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2025-04-07 16:05

#2-49 誰も知らない夫婦喧嘩の”終わらせ方”

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夫婦喧嘩、どう終わらせたらいいのか悩んでいませんか?

今回のエピソードでは「話の結論を目指す」ことではなく、

妻の感情を受け止めることをゴールにするという

まったく新しい視点で、夫婦喧嘩の終わらせ方を解説します。


🎯 こんな方におすすめ

・夫婦喧嘩がいつも長引いてしまう

・妻がなぜ怒っているのかが分からない

・喧嘩を終わらせたいのに、方法が分からない


💡 話の中で紹介する「3ステップ」

1. 妻の不安・葛藤に気づく

2. そこに寄り添う

3. 時間を置いて話し合いを再開する


喧嘩の「原因」は、話し合いのトピック自体にはありません。

本質は“感情の否定”という傷つき体験にあるからです。

自分たちの喧嘩のパターンを知り、関係を改善していきましょう。


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サマリー

このエピソードでは、夫婦喧嘩を終わらせる方法について紹介しています。発展した喧嘩を収束させる方法や、感情の否定と理解の重要性について深く掘り下げています。夫婦喧嘩を効果的に終わらせるためには、まず妻の感情や不安に寄り添い、理解することが重要です。問題解決よりも感情を受け止めることで、より良いコミュニケーションが築けることが強調されています。

