妻の変化と5つのステップの導入
こんにちは、夫婦関係学ラジオのアツです。このポッドキャストでは、夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今日のテーマはですね、別居離婚に近づくときに妻にはどんな変化が起きているのか、5つのステップで解説をしますということで話をしていきます。
これは、妻が愚痴ばっかり言っているとか、もしくは最近ちょっと愚痴が減ってきたなとか、そういったふうに感じている方、結構いらっしゃると思うんですけど、妻にどういった変化がその時に起こっているのかということについてお話をしていきますね。
よくある話が、妻があんまり愚痴を言わなくなってきたと、気持ちが落ち着いてきたから大丈夫だろうと、時間が解決してくれるというふうに思ってしまったりとか、もしくは逆にすっごい愚痴ばっかり言ってくると、いつになったらこの愚痴終わるんだというふうにうんざりしちゃうということ。
これ多分2回くらい前の回で話しましたかね、もっと前か4回くらい前かな、妻の愚痴は宝の山みたいな、多分放送していると思うんですけど、ああいう話ですとか、あとはうちの妻に限って浮気なんかするはずがないというふうに思い込んでいる方。
確かに妻は愚痴をすごいたくさん言ってくると、いつまでこれ続くんだっていうのはね、確かにしんどいと思うんですよ。また始まったと、じゃあどうするんだと、何を言っても無駄だと、そんな愚痴が止まったときにちょっとほっとする、そんなことあると思うんですね。
でも実は妻の愚痴というのは、まだあなたに対して変わってほしいと思っている期待のサインでもあるんですよね。そして妻の愚痴が止まったときというのは、夫に対する期待が薄れ始めているときでもあります。
これは安心するサインではなくて、今すぐ何とかしなければいけない状況なんですよね。なので妻が静かになったときに問題解決と思い込んでしまったり、手を打つタイミングを完全に逃してしまったりとか、妻の心の中でゆっくりとした離婚への覚悟が進んでしまったりとか、そういったことがこの5ステップを知らないと起こってしまいます。
今まで150人以上の方の夫婦関係の相談に乗ってきて、あとコンパッションマイナートレーニングという思いやりの心を育むトレーニングも今やってるんですけど、それをする中で、あ、なるほどなと、この女性の心というのはこういうステップで変わっていくんだなというのがちょっと見えてきたんですよ。
ステップ1:愚痴を言う
1つ目のステップ、ステップ1は愚痴を言うステップですね。この時には妻はまだ夫に対して期待を感じている、期待しているということが多いです。変わってほしいとか、私の気持ちわかってほしいという風に。それを訴えるために愚痴を言ってるんですね。
感情をちゃんと表現できているということなので、まだつながりがある状況ですね。愚痴をすごい言われている状況の時って、つながりなんかないよという風に思っちゃったりもすると思うんですけど、だけどまだ言ってくれてるっていうのは夫に対する期待があるので、つながってはいるんですよ。
そして、この後に次のステップへと進んでいきます。どれだけ言っても夫は聞いてくれないと。そういう残念な気持ちが積み上がっていくと、無駄なのかもしれないと。どれだけ言っても無駄なのかもしれないという風な諦めの気持ちだったりとか。
あと単純に疲れてきますよね。よく面倒になっちゃったという言葉を聞きます。夫に愚痴を言うのが。もしくは夫にこうしてほしいというお願いをしたりするのが、全然聞いてくれなくて面倒になってきたと。話したくないと。もうそんなにうんざいだという話を女性からもよく聞きます。
この段階で妻の気持ちを真剣に受け止めていれば、関係はかなり早く立て直すことができるんですよね。これが次のステップに進むと、愚痴を言わなくなる状態ですね。これがステップ2になります。
ステップ2:愚痴を言わなくなる
この時は妻の期待というのが消え始めているんですよ。心理学でいう学習性無力感というのがあるんですけど、この人に何を言っても変わらない、無駄だという風に無力感を感じ始めてしまうのがこの時期ですね。愚痴を言わなくなってしまうというのが。
