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2025-04-30 11:25

#2-59 「助けを求める」ことは「弱さ」なのか?

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🎙今回のテーマ:「助けを求めることは弱さなのか?」


夫婦関係が悪化したとき、誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまう——


そんな苦しみを抱えていませんか?
このエピソードでは、「誰かに助けを求めることは弱さではなく、強さである」という大切な考え方をお伝えします。
心理学者ブレネー・ブラウンや、俳優ドウェイン・ジョンソンのエピソードを交えながら、相談する勇気、そして自分の脆弱性に向き合う重要性についてお話しします。


✅こんな方におすすめ✔ 妻との関係が悪化し、誰にも相談できずに苦しんでいる✔ 夫婦関係の悩みを誰かに打ち明ける勇気が持てない✔ 自分に優しくありながら、前を向きたい


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サマリー

このエピソードでは、助けを求めることが自分の弱さを認めるのではなく、むしろ強さであると主張しています。特に、夫婦関係の問題を抱えた際には、早めに相談することの重要性と、それが心の健康に与える影響について深く掘り下げています。

助けを求めることの意義
こんにちは、夫婦関係学ラジオのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今日はですね、助けを求めることは、弱さなのか、ということについてお話をしていこうと思います。
どういうことかというと、妻と関係が悪化した時って、例えば妻の態度が冷たい、セックス要素が長い、妻が不倫しているとか、
そういった状況になってしまった時って、誰かに相談をしたりとかする、つまり助けを求めるということですね。
これがなかなかできないんだと。それをやるということは、自分がダメな奴だと認めるようで恥ずかしいとか、
というふうに感じてしまって、相談ができない、誰かに助けを求めることができない、身近な人に話をしたりとか、
ということができなくて、一人で悶々と抱え続けるということが結構あるんですけど、
確かに夫婦関係の悩みというのは、すごいプライベートな話ですよね。
誰かに話すことって結構難しく感じることってあると思うんですよ。
誰かに知られるっていうのも、すごく恥ずかしいと感じますよね。
特に自分の友人だったり、会社の人だったりとか、家族とかに知られたくないと。
できれば、誰にも知られずに解決してほしいと。
この悩みがいつの間にか消えてほしいと感じることってあると思うんですね。
だけど、こうやって一人で抱え込みすぎてしまうと、状況っていうのはどんどん悪くなっていくんですよ。
問題解決が進まなかったりとか、妻の不満がどんどん溜まっていったりとか、
いつか妻が夫に対して嫌悪感を抱くようになっていくっていうのがよく起こるわけですね。
なので、相談するのは恥ずかしいですし、誰かに頼るということが自分の弱さを認めることであると感じるかもしれないんですけど、
早く相談した方がいいなと僕は思っていて、早く誰かに相談することで自分はメタ認知できる。
自分が今どういうふうな状況になっているのか、自分がどう感じているのかというのを客観的に見ることができるんですよね。
そして恥の感情に振り回されずに自分の感情を素直に受け止められる。
解決方法も分かれる。
早く解決することによって夫婦がその後に起こる葛藤を乗り越えやすくなるわけですね。
特に子どもが生まれた後っていろんなことが起こるじゃないですか。
うちも3人いるんでよく分かるんですけど、
学校の宿題がめちゃくちゃ多くてチェックが大変だとか、
学童に出るか出ないかだとか、子どもの発達がどうだとか、いろんな悩みがつきないじゃないですか。
これらを早い段階で夫婦関係を改善していく、修復していくことによって、
その後に起こる葛藤というのをめちゃくちゃ乗り越えやすくなるんですよね。
これは僕もすごい実感しています。
なので早めに誰かに相談することは弱さではないというふうに切り替えることは大事なんだけど、
どうすればそういうふうに相談できるのかというと、
僕が思うのはマインドの話なんですけど、
誰かに相談することは弱さではなく強さであるというふうに
マインドチェンジをすることがすごく大事だなと僕は思うんですよ。
成功者の心の痛み
例えば、確かに前回も例に挙げたかもしれないですけど、
ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院研究教授のブレネ・ブラウンさんという方がいて、
本の方が有名ですね。
本当の勇気は弱さを認めることという本を書かれていて、
あとTEDにも登壇していますね。TEDトークにも出ていて。
彼女が言っているのは、脆弱性をさらけ出すこと。
例えば、助けを求める。感情を共有する。
こういった行為が、勇気と本物の人間関係を築く鍵であるというふうに主張しているんですね。
彼女の研究では、脆弱性、自分の弱さというのをさらけ出せる人が受け入れる人が、
自分の弱さを受け止められる人というのは、
自己肯定感が約25%高く、他者との信頼関係が強化されるというふうに言われているんですね。
いいことしかないじゃないですか。いいことしかないので、僕はどんどんやったほうがいいなと思っていて。
あとね、僕すごい好きなのが、ドウェイン・ジョンソンという映画監督をご存知ですか。
ザ・ロックという名前の方が有名かもしれないんですけど、
アメリカのプロレスラー、長年やっていて、俳優に転身して、
