こんにちは、夫婦関係学ラジオパーソナリティのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイバルするためのナレッジをお伝えしていきます。
今回は、妻との関係を改善するためのマインドセットについてお話をしていこうと思います。
その前にですね、4月11日に僕の2冊目の本、男性のための夫婦関係学パート2の出版イベントを行います。
無料開催、オンライン、アーカイブ付き、ワークショップもついておりますので、妻との関係改善にご興味がある方はぜひご参加ください。
女性の方のご参加も大関係です。詳しくは概要欄に2個貼っておきます。
はい、ということで今回は、妻との関係を改善させるマインドセットですね。
今まで100人以上の方の夫婦関係の相談に乗ってきたんですけど、夫婦関係を改善できる男性と改善できない男性には明確な違いがあったんですね。
今日は改善できる男性に共通していたあるマインドセット、5つのマインドセットについてお話をしていこうと思います。
何かというと、最初に全部言っちゃいますね。
1つ目は自分への言い訳をしない。2つ目は最悪のケースをシミュレーションしている。
3つ目は最悪のケースの覚悟を持って行動している。4つ目は内的作業モデルができる場所を複数持っている。
5つ目は自己変容を楽しんでいるんです。
ちょっと何言って思うところあるとは思うんですけど、ちょっと詳しく話をしていきますね。詳しく解説をしていきます。
まず1つ目の自分への言い訳をしないというところなんですけど、夫婦関係が悪化する、妻との関係が悪化したときって、
例えば妻が無視をしてくるとか、吹き腹をしてくるだとか、不倫をしただとか、コミュニケーションがすごく冷え切ったものになるとか、セックスになるとか、
いろんなのあると思うんですけど、結構ぶつかり合うときって多いと思うんですよね。
そのときって相手が悪いときもある、相手が悪いと思われる部分もあると思うんですよ。
例えば不倫の問題とか倫理的に許されない部分があったりするので、そういったことが起こったときについ僕ら男性っていうのは、
あいつだって悪いじゃないかというふうに思いがちなんですよ。
これ自体は悪いことではないというか、そうなっちゃうよねって僕も思うんですよね。
相手にも非があるってどうしても思っちゃうし、なんで自分ばっかり頑張らないといけないんだみたいな気持ちになったりするっていうのは、
悪い意味しょうがないかなって思うんですよ。
だけどここに固執し続けると妻との関係って全然改善できないんですよね。
いつまで経ってもあいつが悪い、あいつが悪い、妻が悪いと言い続けて、自分からアクションを起こさなくなってしまうので、
なのでまず大事なことは自分への言い訳をしないってことです。
妻が悪いと言い続けないってことですね。
よくできている方は妻が自分を恨む、夫を恨む、あと不倫をするとかそういったことには理由があって、
その理由をちゃんと理解しているっていうケースがすごく多いです。
そういってもいきなり最初から理解できることは全くなくて、
皆さんも苦しみの海の中で溺れ続けるみたいな感じにはやっぱりどうしても最初になるんですよ。
これは不倫っていう大きな問題だけじゃなくて、妻から無視されているとか、セックスレスが辛いとか、
コミュニケーションが全然、母とか夫しか妻が言ってくれないとか、
っていうふうな状況になった時って、もっと軽いので言うと、
妻が全然地味的会話しかしてくれないとか、日常会話が地味的な話しかないなみたいな、
っていうのとかあったりすると、やっぱりなかなか妻が自分を恨んでいるっていうことは分かっていても、
納得するレベルまで持っていくのって結構大変だったりするんですよ。
ここができている方っていうのはやっぱり関係性が改善しやすいですね。
どうやってやっているのかというと、まず理論的に理解するっていうケースが多いです。
僕が個人相談に乗る中で、その方の妻がなぜ夫を恨むようになったのか、
なぜ夫を嫌悪するようになったのかっていうのを理論的に説明をしていくんですね。
話を聞いていると、過去何があったとか、この時私はこう行動しましたとか、
その時妻はこういうふうなリアクションでしたとか、いろいろ話を教えていただけるので、
その中でその方の妻がどういった気持ちだったのか推測できるわけですよね。
なぜそういった気持ちになったのかっていう理論的な背景とかもバーッと説明するんですよ。
そこを分かってもらえると、まず頭で理解ができて、納得感が言いやすくなっていく。
次は感情で受け止めるっていうところですね。
ここは結構難しいところがあるんですけど、悲しさや情けなさ、
妻が抱えている悲しさ、寂しさ、情けなさ、恥ずかしさ、みじめさ、むなしさ、
そういった感情をきちんと受け止めることができた方は、
自分への言い訳をしない傾向があるなと思いますね。
自分の妻が感じていたそういった一時感情ですよね、
怒りっていうその表面的に現れる感情じゃなくて、
その奥にある本来妻が持っている感情、
これをまるで自分が味わうかのように受け止める。
それができている方っていうのは、自分に言い訳はしない傾向が高いです。
