声の出なさとストレス
ふふふラジオ
この番組は、30代の夫婦が子育てのこと、パートナーのこと、町づくりのこと、今話したいことをおしゃべりするラジオです。
結婚や子育てって悪くないかもって思ってもらえたら嬉しいです。
やっと声が出るようになりました。
まだ本調子じゃなさそうだけどね。
あ、あ、あ。ねえ、今年の風邪は喉風が多いとかいうことで、声帯の奥の方がやられる人が多いんですよって言われたんだけど、
うん。
どんびしゃそのパターンで、ほんとに一週間声がほぼ全く出ず、ささやき声しか出せないという状況でした。
うん。
ご迷惑おかけしました。
そうなんでどうやって学校で仕事するの?
もう大変だったよ。
二人でやれるときは、もう一人の人に耳打ちして言ってもらったりして、
あと自分一人のときは、紙に書いて読んでもらうとか、チリリンって鳴らして、これが鳴ったら注目してくださいみたいな風にしたりとか、
中学生だからギリなんとかなったみたいな感じはあるよね。
低学年じゃ無理だね。
さすがにね。
っていう感じで、読み上げ機能を使えばいいんじゃないですかとかって子供にも言われたけど、確かにとか言いながらやってました。
でもちょっと思ったのが、やっぱり自分は人と話すのが好きだから、声が出ないことに対して実は潜在的に結構ストレスを受けていたなと思って、
ちょっとなんかあったときにさ、隣の部屋にたとえばじゅんちゃんがいても、これさとかって言えるじゃん。
これ○○だよねみたいな。
だけど声が出ないときはそれができないから、ちっちゃいこと伝えるにしてもそばまで行って肩トントンして囁かなきゃいけないじゃん。
毎回それができるわけじゃないからさ、じゃあこれは言わなくていいかみたいな。
喉が万全なら言いたいこと、だけど今は言わなくていいやみたいなことがなんとなく積もっていったっぽくて、話せるようになってからは、やっぱり話せるっていいなと思いました。
たまに忘れてなぜかささやき声で話しかけてくるよね。
そういえばさ、今もうしゃべれるわみたいな。
あとこれでしゃべってると結構周りの人もさ、秘密の話してるんじゃないかみたいな。
職場でずっと俺がささやいてるからさ、なんか大丈夫みたいな感じだったけど。
自分も復活してきて、えいちゃんはその前からね、一回体調悪かったけど、でもすぐ治って、大事をとって病後児保育をお願いしてっていう先週でしたね。
急に39度の発熱があったけど元気だったよね。
DINKSの考察
そうそう、ぐったいはしてなかったよね。
病後児保育に僕が連れて行った日はさ、ちょっとだけしょんぼりした顔はしてたけど、泣き喚くことはなく、ママの時は大泣きしたって話を聞いてたから、チェッと思いつつ、ハイタッチして帰ってきました。
でも次の日私が送った時も大丈夫だったよ。
連続して行ってたからってのもあるのかね。ママと離れるっていうよりはこの場所に置いてかれちゃうみたいなのが心配だったのかもしれない。そう思っておきましょう。
あと最近の話は何かありますか。
豆まき、節分あるじゃない。鬼のおめん。去年はゆうじがつけて、えいちゃんがちょっと泣きそうになってて、みたいな感じで。
今年私が、もう鬼のおめんがあるっていうのはえいちゃん知ってたんだけど、私がつけたらすごい嫌がって。
嫌がったね。
泣いて、わーって、涙流すとかそういう感じじゃないけど泣いてたじゃん。
結局鬼のおめんは壁に張って、私がひとりで鬼は外をついて落下船投げてたら、えいちゃんが楽しそうに思えてきたのか。
結局最後はニコニコ笑いながらみんなで投げて豆食べてとかってやったけど。
あの後えいちゃんに聞いたら鬼のおめんはママはつけないでほしいって。
ママがつけるのは嫌だ。パパはいい。
本当かね。
ママが鬼になるのが嫌なんだって。
昔さ、えいちゃんさ、お風呂入るときにさ、じゅんちゃんが髪を留めるヘアバンド。あれが何だっけ、ぽちゃっこ?
