人は変えられないのか
こんにちは、夫婦関係学ラジオパースナイティーのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今日はですね、人は変えられない。変えられるのは自分だけというのは本当なのかという話をしようと思います。
どういうことかというと、夫婦関係に限らず、人間関係の悩み全般においてですね、こういった話でよく出てくるじゃないですか。
人のことが変えられないよと、変えられるのは自分だけだからさ、みたいなふうに、ちょっとした諦めみたいなものを含んだようなニュアンスで語られることって多いと思うんですよね。
どうせ人は変わらないと、自分が変わっていくしかないんだと言ったりすることって結構あったりすると思うんですよ。
夫婦関係に悩んでいる方の話の中とか、夫婦関係のアドバイスをしている方、ネットの記事とかね、そういうのを見ていても、たまに出てきますよね。
人のことは、夫のことは変えられない。変えられるのは自分だけだ、だとか、逆に妻のことは変えられない。変えられないのは自分だけだ、みたいなふうに言われたりとかします。
これって本当なのかなって僕は思っていて、人は変わらないという前提に立っているんですよね。
だから自分のご機嫌を自分で取ろうだとか、自分でできること、自分がそこからもら腹とか吹き腹とかっていうふうに妻がそういう態度をとっているときに、それを気にしないとか、見ないふりをするとか。
あとセックスを嫌がると、例えば妻の夫がセックスを嫌がるという場合には、浮気や風俗で害虫しようとか、極端に聞こえるかもしれないですけど、よくあるんですよ。
妻が不機嫌とか、胸張とか、セックスを断る、セックスレス長いとかって言うなると、どうせ妻のことは変えることはできないと、変えられるのは自分だけだと。
じゃあ自分どうやって変えるのかっていうと、これがネガティブな方向に行くことが多いんですよね。
妻の態度を気にしないとか、見ないふりをするとか、なかったことにするとか、家に帰らないとか、仕事に没頭するとか、浮気相手を作るとか、風俗にはまるとかっていうふうなことは結構多いんですよ。
逆に夫、妻側でも同じことが起こっていて、夫が不機嫌、胸張、セックスをしてくれないというときに、夫のことは変えられないんだと。
変えられるのは自分だけなんだと。自分の人生をだけに包括すればいいんだみたいなふうに、ネガティブな方向に走っちゃうということが結構多くて。
同じように、夫の態度を気にしないとか、見ないふりをする、我慢する、平気なふりをする、セックスに関しては浮気をしたり、風俗で害虫するということが起こったりする。
その結果どうなるのかというと、妻や夫の不機腹、胸張、セックスレスは改善されないんですよね。
むしろ、こっち側の態度というのが向こうにとっては悪く見えるので、向き合ってないように見えるので嫌われたと思ってしまって、余計にネガティブな言動をエスカレートさせていくわけですね。
関係性の改善
どうするのかというと、僕が思うに、人のことは変えられない。変えられるのは自分だけというマインドを変えていく必要があるんですね。
これについては、過去100人以上の方の相談に乗ってきて、妻との関係を改善できた男性たちに共通するマインドチェンジでもあるんですよ。
どういうマインドを持てばいいのか、どうすればそのマインドは持てるのかについて詳しくお話をしますね。
その前に、こういった夫婦のすれ違いを解消するヒントをミルマガでも書いてまして、
ポッドキャストとかノートではちょっと言いにくいことも書いているので、夫婦関係改善に興味のある方はぜひご登録ください。
概要欄の一番上にリンクが貼ってあります。
ということで、人のことは変えられない、変えられるのは自分だけというマインド。
これは、自分が変わることで相手が変わるというマインドに変えていくわけですね。
正直なところ、相手が100%変わるって保証は僕にもできませんし、変わらないっていうこともあるでしょう。
だけど、多少ないとも影響を与えることができるんですよね。
そして、中には大きく相手が変わっていくってケースもあるわけです。
どういうことかというと、相手が不敬肌、もら肌、セックスを拒否するというのには明確な理由があるんですよね。
