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  2. #245 イクメンという言葉はな..
2021-10-15 18:23

#245 イクメンという言葉はなぜモヤるのか?

「イクメンですね」

この言葉を聞いた時にあなたは何を思いますか?

ぼくは年々この言葉が嫌いになっています。

なぜ、ぼくはイクメンという言葉に不快感を感じるのか?

この言葉にはどういう意味と作用があるのか?

詳しくお話しします。


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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
今日お話したいことは、この放送の前日の朝に、ノートの記事を1つアップしまして、そこで書いたことがですね、父親の育児について書いたんですよね。
僕自身の育児に関する話、僕が父親として自分自身が強く意識することができるようになったきっかけについて書いたんですけど、
それを書いているときにちょっと思ったことと、他の方のこの記事に関する感想をいただいたときに抱えていてちょっと思ったんですが、
育免という言葉があるじゃないですか。この育免という言葉がすごいこうもやもやするんですよね。
こうもやるってやつなんですけど、すごいこうなんか違和感があるっていうのを年々こう感じるように確かに僕もなってきてて、
なんでこんなに育免という言葉はもやるのかなっていうことを今日お話したいなって思います。
同じような経験された方もきっといると思うんですよね。この子供の面倒とかを見ていて、外でそういうシーンとかを誰かから見られて、
マルマさん育免ですね、みたいなことを言われたとき。なんか嬉しくないんですよね、これ。
嬉しくないのなんでなんだろうと思ったんですけど、同じようになんか全然嬉しくないとか、逆になんか嫌な気分っていう人もいるじゃないですか。
いると思うんですよ。もしくは中にはなんか嬉しいって、なんか褒められたみたいなふうに思う方もいると思うんですけど、
だけどね、なんか僕が体感してる感じだと、なんか言われても別に嬉しくないんだけどって思う人の方が増えてるんじゃないのかなって気がするんですよ。
で、僕がね、この言葉を言われたときに思うことって、なんか小バカにされた気分だったりとか、何ですか家事育児やってるアピールですかって言われてる気分だったりとか、
なんかとりあえず褒めとこうかなーみたいな感じ言ってんのかなーみたいな感じとか、
あとは家事とかね、育児とかをやるだけがいい男じゃないんですけどね、うちの夫みたいね、みたいな感じで、
こうなんか逆にこっちを詐欺にかかってるみたいなっていう、なんかイクメンっていう言葉がマイナスに働くことがあるっていうことをわかった上で、
こっちを落としにかかるみたいなふうなね、読み過ぎかもしれないんですけど、なんかそういうふうに思うこともあって、
あとなんか家庭的すぎてつまんないんですねみたいなふうに言ってんのかなみたいなふうに思うこともあるんですよ。
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なんでこんなふうに思っちゃうのかなってちょっと考えてたんですけど、
あの朝日新聞がですね、アンケートを取っていて、これ確か2020年のアンケートだったんです。これ最近なんですけど、
イクメンっていう言葉を聞いた時にあなたはどう思いますかと、好きですか嫌いですかということをアンケート取ってるんですね。
男性と女性がちょうど半分ぐらいアンケート取っていて、その結果がですね、
嫌い、このイクメンって言葉嫌いっていう人が44%、どちらかといえば嫌いが31%、
合わせて75%が嫌い寄りなんですよ。結構衝撃的だったんですよね、僕これ見た時に。
なんとなくなんかそういう風潮増えてきたなと思ってたんだけど、本当にそうなんだなって世間の意識もそうなんだってことがね、
気付けて、好きって答えた人が2%、どちらかといえば好きが5%っていうことなんですけど、
圧倒的に嫌いなんですよみんな、イクメンって言葉が。
なんで嫌いなのっていうことを聞くと、男性の育児だけが特別視されているっていう意見と、
