感謝の伝え方の重要性
こんにちは、夫婦関係学ラジオのアツです。このポッドキャストでは、夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今日のテーマは、「妻が夫からのありがとうを嫌がる。実はあなたのありがとうが妻を遠ざけているかもしれません。」ということでお話をしていこうと思います。
これ何かというと、僕ら夫が妻に対して何かありがとうとか感謝を言う時ってあると思うんですよね。
関係性が悪化してくると、一体何が悪かったんだろうっていろいろ考えるじゃないですか。
その時によく考えるのが、僕もそうだったんですけど、感謝が足りないんだろうなって思ったことありませんか。
妻が何か料理をしてくれたいとか、子供のおむかに行ってくれたいとか、家事・育児をしてくれてることに関して、自分は感謝が足りないんじゃないかと。
感謝が足りないから妻は不機嫌になってるんじゃないかというふうに考えることってあると思うんですよ。
僕はあったんですけど、他の方の話を聞いていても結構出てくるんですよ。
これって、妻は夫からのありがとうを喜んでいるはずだ。
ありがとうといえば妻は満足するはず。
妻が不機嫌なのは感謝が足りないからだといった考えが僕らの中にあるんじゃないのかなって思うんですね。
僕自身もありましたし、僕も受講生の話を聞いていても結構初期の段階で出てきます。
確かに、なんでうまくいかないのかと。
妻に感謝してますと、ありがとうと言ってますと、ご飯作ってくれてありがとうとちゃんと言ってると。
だけど、なぜか妻は嬉しそうじゃない。めっちゃめんどくさそうな顔をしたいとか、今更何?そのこと言わないで。
っていうふうに嫌いでしまう。
これ以上一体何すればいいのか、何を言えばいいのか。
もう何もかも地雷になりそうで何もできないと。
この気持ちとってもよくわかります。
感情の無自覚とその影響
だけどですね、実は妻が嫌がっているのは、ありがとうっていう言葉そのものじゃないんですよ。
どういうことかというと、僕らは普段自分の感情にすごい身近くなまま生きてると思うんですよ。
つまり、敏感になれてないわけですし。僕らは自分の感情に。
なので、ありがとうと言っても、なぜありがたさを感じたのか。
これが言語化できていないってことがめちゃくちゃあるんですね。
妻はあなたからの気持ちを受け取りたいと思っている。
だけど僕らは事実しか伝えてないんですよ、妻に対して。
だから妻には作業報告みたいなふうに聞こえちゃうんですよ。
はい、完了しましたね。
はい、反抗、ボンみたいな感じで。
はい、ありがとう、完了、反抗押してあげますみたいな。
やってるようにどうしても聞こえちゃうし、見えちゃうんですよね。
僕が今やってるCMT、コンパッションマインドトレーニングという
思いやりで心を育むトレーニングの第2期やってるんですけど、
そこで感謝のワークっていう宿題を毎日やるんですよ。
1日を振り返った時に、ありがたいなと思ったことを5個書き出すという感謝のワークがあるんですけど、
その中で最初の頃に皆さんが陥ってしまう罠みたいなのがあるんですけど、
トラップがあるんですけど、それが
妻へ夕飯を作ってくれてありがとうというだけで終わっちゃうというのがあるんですね。
これはそこに書いちゃう人が悪いって話じゃなくて、
どうしてもそうなってるんですよ。
なぜなら僕らは感情に対してすごい無自覚のまんまずっと生きてきて、
そこに鈍感になっちゃってるからですね。
ここでなぜありがたさを感じたのか。
その感情を奥深くに折りたたっていけると関係性がどんどん変わってくるんですよね。
だけどこれができないと、あなたの妻はこの人私の気持ちは分かってくれてないって感じるわけですよ。
言ってるのに全然伝わってない、私の気持ち全然伝わってないと。
妻はどんどん寂しさを感じていく、募らせていく。
こういった気持ちのすれ違いが続いていて、妻の心が閉じていくってことが起こるんですね。