ぽちゃっこ。
うん。
ちょっとキャラ物みたいな感じで。
怖いね。
そのときもさ、一番最初はあれママが知らない人になっちゃったみたいな感じで嫌がってたよね。
知ってる人が知らない存在になっちゃうみたいなのが嫌なのかなと思ったけど。
俺鬼去年になったときもさ、そういう感じじゃん。パパなのにパパじゃないみたいなさ、感じで泣いていたから。
来年どうなるか。
でもあれだよね、保育園で作ってもらったさ、鬼のお面というかかぶり物は、自分でつける分にはすごいニコニコだよね。
あれ怖くないもんね。
まあまあね。
確かに鬼のお面ちょっと怖い目ではあるか。でもまああんまりリアルじゃないけどね。イラストみたいなもんだからどうかと思ったけど。
でもえいちゃんが作ってくれたのに比べればさ。
まあね。
えいちゃんが作ってきたものってゴツブラな瞳じゃん。
まあシール貼っただけみたいな感じだけど。
牙もないし。
そうね。まあまあ比べれば確かにあっちの怖いやつは怖く見えたかもしれないね。
っていう2週間でしたね。
そうだね。
問題は最近じゅんちゃんが、これ何系の本て言えばいいの?リンクス系の本て言えばいいの?
リンクスって言って分かるものなのかな?
ダブルインカム、ノーキッズの略だっけ?
うん。
だから共働き2人ともフルタイムかな?で働いていて子供はいませんっていうカップル、夫婦?
そうそう。国の調査でさ、希望するライフコースと予定のライフコースを聞く調査があるんだけど。
あれだよね。3人子供が欲しいってのは希望だけど、実際には1人だから予定としては1人だろうなみたいなこと?
子供の数だとそうだけど、ライフコースだと結婚してずっとフルタイムで共働きで行く。で子供を持ちたい。持つ。
とかまた子供を持って専業主婦とか、結婚はするけど子供は持たなくて共働きとか。
で結婚も子供も持ちません。みたいな。
そういう将来の自分の人生設計的なので、こうしたいなって思ってるものと、でも実際はこうなるだろうなって予想、予定きっとこうだろうみたいなのは結構違いがあって。
希望のところだと結婚して子供を持って共働きっていうのが、近年はその割合が高くなってんだけど、予定のところでディンクスの割合がガッと増える。
実際には子供なしかなっていうの。
人生は微分
で、なんでそう思うんだろうなとか、子供が欲しくない人もいるじゃん。
まあそうね。
それは何故欲しくないのかなとか。
そういうところが知りたくて、ディンクスの人が書いた本をね。
1冊は日本人で、もう1冊は韓国人が書いたやつなんだけど。
それを読んでみたら、日本と韓国結構共通点多いなとは思ったんだけど。
文化が似てるっていうか。
分かるなって思う部分もありつつ、考えすぎてこじらせてるなって思うところもありつつみたいな。
共感したポイントと、こじらせてるというか考えすぎてるんじゃないっていう部分が、それぞれどんな感じですか?
共感は、今は共感しないんだけど、過去にね、自分が大学生だった時に、
やっぱり就職活動の時になって、自分の人生設計というか、仕事だけじゃなくてさ、ライフのことも考えるじゃん。
まあそうね。
結婚したいのか、子供欲しいのかとか。
それこそいわゆる希望ライフコースを考えるわけだね。
ってなった時に、私は結婚して子供が欲しいなって大学生の時思っていて、でも仕事もしたいと。
で、その時目指してた仕事っていうのが、超絶ハードワークっていうのがわかってるのね。
その時すぐに。
この職に就くと、こうなるぞと。
そう。
で、それ現時点でやりたいけれども、それがんばって勉強して、合格してついたところで、
仮に結婚することになりました、子供できましたってなったら、続けられないよなって思うの。
ハードすぎて。
両立が難しいだろうということだよね。
そう。
そんなんで、がんばってその職に就く意味ってあんのかなとか。
そこでなんかへこんだりとか。
あと大学生の時は、私まだひねくれてたし、ちょっと病んでる部分もあったから、
なんかこの世の中に対して、ほんといい社会だと思ってなくて。
生きづらさとか。
お先まっくらみたいな。
未来に希望が持てまてんみたいな。
PMみたいな。
そんな感じの大学生だったから、子供を持ちたいと思ってるけど、
でもなんか自分自身が肯定できない社会に子供を生み出すって、かわいそうなことをするんじゃないかみたいな。
こんなよくない社会なのに、後の未来よろしくみたいな。
っていうのを思ったことがあって。
そのディンクスの方が書いた本にも、ほんと同じようなこと書いてあったの。
その人自身も、社会に対する不信感とか不安とか、戦争とかさ、環境問題とかさ、
大きいものも含めだけど、不安に思うことが多い。
あんまり明るくこの社会をとらえられないから、
こんな社会で子供を産むなんて、そこまで責任とれないみたいな。
