
どっかしらで、いずれのやつでやるにおいても、
ヤマギさん自身がそういうのを気づいちゃうというか。
そう、多分こっちのが面白い。
ああ、それすごい。
そうした方がワッてなるでしょ。
はいはいはい。
なるほど。
それが今の仕事にちゃんとコーチが繋がっているでしょうし。
それぞれのクライアントさんだったら、
王道とか土星論で言ったらこうだけど、
こっちの道で行った方が多分いいだろうしとか。
そっか。
それ喜びますよね、クライアントさんは。
そうだよね。
喜んでいただけたらいいんですよ。
まあまあ、そうですね。
へえ、すごい、そっか。
なるほど。
その学生時代の頃に、いくつか取り組まれていたそれらが、
2個繋がっていて。
そうですね。
へえ、そっか。
その中でいろんなお仕事、いろんなお仕事されてきたと思うんですけど、
それによっていろいろ使い分けていったり、
スキルが身についてきたりとか、
だからいろんなことができるようになるし、
やらなきゃいけないことにもなっているし。
へえ、すごいな。
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きっと面白いですよね。
僕は勝手な想像ですけど、
やったことないことは当然ちょっと大変だとは思うんですが、
それによって世界が見えるじゃないですか、その世界が見えてくるみたいな。
そうすると今まで持っていたものとの繋がりみたいなのが出てきて、
ああ、こういうことかなみたいなので、
行ったり来たりしながら、
自分はどんどんできることが増えていって、
視界も広げていってみたいなので、
面白いことだなと思いますね。
サイバーの範例が増えるような感覚が近いかもしれないですね。
なるほど、なるほど。
だいたいこの事件の場合はこういう判決になるみたいなのがあるじゃないですか。
それが、王道のパターンはあるんだけれど、
この人の場合はその範例がちょっと増えるというか、
こっちのパターン、新パターンが来たみたいな。
感じで頭の中で多分無意識で体系、類型化されているような気がします。
うんうんうん。
それが仕事をやっぱりこなして長くやっていることによって、
範例がどんどん溜まっていって、
守備範囲も広くなっていって。
そうですね。
人と話していたら多分分かってくださると思うんですけど。
はいはいはい。そうですよね。
そうなりますよね。
これは僕のバイアスまみれの経験が原作ですけど、
声が似ている人って性格にいません?
ちょっと待って、初めて聞いた。
声が似ている人は性格が似る?
うん。
はいはいはい。どういうことですか、それ。
めちゃめちゃ仮説。間違っている100%ですけど。
はいはいはい。いい質問です。
声質が似ている人って、僕的にはやっぱりまず性格に似ているなって思います。
なんでかなと思うと、声の出し方って先天的な骨の構造とかもあると思うんですけど、
話し方とかによっても左右されると思うんですよね。
いわゆる育ちとか家庭環境とかによって。
そうですね。
そういうのが面白いことに、声が似ている人に過去を紐解いて、
聞く人的に話を聞いていくと、なんか似てるんですよ。
へー、そうなんだ。
親とか兄弟とのあれこれがあって、
親がいろいろ強く言ってきたりとか、
おしつけの話と自分が言うに言えなくて、
なんかどっか詰まったりとか、
うってなっちゃったりとか。
そういうのを今まで関わった方でちょっと気づいた部分。
そうそうそうそう。
へー。
たまに奥底で鎌かける感じじゃないですけど、
もしかしたらこうですかみたいな感じで、
過去の話を聞いてみると、
え、なんでしてるんですか?みたいな。
え、すごいそれ。
あ、そうなんですね。
不思議なことにあったりするんですよね。
それはちゃんと山口さんは視点を持っているからこそ気づくことだろうし、
なんかどこかあるのかもしれないですね。
それでもずっと持ったままやっていると、
ずっとそのうち例が増えてくると、
なんか出てくるかもしれないですね。
最近これよくないことでもあるんですけど、
人の声合わないなって思ったら仕事しないようにするとか。
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声で判断する?
関係性とかもちょっと考える。
へー。
立ち止まって、
俊々して考えて、
本当にいいのかとか思っちゃうときもありますね。
それすごいな。
それちょっと動物的な感じにもしちゃいますね。
若干本望ですよね。
そうですよね。
例えばお仕事の話としては面白いし、やってみたいけど、
その担当の方の声が嫌だからやりませんみたいな。
そうね。
でもだいたい声合わないなって人、話合わないんですよね。
でもちょっとそれ分かる。
分かります?