コミュニケーションを諦め始めます。そして夫に対するオキストシンというホルモン、愛情ホルモンと呼ばれるんですけど、子供が生まれた後の夫婦が絆を作るためにこのオキストシンとホルモンがお互いに分泌し合う必要があるんですけど、これが減少していきます。夫に対する愛情が薄れてきますんで。
だけど妻が愚痴を言わなくなったと。これはもしかしたら良いサインなのかもしれないという風につい僕らは勘違いしてしまうんですよね。だけどこれは危険な落とし穴なんですよ。トラップなんです。
ステップ3:無視をし始める
ステップ3が無視をし始める。夫のことを無視し始める段階ですね。例えば、「おはよう」とか、「行ってらっしゃい」とか言っても全然口を聞いてくれないし、こっちを見てもくれないと。
家に帰るとムッとした表情をしたりするということが起こってくる。こうなってくると夫と妻の間に緊張感が走り始めますよね。だって相手としてはしてくれないわけですから。
男性側は何なんだと、どうなってるんだと、口ぐらい聞いたらどうなんだと、その態度いつまで取るんだとイライラし始めたりしますので、子供たちも両親の不安、そこにある危険な温度だったりとか雰囲気というのに気づき始める頃ですね。
そうなると子供が情緒不安定になったり、不登校になったり、あとは鬱の症状が出たりとか、そういったリスクが高まっていきます。
この時にですね、僕ら夫側はついつまのことを追いかけすぎてしまう。追いかけちゃうということが起こるんですけど、追いかければ追いかけるほど妻がどんどん逃げていきます。
どうなってるんだと、話しぐらいしたらどうなんだと、口ぐらい聞いたらどうなんだと、いつまで無視するんだと、話し合いしようと、今日の夜寝かしつけが終わったらリビングで集まって話をしようと話をする。
だけど寝かしつけで疲れ果たした妻はもう寝てしまうと、翌日の朝夫が妻に詰め合われる。
お前昨日話しするって言ったろ、なんで起きてこないんだよ、っていう風に。こうなると妻はどんどんどんどん距離を広げていきます。
ステップ4:浮気をする
ステップ4が浮気ですね。妻の浮気です。全員が全員するわけじゃないですけど、浮気をする段階はこの辺かなと思ってます。
何が起こってるかというと、妻の心の中が情緒的飢餓状態と呼ばれるステージに入ってくるんですね。
情緒的飢餓というのは、人間というのは食べ物だったり飲み物だったり、飲食、住居と呼ばれるものがあれば生きていけると言われますけど、実はそうじゃなくて、
温かな関わり、人と人との温かな関わり、これがないと人間というのは生きていけないと言われてるんですね。
これが情緒と呼ばれるもの。この情緒が飢餓状態、つまり渇ききっている状態ということです。
心の中が渇ききっている。私の気持ちを全然分かってくれない。受け止めようともしてくれない。
こんなに話してきたのに全然分かろうともしてくれない。自分の都合ばかりを言ってくる。
どこにも私のことを受け止めてくれる人はいないんだ。私のことを分かってくれる人なんて、この家には誰一人存在しないんだ。
どんどんどんどん自分を追い込んでいってしまうんですけど、そうなると心の中が渇ききってしまって、
例えば、職場で妻がちょっと優しい言葉を男性から言われた。そうなると、渇ききった砂に一滴の水が下に落ちる。
砂が水を吸い込みますよね。一瞬にして砂が土へと変わってきますよね。
水をちょぼちょぼと注いでいくと、またさーっと砂の中に水が吸い込まれていきます。
これくらいの速さで妻の心が他の男性からの言葉だったりとか関わりによって、徐々に徐々に潤ってしまうんですね。
これが浮気のスタートであることがめちゃくちゃ多いです。
上昇的怪我状態ですね。感情的な空白を別の場所で満たそうとする行為になります。
つまり愛情だったり松林だったり共感という、人間が持っている根本的なニーズ・欲求というのは満たされていない状態なんですよ。
浮気相手というのは単にセックスがしたくてするんじゃなくて、話を聞いて欲しいとか受け止めて欲しいとか、私のことを理解して欲しいというニーズから来ることが多いんですよね。
こうなってくると妻の心の中で、夫以外の男性でも大丈夫なんだとか、この人で湧き相手がいれば私の心は満たされるんだ、これが正解だったんだというふうに自分を正当化しようとし始めます。
そうなると夫が排除すべき存在となっていくので、ますます無視をするようになったりとか、家の中で妻が不綺麗になっていったりとかという現象が起こってきます。