夫婦喧嘩の現状
こんにちは、夫婦関係学ラジオパーソナリティのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今回は、妻との夫婦喧嘩の終わらせ方についてお話をしようと思います。 どういうことかというと、夫婦喧嘩になると、なかなか話の着地点が見えないと
いつまでもお互いにヒートアップしてしまって、なかなかこの夫婦喧嘩は終わらないということって結構あると思うんですよね。
その時にどうやって終わらせればいいのか、具体的な終わらせ方についてお話をしていこうと思います。
ちなみにこういう喧嘩になった時って、どういったパターンが多いですか。 例えば、妻が怒って、自分もそれにつられて怒ってしまったりとか、
もしくは妻が黙り込んでしまうとか、もしくは自分が黙り込んでしまうとか、 もしくはどちらかがもういいと言っていなくなったりとか、
いろんなケースがあると思うんですけど、自分たち夫婦の場合はどういったケースが多いですか。
一応ちょっと考えてもらいたいなと思っていて、というのも夫婦喧嘩になるパターンっていうのが存在していて、
以前もお話した3つのF反応ですね。ファイト、フライト、フリーズ、戦う、逃げる、凍結、この3つのどれかをだいたい取るんですよ。
どれかに当てはまっていると思うんですよね。
話が若干ずれるんですけど、夫婦喧嘩の起こるパターンというのを認識しておくと、自分たちが喧嘩になった時に、またこのパターンにはまっているなと。
自分が戦うファイトのポーズをとって、妻もファイトのポーズをとっているなとか、もしくは妻がファイトのポーズをとっている時に、自分はフライト、逃げるというポーズをとっているなとか。
本能的な反応をどうしても人はとっちゃうので、自分たちがどういうパターンの喧嘩になっているのかというのを認識しておくことも、夫婦喧嘩を早く終わらせる。
というか気づくということですね。悪いパターンにはまっていることに気づく。良いきっかけになると思うので、ぜひ意識されてみてください。
話し合いのつもりだったように喧嘩になって、着地点が見えなくなって、ちみどろな喧嘩になるということは結構多いと思うんですけど、僕らも結構あります。
今でもあります。これどうすればいいのかなんですが、大事なことは話の着地点を作らないということですね。
自分たちの夫婦喧嘩を終わらせるための議論の最終地点を作ろうとしないということです。これこれこれからこういうことだろうとか、じゃあこういうことにしようとかというふうに、
お互いに喧嘩になっている時に無理やり着地点を作ろうとしないということですね。
意外と難しいのは、夫婦喧嘩というのは何かの話し合いの最中に発展することが多いので、その話し合いを何とか終わらせようとしちゃうんですよね。
終わらせるときにお互いに意見が食い違っていて、無理やりどっちかの意見に合わせようとしたりとか、もしくはお互いに納得できるポイントを探ろうとしたりとかするんですけど、
大事なポイントを抑えていないので、着地点を作るというのは全く意味がないんですね。
夫婦喧嘩の原因と解決方法
話し合いの結論自体はね、僕はどうでもいいと思ってるんですよ。夫婦喧嘩の元になった話し合いの結論はどうでもいいなと思っていて、
育児方針、教育方針、キャリアの話、仕事の相談、旅行先の相談とか、いろんな話し合いが元になって夫婦喧嘩って発展していくと思うんですけど、
僕らはね、旅行先の相談とか、教育方針はあんまないから、育児方針とかは結構揉める話し合いのネタになったりとかしましたね。
喧嘩になった原因はこのトピック自体はないんですよ。子供を私立に行かせるか行かせないかだとか、習い事を続けるか辞めさせるかだとか、
仕事を復帰するかしないかとか、そのトピック自体に喧嘩の原因って存在しないんですよ。
だから話し合いの着地点をゴールをどういう結論にしようかってすること自体意味がないっていうのはそういうことなんですよ。
そのトピック自体に喧嘩の原因が存在しないから、だから喧嘩は終わらないんですよ。無理矢理着地点を作って話し合いを終わらせようとしても。
じゃあどういうことなのかというと、妻との夫婦喧嘩における原因というのは感情を否定されたと感じた傷つきの体験そのものにあるんですね。
2人の会話の中に感情を否定されたと感じる瞬間があったわけです。これが喧嘩の原因なんですね。
じゃあどうすればいいのかなんですけど、妻が感情を否定されたと感じた体験というのをまず思い起こす必要があって、
話し合いの最中に妻がどこかのタイミングで顔色を変えたいですとか、怒り出したりとか黙ってしまったりとかっていうタイミングがどこかにあったと思うんですよ。
そこを思い起こしていくということですね。
なぜ傷ついたのか、妻はなぜそこにこだわったのかっていうのを思い起こしてほしいんですよ。
で、どうやってフルゲンコを終わらせるか、3つのステージというか分かれてまして、1つ目はまさにこれですね、妻の不安、葛藤に気づくということ。
2つ目はそこに寄り添うということ。これがもうゴールに近いですね。
3つ目は時間を置いて話し合いを再開するということです。
この3つを通して、話し合いの終わらせ方を着地点を作るではなくて、妻が感情を受け止めてもらえたと感じるということをゴールにしていくという感じですね。
なので、最初に妻の不安や葛藤に気づく必要があって、そこに寄り添っていくという必要があるわけですね。
この時点でゴールは達成してるんですよ。妻が自分の気持ちを受け止めてもらえたというふうに感じられるはずなので、2番まで行けばね。
具体的な事例と再開
話し合い自体は、どんな結論になろうが、お互いに気持ちを受け止めてもらえたという感覚があるのであれば、結論自体ははっきり言ってどうでもいいんですよ。
どんな結論になろうとお互いに納得できるはずなので、自分の感情を大切に扱ってくれたという感覚を得ることができたのであればね。
例えばですけど、これまさに僕と妻がこの間揉めたばっかりの話なんですけど、妻と旅行先の話し合いをしたんですよ。
今度どこに行こうかって話をしたんですけど、これが途中ですごい揉めちゃって、
揉めたポイントは、新幹線が出発する駅まで、東京駅なんですけど、東京駅までバスで行くのか電車で行くのかって揉めたんですよ。
妻は電車で行こうと、僕はバスで行きたいと言ったんですね。これなぜかというと、
この間熊本、島原、長崎の旅行に行ってきたんですけど、長崎空港から羽田空港から僕の家まで電車で1時間くらいかかったんですけど、
疲れ切ってるじゃないですか。子供3人、10歳、10歳、6歳の子供3人いるので、めちゃくちゃ大変だったんですよ。
とてもすごく僕は疲れちゃって、次はバスで行こうって話をしてたんですよ。
で、この話をした時に、いや俺言ったじゃん、バスで行こうって言ったじゃん、あんなヘッドセッション嫌だよって。
というふうに固くない僕はバス路線だったんですよ。だけど妻は、いやいや、電車で行こうよって、大丈夫だよって。
