自分の自己に分化って分かれる文化なんですけど、
僕らは知的システムと情緒システムっていう2つのシステムを持ってるって言われてます。
成長に従ってこの2つを上手い具合に同じくらいの長さで分化させていく。
両方とも伸ばしていくって言われるんですね。
知的システムっていうのは、物事を能力的に考えたりとか、合理的に考えたりとかっていうことをするシステムですね。
仕事する時によく使ってますよね。
この書類をどうやって短時間で終わらせようかとか、
この商品をどうやって色んな中で売っていこうかとか、
どこのチームと組んでうまく仕事を進めていこうかとか、
この書類を、このパワーポイントの資料を作るのにどういう順番で作っていこうかっていうのって路軸で考えますよね。
もしくは何かトラブルが起こった時にどうやって解決したらいいのかっていうのも能力的に考えてきますよね。
この時に使うシステムが知的システムっていうものですね。
だけどもう一個の情緒システム、これが僕ら男性は特に未文化未成熟であることが結構多いんですよ。
例えば先ほどの例がすごいいい例だと思うんですよね。
その妻に対してありがとうと言ったと感謝の気持ちを伝えたと。
だけど妻には届かない。
なんで届かないんだ。わからない。
妻に届く、妻の心に届く言葉を作れない。
なぜ妻の心に届いたのかもわからない。
この原因は情緒システムが発達できてないからなんですよ。
ここに手を入れていって情緒システムを発達させていけば、妻との関係は修復しやすくなってくるんですね。
こういうふうに知的システムばっかりが発達していくと、路軸でしか物事を考えられなくなって、感情を言葉にすることがどんどん苦手になってきます。
そうなると妻との会話が報告、連絡、相談だけになっていって、事実は伝わるんだけど気持ちは伝わらない。
この人私の気持ちわかってくれてないと。
どんどん心を閉ざしていく。
だけど夫はさっき言ったように、なぜなのかわからない。
なぜかというと情緒的な部分が育ってないからですね。なぜかわからないんですよ。
どんどん関係が悪化していく。そのすれ違いがどんどん広がっていく。
だいたい夫婦関係の悪化はこのパターンです。
そこにミスを入れるのがコンパッションマイナートレーニングなんですけど、これが情緒システムというのを活性化させていくんですね。
自分の感情に気づく、ちゃんと言語化するスタイルと。
この一連のプロセスを繰り返すことで、情緒システムがどんどん成熟していく。
まず第一は気づくということです。自分の感情に気づくということ。
なぜありがたさを感じたのか、そこにちゃんと気づくということ。
具体的にはまず感謝の気持ちに気づいていく。
ありがたさがどこからやってきたのか。
ありがとうと思った瞬間にフォーカスを当てるんですね。
そのありがとう、ありがたさは一体どこからやってきたのかというのを観察してみる。
自分の心の中に浮かんできた感謝の気持ちに意識を向けていくわけですね。
その時になぜありがたいと思ったのか深掘りしていく。
具体的に何がどうありがたいと感じたのか、その理由にまで深く折り立っていくんですね。
面倒くさいって思うかもしれないんですけど、
これができるようになると情緒システムがそこで初めて活性化していくんですよ。
そこで初めて育っていくんです。
今あなたの情緒システムは知的システムと比べて育ってない状態。
まだ小さいんですよ。赤ちゃんみたいな感じ。
だけど知的システムは立派な大人になっている。
バランスが崩れているんですよね。
シーソーの片方だけガーンと落ちているみたいな形です。
そのガーンと落ちている上に上がっちゃっている方のシーソーにも荷物を置いて平気にならせていかないといけないわけですね。
例えばですけど、なぜありがたいと思ったのか自分に問いかけると感謝のポイントがどんどん見つかるんですが、
例えばご飯ありがとうっていうのはただの事実の報告なんですけど、
例えばこんな風にするといいです。
今日魚食べたかったからすごい嬉しかったありがとうとか、
最近野菜不足だったから野菜炒め作ってくれてすごい助かったよありがとうとか、
助かったっていう感情がそこにあったわけですよね。
最近全然野菜食べてなかったとか、
あと魚を全然食べてなくてすごい食べたいと思ってたっていう欲求があったとか、
そういった欲求だったりとか、助かったっていう気持ちあったりとかがそこにあった。
これは自分で深く降り立っていかないと見つけられないんですよ。
ちゃんとこだわりしていく。
あとは今日すごい寒かったから鍋で温めてありがたかったよとか、
いやー嬉しいわーとかね。
これは具体的ななぜありがたさを感じたのかも降り立っていって出していく感謝の言葉ですね。
こうやって感謝の奥深くなぜありがたさを感じたのかっていうところまで降りていくと、
情緒システムがどんどん活性化していく。
自分の感情に気づけるようになってそれを言語化する。
自分が言語化することによってそこにそういった感情があったんだ。
ありがたいと思った。助かった。
あとこれを食べたかったんだって欲求とか。
そういった情緒的な部分がどんどん活性化していくわけですよ。
自分の思いを言語化して、言語化することで自分がそれを認知することができるんで。
こうすると日常生活の中でどんどん感情に敏感になっていくので、
ありがたいなと思うことがどんどん増えていくはずです。
僕も妻との関係の中でこのワークをやる中にどんどん出てきて、
さっき言ったことだからそうですよね。
野菜不足だったから助かったなとか、
肉全然食べてなかったから嬉しいわとか、
鍋今日はったかいね。美味しいねとか、
おでん久しぶりだから嬉しいわとか、
そういうのがどんどん出てくるようになるんですよ。
自分の感情に敏感になると。
そうすると妻に伝える言葉が変わってきますよね。
妻にちゃんとあなたの気持ちが届くようになっていくんですよ。
助かったなとか嬉しかったなとか、
そういったあなたが心の中でちゃんと感じている情緒的な気持ちが
妻にちゃんと届く。ありがたいと思った気持ちがちゃんと届く。
ご飯ありがとうっていう作業報告じゃなくて、
あなたが妻に対して抱いているそういった温かな気持ちだったりとか、
感謝をする気持ちだったりとか、
言葉じゃなくて気持ちがちゃんと届くようになってくるんですよ。
そうなると、この人私のことをちゃんと見ているのかもしれないとか、
そんなことを考えていたんだとか、そんなことを感じていたんだとか、
私に対してそういったありがたさを感じてくれていたんだな、
嬉しいじゃないですか、そういう気持ちって。
そういうふうに妻は感じてくれるようになっていくので、
ぜひこのなぜありがたさを感じたのか、
その奥深くに降り立っていって、