夫に対する心が徐々に離れていくステージですね。これはステップ4になります。
ステップ5:距離を取る
ステップ5が何かというと、距離を捉えるステージですね。妻の心の中で物理的な、心の中の別居みたいな感じですよね。
同じ家の中で住んでいるんだけど、心の距離がどんどん離れていって、家庭内別居になってしまったりとか、もしくは別居して欲しいと言ったりとか、もしくはなかなか家に帰ってこなくなったりとかという状況が起こってきます。
例えば、友人と旅行に行くという話が多いですね。友達と遊びに行ったりとか。その友達が浮気相手であることもあったりします。
あとは実家に帰ったりとかですね。土日になると実家に帰るとか、土日になると自分の部屋に閉じこもるとか、夫が家にいないときは子供たちと一緒に遊ぶけど、
夫がいる土日は基本的には出てこないとか、仕事に行っちゃうとか、どこかに出かけちゃうとか、研修に行っちゃうとか、ということがよく起こってきます。
距離が広がってくるんですよね。妻の心がどんどん離れていくと。
ここがさらに進んでいくと、妻が弁護士に離婚の相談をしたりとか、あとは財産分野のために今家の中の資産がどうなっているのかというのを把握しようとしたりとかし始めます。
具体的な行動にどんどん移っていくって感じですよね。別居したりとか、自ら家を出ていったりとか。
ある日家に帰ったら妻の子供たちはいなかったって話は僕はめちゃくちゃ聞きますけど、これはステップ5のところなのかなと思います。
妻は具体的な行動をとっているというパターンですね。
この状態を放置していくと法的手続きの移行にどんどん進んでいってしまうので要注意となっていきます。
現状把握とステップ別対応策
どうでしょう。今あなたがどこにいるのかというのって分かりますかね。この5ステップの中で。
もう一回復習すると、ステップ1が愚痴を言う。ステップ2が愚痴を言わなくなる。ステップ3が無視をし始める。ステップ4が浮気をする。ステップ5は距離を取られる。
4の浮気がなくて5にケースもあると思います。
まずは自分自身が一体どこにいるのかというのを正確に把握することが大事かなと思います。それぞれのステージにおいてやることが変わってきますので。
もしあなたがステップ1から2の間、妻は愚痴を言っている、もしくは愚痴を言わなくなってきたこのステップならば、
妻の言葉というのを愚痴というネガティブなものに捉えずに、関係修復のためのサインであったり、もしくは妻が発しているSOS信号みたいな形で捉えるといいんじゃないのかなと思っています。
僕は妻の愚痴は宝の山だと思っているんですよね。
言ってくれるというのはめちゃくちゃありがたくて、夫に対してこうやってほしいとはこうしてほしいというニーズを関係が悪化すると本当に言わなくなってしまうので、
これを言ってくれるというのは、もう答えをそのまま出してくれているということなので、めちゃくちゃありがたいことなので、これは活用しない手はないですよね。
ぜひ妻の言葉を受け止めて、最後まで話を聞いたいとか、妻が本当に困っていることは何なのか、妻の苦しみの根源にあるのは何なのかというのを、ぜひ突き止めてほしいなと思います。
ステップ3以降、もしあなたの妻が、ステップ3以降の段階ならば、追いかける、正論を言う、感情的に反応するというのは絶対にやってはいけません。
妻の柔らかな気持ちを受け止めていくんです。
そこまでしなければいけなかった彼女の心の奥には一体何があったのかというのを見つけていくんですね。
これは簡単な作業ではないです。
なぜ言ってくれないので、なんで妻が無視をするのかとか、なぜ家を出ようとしているのかとか、その時に言ってくれないので結構難しいです。
だけどかつては多分言ってたはずなんですよ。
男性の話を聞いていると、いや全然妻、あんま不満とか言ってなくて、という話をちょいちょい聞くんですけど、
だけどよく思い返していくと、何かしら妻は過去に発しているんですよ。
あなたに対してこうしてほしいとか、こうなってほしいとか、という主張やニーズというのはあなたに対して発しているはずなんですよ。
そこを掘り起こしていくのがおすすめです。
夫ができること:心を整える
その時にはですね、まず自分の心を整えていくということをおすすめします。