仕事も忙しいのに家事とか育児とかもやらなきゃいけないというプレッシャーを与えられている感があって嫌だっていう人もいるんですよね。
僕は男性の育児だけが特別視されているっていう感覚がすごい感じられて、
多分これを感じている方も結構多いんじゃないかなと思うんですよ。
なんで男の育児だけが特別視されるんだと。
多分女性もそう思っているんでしょうけどね。女性の方が思っている人が多いのかもしれないな。
だけど、男も結構こういう人増えていると思うんですよ。
イクメンっていう言葉、イクメン。
この言葉を聞いたときに、なんかすごい特別感感じません?
なんかすごい人みたいな、なんかすごいちゃんとやってる人みたいな、
他の人がやらない育児をやってるんだっていう、
そういうイメージを与えようとして作られた言葉だからそうなんですけど、
これ2010年に生まれた言葉なんですよね。当時流行語大賞を取ったそうなんですけど、
あれから11年経ってる、もう10年以上経ってるんで、だいぶ古臭い言葉なんですよね。
今の時代にあってないからこそ、こういう違和感とか、
モヤモヤするってことが起こっているのかなと思うんですよね。
今の時代、2020年、2021年の生きる僕らにとっては、
イクメンっていう言葉がすごいナルシズムを感じるんですよ。
なんか折れたような感じがするんですよね。
言ってる方もなんか違和感感じながら言ってるんじゃないかと思うんですよね。
そういう時に、なんかこれ悪口なのかなみたいな感じで思っている人もいるんじゃないのかなって気がするんですよ。
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だから最近この言葉聞かなくなってきて、
今の時代に生まれた言葉を使って、
今の時代に生まれた言葉を使って、
今の時代に生まれた言葉を使って、
なんかね、現役世代、子供をまさに育てている30代40代とかの現役世代、僕らにとっては、
なんかすごいナルシズムが鼻に付くんですよね。
なんか、この言葉を使う人って、子供がいない人の方が多いような気がするんですよね。
イクメンって言葉を使う人って、すごい若いか、もしくはもう子育て終えてるか、どっちかみたいな。
だからね、現役世代、子供をまさに育てている30代40代とかの現役世代、僕らにとっては、
なんかすごいナルシズムが鼻に付くんですよね。
家事とか育児とかをする男性を特別させてしまうような危険性が、
この言葉にはあるんじゃないのかなって僕は思うんですよ。
育児をしている自分は特別だというふうに思い込みやすい。
これ何も特別じゃないじゃないですか。
自分がね、褒められたくてやってるわけじゃないのに、
イクメンって言葉があるがために褒められて当たり前だとか、
自分は特別な存在だみたいな、他の男性はやらないことを俺はやってるんだみたいなことを
思わせやすいような仕掛けがこの言葉にはあるなって思うんですよ。
それはさっき言ったみたいに、男性の育休取得率が1%台だった2010年に生まれた言葉なんで、
そういうふうに特別感を持たせて、男もやろうよみたいな、かっこいいよ、ほら子供を面倒に見る、
パパかっこよくない?イクメンみたいなのを乗っけてやらせようという意識があったからこそ作った言葉だと思うんですけど、
これで僕が育休を取っていた2年ちょっと前とかのあたりまで、
このイクメンって言葉に対してそこまで大きな違和感って今ほどなかったんですよね。
当時僕すごい違和感を感じたのが、フェイスブックか何かで同じように育休を取った男性がいたんですよね、子供生まれて。
その人、フェイスブックに毎日毎日すっごいめちゃくちゃ手の込んだ料理の画像をアップしてたんですよ。
なんかね、フランス料理かみたいな、なんか見たことないような、この食材どこで買うの?みたいな、
何これ?みたいな、都会でしか手に入らないんじゃないの?みたいな、
っていう、見たことも聞いたこともないような野菜とかを使った、すごい手の込んだ、うまいのか?っていうぐらいの、
いろいろ僕意地悪く見ちゃったんですけど、っていう風な料理を毎日毎日アップしてるんですよ。
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お前暇だなってすごい思ったんですけど、お前授乳してんのか?って、ミルクあげてんのか?ってね、
