こんにちは、夫婦関係学ラジオのアツです。このポッドキャストでは、夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今日のテーマはですね、妻に自分は頑張っていると伝えては絶対にいけないという話をしようと思います。
これはどういうことかというと、夫婦関係に悩んでいる時に、行き詰まっている時に、
例えば、自分がいろんな本を読んだりとか、コミュニケーションの実は学んだりとか、
妻との関係を解消しようとして、いろいろ努力をしていると。
それを妻に伝えたいと、分かってほしいと、自分が頑張っているということを妻に知ってほしいというふうに思ってしまう時って結構あると思うんですよね。
だけどこれが逆効果になるんだという話ですね。
本当にやるべきことは何なのかということについて話をしていこうと思います。
本当によくある話で、自分が変わろうと努力していることを妻に伝えれば、妻はきっと分かってくれると。
コミュニケーションを学んでいるんだと、勉強しているんだということを言えば、妻は安心してくれると。
そういうことをつい僕らは考えてしまうんですけど、これが実は全然機能しないんですよね。
本当によくある話で、例えばすごい自分は反省していると、いろいろ言ってくれることも感謝していると。
今自分はいろいろ勉強して変わろうとしていると、自分を変えようとしているんだと。
だけど妻からこんなことを言われた。
だから何?あんた全然変わってないじゃない。
こんなことを言われるとどうですかね。カッとなったりしますよね。
だから俺やってるんだよと言いたくなると。
この気持ちはとてもよく分かります。
自分なりにすごい頑張っていると変わろうとしているのに、全然それを認めてくれない。
全否定される辛さがそこにある。
だけど実は、あなたの妻にとって、あなたが頑張っているという話は全く関係のない話なんですよ。
妻が見ているのは、あなたの努力のプロセスではなくて、結果なんですね。
あなたがどう変わったのかというところ。
もっと言うならば、あなたが妻の気持ちを理解しているのか、受け止めているのかというところ。
そこだけをあなたの妻は見ているんですね。
これを、いや俺は頑張っているというふうに妻に対して伝えた瞬間に、
妻にとっては、俺の頑張りを認めろと強制されているようにしか受け取られないんですね。
こういうふうに頑張っていると主張することで、妻はまた自分の話ばかりしている。
私の苦しみを無視しているんだと感じてしまって、どんどん妻は心を閉ざしていく。
厳しい言葉もどんどんエスカレートしていきます。
そうなると僕ら夫は、いやいやだってこんなに頑張っているのにと、さらに落ち込んでいくと。
こういう悪循環がぐるぐるぐるぐるぐる加速していくわけですね。
今までいろんな方は見てきましたけど、妻に対して、いや俺は頑張っていると。
頑張っているというアピールをしてうまくいったケースは一度もないんですよ。ゼロです。
自分の心に思いやりを向けて安心感を取り戻していく。
例えばゆっくりと深呼吸をしてみたいとか、自分の体をさすってみたいとか、意識を今ここに戻していくわけですね。
僕がよくやるのは心臓のあたりに手を当ててさすったりとかしてます。
自分に対して声掛けをするんですね。自分に対して思いやりのある慈悲的な、慈悲な言葉をかけていく。
自分の心が落ち着いたときに妻の感情に寄り添っていく。
これを一瞬でできるようになるとすごい楽になります。
そうなんだね。そう感じるんだね。というふうに妻の気持ちを受け止めていくんですね。
あなたの妻が、だから何?あんた変わってないんじゃない?と言ったときに、
この言葉はあなたを攻撃しようと思ってしてるわけじゃないんですよ。
妻の意思として攻撃してるわけじゃない。攻めてるわけじゃないんですよ。
妻はまた自分が攻められてると感じて、自己防衛のためにそういった攻撃的な言葉をつい発しちゃってるんですよ。
反応的に発しちゃってるんですよ。
僕ら人間なので知恵がある生き物ですけど、だけど根本は生き物なので反応しちゃうんですよね。
本能的な反応しちゃう。自分を守るために反応しちゃう。