妻と向き合おうとした時に、その態度がすごく冷たい妻と向き合おうとした時に、ついイライラしちゃうということってないですかね。
いつまで無視するんだとか、どうなっているんだとか、浮気している側がなんでそんな大きな顔をしていられるんだとか、ついこうイラッとしちゃうことってね、結構あると思うんですよ。
このイラッとした状態で妻と話をすると、まず喧嘩になるじゃないですか。
喧嘩になるし妻も、そんなんだから嫌なのよ。あんたのもら腹が嫌なのよとか言われちゃう。
いいことないですよね。どんどん悪くなっていく。ネガティブなループがぐるぐる回っていきます。
じゃあどうすればいいのか。自分の心を落ち着かせていくんですよ。
何があっても動じない、怒らない、反応しないってことですね。
妻の態度に対して反応しない、瞬間的に怒らないとか、逃げない、ビビらないってことがすごく大事になってきます。
怒らない、逃げない、ビビらないですね。怒っちゃうと話になりませんし、
それで妻があなたに対してまた気で返してきたりとか、
もしくはすごくショックを受けて寂しい思いを感じてどんどん心を閉じていくとかってありますし、
妻から逃げるとどんどん距離が縮まっていきますし、
もし妻が怒るタイプとか感情的な表現をしたときに、距離を縮められないと、怖いと、話しかけられないとか、
となると何も変わらないじゃないですか。夫婦関係をどうにかしようと思ったときに妻が怖いんですと、
怖いから何もできませんとなると何も起こらない、どんどん悪くなるだけなので、
ビビらないっていうのがすごく大事になります。怒らない、逃げない、ビビらないですね。
僕がよく言っているスリーフ反応という、人間が脅威に直面すると、戦う、逃げる、固まるという3つの反応のどれかをとるんですけど、
これをひっくり返したのが怒らない、逃げない、ビビらないで、これができるようになると関係性は改善しやすくなってきます。
心を整える方法:マインドフルネスとセルフコンパッション
どうやってそれができるのかというと、まずは自分の心を落ち着かせる。どうやって落ち着くのかというと、これはマインドフルネスですね。
自分の全ての感情、感じている感情に良い悪いのにジャッジをせずに、ありのまま全ての感情を受け止めていく。マインドフルネス。
これができると、今俺イラッとしたとか、今俺すごい悲しみを感じていたとか、自分の感情にすごい敏感になれるので、
瞬間的な妻に対する反応、怒ったりとか、逃げたりとか、ビビったりとか、というのがなくなってきます。
その次がセルフコンパッションですね。自分に対する思いやり。まずしんどいじゃないですか。普通にしんどいですよ、妻がこんな冷たい態度で撮っていれば。
そのしんどい状況に立ち続けるためには、自分に対する思いやりが必要になってくる。それがセルフコンパッションですね。
これを習得できれば、妻からの冷たい態度にも耐えられるようになって、自分の中に心の余裕感を生み出す空白が、スペースが生まれますよね。
そうすると、妻に対する思いやりというのも剥きやすくなってきます。
この5ステップに共通して言えることがあって、関係修復というのは、妻を変えることではないんですよね。自分を変えることから始まっていくんです。
関係修復への希望と未来
もしあなたの妻がまだ愚痴を言っているのであれば、今のうちに本気で行動化してください。
もしまだ愚痴を言ってくれないということであれば、まずは自分の心を落ち着かせること、心を整えることから始められてみてください。
これを続けていけば、もしかしたら1年後、こんな未来が訪れるかもしれません。
夜、リビングのソファで妻が今日あった出来事をポツリと話してくれる。
あなたは以前のように、「また愚痴か?」とスマホを見ながら聞き流すのではなく、しっかりと顔を妻の方に向けて話を聞く。
妻は一瞬驚いた顔をして、でも少し安心したように続きを話してくれる。
ちゃんと受け止めてくれている。
妻の心にそんな安心感がじわりと広がっていく。
それが2人の関係性が変わり始めた瞬間だった。
そんな未来を一緒に作っていきましょう。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
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ではまた次回お会いしましょう。さようなら。