これが、自分がそういったことをされていると、
何なんだよ、俺は何したんだよ、あいつだって悪いだろ、というふうに
相手に原因を作ろうとしたりとか、もしくは妻の不敬肌、もら肌があまりにもひどいと
話し合いたくないと、自分が傷つくから近寄りたくないと、というふうにもなってしまうわけですね。
なので、まずは理由があるんだ、明確な理由があるんだということを理解し、
そしてその理由を特定しますと、そしてその理由を取り除くということですね。
この3段階ですね。まず相手がネガティブな言動をするのには理由があるということを知ること、
そしてその理由を特定する、最後にその理由を取り除くという3段階のアクションを取っていく必要があるわけです。
この時にですね、多くの人は夫婦関係の悪さの原因を妻や夫という個人に集約させちゃう傾向があるんですよ。
夫婦関係が悪くなったのには妻が悪い、夫が悪いというふうに、その人が悪いというふうに思っちゃうことが多いんだけど、
だけどその原因というのは個人にあるんじゃなくて、2人の関係性自体にあったりするわけですよね。
2人の間にある関係性、もしくは2人を取り巻いている環境、もしくは妻や夫を取り巻いている環境、
職場環境だったり、育成環境だったり、教育環境だったり、
そういった社会的環境にも注目していかないと見つけることが難しいんですね。
例えば妻の吹き腹の原因が、いつもなんか不機嫌だとか無性恐れとか、
心理的距離の重要性
そういった原因が夫・家庭・人生の不満のどこかにあるとします。
だいたいこの3つのどこかにあるんですけど、
例えば夫が自分のキャリアを大事にしてくれないと、
私の子供を妊娠して産んで育ててという日々の中で本当にやりたかった仕事ができなかったとか、
働いていた会社を辞めざるを得なくて自分のキャリアが中断してしまったと、
社会の中で置いていかれているような孤独感を感じるとか、
そういったことがあったときにどうすれば、
これはまず特定する必要があるんですけど、
特定をしてどうやって妻がキャリアというのは一つの例というかメタファーというか、
見えている一つの事象でしかなくて、
キャリアを大事にしてくれない、自分のキャリアをきちんと自分は作ることができないというのはどういうことかというと、
生きている実感を感じられないとか、そういったことに集約されるわけですね。
どうやったら妻が楽しいなとか、生きているなというようなこういった実感を感じられるのかというのを一緒に考えていくわけですね。
それはキャリアの再開かもしれないし、別の仕事じゃなくて何かのボダンティア活動だったりとか、
NPOに参加するだとか、そういったことかもしれない。
妻が生きている実感をどうやったら感じられるのかというのを一緒に考えていくということですね。
あと妻の不機嫌があまりにも、妻の嫌悪感があまりにも強いと、夫に対する嫌悪感がすごく強いと、
全然話にならないという時には、
例えば、君が幸せを感じられるように、俺も手助けをしたいんだ、君を助けたいんだというふうに距離を詰めていくと、
これが妻の嫌悪感があまりに強いと、怖くてなかなか距離を詰めれないという。
距離を詰めるというと、相手を脅すみたいな、脅迫するみたいなイメージになっちゃうかもしれないですけど、
そうじゃなくて、心理的な距離を詰めていく。
話し合いをするために、話し合いをする自分の気持ちを素直に出してもらうためには、
心理的に距離が近くないと相手も安心できないですよね。
それを作っていくために、妻からの言葉とか言葉アクションによって、
こちらが傷つくことなく相手に近づいていく必要があるわけですね。
そういった強さが必要になるわけですけど、
そうやって、お前が幸せを感じられるように、俺も何とかしたいんだよ、
何かできないかなっていうことを伝えていく。
その時には、妻の傷つきの体験に寄り添っていくということが必要になるわけですね。
子供が生まれて、全然仕事ができなかったよなって。
お前はあの仕事をすごい大事にしてたもんねって。
だけど今では、もちろん子供を育てるというのはすごく崇高なことであって、
大事なことではあると思うんだけど、
それだけだと、生きている実感というか、
君もよく言っているみたいに、楽しいなとか、
感情の交流の重要性
生きてて嬉しいなみたいな、人生って楽しいみたいな、