飛行機で帰ってきたっていうわけじゃないんだから、時間帯選べばそんなに混んでないし、
今度行く時は半年以上先なんだから、一番下の子も自分と歩くから大丈夫だよって言ったんですね。
お互いに全然譲んなかったんですよ。久しぶりのヒートアップだったんですけど、
結局妻は、もういい、マネージャー辞めれば旅行も行かないって言って、もういなくなったんですよ。
で、この時に何が起こっていたのかというと、①番の妻の不安、葛藤に気づくっていうステージにおいては、
妻の不安は家計だったんですよね。バスで行くとお金かかるんですよ。
で、電車で行くよりも倍ぐらいかかるんで、単純に家計が心配だったと。
で、ステージにそこに寄り添うっていうとこ、これ僕がやるパターン、僕がやるアクションですね。
で、僕は実際にこれをやったんですね。いろいろ考えたんですよ。
なんであんなに妻が怒ったんだろうと。で、俺疲れたってこの後言ってたよなと。
で、この今度はバスで行こうって俺言ったよな。ちゃんと言ったよなと。
ってことは、これバスか電車かっていう話し合いそのものじゃないなと。
移動手段が何がベストかっていう話し合いじゃないなと。何が心配なんだろうと思ったんですよ。
多分その、どんだけ疲れるか疲れないかとかっていう話は全然違うなと。
みんなそこを考えてくれてなかったんで、これ多分全然違うなと。
一体何たんだろうなと思ったんですよ。
で、妻もはっきり言わないんですけど、話し合いを思い起こして、お金の話はなんかちょびっと出てきたなとか。
で、最近その家計を心配してるなとか、いろいろ思い起こしてみて、ああそうかと。
バスで行ったら確かにお金高いわと。多分それ心配してるんだなと思って。
ちょっと気まずい空気になった後に妻に対して、さっきのことだけど、あれだよね、家計を心配してくれてたんだよね。
確かにバス行った方が倍ぐらいお金かかるわと。
お金のこと心配してくれてたんだよね。ごめんね、俺全然気づけてなかったわ、みたいな感じで話をしたんですよ。
これが具体的なステップですね。1番、妻の不安・葛藤に気づく。2番がそこに寄り添うっていうやつです。
これを実際にやったことで、僕らは夫婦喧嘩って終わったんですね。
話し合いの再開はまだしてないんですけど、もうちょっと落ち着いたタイミングで、時間を置いてまた話し合いをしようかなって思ってます。
こうやってやると、揉めないんですよ。夫婦喧嘩の原因っていうのは、そのトピック自体にないんですよ。
バスにするか電車にするか、どちらかにしなければならないみたいな話ではなくて、
夫婦喧嘩の原因と理解
その時、自分が感じていた不安とか葛藤に夫が気づいてくれてないっていう悲しみの体験自体に存在するので、そこに寄り添っていくっていう感じですね。
この具体例、多分他にもいろいろあると思うんですよ。
例えば、妻の仕事復帰の話し合いをして、なぜか揉めて喧嘩になったとかっていうケースがもしあったとしたら、
これは夫婦喧嘩になった原因は、復帰タイミング自体にはないんですよ。はっきり言ってそれはどうでもいいんですよ。
例えばこの時、妻が早く復帰したいと、早く仕事に戻りたいと言っていたと。
だけど夫は、いやいや、もう子供が小さい時期なんてほんのちょっとなんだから、あっという間に大きくなっちゃうんだから、
もうちょっと子供のそばにいてあげたらどうなんだ、みたいなことを言ったと。
で、喧嘩になりましたと。
この時に起こっていること、さっきの一つ目の妻の不安・葛藤、二つ目の妻のここに寄り添う。
この堀に落とし込んでみると、妻の不安としてあるのは、自分のキャリアが遅れること、
自分の後輩がどんどん出世していって、自分の後輩が自分の上司になるんじゃないかとか、
自分の仕事の技術とか、景色がどんどん古くなっていって、取り残されるんじゃないかって不安感だったりとか、
またずっと家の中にいて子供の面倒を見るだけの毎日、まるで自分のアイデンティティが音を立てて崩れ去っていくような虚しさを感じるだとか、
そういったアイデンティティの喪失を感じているとか、というのが妻の不安や葛藤にあたるわけですね。
これを話し合いを思い起こして、もしくはその話し合い以外のタイミングの妻の言葉とか言動というのを思い起こしてみて、
妻の怒りとか沈黙とか逃避とかというアクションの裏にあった不安・葛藤、これを見つけていくんですね。
そしてそれを言葉にしていく。
家の中にずっと閉じ込まれているみたいで窮屈だったのかもしれないね、自分の人生が断絶されたみたいに感じたかもしれないよね。
いや、俺はずっと仕事を辞めたわけじゃなかったから、よく分かってなかったな、全然気づいてなかったわ、気づいてあげれなくてごめんね、みたいな風に寄り添っていくということですね。
そして時間を置いて話し合いをまた再開するという感じです。
で、妻が分かってもらえたという感覚を抱けたのであれば、話し合いの着地ははっきり言ってどうでもいいんですよ。どうでもいいというのはどうでもいいと思うんですよ、妻は。
もちろんね、自分が望む形の方がいいはいいですけど、大事なことは自分の気持ちを受け止めてくれたということなんで、
妻の気持ちを受け止めた上で夫側が最初に主張していた結論になるということももちろんあるし、その時にはそんなに揉めないです、全然。
あと夫が望んでいない着地だったとしても、妻が夫の気持ちを受け止めているのであれば、僕ら夫側もはっきり言って結論どうでもいいと思えるんですよ。
もちろん話し合いのトピック自体ではありますよ。住む場所をどこにするとかね、海外移住するかしないかみたいな、結構大きな話だったらまた別かもしれないですけど、そんな大きな話になるのであれば、はっきり言ってどちらでもいいと思えるようになります。
はい、ということで、今日の話は妻との夫婦喧嘩の終わらせ方でした。
感情の受容とステップ
大事なことは、話の着地点を作らない、話のゴールを妻が気持ちを受け止めてもらえたと感じられるということに設定するということですね。
やるべきことは3ステップ。なぜ傷ついたのか、妻はなぜそこに断ったのか、妻の不安、葛藤にまず気づくということです。
本質的な不安、葛藤を炙り出すとか気づく。2つ目がそこに寄り添う。3つ目が時間を置いて話し合いを再開するということです。
少しでも参考になれば幸いです。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
4月11日に僕の2冊目の本の出版イベントを行います。ワークショップがあります。
妻との関係を改善するにあたって、まず最初に必要になるマインドセットについてお話ししようと思っています。
ご決まり方はご参加ください。概要欄にリンクを貼っておきます。
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また次回お会いしましょう。さようなら。
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