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2021-09-22 14:50

#222 なぜ、夫婦はお互いのことを『分かっている』と勘違いするのか?

なぜ、ぼくらは妻のことを理解していると思い込んでしまうのでしょうか?そこには「近接コミュニケーションバイアス」が関わっていました。夫婦の理解を深めるためにぼくらには何ができるのか?妻との関係に悩む方の参考になれば幸いです。男性向け夫婦関係カウンセリング➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle 質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係に悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
今日お話したいことは、なぜ夫婦はお互いのことを分かっていると勘違いしてしまうのかということについてお話をしたいなと思います。
夫は妻のことをよく分かっていると思っていて、妻は夫のことをよく分かっていると勘違いしている、思い込んでいるということですよね。
このような思い込みによって、相手が正しくこう思っていること、相手が本当はこう思っているという気持ちを正しく理解することができなくて、
余計な夫婦喧嘩が起こってしまうと、相手に対する理解を正しくできないということですね。
これがですね、なんで起こるのかということですね。これね、自分はそんなことないと思う方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
妻との関係を改善しようと思って、妻と対話を試みた方の多くはですね、
対話、会話ですかね、会話をどんどん増やしていくと、そんなことを考えていたの?ということが結構多いんですよ。
これによく皆さん気がつかれるんですよね。妻はそんなことを考えていたんだってこと、こういう発見が自分が思っている以上にたくさんあるんですよ。
これって裏を返すと、妻に対して妻はきっとこう思っている、思い込んでたってことなんですよね。
なんで僕らはそういうふうに思い込んでしまうのかということをお話ししたいと思うんですけど、
これはですね、近接コミュニケーションバイアスと呼ばれるバイアスの一種だと言われています。
相手がですね、親密であればあるほど、相手に対して勝手な思い込みをしてしまうという人間の
まあそういう真理なんですよね。
これなんですけど、最近読んだリッスンっていう本がありまして、これがね、すっごい良かったんですよね。
この中に書かれていた内容なんですけど、夫婦関係にすごい役立つなと思って、今日取り上げようと思いました。
この近接コミュニケーションバイアス、相手が親密であればあるほど勝手な思い込みをしてしまうと。
例えばどういうことかというと、自分の妻とか自分の夫に対する質問に自分が答えちゃうってことですね。
妻がいろいろ聞かれているのに、こうですよとか、勝手に自分が答えちゃう。
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妻はきっとこう思ってるとか、というふうに思い込んでるってことですよね。
あとは妻や夫の代わりに何かを勝手にどんどん決めてしまうと。
きっと妻は夫はこういうことをやってほしいと思っているというふうに思い込んでるってことですね。
あと妻や夫にとって適切ではない、喜んでくれないプレゼントをあげてしまうということも近接コミュニケーションバイアスの一つだと言われています。
これについては第181話、妻への誕生日プレゼントの選び方という回でお話をさせていただいているんですけど、
妻に誕生日プレゼントをあげようと思った時に結構この付き合いが長くなってくると、何をあげたらいいのかというのがわからなくなると同時に、
これをあげればきっと喜ぶだろうという僕らの思い込みっていうのも同時に発生するんですよね。
あとは育児でいうと、親が子供に対して子供が何が好きで何が嫌いなのか、何をしたくて何をしたくないのかということをわかっていると思い込んでしまう。
これは僕も結構あるんですよね。うち子供たちは男の子、元気すぎる男の子さんにいるんですけど、
彼らが何が好きで何が嫌いなのか、彼らがどういう人間なのかっていうのを、
僕の妻がよく話すんですよね。子供たちのことをこういうとこが悪いよねみたいな話したりするんですけど、
