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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは夫婦関係を悩む方向けに関係改善のヒントに発信をしています。
あなたの妻は夫はなぜ不倫をしたのかということで、今日は人はなぜ不倫をするのか不倫はなぜ発生するのかということについて話をしていこうと思います。
最近僕のところに相談に寄せられる声で多いのが、この不倫の件なんですね。
夫婦関係の件で不倫の話であったりとか、妻が不倫してるんじゃないか、浮気してるんじゃないかっていう不満を抱えている方っていうのがすごく多くいらっしゃるので、
最近僕、なんで人って浮気するんだろうとか、なんで人って不倫するんだろうということばっかり考えてるんですよ。
これについてちょっと何回かに分けて話をしていきたいなと思っています。
今日の話はですね、日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本をもとに話をするんですけど、
不倫がなぜ起こるのかというその発生メカニズムについて今日はお話をして、次回以降はなぜ不倫が起こるのか、7つに分けた理由について話をしていこうと思います。
今日はですね、なぜ不倫が起こるのかというメカニズムなんですけど、この本によりますと、
昇平理論と呼ばれる心理学の理論があるそうなんですね。モチベーション理論とも呼ばれているそうなんですけど、
不公平さをなくしたいという心理的欲求に基づいて起こる現象のことを昇平理論と言うそうなんですね。
どういうことかというと、わかりやすく言うと、例えば職場で、なんであの人の方が仕事が少ないのに給料が多いのとか、という不満を抱いている人っていると思うんですよ。
私ばっかりなんかめっちゃタスクが多いじゃんみたいな、なんで給料が変わらないのに私ばっかりこんな仕事が多いのみたいな、
その嫌だという気持ち、その不公平さをなくしたいというその気持ちがこの昇平理論というものなんですけど、
これは夫婦関係において言うと、バランスが崩れた愛情関係は破れる傾向があると言われているそうなんですね。
つまり家庭の中において、夫婦関係において、受け取るものよりも与えるものの方が多いよねって感じているとしたらどちらかがね、
どちらかが自分受け取るものより与えるものの方がなんかめっちゃ多いんだけどって感じる方、その感じる方が婚外交渉を持ちやすいというふうに言われています。
婚外交渉って本の中で書いている言葉なんですけど、不倫とか浮気とかのことを婚外交渉というふうに読んでいます。
自分の方がなんかめっちゃ与えてて、なんか全然もらってないんだけど、なんかすごい自分ばっかりギブギブばっかりなってないって、
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なんか私ばっかり与えてるよねっていうふうに感じる側が、そういった婚外交渉をしやすいというふうに言われていると。
これはもうちょっと噛み砕いて言うと、以前の放送でお話をしたケアの偏りっていうのもあるのかなと思うんですね。
夫婦がお互いに思いやりの気持ちを持って、お互いに支え合うことで愛着関係は作りやすくなるんですが、そのケアがどちらかに偏っている。
妻から夫へ、もしくは夫から妻へとケアが偏っている場合、バランスが崩れていますよね。
バランスが崩れているから、バランスを保とうとして外に婚外交渉を持つようになると。これが商品離同というもので。
精神的なもののバランスを取ろうとするんですよね。
よく夫婦喧嘩になった時に、家事・育児の分担・バランスを見直そうぜって話になったりすると思うんですよ。
なんか私ばっかり負担多くないとか、俺ばっかり負担多くないみたいになって、家庭の中におけるタスクを分担しようと洗い出して、見えない家事も言語化してすべて出して、
じゃあ、あなたこれ、私これってバーッと分けるじゃないですか。バーッと分けるんだけど、それって実はそこまで大事なことじゃなくて、
精神的な面におけるバランスが崩れていることによって愛情関係が破れるっていうことなんですね。
物理的にはすごい楽になるかもしれないけど、お疲れ様とか、今日なんか元気なのそうだけど大丈夫?っていうふうにいたわりの気持ちを持ったりとか、
おはようってちゃんと挨拶をしたりとか、ありがとうって感謝の気持ちを伝えたりとか、大好きだよって気持ちを伝えたりとか、
っていうふうに愛情表現とかいたわりの言葉とかをかけるっていう、そういったケアのバランスはどうなっているんだって話なんですね。
そのバランスが崩れていると愛情関係を破る傾向があると言われています。
もう一個書いてあるのが、婚外交渉はセックスの問題というよりも夫婦の親密性を問われるものという書き方をされていて、
すごいな、これ見事に言語化しているなと思ったんですよね。
この外でセックスをしてしまう婚外交渉というのは、夫婦間におけるセックスの問題じゃないという話なんですよね。
なんかしてくんないとか、さしてくんないとか、したいんだけどとか、さしてくんないんだけどとかっていうふうにセックスだけにフォーカスしてしまいがちなんですけど、
実はそこはそんな問題じゃなくて、その夫婦がお互いどれだけ愛情関係のバランスがとれているのか、お互いどれだけ親密性が高いのかということを問われているんだと。
大丈夫?っていう。その夫婦は愛情のバランス、ちゃんとバランスされている?上手くバランスがとれている?