夜泣きの対応お前やってんのか?って、やってたらこんな手の込んだ料理作る日もないだろうってすごい思ったんだけど、
その人は毎日毎日フレンチみたいな、よくわかんない、めっちゃ手の込んだ料理をアップして、
それがネットニュースになったんですよ、記事になったんですよ。ニュースになってて、取り上げられてて、ちょっとバズってたんですよ、その記事が。
妻が出産して、大変な時に夫がすごい美味しいご飯をたくさん毎日作ってくれたみたいな。
毎日毎日写真をフェイスブックに上げて有名になりましたみたいなことがネットニュースになってたんですよ。
その時に男の人が言ってたのがちょっとうろ覚えなんですけど、
今は男性がこうやって育休とかを取って、目立つことができるチャンスだみたいなね。
なんかちょっと調整忘れましたけど、なんかそれが簡単な時代だみたいなことを書いてて、
お前は何が言いたいんだってすごい思ったんですよね。
その育児とか家事とかをやることが、今はすごく男がやることが目立つから、
なんかすごい目立てるチャンスだみたいなことを、なんかすごい難しい言葉をひねくり回して使って書いたんですよ。
でも言ってることはただそれだけのことで、
今男って育児とかやんないじゃんって、やる人少ないじゃんって、こんなやる人が少ない中で、
俺みたいにやったらすげー目立つよみたいなねってことを書いてて、
お前何言ってんだろうってすごい思ったんですよ、それを読みながら。
で、実は僕その人とちょっと遠い知り合いだったんです。
知り合いの知り合いの知り合いみたいな、知り合いの知り合いか、だったんですよね。
で、その人の親戚から聞いた話だと、すっごい性格悪いあの男みたいなことを言ってたんですよね。
ああーと思って、もうそういう人か、みたいなね。
知りそもわかりませんけど、いうこともあるんだな、みたいなことを思ってて。
で、そうなんですよ。
たぶんその3年くらい前、それは炎上しなかったんだけど、
たぶん今それやったらめっちゃ炎上すると思うんですよ。
毎日毎日手の込んだ料理を作って、
フェイスブックやツイッターやインスタグラム上げていて、
今この男性が育休を取ってこうやって発信をすることはとても目立つぞ、みたいなことを言ったらめっちゃ炎上しますよね、今ね。
だいぶ時代が変わったなと思うんですけど、
本当に日々時代が変わっていて、3年前ではね、そんなわけのわかんない記事がバズったりとかしてて、
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何言ってんだろうって僕は思ったんですけど、今じゃ絶対もう炎上しますね。
っていうくらい人の意識が変わってるんですよね、僕ら男性の意識が。
10年前にイクメンって言葉が生まれて、今それから10年以上時間が経っている。
今この時代、今まさにこの育児をしている僕ら男性としては、
当たり前のことをやってるだけなのに、
そんな何か新生死したり独別死したりするのってすごい嫌なんだけどって思っちゃうんですよね。
それが多分この言葉、イクメンって言葉に対してモヤモヤの瞬間があって、
こういう人がね、これからたぶんどんどん増えてくると思うんですよ。
なぜならば、令和4年の4月1日から、
育児休業を取得しやすい雇用環境の整備、個別の周知、移行確認の義務付けっていうのが行われるんですよ。
来年からもっともっと多くの人が来ると思うんですよ。
取得しやすい雇用環境の整備、個別の周知、移行確認の義務付けっていうのが行われるんですよ。
来年か?多分、令和4年って多分来年ですよね。
僕が育児を取った時、約3年前かは、もちろんこういうことなくて、
男性が育児を取れるってことを知ってる人ってほとんどいなかったんですよ。
多分10人に1人くらい、もっと少ないんじゃないのかな。
全然知らなくて、僕が育児を取るって言った時にも、
取れるの?会社はお金出してくれるの?みたいなことを言われて、
会社はお金出さないから、国が出すからって思ったんだけど、
それぐらい誰も知らなかったんですよ。
その時思ったのが、なんで会社で言ってくれないのかなって思ったんですよね。
なんでみんな知らないのかなって。