これがまず一つ目ですね。
二つ目は最悪のケースをシミュレーションしているっていうことですね。
これどういうことかっていうと、
夫婦関係改善に向ける最悪なケースっていうのは離婚ですよね。
離婚したらどうなるのかっていうところをきちんとシミュレーションしているっていうことですね。
例えば離婚したら親権はどうなるのか、子供の面倒は誰が見るのかとか、
大体の場合って母親に親権が言ってしまうので、
まずは弁護士に相談ですよね。
未婚弁護士に相談をして、自分こういう状況ですと。
今すぐ離婚するっていうことはないんですけど、
もしそうなったときに何が起こるのかを知りたいですと相談をしますと。
そういうといろいろ教えてくれるんですよ。
親権こうなりますよとか、離婚までの流れこうですねとか、
子供との面会って大体こんなもんですよとか、
あなたの場合の遺写ではこんなもんですと、財産分野はこんな感じですとか。
っていうふうに具体的に教えてもらうとイメージがしやすいんですよね。
自分がこの先どうなるのか、最悪のケースに陥ったときに何が起こるのか、
どうすればいいのかっていうイメージが湧くので、あんまり迷わなくなるっていうとあれですけど、
この先何が起こるか分からなくて、不安になるっていうことはなくなるんですよね。
夫婦関係を改善するとき、妻との関係を改善するときに結構ネックになるのが、
この先何が起こるんだろうという不安ですよね。
今まで自分が体験したことのない出来事、妻の無視とか、セックスレスとか、
妻の不倫だとか、あと冷え切ったコミュニケーションだとか、
今まで体験したことのない出来事が起こって、
身の前でもそういった話を聞かないので、一体どうしたらいいのか分からない。
この先何が起こるんだろうって不安になるんですよ。
これが最悪の場合こうなるんだなっていうことが、もちろんそうはないたくないですけど、
最悪の場合こうなるんだっていうことが、具体的にイメージできると、
ちょっとだけ晴れ目が見えるんですよ。
すごい曇りきって霧だらけの海でさまよってるんだけど、
未来がちょっとだけ見えると、晴れ目がちょっと見えて、
太陽が少しだけ差し込んでくるような感覚になるんですよね。
こうやって仕事と同じだったりするんじゃないかと思っていて、
例えば仕事でトラブルが起きたら、
最悪の事態に何が起こるだろうって考えるじゃないですか。
最悪の事態になったら、ここまで被害が大きくなるなと。
そうなった時には、じゃあこうしようとか、あそこに話をしようとか、
あそこを連携して解決を図っていこうとか、
っていうのって結構やると思うんですね、仕事でトラブルが起こった時って。
呆然としますよね、仕事で何かトラブルが起こった時って。
農品トラブルだとか品質トラブルだとか、
そういったトラブルが起こった時って、最初はおっと、どうしようみたいになりますけど、
じゃあこうしよう、こうしよう、こうしようっていうふうに段取り付けられると思うんですよ。
これを妻との関係改善においてもやるっていう感じです。
これができてます、関係改善できる方。
3つ目の最悪のケースの覚悟を持って行動している。
これは2つ目の最悪のケースをシミュレーションした上で、
最悪、じゃあ離婚だなと。離婚となったら、じゃあこうなるんだなと。
よし分かった、じゃあそれの覚悟を持ってアクションしていこうっていうふうに
淡々とやっていくっていう感じですね。
最悪のケースを想定しておくと、他のことはあまり大した問題じゃないというふうに
感じられるようになってくるんですよね。
離婚すればいいだけだなっていう、はっきり言ってしまうと。
こう言うと、他人事みたいに聞こえると思うんですけど、
だけど、やっぱりうまくいっている方っていうのはどっかで、
最悪の場合は離婚になると。離婚になるとか離婚したくない、避けたいというよりかは、
離婚すればいいんだな、みたいな、軽く捉えているわけじゃないんですけど、
現実的にそれをきちんと受け止めているっていうケースが多いんですよね。
なのでそういった覚悟を持って行動するということですね。
なので、最悪の事態、離婚とか別居とかということになったとしても、
想定内の出来事なので、シミュレーションしていないときと比べると、
心理的ダメージって少ないんですよ。離婚を想定していれば、
別居っていうのは最悪の事態じゃないじゃないですか。
なので、受け入れやすかったりとか、そこはどうしようかなっていうような、
作戦が立てやすかったりとかしますよね。
4つ目は、内的作業モデルができる場所を複数持っているということなんですけど、
内的作業モデルがないかというと、
これは以前、ポッドキャストに出演いただいたカップルカウンセリングの回ですね。
カップルカウンセリングの回で、高江美穂さんという心理師さんの方が
お話しされていたかと思うんです。
そちらを聞いていただけるととても分かりやすいんですけど、
内的作業モデルっていうのは、自分の心が誰かとの交流の中で
癒されていくっていう体験だったり、
それによって自分の考え方とか受け止め方っていうのが変化していくことなんですよね。