なんでこんなことがなってるのかっていうと、
自己分化度っていうのがありまして、
情緒システムの発達
自分の自己に分化って分かれる文化なんですけど、
僕らは知的システムと情緒システムっていう2つのシステムを持ってるって言われてます。
成長に従ってこの2つを上手い具合に同じくらいの長さで分化させていく。
両方とも伸ばしていくって言われるんですね。
知的システムっていうのは、物事を能力的に考えたりとか、合理的に考えたりとかっていうことをするシステムですね。
仕事する時によく使ってますよね。
この書類をどうやって短時間で終わらせようかとか、
この商品をどうやって色んな中で売っていこうかとか、
どこのチームと組んでうまく仕事を進めていこうかとか、
この書類を、このパワーポイントの資料を作るのにどういう順番で作っていこうかっていうのって路軸で考えますよね。
もしくは何かトラブルが起こった時にどうやって解決したらいいのかっていうのも能力的に考えてきますよね。
この時に使うシステムが知的システムっていうものですね。
だけどもう一個の情緒システム、これが僕ら男性は特に未文化未成熟であることが結構多いんですよ。
例えば先ほどの例がすごいいい例だと思うんですよね。
その妻に対してありがとうと言ったと感謝の気持ちを伝えたと。
だけど妻には届かない。
なんで届かないんだ。わからない。
妻に届く、妻の心に届く言葉を作れない。
なぜ妻の心に届いたのかもわからない。
この原因は情緒システムが発達できてないからなんですよ。
ここに手を入れていって情緒システムを発達させていけば、妻との関係は修復しやすくなってくるんですね。
こういうふうに知的システムばっかりが発達していくと、路軸でしか物事を考えられなくなって、感情を言葉にすることがどんどん苦手になってきます。
そうなると妻との会話が報告、連絡、相談だけになっていって、事実は伝わるんだけど気持ちは伝わらない。
この人私の気持ちわかってくれてないと。
どんどん心を閉ざしていく。
だけど夫はさっき言ったように、なぜなのかわからない。
なぜかというと情緒的な部分が育ってないからですね。なぜかわからないんですよ。
どんどん関係が悪化していく。そのすれ違いがどんどん広がっていく。
だいたい夫婦関係の悪化はこのパターンです。
そこにミスを入れるのがコンパッションマイナートレーニングなんですけど、これが情緒システムというのを活性化させていくんですね。
自分の感情に気づく、ちゃんと言語化するスタイルと。
この一連のプロセスを繰り返すことで、情緒システムがどんどん成熟していく。
まず第一は気づくということです。自分の感情に気づくということ。
なぜありがたさを感じたのか、そこにちゃんと気づくということ。
具体的にはまず感謝の気持ちに気づいていく。
ありがたさがどこからやってきたのか。
ありがとうと思った瞬間にフォーカスを当てるんですね。
そのありがとう、ありがたさは一体どこからやってきたのかというのを観察してみる。
自分の心の中に浮かんできた感謝の気持ちに意識を向けていくわけですね。
その時になぜありがたいと思ったのか深掘りしていく。
具体的に何がどうありがたいと感じたのか、その理由にまで深く折り立っていくんですね。
面倒くさいって思うかもしれないんですけど、
これができるようになると情緒システムがそこで初めて活性化していくんですよ。
そこで初めて育っていくんです。
今あなたの情緒システムは知的システムと比べて育ってない状態。
まだ小さいんですよ。赤ちゃんみたいな感じ。
だけど知的システムは立派な大人になっている。
バランスが崩れているんですよね。
感謝の意味を深める
シーソーの片方だけガーンと落ちているみたいな形です。
そのガーンと落ちている上に上がっちゃっている方のシーソーにも荷物を置いて平気にならせていかないといけないわけですね。
例えばですけど、なぜありがたいと思ったのか自分に問いかけると感謝のポイントがどんどん見つかるんですが、