それは分かる。
最初はちょっと、
例えば初対面すると、
当然初対面だから分からないので、
お話を聞きながらやり取りする中で、
どこかで、ん?って、
なんか、おや?ってなるときがあるんですよ。
そういうときは、
エテして最後の方で、
いや、こいつダメだ。みたいなときが訪れることはあります。
その感覚かもしれないですね。
へー、なるほど。
面白い。
本能的な声で判断するのか。
そうですね。
へー。
みたいな感じに行き着いたら言ってたんで、
新しいことを始められないときもあるんで、
そんな感じの今っていうのが、
大学生活の卒業三つになってるような原点な気もしますね。
なるほど、そっか。
まず卒業されて、お仕事終わって、
それから普通に会社に入ったんですか?
最初は新卒会社に入りました。
入ったのがITの広告代理店の会社で、
大手の1000人くらいいるようなところだったんですけど、
広告やりたくて入ったんですけど、
できなかったんですね。
広告のコンサルティングとか。
国際事業推進部なる海外の拠点の
バックオフィス全般になる部署があるんですよ。
そんなものは新卒の説明会にもちろん出てくるはずもない。
裏方の裏方に来た部署で、
なんだその名前は?みたいな感じで入って、
バックオフィスの仕事なんで、ある程度正解が求められちゃうんですよね。
海外拠点だからベトナムの拠点の給与を計算して、
ベトナムドムで振り込むみたいな感じのやつで。
みんな似た名前で、めっちゃ間違えそう。
慣れてくると答えがあるから成長を感じられないんですよね。
僕が入った2015卒なんで、
AIって言葉も全然出てない。まだロボット神くらいな感じですね。
これは明らかにロボットにとって変わられる仕事だろうっていう気がすぐして、
それが怖くて、もうすぐ辞めようっていうのがあって、
1年半くらい辞めたんですよね。
辞める時、辞める直前もちろん次どうしようかって考えるんで、
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あれこれいろんなところにインフラしてたら、
大学生活でやってた塾の予備校のアルバイトの先輩が、
学生時代からいわゆるキャリア教育のスクール授業というか、
社会に出てから必要な考え方とかプレゼンみたいなスキルとか、
そういうのを学ぶ私塾みたいなものをやってて、
僕も教育さっきの話で興味があったもんだから、
面白いかもねみたいな感じで。
キャリア教育とか言葉としてもまだ普及しなかったから、
いいかと思ってそこに入って、1000人から2人の会社になって、
っていうのが2社目ですね。
2社目はもちろん2人しかいないんで、
その時からはやっぱり営業的なのすごく苦手。
表にあんまりです。裏方全般みたいなのとか。
生徒がいるからその人に対して、
さっきの塾のやつと一緒な要領で毎日毎日キャリア面談して、
いう日が送ってました。
それも今に繋がる感じはしますね。
同じですね。やってることは。
そしたらその時に、2016、17年の時に
OB訪問ってあるじゃないですか。
OB訪問あります。
OB訪問のマッチングアプリっていうのができた年だったんですね。
いろんな学生が別に自分の大学の先輩でない人にも
全国オンラインにもいいから相談できるみたいなマッチングサービスがあって。
僕はキャリア教育でもやってたのもあるし、
その延長線中、そもそも人の話を聞くのは
ユイナイさん同様です。好き好んでたとこもあるから。
転職前の段階からサービスローンチしたぐらいの時から
使ってたんです。
ずっと2社目入ってからも趣味でも、
趣味か仕事かわからないですけどやってたら、
その年一番面談に乗った人の面談数が多く、
学生から評価が高いっていうのが
星5とかそういう感じで可視化されるサービスだったので、
その称号じゃないですけど、
評価をいただいたっていうのがあったんです。
2社目は人間関係でいざこざあって辞めざるを得ない時があったんですけど、
あと3社目行くときにマッチングアプリの評価を聞きつけた
人事界隈の最高のベテラン、ちょっと有名な方がいて、
その人がすごい学生の話聞くてうまいですよ、
いろんな話を聞きつけて話したいって
別の方を仲介してセッティングしていただいて、
僕会社辞めたんですって話を言ったら、
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じゃあ趣味やろうよみたいな。
感じあったのが3社目の出会いで、
その方が元々人事でやってたんですけど、