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なんか偏ってない?どっちかに偏ってない?どっちかばっかりギブしてない?みたいな。
その親密性を確認しなきゃダメだということなんですよね。
どれだけ2人が支え合っていたのか、どれだけ相手のことを思っていたのかということが問われるというふうに書かれていて。
なるほどなと。婚外交渉はセックスの問題というよりも、夫婦の親密性を問われるものということは、
夫婦の親密性にフォーカスして夫婦関係を改善しようという意識を持つことによって、
おのずとセックスエースの問題とかっていうことも解決しやすくなる。
浮気の問題、不倫の問題というのも解決しやすくなるんだろうなって思ったんです。
これは僕の意見なんですけど、というふうに思ったんですよね。
というのが商品理論ということで説明されているんですね。
もう1個書いてあったのが、これもすごいわかりやすいなって思ったし、
僕が密記している不倫の話とか浮気の話とかとも合致するなと思ったんですけど、
それは婚外交渉は現実とファンタジーの狭間で起こるということが書いてあったんですね。
どういうことかというと、現実の夫婦関係とか家族関係、そして職場の人間関係とか、
そういった人間関係の中に居場所が生み出せないと、何か自分の居場所がないなという時に発生すると。
自分の自己の存在価値の喪失ということなのかと思うんですよね。
自分が何か居る意味がなくなって、ここに自分が居る意味が何なんだろうって。
居ても居なくてもどっちでもいいんじゃないかと。
何か自分の居場所がないなというふうに思えてしまう時、
家庭の中において自分の居場所がないと、職場においても自分の居場所がないと感じる。
すごい自分に何の価値もないんじゃないかと思ってしまう時、
そういった時に起こりやすい、発生しやすい婚外交渉は。
そして婚外交渉は現実世界の重圧から一時的に解放され、
かつ夢の世界ではない、その中間に位置する第三の狭間にあるファンタジーとして発生しやすいというふうに書いてあるんですね。
すごいこれなんだ、わかりやすいなと思ったんですけど。
そう浮気とか不倫っていうのは現実世界じゃないんですよ。
もちろんそれは現実に起こっていることなんですけど、当人にとってはファンタジーなんですよ。
第三の狭間なんですよ。現実世界でもないし、夢の世界でもない、その間にある第三の狭間として存在するファンタジーなんですよね。
自分自身のこの満たされない現実の生活から抜け出したい、その重圧から逃れたいと、自分の居場所がないというふうに感じるっていった、
そこから解放されたファンタジー、
浮気した人たちがなかなかやめれないっていうことがあると思うんですよね。
不倫とか浮気の関係を生産できない、そこから抜け出せないっていうのは、そこが一種の生き甲斐というか、
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自分が存在価値を見出せる第三の場所として認識してるんですよね。
だからやめれないんですよ。自分の精神がそこに依存しちゃってるんで。
ファンタジーだから、現実的な危険な行為であってもやめれないんですよ。
普通に考えたら、不倫とか浮気って危ないじゃないですか。
向こうが既婚者だったら余計そうですよね。向こうの家族にも迷惑かけることになるし、自分の家庭もぐちゃぐちゃになるし、
子供がいたとしたら、離婚するとなったら、どっちだか真剣に取るんだとかって揉めることになるし、
子供の養育環境にも良くないじゃないですか。
普通に考えたら、そんなことわかるじゃないですか。
だけど、なんでそんなことをしちゃうのか、そしてやめれないのかっていうと、
現実世界として認識できてないんですよ。認識してないんですよね。
婚外交渉が起こっているその瞬間っていうのは。
そこの瞬間は、自分の現実世界、辛い現実世界から解放されて、
そして、だけど有名な世界とか、現実にはない世界というわけでもない、
その第三のふわふわしたファンタジーの中にいるからこそ、正しく現実を理解できてない、把握できてないんですよね。
ということが書いてあって、なるほどなといろんな話を聞いてきましたけど、
これで何かちょっと合致したんですよね。そういうことかと。
やめれない人、不倫をしてしまう人というのが、なぜ危険を犯してまでするのかというのがわからなかったんですけど、
ファンタジーとして認識しているから、足を踏み入れてしまうんだということがちょっとわかったんですよね、この本を読んで。
で、あと他に書いてあるのが、じゃあ具体的になぜ不倫が起こるのか、
それには7つの理由があるというふうに婚書の中で書かれているんですね。
ちょっと概念が難しくて分かりづらいところがあると思うんですけど、