で、子供がつらい目にあったらって思うとつらいみたいな。
そういうことも書いてあって。
なんか共感って言いつつ、考えすぎポイントみたいな感じの語りにも聞こえたけどね。
そう。当時の自分は考えすぎてた感じもしない。考えすぎてたのかな。
何と比べて過ぎてたのかちょっとわかんないけどね。
でも結局自分の人生楽しくするのって自分次第だなっていうのをその後学んだし。
もういかようにもなると今では思ってるから。
そのように子も育てればよいのではって思えるようになってる。
というのでそんなに、なんか今は全然共感しないんだけど。
その部分ね。
なるほどな。
そんな責任があなたが取らなくていいよっていう気がする部分と、
つまりこの社会が良くないっていうのはさ、大きい話としてあったとしてさ、
そこに子供を産む責任ってのはあるのかもわかんないけど、
でも社会が良くなかったときに、ごめんねこんな社会でっていう気持ちはみんな人それぞれあると思うけど、
この社会を作ったのはあなたじゃないから。
だから自分が作ったものが、たぶん自分の料理まずかったらさ、こんな料理食べさせてごめんなさいはわかる。
けど社会全体が良くないからと言って、こんな社会でごめんなさいって言って、
とてもね、この料理私できませんみたいなノリで子供をちょっと産めませんっていうのも、
そこまで責任を取らなくていいんじゃないっていう気持ちが一つと、
もう一個はそうは言っても手の届く範囲、家の中のこととかさ、
あとは地域社会とかさ、この子が通う学校とか、
そういうちっちゃい範囲に絞れば、自分ができることっていっぱいあると思ってるから、
なんか今良くないとしても、良くしてこうってする姿勢は見せられると思うし、
なんかそっちの方が大事なんじゃないかなっていう気はしてるからさ、
今良くないからごめんねっていう気持ちもどっかありつつ、
でも良くしてこうと頑張ってるからさ、君も頑張ってこうぜみたいな感じは、
さっきじゅんちゃんちょっと言ってたけど、
そういう姿勢が見せられるかどうかの方が大きい気はしてるから、
前数学の先生がさ、高校のときさ、人生は微分だって言っててさ、
その瞬間のグラフの傾きを出すのが微分じゃん、
だからぐっとその瞬間、昔どうだったかは積分だからどうでもいい、
どうでもいいと言ってなかったけど、ここまでの人生が良くなかったとしても、
この瞬間は微分だから、その傾きが大事なんだみたいな、
今良い方向に向かっていけるなら積分のことは気にしすぎずに、
微分で生きていけみたいな、なんか数学なのか人生なのかわかんないセリフをおっしゃっていて、
あ、そう、その先生今年で退官なんだよね、
え、何の、高校?
高校のときの担任団の一人の先生で、
へー、
DINKSの考え方
だから今年の同窓会はその先生中心に考えようと思っております、
何のこっちゃだっけな、
あと、よく言われてる、育児がどうしても女性に偏る母親に、
っていうのが現実的にあるから、あるからっていうか、
社会全体の雰囲気としてね、日本は、
そうね、
韓国もそうらしいんだけど、
それが嫌だ、
でもそれはやっぱりパートナーとの話し合い次第かなと思うし、
そんなに引き受けないでいいと思うから、自分が、
家庭の総監督っていう言い方をしてるんだけど、
そうなりたくないらしいんだね、
あ、家の中のことを全部マネージします?
母が中心みたいな、
それはもうその家庭次第じゃん、
定期的に家族会議とかしてる家庭もあるしさ、みんなで、
母が総監督になる必要はない、必ずしも、
あと自分が母になることによるアイデンティティ喪失の不安、
キャリアと両立
この話はあれだね、また別撮りで話せるといいトピックで終わるか、
聞いてちょっと思ったのがさ、
じゅんちゃんがその大学時代にさ、
職業選択をしてこうとするときにさ、
家庭と両立できないかもしれないって思って、
その進路を選択しなかったって話があるけどさ、
結構大きな話だなと思って、
そうは言ってもその仕事に就いて、
うまく分担してくれるパートナーを見つけるみたいなことも可能だったかもしれない、
けど進路選ぶ段階で、
女性っていう子になりがちだからみたいな、
なんていうのかな、ゼロ百じゃないのに、
60ぐらいだとしてもさ、
でもなんか進路として選択しないってやっちゃうと、
それが一気に100の方に傾くみたいなことが、
いっぱい起きてるんだろうなと思うと、
目に見えないところというかさ、
パートナーが具体的に見えてくる手前で、
その扉を閉ざしちゃってることって、
いっぱいあるだろうなと思って、
逆に男性側がさ、
じゅんちゃんと同じ進路志望で、
でも将来パートナーと家事育児分担できないかもしれないなって言って辞めるってさ、
あんまり聞いたことない。