その方も独立して採用のコンサルティング会社を立ち上げられた方だったんですよね。
キャリア教育の部分も人間関係で辞めたっていうのもありつつ、
仕事のやつもやっぱり教育でいろいろ教えたとしても、
新卒採用の段階になるとどうしても学歴でのフィルタリングとか、
いくら教えたところでどうにもならないみたいな事実もやっぱり
減らないんで、だったら採用の仕組みから変えちゃえばいいんじゃないかっていう風になったんです。
その社長の話になっちゃいますけど、
元人事の方っていうのが、面接とか学歴とか一切見ない
専攻方法を考える、やるっていうことでちょっと有名になった方だったんですよね。
例えば僕は粘り強いですって言うんだったら、
言葉で言うんじゃなくて、1ヶ月間毎日採用ページにログインして、
毎日何かしら報告を。
やれる奴はやるからみたいな。
そういう専攻を考える方がいて、面白いじゃないですか。
最初のエントリーシュートもメールアドレスだけ。
名前もいらない。
最初のコンタクトって確かにそうじゃないですか。
連絡さえできれば、
本当に興味ある人は一時選考の情報を後から見ればいいから。
そうしたら男女とかのバイアスもかかんないし、人事としては。
学生としてもハードル低いからオーブンしやすいみたいな。
すごく思想的に近いというか、やれるなっていう気がして、
3社目の方に入ってみたみたいな。
そんな感じですね。
3社目はそういうところでまた?
はい、という感じで出会って。
3社目の時に、今ブランディングという領域で一応名を名乗って仕事をしてますけど、
採用ブランディングみたいな言葉が出てきたぐらいだったんですね。
バズワード的な形で。
採用ブランディングっていうのを、僕がいた会社も言葉として使っていたんですけど、
もちろんブランディングは人事の方で構成されている組織だから、
ブランディングってそもそもなんだみたいな。自分で。
ちょっと調べるだけでも、ブランディングって見せ方的なイメージである言葉ですけど、
どうやらそうじゃない。
ブランドってそもそも約束的な意味で使うことが多いんだ。
企業が僕たちはこういう会社ですよっていうブランド約束を、他の人から見てもやっぱりそうだよね。
言うだけじゃなくて、実際に実現したり、体験したり。
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そういう活動がブランディング。やり続けるかINGを作るかみたいな。
見ていって、なるほど、みたいな。
採用の側面だけで、いい会社ですって言うだけじゃなくて、
もっと本質的に伝えられることとかあるんじゃないかっていう風にアンテナがあって。
その会社とは関係ない加害活動的な形で、
いろんな勉強会とか本読んだりとか、いろいろ突っ込んでいって、
なんとなく体系化したものを、ブランディングとはなんぞりゃみたいな、独学ですけど、
学んでいったっていうのがその時期であります。
話が複雑になるんで難しいんですけど、
パラレルキャリアじゃないんですけど、今のは僕の仕事の話。
一方で僕の昔からの趣味は、好きなアーティストの歌詞、曲の歌詞とかを解釈、考察するっていう言葉にしてくるっていうのがありますよね。
会った時に、ブランドとかブランディングの仕事をやっていくと、
企業のビジョンとかミッションとか、企業理念みたいな言葉を作ったりとか考えたりっていうのも入るんですよね。
なったら、歌詞の解釈とかのスキルというか、一緒だなってなったんですね。
曲って、ユイナさんも多分作曲でやれてるか分かると思うんですけど、
Aメロ、Bメロ、サビあるじゃないですか。
曲をいろいろ見ていくと、Aメロって基本上下描写なんですよね。
Bメロは心情描写。主人公の気持ち。
映画もそうですよね。イントロでいきなり主人公の気持ちじゃなくて、どんな風景かどんな世界観が自分にいるんだか。
サビのところで言いたいことを言ってとか、キャッチに行ってとか。
一緒なんですよね。
ビジョンの短いコピー単体で見ると分からないですけど、よく200字とか300字のボディコピーってあるじゃないですか。解説文みたいな。
あれ見ると、多分大体そんな感じだと思う。
今の時代ってこうですよね。こんな悲しいことありますよね。
そこに対して自分たちこういう行き通りとかやる気感じて希望を持ってる。
だからこういうミッションで僕たちがやってきます。
めっちゃ分かる、それ。
構造が一緒だって気づいて、これ構造分かったら、書くのも少し好きだったから昔から作文好きだったんで、できるんじゃないかなって。