例えばご飯ありがとうっていうのはただの事実の報告なんですけど、
例えばこんな風にするといいです。
今日魚食べたかったからすごい嬉しかったありがとうとか、
最近野菜不足だったから野菜炒め作ってくれてすごい助かったよありがとうとか、
助かったっていう感情がそこにあったわけですよね。
最近全然野菜食べてなかったとか、
あと魚を全然食べてなくてすごい食べたいと思ってたっていう欲求があったとか、
そういった欲求だったりとか、助かったっていう気持ちあったりとかがそこにあった。
これは自分で深く降り立っていかないと見つけられないんですよ。
ちゃんとこだわりしていく。
あとは今日すごい寒かったから鍋で温めてありがたかったよとか、
いやー嬉しいわーとかね。
これは具体的ななぜありがたさを感じたのかも降り立っていって出していく感謝の言葉ですね。
こうやって感謝の奥深くなぜありがたさを感じたのかっていうところまで降りていくと、
情緒システムがどんどん活性化していく。
自分の感情に気づけるようになってそれを言語化する。
自分が言語化することによってそこにそういった感情があったんだ。
ありがたいと思った。助かった。
あとこれを食べたかったんだって欲求とか。
そういった情緒的な部分がどんどん活性化していくわけですよ。
自分の思いを言語化して、言語化することで自分がそれを認知することができるんで。
こうすると日常生活の中でどんどん感情に敏感になっていくので、
ありがたいなと思うことがどんどん増えていくはずです。
僕も妻との関係の中でこのワークをやる中にどんどん出てきて、
さっき言ったことだからそうですよね。
野菜不足だったから助かったなとか、
肉全然食べてなかったから嬉しいわとか、
鍋今日はったかいね。美味しいねとか、
おでん久しぶりだから嬉しいわとか、
そういうのがどんどん出てくるようになるんですよ。
自分の感情に敏感になると。
そうすると妻に伝える言葉が変わってきますよね。
妻にちゃんとあなたの気持ちが届くようになっていくんですよ。
助かったなとか嬉しかったなとか、
そういったあなたが心の中でちゃんと感じている情緒的な気持ちが
妻にちゃんと届く。ありがたいと思った気持ちがちゃんと届く。
ご飯ありがとうっていう作業報告じゃなくて、
あなたが妻に対して抱いているそういった温かな気持ちだったりとか、
感謝をする気持ちだったりとか、
言葉じゃなくて気持ちがちゃんと届くようになってくるんですよ。
そうなると、この人私のことをちゃんと見ているのかもしれないとか、
そんなことを考えていたんだとか、そんなことを感じていたんだとか、
私に対してそういったありがたさを感じてくれていたんだな、
嬉しいじゃないですか、そういう気持ちって。
そういうふうに妻は感じてくれるようになっていくので、
ぜひこのなぜありがたさを感じたのか、
その奥深くに降り立っていって、
温かい未来の創造
自分の感情に敏感になっていくっていうことをすごくお勧めです。
これができるようになると、もしかしたらこんな未来があなたに訪れるかもしれない。
夕飯の時間。キッチンから漂ってくる鍋の湯気。
あなたは席について一口食べてこう言う。
あ、今日さ、すごく寒くて体が冷え切ってたんだよね。
この鍋めちゃくちゃ温まるわ。ありがとう。嬉しい。
妻が少し驚いた顔をして、でも嬉しそうに、
そう?寒いと思って鍋にしたんだよね?っていう。
その瞬間、二人の間に温かな空気が流れる。
この人、ちゃんと見てくれてるんだなと、あなたの妻は感じている。
あなたの言葉が確かに、あなたの妻の心に届いている。
そんな未来を一緒に作っていきましょう。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
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ではまた次回お会いしましょう。さようなら。