それが、だから何?あんた変わってないじゃない?という言葉として出てきちゃってるんですよ。
だけどこの言葉の奥には、彼女が本当に感じている気持ちがそこにあるんですよ。
私はこんなに長い間苦しんできた。あなたにはわかってほしかった。でもずっとわかってもらえなかった。
今になって勉強してますって言われても、このずっと苦しんできたこの苦しみは一体どうしたらいいの?報われないじゃない?と。
今更遅いのよ。何なの一体?という気持ちがそこにあるわけですね。
最後の方は反応モードに入ってますけど、今になって学んでますって言われても、私の流れの苦しみは消えないと。
いやどうしてくれるんだ?という思いがそこにあるわけですね。
だから妻が本当に、あなたの妻が本当に言いたいことは、私の苦しみをちゃんとわかってほしい、受け止めてほしいっていう気持ちなんですよ。
そこに対して、いや俺は頑張ってるって感じするのは、妻のそういった苦しみを全無視しているのと同じことになっちゃうんですね。
なので正しいやり方としては、まず自分の防衛反応に気づくってことです。
妻から厳しい言葉を浴びせられた瞬間に、いや俺も頑張ってるんだって言いたくなる衝動。
この瞬間、この衝動に気づくってことがまず大事で。
今俺の高価な神経が覚醒して脅威システムが鬼になろうとしてるなとか、鬼になったなって気づくってこと。
気づけば自動的にこの反応から一歩離れることができますから、その後に自分の心を落ち着かせていく。
緑のシステム、数人システムを迂回するってことですね。
深呼吸をしてみたいとか、自分の体をさせてみたいとか、
セリフハグって言いますけど、自分でこういう風にやってみたいとか、自分の体をギュッとしてみたいとか。
もしくは心臓に手を当てながら、自分に対して声かけをしてみたいとか。
僕はよく心臓のあたりに手を当てながらトントンとしたりとか、さすったりとかしながら自分に声をかけるんですけど。
こうやって意識を妻に攻撃されたと感じた瞬間に、僕の意識がフワーって飛んでいって、
この野郎ってなっちゃうので、その意識を今のここに戻していくんですよね。
その戻した後に、リアルタイムで自分に慈悲の言葉をかけていく。
そんなこと言われれば辛いよね、お前って色々頑張ってたんだよな、と。
誰だって同じ状況になれば、そういう風についつい自分を守ろうとしてしまうよ、と。
まずは自分に対して温かな言葉をかけていく。
その後に、でもちょっと落ち着いてみようかと。
大丈夫か?今自分の気持ちをしっかりと気づくことができたよな、と。
妻がそういうことを言うのは、妻がああいう風に怒るのは、
お前のことを傷つけようと思って言ってるわけではないんだ、と。
言葉は言葉のまま取っちゃいけない。
その奥にある妻の気持ちに目を向けるんだ、という風に自分に対して知恵と勇気のある言葉をかけていくんですね。
自分の心が少し落ち着いたら、その場から逃げないということが大事で、
普通に不快じゃないですか、そういう妻から。
あんた何なの?何も変わってないじゃん。今更遅いのよ、みたいなことをフワーッと言われたら、
誰だって嫌な気持ちになりますよ。
だけどその不快な状況に留まるっていうことが大事で、
この人の心にはいったいどんな苦しみがあるのかなって想像してみたりとか、
反応したいとか、言い訳したいとか、ここから離れたいという、
そういう衝動を感じながら、その感情に留まり続けるということがすごく大事です。
留まることで、妻の心の奥にいったい何があるのかっていうのが見えてきますんで、
それができたら、次にやることはたった一つ。
そうか、そうだったんだな、そんな嫌な思いをさせてたんだな、休まなかったな、と。
妻の感情に寄り添っていく。
彼女が感じているその気持ちを、そのまんまの言葉にしてそこに寄り添っていく。
ただそれだけでいいんですよ。
自分の努力を主張する必要なんかないし、反応する必要もないし、言い訳する必要もないんです。
ただ妻の心の奥にいったい何があるのか、そこに思いを馳せてそこに寄り添っていくっていう、ただそれだけです。
例えばですけど、自分に対する声かけ、例えばこんな感じですね。