サバサバした妻の特徴
こんにちは、夫婦関係学ラジオパーソナリティのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今回は、サバサバした妻との関係改善方法についてお話をしていこうと思います。
どういうことかというと、僕が夫婦関係の相談に乗っていると、本当によくあるんですけど、妻との関係がよくいっていません。
お話を聞いてみると、その方の奥さんがサバサバした方だと、あまり自分の気持ちを話したりとかもせずに、仕事を頑張らないですとか、
性格的にさっぱりしているというか、いわゆるサバサバしている女性というタイプの方が本当によく多いんですよね。
今回は、こういったケースの時にどうやって妻との関係を改善すればいいのかについてお話をしていこうと思います。
もうちょっとサバサバしているというのを分解してみると、どういう性格なのかというと、
感情的に取り乱せなかったりとか、悲しいとか寂しいとか、つらいとかというふうに直接表現をしない。
何度も強く、それは嫌だ、やって欲しくないんだ、やめてくれということを言わなかったりとか、という性格の方が結構多いなというふうに感じています。
ちなみに男性側から聞いた話なので、女性側からすると違うというのもあると思うんですけど、男性からはそういうふうに見えているという感じですね。
こういった性格なので、関係改善を諦めているケースが多かったり、夫には何を言っても無駄だと思って諦めてしまっているというケースが多いですね。
こうなると何が起こるかというと、ある日突然爆発して夫を嫌いになるというケースがすごく多いんですよ。
情緒的な爆発のメカニズム
夫側からしたら、突然ですよね。え?なんで?みたいな感じになるわけですよ。
それ嫌だとか言ってなかったじゃんとか、そんなに嫌だったのかとかね。
例えば、夫側が妻側の気持ちを否定してくるとか、嫌だといったことを何度もやってくるとか、して欲しいことをしてくれなかったとか、ということを妻側が爆発してバーッと言うんですけど、
夫からすると、いやそれそんなに言われてたっけ?みたいなことがすごいたくさんあるんですよ。
もちろん女性側からしたら、私は言ったってなると思うんですけど、
だけど夫側が問題意識を持つほど強く言われてないということが結構あるのかなと思うんですよね。
あと他何が起こるかというと、自分でもどうしていいか分からなくなっている、女性側がですね。
ある日突然夫を嫌いになる。
いろいろ溜め込んでいった結果、嫌いになってしまうということなので、本能的な判断ですよね。
よく僕が言っている偏頭帯のジャッジが、夫イコール不快、嫌いだというふうに判断しちゃっていると。
そういった本能の判断なんで、理屈で考えるタイプの人からすると、一体自分に何が起こっているのかということすらよく分からないんですよ。
こんなに感情的になってしまう自分は嫌だし、この場から何とか改善したいというよりかは、何とかこの場を変えたいと思うわけですよ。
自分もいろいろ考えてみたりとか、あと精神科とかメンタルクリニックに話を聞きに行ったりとかすると、
どうもこの夫が私に対して嫌なことをしているんだと、だから夫を避ければいいというふうに考えてしまったりとか、
あとはメンタルクリニックで、あなたのストレスの原因は夫なんで、夫から離れなさいと言われてしまったりとかすると。
その結果、別居する、不倫する、離婚するといった、こういった別居不倫離婚コースですね、というふうになりがちかなと思っています。
感情に寄り添うアプローチ
ちなみにここに何で不倫がくっついてくるかというと、こういったサバサバしている女性の場合、なかなか自分の気持ちを表現することが苦手なんですよね。
表現できないがために夫に対する不満というのがどんどんどんどん溜まっていって、
夫も妻がサバサバしているもんだから、あんまり大丈夫とか、悲しいねとか、悲しかったよねとか、それはつらいよねとか、といった声かけはしないんですよね。
相手が望んでいると思っていないから。
この人サバサバしているから、そんなしっとりとした感情表現苦手でしょ。だから言わないほうがいいじゃんって思っちゃってるんですよね。
だけど本当は、長年振り積もってきた夫への嫌悪感とか、夫に対する不満とかというのがどんどん溜まっていっているわけですよ。
その結果、自分の心は乾ききっていると。
そういった時に、水をポタポタと垂らすような男性が現れたりすると、そっちにシュッと行きやすくなっちゃうんですよね。
なので、単なる別居離婚だけじゃなくて不倫という問題がつきまとってくるという感じです。
どうすればいいのかなんですけど、サバサバしている女性というのは、自分の感情に鈍感であることがすごい多いんですね。
自分自身は、何も問題ないと思っているんですよ。
私ってそんなに人から言われたこととかそんなに気にならないし、嫌じゃないし、男とも女とも普通に付き合えるし、何も困ってないんだよねって思っている人は結構多いんですけど。
感情に鈍感なだけというか、そういった課題が結構あるなと思うんですよ。
もちろん意味もあると思うんですよね。いろんなことをあまり深く思い込まないとか、感情的にヒステリックにならないとかっていうメリットはあると思うんですけど、
一方でデメリットもあるわけで、自分の気持ちに鈍感なので、自分は悲しいのか、寂しいのか、惨みなのか、恥ずかしいのか、情けないのかといった感情に気づけないんですよ、自分で。
自分で気づくことができないので、どんどんどんどんそれを溜めていってしまう。
ある日突然、夫が嫌になるというデメリットがあるわけですね。
僕ら男性が夫側からどういうふうなアプローチを取ればいいのかというと、感情に敏感にさせていくというアクションが必要になってくるわけですね。
本当はどう感じていたのか、寂しかったのか、悲しかったのか、惨みだったのか、情けなかったのか、恥ずかしかったのか。