例えば、子供でいうならば、すごい荒れた中学生がいたとして、
不良中学生がいたとして、
すごい自分のことで親身になっていく、
金髪先生みたいな先生と出会って変わっていくみたいな、
Dでも内的作業モデルの一つだったりします。
これに近い話って僕結構経験していて、
僕の身の回りの話なんですけど、
僕の中学校も結構荒れていたんですよね。
そこに元番長の先生が体育教師として来まして、
その先生、小学校から僕一緒だったんですけど、
元番長先生、すっごい体もプロレスラーみたいに筋肉むきむきで、
ヘラクレースみたいな感じなんですよ。
パンチパーマをかけているんですね、髪の毛は。
アイアンパーマをかけていて、
しょっちゅう櫛で髪の毛をセットするんですよ。
アイパーをセットするんですよ。
これも一つの内的作業モデルだと思うんですよね。
あとはカウンセリングですよね。
心理沙汰のカウンセリングの中で自分を受け止めてもらって、
安心できる場の中で自分の一時感情ですね、
素直な気持ちを、柔らかな気持ちを表現して、
受け止めてもらえて、
っていうのを繰り返す中で、
物事に対する受け止め方とか、
他者との関わり方というのが変わっていく、
温かなものへと変わっていくっていうのが内的作業モデルで、
これをたくさん持っておくとすごくいいんですよ。
例えば、さっき言ったように、
カウンセリングとか親友とか、
職場の人間、兄弟、
あとコミュニティとか今オンラインでもあるんで、
そういった安心感を感じられる人や場所っていうのをいくつも作っておく。
自分が手を出る場所をいくつも、
依存できる場所をいくつも作っておくっていうことですね。
依存するっていうのは僕は悪くないと思っていて、
自律のためのプロセスじゃないかなと思っています。
そこで感情を育て出して、
受け止めてもらう体験をして、
癒されるプロセスを経て、
これからどうしようか、これから何しようかという勇気をもらっていく。
手に入れていく、手に入れていくっていう感じかなと思います。
5つ目は、自己変異を楽しんでいるですね。
これは、妻の心理を理解して共感して、
そして自分の過去の言動が、
妻にどういった影響を与えていたのかというのを理解する。
その上で、これからどうしようか、
これから自分はどうしていこうかという自分の変化ですよね。
妻と向き合う勇気だったり、
思いやりある人間に変わろうとする勇気であったり、
こういった自分自身の変化に前向きであると。
そしてその変化、最初はすごい戸惑うと思うんですよ。
今までの自分の言動パターンと全く違う人間になるような感覚なので、
すごい戸惑うんですけど、
だけどこういった方はうまくいく方は戸惑いながらも、
きちんと受け入れているというケースがすごく多いです。
という感じで、これらの1から5を持っている方は、
妻との関係を改善しやすいなと思っています。
僕は妻との関係改善というのは、
1つの旅じゃないかなと思っていて、
自己変異用の旅ですね。
より良い自分になるための旅じゃないのかなと思うんですよ。
そう考えると、
たとえ妻との関係改善が自分の思い通りにならなかったとしても、
自分自身は大きな変化を遂げることができるんですよね。
それは温かな思いやりがある人間かもしれないし、
他者の痛みがわかる人間かもしれない。
そこで変わることができた自分自身というのは、
かけがえのない財産になるんじゃないのかなと、
僕は思っているんですよ。
妻との関係改善の結果がどうであったとしても、
もちろんより良い結果になる方が良いには決まっていますけど、
たとえそうならなかったとしても、
今までとは全然違う人間になることができて、
新たな人間関係を、温かな人間関係を、
これからの人生で作り上げていくことができるんじゃないのかなと、
僕は思っています。
ということで、
妻との関係が改善できる人が持つ、
5つのマインドセットでした。
ということで、この放送がいいなと思った方は、
番組のフォロー、5つ押し評価、レビューをぜひお願いします。
また今回の放送のご感想は、
ハッシュタグ夫婦関係学ラジオをつけて、
Xなどでシェアしていただけるととても嬉しいです。
特命でコメントしたい方は、コメント欄にお便りのほうもお使いください。
また、夫婦関係をより深く学べるニュースレター、
夫婦関係学ニュースレターを発行しています。
e-book、こちらへと夫婦関係を改善するノードマップと、
オンライン相談のクーポンを特典としてつけています。
詳しくは概要欄にリンクがありますので、
ぜひチェックしてみてください。
あと最近アナウンスしていなかったんですけど、
夫婦関係を改善できた方で、
この番組に出てもいいよという方がいらっしゃったら、
ぜひこちらもお手寄りホームからご連絡いただけたら、
嬉しいなと思っています。
過去2人にご出演いただいたんですけど、
大体、僕が知っている人でもない、
全然知らない方の夫婦関係の改善のストーリーを
聞くことができるというのは、
すごい参考になると思うんですね。
なので、出てもいいよという方がいらっしゃったら、
ぜひお手寄りホームからご連絡ください。
お待ちしています。
ではまた次回お会いしましょう。
さようなら。