次回以降からこの7つの理由については詳しく説明をしていきますね。
一応ちょっと読み上げます、7つ。
1つ目は、愛の対象とセックスの対象の不一致。
2つ目は、分離、個体化の発達段階の未完の作業。
ちょっと分かりづらい。分かりづらいけど、僕ちゃんと分かるように説明しますんで、次回以降で。
これはちゃんと説明すれば分かりやすい話だと思います。
3つ目は、パワーコントロールの手段。飲み込まれ不安、仕返し。
4つ目は、現在のパートナーからは満たされない保証行為。
これはそのまんまですよね、これはとても分かりやすい。
5つ目は、ネットの普及による婚外交渉の機会の持ちやすさ。
これはまさに、これでもね、これ本を書かれたのは2000年ぐらいなんだけど、
2000年ちょっと過ぎたあたりかな、2013年ぐらいだったかな。
今から2014年に書かれた本、10年以上前、10年近く前なんだけど、
当時でもネットの普及によって婚外交渉が持ちやすくなっていると言われていて、
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今、さらに加速しているなと思うんですよね。
これについても次回以降、詳しく話をしようと思います。
6つ目は、性に対する価値観、ジェンダー観。
7つ目は、未熟な結婚、現家族の問題、低い自己文化と世代間伝達された家族神話など。
7つ目は、結構個人的な面白いというか、現家族の問題というところに焦点を当てると、
どっちが悪い、お前が悪い、あんたが悪いって話はなりづらくなるし、
関係性改善において前向きな議論がしやすくなる話だなと思ったので、
これも最後の方で詳しく話をしていこうと思っています。
今日は、なぜ不倫が起こるのかについて、
商品理論とファンタジーの概念を元にお話をさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
全然話は変わるんですけど、
最近1年ぶりに英会話のレッスンを始めたんですよ。
ブライチャーっていう英会話のオンラインのスクールがあるんですけど、
ここで、ちょうど去年の4月に初めて受けたんですよね。
発音のレッスンを受けて。
だけど辞めちゃったんですよね。
いろいろ忙しくなって、2回目がたまたま受けられなくなってキャンセルしたら、
もうそのまま1年間やんたかったんですけど、
元気になってまた始めたんですよ。
始めた気がついたのが、全然発音できないっていうことに気がついて、
そこそこ喋ってるかなと思ってたけど、
いざ講師の方と話をするスカイプであるんですけど、
話をしだすと、何って言うかほとんどわからないんですよ。
半分くらいわからなくて、自分が言いたいこともうまく伝わらなくて、
赤ん坊になっての気持ちになって、すごいみじみな気持ちになるんですけど、
このみじみな気持ちが嫌で僕は逃げてたんだろうなと思うんですよね。
でもこのみじみな気持ちが、逆に堅いなって頑張ろうって気持ちでもなるんで、
しばらく続けていこうと思うんですけど、
この間、A、最近僕発音しかやってないんですけど、
PHONICSって発音やってて、ショートAっていうのがあって、
アルファベットのAってあるじゃないですか、
あのAの発音だけで1時間やったんですよ。
もう進まないんですよ。全然できなくて。
何度も何度もやり直しされて、やっと最後にAの発音ができるようになったんですけど、
自分が何もできないっていう、すごい辛いんだけど、
だけどこの先があるんだなって、自分が知らないことがしてるんだなとか、
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階段を登っていけるんだなっていうのが、すごい希望というか楽しくなったんですよね。
前に進んでいく楽しさみたいなのを味わえて、語学学習の楽しみの一つなのかもしれないですけど、
っていうのを感じられたんで、ちょっとしばらく続けていこうかなと思ってます。
なんで英語の発音のレッスンを始めたのかとか、
なんで30代の後半になってやったのかとか、
っていうのはちょっといろいろと思うことがあるんで、別な機会か、
ノートのメンバーシップで公開しているプレミアム版のポッドキャストの方で話をしようかなって思ってます。
あとね、ドリンゴっていう語学学習アプリで、英語と中国語と韓国語をやってるんですけど、
これも楽しくて、なんか刺激になるんですよね。
単調な毎日に刺激を与えてくれるようなところがあって、
楽しいなって、単純に楽しいなって思ったりするんで、
ちょっとね、なんか興味ある方はいいかもしれないなって思ってます。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。さようなら。