男性の育児があるってことを知らないのは、会社が教えてくれないことが一番大きいと思うんですよ、責任が。
それを来年の4月から会社はやらなきゃいけなくなるんですね。
自分か、もしくは配偶者が妊娠した時に、
妊娠しましたって、出産予定はいつですと会社に申し出た時に、
じゃあ育児を、こういった制度がありますけど、取りますか?どうしますか?ってことを言わなきゃならないと。
義務づけされるんで、その時に初めて知る男性多いと思うんですよね。
今だいぶ周知されてるんで知らない人そんなにいないかもしれないけど、
あるんだと、取れるんだと、俺取れるんだって、この会社取れるんだって多分思う人多いと思うんですよ。
そこで多分取る人が増えてくるし、義務づけなんで当たり前のことじゃないですか。
当たり前のことだから、育免とか言われても、なんで?みたいな気持ちになると思うんですよね。
当たり前のことやってるだけなんだけどって。
あとね、令和5年、再来年か、再来年の4月からは、
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1000人以上の従業員がいる企業っていうのは、育休の取得状況を公表しなきゃいけなくなるんですよ。
これも義務づけされるんですよ。
そうなると、就職する人とか転職する人がこういうのを見て、
この会社全然育休取らせてくんないじゃんとかね、男性の育休取得率3%みたいな。
こっちの会社は70%いってるみたいな。こっちにしようみたいな。
っていうふうに会社選びの基準の一つになってくると思うんですよね。
そうなると、ますます男も育児をするってことが当たり前になってくるんですよ。
そうなってくると、ますます育免っていう言葉は違和感しかなくなってくると思うんですね。
もう一つ、育免っていう言葉があるがたびに、自分は特別な存在だと、
思いやすくなるっていう、この風潮も何とかしてほしいんですよね。
このせいで、そんなことをもともと思ってなかったのに、思ってしまうっていう男性も結構多いと思うんですよね。
でもね、たぶんきっと来年の4月からは大きく変わってくるなと思うので、
育免っていう言葉がどのように変化していくのか、
そして人々の意識が、男性の育児に関する意識がどうやって変わっていくのかということは、
この先も苦しい注意深く見ていきたいなと思っています。
ということで、今日は育免っていう言葉はなぜ燃えるのかということでお話をさせていただきました。
同じような悩みで、なんか燃えるなと思っている方の参考になれば幸いです。
質問箱の方で、夫婦関係に関するお悩み相談、男女問わず受け付けておりますので、ぜひそちらをご利用ください。
概要欄にリンクを貼っておきます。
あと妻との関係に悩んでいて、家に何とかしたいと思う方は、
僕のノートのサークル機能を使って、
あつの夫婦関係改善カウンセリング松明という名前で、
妻との関係で悩む男性向けに、Zoomなどでアドバイスをさせていただいています。
こちらもリンクを貼っておきますので、ぜひご利用ください。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
実は今日からですね、僕は放送大学の授業を受講していて、
インターネットでやってるんですけど、朝の8時くらいから時間を作ってやってるんですが、
めちゃくちゃ面白いんですよ、これ。
ちょっと最後に言いたかったんですけど、
僕、心理学の授業をずっと受けなくて、
学びたいな、勉強したいなと思ったんですよ。
そんなことをやる時間無しでどうしようと思ったんだけど、
もういいやと思って放送大学に申し込んで、単科生として入学したんですよね。
今日は心理学概論というやつの第1話だったんですけど、面白いですね。
自分の興味があることを学べる楽しさっていうのが、
すごい楽しくて、これはね、また別の機会に話したいけど、
言い切る喜びの一つだなって思いましたね、僕。
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自分が好きなことを学べるっていうのが。
はい、ということで、また明日お会いしましょう。さようなら。
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