そういった妻の一時感情を掘り当てて寄り添いながら言葉を伝えていくという、いわゆる共感のアクションが、僕ら夫側から必要になってくるということですね。
この時に妻が感じていた一時感情、本当に柔らかな気持ちですね。寂しかった、悲しかった、惨みだった。
そういった感情を、僕らがボールの芯を捉えるようにバチンと当てることができて、
それに対して妻にちゃんと寄り添った言葉をかけることができたら、
妻としては、サバサバしている女性だったとしても、分かってくれているという気持ちはあるんですよ。
誰もが嬉しいので、自分の気持ちを分かってくれている、味方になってくれていると思えるというのは。
そういうふうに思ってもらえたら、仲間になりやすくなるんですよね。
以前の仕事で、過去の仕事、大抵僕は女性との仕事が多かったんですけど、
サバサバしている女性、強気な女性が結構多いじゃないですか。
ノジカルだったりとか、自分の意見を言うときにも自信たっぷりで、
強く主張してくるタイプの方が結構多いと思うんですけど、
結構苦手な男性が多いんですよね、そういったタイプの女性が。
なので、お客さんでそういった女性がいると、そこにつく営業があまりいなかったりするんですよ。
少なかったりとか、避けたりとかして、避けると余計サバサバしている女性は、
なんか私のことをなんでそんな避けるの?みたいなふうになったりとか、
普通に仕事をしているだけなのに、なんで逃げるの?みたいなふうに捉えてしまったりするわけですよ。
なので、僕は結構そういった女性と仕事をすることは結構多かったんですよ。
ご福屋で働いているときもそういった女性の方は結構多かったですし、
どんな女性とも接客ができないと、ご福の販売員は務まらなかったので。
あと、難しいのでやりがいもあったんですよね、ご福屋のときに。
サバサバしている女性とか、自分の気持ちをなかなか言わない女性というのは、
感情への共感による関係改善
仕事的に結構難しくなるので、その方の心を開いて仲間となって、
高級な服を買ってもらうというプロセスを経るというのは結構難しいじゃないですか。
普通に、着物欲しいんですという女性、いないんですけど、そんな人いないんですけど、
着物大好きでお金払いますという人はほとんどいないんですけど、
そういうお客さんよりも自分の気持ちをなかなか言わなくて、
だけどちょっと欲しいなとか、自分とは違う人間になりたいなという願望を抱いていたりとか、
手の中をちょっと身に隠したりとかするケースって、
普通にやりがいがあるわけですよ、仕事として。
なので楽しかったんですよね、僕は。
なので、ご福屋を辞めた後も普通の会社で働いているときも、
なぜかこういった女性と仕事をするケースがすごく多くて、
お客さんだったりとか、身内のチームだったりとかになったりとかしたんですけど、
こういった方は確かにね、普通の人から対話が難しいと感じることは結構多いと思うんですよ。
だけど、すごい簡単なんですよ。
すごいシンプルで、誰にも一時感情を共感してもらえないっていうケースの人がすごい多いんですよ。
だからそこに、共感していくだけですね。
いつもの女性の一時感情を掘り当てていく。
寂しかった、悲しかった、惨めだった、情けなかった、恥ずかしかった、
大体これらに集約されてくるんで、
その人は考えていること、感じていることを言葉にして寄り添っていく。
自分がそれを感じているかのように言葉をして伝えていく。
っていうことをするだけなんですよ。
そうすると、なかなか仲間ができにくいので、
分かってもらえたっていった喜びがあると、
すごい距離が一気に縮まるんですよ。
なので、初めは難しいと思うんですけど、
僕はそんなに難しくないんじゃないの。
勇気を持って当たれば難しくないですし、
妻がサバサバしているとしても、
その一時感情を掘り当てて寄り添って共感していく。
これができるようになってくると楽しくなってくるんですよ。
あ、当たったみたいな感じで。
成功体験を得るためのプロセス
仲間になることで絆も強くなるんで。
なかなか最初は難しいと思うんですけど、
訓練だなと思って、トレーニングだなと思っていて、
1回で諦めないで、正解を探して何度も何度もボールを投げ続ける。
あと自分で軌道修正していくっていう感じですね。
あ、この言い方違かったなとか、
あ、この人こっちの言い方が適切だったのかなとか、
やっているうちに分かることって結構あるじゃないですか。
なので、その軌道修正もするには、
まず走らないとダメですよね。
まず自分が走り出さないと、
自分が走っている方向が正しいのか正しくないのかって分からないので、
微調整するにしてもまずは自分が走り出すこと、
ボールを投げ続けること、
共感の声かけをし続けることかなって思っています。
もしちょっと分からないなとか、
これはどういうことでしょうとかがあったら、
コメント欄かお便りフォームの方が僕ちょっと返信がしやすかったりとかするので、
もしよろしかったら概要欄にあるお便りフォームから質問などしてください。
コメント欄でも大丈夫です。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
4月11日に僕の2作目の本の出版イベントを行います。
ワークショップなどをやろうかなと思っていますので、
よろしかったらぜひご参加ください。
ちなみに出版はちょっと間に合いそうもなくて、
11日には出版するよイベントみたいな感じになると思うんですけど、
皆さんと一緒に妻との関係改善のための第一歩となるお話をできたらなと思っています。
ということで、この放送がいいなと思った方は、
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ではまた次回お会いしましょう。さようなら。