すっごい安いお金でコメディ勉強会来てるような知り合いの経営者、知ってる方とかから、
ちょっと一緒にやらせてもらわせんかみたいなところで、練習じゃないですけど、やらせていただいて。
思った以上に満足してもらえたし、納得感が違うみたいな。
そうですよね。
下手くそなりに言葉にしたとしても不意に落ちてるし、僕はこれでいい、うちの会社はこれでいいみたいなことがあったから、
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これは、僕もその時25?24?とか若いんで、何か変に勘違いして、もしかしたら何かできるかもしれないし、
この領域のことを音楽とかそういうのを下地に喋ったりとか、そういうノウハウとかやれますよみたいにSNSとか発信する人いなかったんで、
何か自分できるんじゃないかと思って、そこから独立してやってくるようになったっていう。
そうなんですね。
そんなのが。
最初はきっかけというか、そこは言葉として、これだっていうのがあったからこれでいけるっていう形で。
という形なので、基本的に人が言ってることとか物事をいろいろ見たり観察して、
多分これってこういう構造だよなって考えて、じゃあ仕事とかに置き換えたりとかした時に、
この構造とこの構造に似てるから使えるんじゃないかとか、こっちに転用させたらいいんじゃないかとか、
そういう形でコンサルティングしたりとか、記事作ったり書いたりとか、そういう風に仕事をしてます。
山口さん自身はもしかしたらやってることとしては結構同じことをしてるんですよね。
全部一緒なんですよね。
それともちょっと出し方とか表現が違ってるっていう感じで。
カルピスの原液は一緒なんですよ。
カルピスソーダなのかかき氷なのか。
なるほど。
あ、うまい。そういうことですね。原液は一緒なんだ。
めっちゃわかるそう。
わかりやすいでしょ。
面白いですね。
なのでいまだにこの年になっても自己紹介が全然ままならん。
そうかなんだろうみたいな感じになっちゃうんですよね。
そういう時々やってることはちょっと変わってくるから。
でもそれってなんだろう。僕も聞く人やってますけど、聞く人っていうのは聞く人単体なんですけど、
それの現れ方って違うじゃないですか。
インタビューをする人だったりもするし、動画も作るので動画にもなるのかもしれないし、
純粋にただ話を聞くっていうこともあるかもしれないし、
なんかその方々によって、相手によって変えていけるみたいな。
そうですね。
自分自身を持っているものを相手によって出していくとか変えていくみたいな感じなのかなっていうような。
なんかそれは面白い。
最近読んだ本とかで、コインランドリーとカフェが一緒になってるとかあるじゃないですか。
あれって前までコインランドリーだったのに、
暇つぶしてる時間がもったいないからカフェ併設したみたいな。
そしたらお母さんが子供を連れてきて遊び場もできたみたいな。
だんだんその場所が何の場所か分かんなくなっていくみたいな。
そういうような箱はあるけど、あとは使う人によって機能が変わってくるみたいな。
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ヤモリさんもいるんだけど、使うというかお願いする人によって機能が変わってくるみたいな。
そうですね。
なんかそういう感じ。
今までの当然仕事って、私はこの職人ですみたいな、これしかできないけど、
どうやら今これからは結構何でも、あ、だったらこの感じでやりますよとか、広くやる感じ。
他のこともやる知識を持ってるから、ちょっと水平的にこっちのアイディアもありますけどみたいな。
なんかキャリアの話にもつながってくるのかなみたいな。
ヤモリさん自身がやられてること自体が、もう新しくないのかもしれないけど、
だいぶ新しい部分、分野、な感じがしました。
なるほど。
自分の性分的にも、あなたはこういう人ですよねって枠にはめられる。
好きではないとこも。
そっかそっかそっか。
アマンジャックみたいな部分もあるから。
人によっては多分僕のことを採用の人っていう人。
それはブランディングっていう人もいれば、言葉の人っていう人もいるんで、そこは好きなように解釈してください。
そうですよね。
そうか。
じゃあ例えば言葉のお仕事をお願いしてくださる方がいたとしても、あれどうやら山口さんは、なんかこっちもできるからじゃあこっちもお願いしようみたいなことも起こってくるみたいな。
まさにそんな感じで仕事を最近はしてますね。
へー面白い。