聞いたことない。
でもそれって本来おかしな話じゃん。
パートナー見つけて具体的に分担していけばいいよっていう話は、
100%その通りだなと思うからいいんだけど、
パートナーが固有名詞で、具体像で浮かんでない状態の時にさ、
閉じてしまってるコースというか、
道もあるよなと思うと、
そこどうするといいんだろうね。
学生時代は本当に、やっぱ植え付けられてるんだろうね。
無意識的に女性である自分が、
当たり前に家事育児を担うみたいな認識だったからこそさ。
逆に今のじゅんちゃんのマインドで、
当時大学生に戻って進路選択するとしたら、
もしかしたらその道をあきらめなかったかもしれない。
いや、それでもやっぱ長時間労働だし。
まあね、そう言いますか。
自然に身体的な負担みたいなところで、
出産との兼ね合いっていうのは。
実際その職について、
子供3人とか産んでる女の人いたんだけど、
インターンとか行ってさ、話聞くじゃん。
ほぼほぼ子育てをアウトソーシングというか、
家政負担的な。
懇中してるわけよ。
うーんって。
子育てに、子供欲しいけど、
子育てを全部懇中して、
自分が働きたいのかって言われると、
そうじゃないなと思って。
そうだね。
自分も子育てに関わりつつ、
でもキャリアも追求できるみたいな、
そういう道に行きたかったんだよね。
だから今のマインドでも選択してないと思う。
あと職場東京だしね。
へー、そうかそうか。
そう考えそうね。
またこれも次回扱えたらと思うトピックだけど、
仕事上の私と、親としての私と、
あとその自分個人としての私みたいなさ、
3つが時間を食い合っていて、
バランスをとっていくのが難しいみたいなのは、
前、友人が終始論文で、
いろんな人にインタビューして書いたらしいんだけど、
そういうことよね。
どっかに偏ってる人は、
たぶん、捨ててしまった、取れてない、
あっち側が気になるみたいな。
専業主婦は、もっと自分が仕事できてれば、
仕事に全部ふりすると、もっとあの頃子育てしてれば、
逆に僕らみたいに分担するとさ、
場合によっては、今ちょっと仕事にもっと時間使いたいのにとかさ、
逆にもっと子どもと時間使いたいけど、やっぱり仕事が、
引き裂かれる自分みたいな。
仕事と家庭でも引っ張り合いしてるのに、
さらにそこに私らしい私という、
現代特有の、
現代病と言っても過言ではないかもしれないけど、
入ってくると、なおさらね、
じゃあ理想って何なの?みたいなのは、
見えなくなってきてしまう昨今なのかなと、
思いますけどね。
だから最近自分はやっぱり、
コミュニケーションの重要性
自分でバランスが取れる仕事の仕方はいいなと思って、
じゅんちゃん今、3級前だからっていうのもあるだろうけどさ、
在宅できたり、
あとやっぱり大学で働いてると、
研究に時間を当てるとかさ、
取材というか何というか、
別の場所に行ってフィールドワークするみたいなことも、
自分の材料でできるじゃない。
でもグッと集中して論文書くぞみたいなこともできはする。
なんかそういうのはすごくね、
いいなと思ってるので。
大学いいよ。
そうそうそう。
なんていうか、多分人によるけどね。
本当に夜遅くまで、
やっぱ楽器中って研究ほとんどできないから、授業終わると。
夜遅くまで研究室に残って、
なんかやってる人もいるし、
土日も時間が取れる人は、
大学に来てなんかやってる。
でもなんかそれは、
やらされてるものじゃないから、
その人がやりたくて、
研究やってることだから。
まあそうね。
あとやっぱりこの、
いつもながらフフフラジオの話だけど、
やっぱ相手が何を求めてるのかとかさ、
今どういうところで困ってるのかみたいなのを、
パートナーとして知ることは大事だしさ。
それによってお互い臨機応変に動ける場合もあるじゃない。
そういうコミュニケーションが取れてるかっていう方が大事で、
このバランスがベストなんで、
向こう30年これでいきますって多分無理だからさ。
なんか時々に応じてチューニングできる、
関係であり続けるってやつ。
それが一番大事だろうなと思うし、
この二人がしっかり握れてれば、
それをもとに自分の両親にお願いしたり、
周りの人にヘルプ出したり、
みたいなこともできるんじゃないかなって気がするから、
大事にしていきましょうね。
まとまったのか知んないけど、
一旦このディンクス話はこの辺にしておきますか。
はい。今回も聞いてくれてありがとうございました。
ぜひ聞いて感じたことをお便りフォームなどから教えてください。
面白いと思っていただけたら、
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お知り合いにご紹介などもよろしくお願いします。
それではごきげんよう。