そういう感覚って、やっぱりね、君はちょっと言っていたけど、
感じにくくなってくるんだよね。
俺は多分全然そこ分かっていなかったんだよね。
君がそんな思いを感じながら、この10年間生きてきたなんて、
分かっていなかったんだよ、本当に。
いや、申し訳なかった。分かっていなかったんだよね。
だから今から電話だら遅いって君は言っていたけど、
今からなんとかできないかなと思って、君が幸せを感じられるように、
なんか俺もなんかしたいなって思うんだよ、
っていう風に心理的に距離を縮めていくっていう感じですね。
この時にですね、怖いと思うんですよ、妻の反応。
いや、もうそんなこといいかな、とか。
いや、もうあんたに望むことは黙っているだけだから、とかね。
そういう風に強い嫌悪感を示すこともあると思うんですよ。
その時には妻の反応を恐れないっていうことですね。
その妻の強い嫌悪感というのが、
ただの防衛反応でしかないんだということをまず理解してほしいんですよ。
攻撃されているとか、過去に攻撃されたことによって
夫に対する嫌悪感が強くなって、自分を守るために
あえてそういった強気な態度を取ってしまっている
ということを理解するということですね。
あと情緒的な絆というのは、
そういった素直な感情の交流からしか生まれないということを理解してほしくて、
じゃないと論理的にね、話にならないからちゃんと話しようよ、とか。
いやもう、そんななんか黙ってたら何もわかんねえよ、とか。
いや、そんななんかもうイライラして、子供にあたり散らして。
そんなのでなんか変わると思ってんの?
変わんないからね、ちゃんと話せよ、みたいなね。
風なことをつい言ってしまったりとかってあるかもしれないんだけど、
そういった論理的な詰める姿勢からは何も生まれなくて、
情緒的な絆を妻と作りたいのならば、
感情の交流、素直な感情の交流からしか生まれないんですね。
これを阻害するのが、妻の反応への恐怖心だったりするわけですけど、
それは単なる防衛反応でしかないんだと理解して、
強い心を持って臨んでほしいなと思います。
自己改善の実践
最後のコツは、自分の人生から逃げないということですね。
今のままでいいのかということを何度も何度も自分に問いかけてほしいんですよ。
妻が、妻不機嫌だと。
で、夫に対して与え散らしてくれと。
もちろんそれは俺の過去の言動に原因があるってことは分かってる。
分かってんだけどやりすぎじゃないか、とか。
子供に与え散らしてこれどうなってんだ、みたいな風にいると思うわけですよね。
それは全て妻のせいにして、
お前が悪いんだからお前が何とかしろよと投げるんじゃなくて、
それもひっくり返って全て自分の人生なんですよね。
その自分の人生から逃げないっていう姿勢がすごく大事で、
夫婦関係を改善できる男性は自分の人生から逃げない人がすごく多いんですね。
自分自身、妻、子供たち、これらの幸福を大事にするならば、
幸せを願うならば、行動を取らないと何も変わらないわけですよ。
まずは行動を取っていくっていうことが大事になってきます。
その時には辛いものは辛いんですよ。辛いものは辛いし、
めげそうにもなったりとかするんで、
その時に僕が何度もお話をしている自分自身の思いやりだったり、
他者への思いやりっていうのを育むことができるコンパスションを学んでみるだとか、
人は脅威を感じた時に3つの反応を取る。攻撃、逃げる、凍結。
反応を取るっていう知識だったりとか、
そういった知識と実践を積み重ねることで、
この辺りはすごくやりやすくなってくるなって、
過去の方は見ていてもとても感じます。
ということで、自分が変わることで相手が変わるというマインドを
ぜひ意識されてみてください。
ということで、今回の最後までありがとうございました。
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あとですね、この間のイベントですね、ご参加くださった方ありがとうございました。
ポッドキャストから来てくださった方、ミルマガから来てくださった方、
たくさんの方がいらっしゃいました。
ご参加いただいたことはとても嬉しいなって感じています。
今後ともよろしくお願いします。
ではまた次回お会いしましょう。さようなら。