なるほど。
僕としてもそれはちょっと理想的な感じというか、僕も今聴く人をやってる中で、もともと動画の人があれ聴くのもできるの?みたいなことでそっちが繋がっていったりとか逆もあったりとか。
うんまさに。
ですよね。なんかそういうのは、自分の予想してないとこに連れてかれる感じ。
そうですよね。質問じゃないインタビューされるときに最初にメッセージで好きなこと聞くかもって言われたんですけど、僕好きなこと全然今ないんですよ。
あーそっか。
コロナ禍入ったくらいから3,4年間ワクワクすることが全然ないっていう日々を送り、お父さん家に半年間住みかけて終わり。
そんなことをやったんですけど。開き直って決めないし考えない。どこに連れてかれるかわからないところに身を投じるっていう。
そのときはどこか決めなきゃなって思ってたってことですかね。
そう、ワクワクするものを持たなきゃいけない。
自分で増加してたみたいなところは。
あれこれやったこともないこととか、読んだこともない本とか作品を見たりしても全然なんとも変わらないから、もういいや。
だからやりたいことある人に乗っかっちゃって、好き勝手を使ってくれと。
じゃあ今はそういう状態。
そうです。
今も好きなことっていうのはまだ特に感じたけど、今やっぱりお話聞いてると、好きなことがそもそも分析的な視点とか歌詞のこととか。
やっぱり元々持ってるのを普段から実践してるというか、探究心も強いですし、ネタな視点も持ってたりとか、そういうのがすごく好きだったと思うんですよね。
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そういう処分というか、やっちゃうみたいな。
そうですね、たぶん20代前半から中盤はそれは好きだったんですけど、当たり前はハミンガキみたいな感じ。
ああ、そっかそっか。
ハミンガキ好きでも嫌いでもできるじゃないですか。
そう、確かに当たり前で。
あんな感じで自分が若くするかというと、そんなによくないか複雑なものの構造を見抜いて、これはってなったら若くしますけど、そうじゃないと滅多にならなくなっちゃって。
ああ、面白い。なるほど。
そうなんですよね。
でも、やっぱりわからないところに身を投じるっていう風にすると、回り回って身を投じる先の人の個性をどう活かすかとか、そっちに戻ってきた。
それがやっぱり好きなんじゃないですかね。個別化にしてて。
そうですよね。
そこは面白いことがあって、その方を見て、個別化。声が気に入らなかったらちょっとやめとくけど。
っていうのはすごい面白いなって。そうなんでしょうね。
そうですね。全然組織を相手にする仕事も嫌いとかで全くないんですけど、やっぱり対個人とか、目の前に人が見えるかどうか、本気でやりたい人がいるかどうかが僕のモチベーションにめちゃめちゃ作用するっていうのは、ここ1,2年とかでよくよく感じたことですね。
それまでは感じてないけど、この1,2年でそれを感じるようになってきたみたいなことですかね。
モーストアーキテクツで高松瑞樹をずっと相手にしてると、よく感じますね。
それは今も引き続き感じ続けて、もう一つ課題的に思いながらやってるって感じなんですね。
そうですね。
そっか。面白い。めっちゃ面白いですね。
怪獣なんですよね。高松瑞樹が。
だいたい、僕も人のことは言えないけど、独立する人って社会不適合だから独立するのがあるじゃないですか。
最近はですね、全然関係なくなってきてるけど、基本はそうですね。
独立する人でないがしのパワーがあるしエネルギー源があるから、それがいっちゃってる人ほどぶっ飛んでるから、ゴジラとか怪獣なんですよね。
そっかそっかそっか。
こういうところにいらっしゃったりとか、お仕事してると怪獣たちですね。
怪獣たちもいますね。
そういう人が多いというか。
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コワーキングスペースだから好きっていうのはありますけどね。
だからこそ出会いとかも当然あるでしょうし、面白い方に出会うでしょうし。
怪獣行きづらいから、それをどうやったら行きやすくするかとか、ほっといたら死ぬかもしれないですよね。
でもエネルギーすごいから怪獣って、こっちの方向だったら花咲くんじゃないのとか、やっていくとめちゃめちゃすごいことになったり。
だって彼女は企業のビジョン1枚の絵で可視化する、ビジョンイメージボードってされてたんですけど、本に絵を描き始めたのはこの1,2年とか3年くらいとか。
え?もともと?