だけどそういうことを話した次の日とかまた別な機会に、その子に対する認識を改めるような出来事がしょっちゅう起こるんですよ。
あの子こういうこと言うんだとかこういうことするんだとかこういうふうに思ってるんだとかっていうふうなことが結構あって、
意外に親とは分かっていないことが多いなってことを結構思うんですよね。
これもまた子供のことをこういうふうに思ってるんだよねとか、これが好きなんだよねとかっていうふうに決めてしまう、思い込んでしまうっていうのも
近接コミュニケーションバイアスと呼ばれています。これはですね、誰もが持っているものって呼ばれてるんですね。
誰もが愛する人に関しては思い込みをする傾向があると。なぜかというと自分に近い人の気持ちっていうのはある程度なんとなく分かるだろう、分かるじゃないですか。
他人よりは分かるなと思ってますよね。その分かってるからという気持ちを過信しすぎてしまって、
その人の気持ちを読み取る能力が自分は高いというふうに思い込んでしまうってことから発生するんですね。
これはですね、ウィリアムズ大学とシカゴ大学の実験において実証されてまして、
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二組の夫婦がいまして、部屋の中にですね二組の夫婦を入れますと。そしてそれぞれの夫婦がですね、
相手に対して自分の配偶者に対して、ノートでも取れるようなフレーズ、複数の意味に取れるようなフレーズを相手に対して言うんですね。
妻が夫に対して言う、夫が妻に対して言うと。それを聞いて相手の妻が夫に言った場合は、夫は妻はきっとこういうふうに言ってるんだと思いますって答えますと。
で、それを後ろで聞いていた別の夫婦が、あの人は多分こういうふうに言ってるのよ、こういうふうにきっと思ってるのよ、あの人の言葉の意味はきっとこういうことよ、みたいな予想をするんですね。
で、実際にそれで合ってるか合ってないかっていうのを確かめるんですけど、例えば、なんか今日ちょっといつもと違うねっていうねフレーズ。
で、これって、なんか今日疲れてるねともとれるし、なんか今日すごい素敵な洋服着てるねともとれるじゃないですか。
で、こういったね、なんかノートでも取れる、どっちでも取れるようなことを言ってもらうと。
で、結果なんですけど、自分の配偶者に対して言った言葉の意味というのは、その配偶者は配偶者の方がよくわかってると今思うじゃないですか。
で、別の関係ない夫婦が後ろで聞いていたとしても、彼らがね、こういうふうにあの人言ってるのよっていうふうなことよりも、いやいや自分の方がよくわかってるよと、だって夫婦なんだからって思うじゃないですか。
だけど、これ結果ほとんど変わらなかったんですって。妻が言っている言葉の意味を夫は、こういうことかなというふうに予想をしますと。
で、それを聞いていた別の夫婦もこういうことかなと予想しますと。その答えの整合性というかその点数というのはほとんど変わらなくて、さらに言うと別の夫婦の方が回答あってた時、こういう意味で言っていたっていうのを当てられた時もあったそうなんですよね。
で、ここから考えると親密であるがゆえに相手も自分と同じものが見えていると、自分たちの考えは似ているっていうふうな錯覚が生まれちゃうんですよね。
で、これって、このニッスンって本の中にも書いてあるんですけど、誰かとの繋がり、例えば夫婦関係だったら妻との繋がりというのを一度感じてしまう。
例えばね、結婚したばっかりの時とかって、すごい強い繋がりを感じるじゃないですか。これから一生この人と一緒に暮らしていくんだと、愛し愛される関係になるんだというふうに思って結婚しますよね。
で、実際結婚したばかりの頃ってそういうふうな気持ちいっぱいだと思うんですよ。そういった繋がりを一度感じてしまうと、その後も関係はずっと変わらないというふうに思い込んでしまうんですよね。
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で、それによって相手がどんどんどんどん変わっているんだけど、それに気づきにくいという現象が発生するんですね。
で、これが近接コミュニケーションバイアスと呼ばれる現象であると言われています。
で、この絵がですね、結婚して子供が生まれるとどんどんどんどん関係性変わっていくじゃないですか。
変わっていった関係性に僕ら男性だけが気づくことができなくて、今も昔も妻はこんなふうに思っているに違いないとかというふうに思ってしまうんですね。