ワイルドスピードとか映画に出てるんですけど、この人が大好きなんですよ。
ムキムキだから大好きなわけじゃないんですけど、彼のメンタルがすごく好きで、僕は。
彼のマインドセットがすごく大好きで、彼は3回くらいうつ病になってるんですよ。
大学時代、フットボールで挫折をしたことがあって、うつ病になって、
その後、最初の結婚、離婚したんですよね。最初の離婚の時にもうつ病になって、
その後にもうつ病になって、3回くらいになってるんですけど、
彼は何度もメンタルをやられたことの体験から、男性が感情を離さない文化が不健康であるというふうに批判してるんですね。
僕ら男性が感情を表現することに対するスティグマがあると、それは恥であるというふうに僕らは感じている。
弱さであるというふうに思い込まされている。そういったスティグマがあると。
それを彼は仲良しようとして、いろんなインタビューで語ってるんですけど、
僕がすごい好きなのが、2023年5月のThe Pivotというポッドキャストに彼は出てるんですけど、
ここでこんなことを話してるんです。ちょっと長いけど、日本語訳を話しますね。
俺はこれまで何年もかけて、どんな心の痛みが襲ってきても乗り越えられるように、感情の通量を鍛えてきた。
で、昔の俺はメンタルヘルスの苦しみなんてものを知らなかった。
男同士そんな話をすることなんかなかった。ただ黙って頭を下げて働き続けるだけだった。
それしか知らなかったし、正直健全なやり方じゃなかった。
もし今、心の健康が心の地獄になりかけているなら、一番大事なことは誰かに話すことだ。
その痛みを心の中に押し込んだままじゃ絶対に解決しない。
誰かに話す勇気、それこそがお前のスーパーパワーだ。
俺は自ら命を絶った友人が二人いる。だから言いたい。
誰かに話してくれ。誰かに話してくれ。
という風に彼はね、ポッドキャストで語ってるんですよ。めっちゃかっこよくないですか。
僕ね、ドヴェン・ジョンソン大好きなんですよ。
僕にとっては理想の他者なんですけど、めちゃくちゃ僕大好きで。
彼もハリウッドで大活躍して、確かなんか一時期、世界で一番活躍した映画俳優かなんかになったんですよね。
その後、何かの雑誌で、世界で最もホットな男っていうのにも選ばれて、
世界で最もホットで、最も稼ぐ男っていう。
男性からしたら憧れの、理想の存在みたいな感じじゃないですか。
だけど、そんな彼でも何度も痛みを苦しんでいて、
自分の素直な気持ちを誰かにさらけ出すことの大切さっていうのを知ったんですよね、その過程の中で。
確か、友人に自分の悩みを打ち明けることで、
彼は立ち上がっていったっていうのをどっかに書いてたんですけど、
勇気とコンパッション
僕大好きなんですよ。
こういった人でさえも、こんな成功者でさえも、
自分の苦しみ、自分の弱さ、脆弱性というのを、
誰かに話すっていうことがすごく大事だってことを言ってるんですよね。
あともう一個は、僕の好きなコンパッションの話なんですけど、
思いやりとか慈悲と訳されるコンパッションですね。
コンパッションの定義っていうのは、苦しみに気づき、苦しみを取り除くっていう二段画面なんですけど、
最初の自分の苦しみに気づくっていうところ、ここが僕は勇気だなと思ってて、
コンパッションの話をいろいろあちこちするんですけど、
ちゃんと話をしてないからよく誤解されるのが、
自分に対する甘えとか、勘違いというか、させちゃってる部分が僕にあったなと思って、
コンパッションっていうのは、勇気なんですよね。
弱さとか甘えとか、そういうんじゃなくて、本当に勇気なんですよ。
自分の苦しみに気づき、折り立ち、とどまり、味わう。
これをするにはめちゃくちゃ勇気がいるじゃないですか。
自分が妻との関係に苦しんでいて、こんなことを誰かに知られたくないと、恥ずかしいと、情けないと、
なんて俺は情けない、ダメな、みじめな男なんだって思ったりもするわけですよ。
そういった自分の苦しみ、妻との関係性が向き合わないことへの悲しみ、寂しさ、
そういった苦しみに気づいて、その心の奥まで折り立っていって、
そこにとどまって、その苦しみを味わう。
これって強さがいりますよね。
これって優しさとか甘えとかじゃ全然ないと思うんですよ。
自分の脆弱性に触れて、抱きしめて、前を向いていく。
それってめちゃくちゃ勇気がいると思うんですよね。
これこそ僕は強さなんじゃないのかなって思ってます。
なので、もしあなたが妻の態度が冷たいとか、セックスがつらいとか、
妻が何か不倫してるのかなとか、っていう悩みを抱えているとして、
いやこれちょっと誰かに相談できないな、恥ずかしいなとか、
いやこんなことを知られたら俺がダメだっていうことになるじゃんとか、
っていう風に思っているんだとしたら、それは違うと。
誰かに頼ることは弱さではない、強さなんだということを伝えたいなと思ってます。
ぜひこういったマインドチェンジをされてみてください。
誰かに頼ることは弱さではない、それはあなたの強さなんだということですね。
はい、ということで、この話はですね、
ノートの記事でもわかりやすく書いてますので、ぜひ読まれてください。
グーグル検索でアツノートですね。カタカラでアツ。
英語でノート、N-O-T、アツノートで検索して、ぜひチェックされてみてください。
より理解できるかなと思います。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
この放送がいいなと思った方は、
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ではまた次回お会いしましょう。
さようなら。
11:25

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