独学ですよ。
あ、そうなんですか。
美大も出てないですし。
好きで描いてたみたいなのがあるかもしれない。
学生時代に好きでノートの隅に漫画を描いて、美術部でもなくクラスで2,3番目上手いかなくらいですよ。
それが今や。
ただ彼女は細かい絵が好き。
細かいって何て言うの?一つの枠の中にめちゃめちゃ情報量詰め込まれる感じ。
超絶できる。なぜかできる。
確かに。
そっかそっか、確かにそれは差異ですよね。他の方にできないなかなか。
っていうのはちょっと特殊な感じであったから。
そっか。
企業って言いたいこといっぱいあるじゃないですか。ビジョンがない。一言で僕がコピーができたら、それ言うのもあれですよ。
はいはいはい。
行ったところで全部わかるわけがなくて。
そうですよね。そこの表現がありますね。
あくまで雰囲気とかスタンスしか伝わりきらないと、一枚入れて可視化できる。
それはすげえな。
確かに確かに。
できるだろうなって思って、やってみるって言ったら出ちゃった。
へー。
そういうのを見てくるから、そういうのがわくわくしますね。
そっかそっか。
ここまでこの人のいろんなものを踏まえた上でのある種の最適化みたいなものっていうのがたまたまでも見出せたときは面白いですよね。
面白い。そこがわくわくする喜びだし、好きなことなのかなっていう感じがしますね。
そうですね。本人もすごい素直な子供みたいな人だから、どうって言ったらやる。
跳ね返すってことをほぼしないので、よっぽどじゃない限り。
へー。
頭が掘り固まってないし。
そういう前提もね、もしかしたらあるかもしれないですけどね。
言われたことをまずやってみるとか。
そっかそっか。
なるほど。
そういう人にもっと出会っていきたいとか、別に人じゃなくて組織でももちろん考えるんですけど。
そこが今、今年とか来年とかやっていけたらなっていうふうに思うところではありますね。
そのための何かはしてます?出会っていくための何かみたいな。
言ったら営業になっちゃうんですね。
そこは悩ましいですけど、とにかくいろんなところにいる。
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このコワーキングスペースも別にやりたいとか、僕から言ったわけではないですけど、ずっといると相談されるんですよね。
長くいる人としてどう思うとか、周りとの関係性とか気づいていくと、別のこともいっぱい相談される。
いろんな人のデータベースが僕の中に入っているんですよね。
そういうことか。
そしたらこのコワーキングスペースでやったんですけど、1周年とか2周年とか1周年で何作るとか。
こういうのはどうですかとか。
こういう巻き込み方したら古くから来ている鉱山の人も新規の人も一緒に楽しむじゃないですかとか。
なるほど。
全部にアンテナが立っていくんで。
そっか。
まずいろんなところに顔を出している。いつだけっていうのはやるかもしれない。
なるほど。でも確かにそれが何かのきっかけになって、次に新たなところに繋がっていくっていうのがあると思うので。
面白い。そう思うとなんか暇なく本当に。
今忙しい。ちょうどいいところでという感じでやられてくるんでしょうけど。
なんかわくわく聞いているとわくわくしますね。
そうですね。
これからいろんなことが起こってきそうな感じ。
そうですね。
ちょっとでも仲良くなれるとこういう感じで身の上話とかいろいろ喋ると。
この人はこれとかこれとかできるって勝手にインプットされていくようなので勝手に紹介してくれたりとか。
いろんな文脈で話をつなげてくれるので周りの人がそれに何とかおこぼれにあやかして生きていく。
そっか。
営業はやっぱりできないですけど。
いやいやそれは素晴らしいってことですかね。環境も近いですし。
この場所はそういった意味ではベストなところでずっといられるんですよね。
居心地いいですね。
めっちゃいいです。
なるほど。
何が起こるかわくわくしながら。
そうですね。
例えば3ヶ月後半年後に今では全然予想していないことが起こっているかもしれないし。
ですね。
楽しい。いいですね。
ブランディングとは何ぞやを独学で学ばれたという山口さん。
自身の得意とする個別化、そして構造分析的な視点を様々な仕事に生かし、
そして肩書にとらわれないワークスタイルは今の時代だからこそと思いました。
山口さんありがとうございました。
ありがとうございました。
それではまた次回、雄見直さんのキクヒトラジオでお会いしましょう。