それによって妻が実は夫のことを不快と思っているとか、触ってほしくないと思っているとか、というふうな夫に対するネガティブな感情に僕らがすごく気づきにくくなるんですよ。
で、気づく時というのはセックスを断られた時であるとか、ちょっと触んないでとか、言われた時であるとか、そういうすごい嫌な出来事が起こった時に初めて気がついたりするんですよね。
だけど、そういう出来事が起こらずとも近接コミュニケーションバイアスというものがあるということがわかっていれば、
自分は妻のことを本当にわかっているのかなと、わかっていないのかなということを思うことができるようになると思うんですよね。
もっと逆もしっかりで、妻が自分のことをわかってくれているというふうに思っていることってあると思うんですよ。
あの人はわかってくれているというふうにね。
だからこうなんか文句も言わないしわかってくれていると思ってるんだけど、実はものすごいストレスを夫に対して感じてて、
わかんないわよみたいな、あんたのことなんかわかんないし、もうどうでもいいわみたいなふうに思われているというケースもあるわけなんですよ。
この近接コミュニケーションバイアスは自分には当てはまるし、妻に対しても当てはまるということを考えると、
妻に対するコミュニケーションというのはもうちょっと一歩進んだ形で取ることができるようになるんじゃないのかなって思うんですね。
はい、ということで、近接コミュニケーションバイアスということで、妻との関係を悩む方の参考に少しでもこの概念がなれば幸いです。
あとですね、妻との関係を改善していこうと思った時には、これ何度も過去お話をしているんですけど、仲間の存在っていうのがとても重要になってくるんですよね。
薬物中毒化が立ち直るためには仲間の存在が最も大切だと言われているんですね。
僕は妻との関係改善にあたっても同じだと思うんですよ。妻との関係を改善しようと思った時に途中で結構嫌になっちゃうんですよね。
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こんだけやっても変わらないしとか、どうすればいいのかわからないというふうに。そんな時に話を聞いてくれたりとかアドバイスをしてくれる。
そういった、もしくは一緒に頑張っていくっていう仲間の存在。これが今のこの自分の努力を続けられる原動力になってくるんだと思うんです。
妻との関係を改善しようと思って、いろいろ頑張るんだけど何にもうまくいかないと。一体どうしたらいいんだろうという時はですね、もうなんか
愚痴を言いたいけど言える相手もいないじゃないですか。僕が男性って。僕の質問箱にそんな時は愚痴を書き込んでもらってもいいですし、返事も書きますんで。
どうしても辛いと。自分の場合何をどうしたらいいんだろうと。本気でちょっとなんとかしたい。どうしたらいいんでしょうかという場合は僕がノートのサークル機能を使ってカウンセリングもしてますのでぜひご連絡ください。
これはあつの夫婦関係改善カウンセリングタイマスという名前で妻との関係の悩む男性向けにズームなどでアドバイスをさせていただいてます。
この質問箱とノートサークルのリンクは放送の説明欄にリンクが貼ってありますのでぜひご利用ください。
あとその妻との関係を改善しようと思っている方たちと一緒に僕はdiscordっていうのでコミュニティも作ってるんですね。
なかなかこの妻との関係を改善しようということで集まっている仲間なので活発になんかこうめっちゃこう盛り上がるっていう感じでも全然ないんですけど、
でもその自分はこういうこと悩んでるとか僕は思ったことをたまに書いたりとかしてますので妻との関係悩んでいて本気でどうにかしたいと何かしたらいいのかわからないという方はぜひご連絡ください。
お待ちしています。はいということで今回も最後までありがとうございました。
実はですね昨日まで僕朝の昨日と一昨日朝収録してたんですけど全然口が回らなくて朝6時ぐらいかなやってたんですけど
なんでかって言ったらねその一昨日だったかな一昨日ワクチン2回目打ったんですよ。
そしたらね結構副反応が出て昼間全然動けなくなっちゃって結構妻にいろいろお願いとかしてて
夜中もちょっと辛かったんで朝やったんですけど朝はあれですね口が回んないですねもう全然全然回らなかったんで
次から夕方か夜かにちょっとやっていこうかなと思ってます。はい
ということで今回も最後までありがとうございました。また明日お会いしましょう。さようなら
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