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2022-10-20 25:52

#423 浮気の原因は感情と知性のバランス問題/自己分化度・世代間伝達された家族神話

人はなぜ浮気するのか?

7つの理由のうち最後の一つである「未熟な結婚・原家族の問題」についてお話しします。

前編と後編に分け、今回は後編にあたる「原家族の問題」にフォーカスを当てます。


人には感情システムと知性システムがあり、それぞれの発達レベルによって浮気のしやすさが異なる。

その発達レベルを自己分化度と呼びます。


自己分化度とはなにか?

どうやって生まれたのか?

なぜ浮気と関係があるのか?


詳しくお話しします。


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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係の悩む男女向けに関係改善のヒントになる発祥をしています。
人はなぜ浮気をするのかシリーズの最終章になります。今日は、現家族の問題、自己文化と世代間でに達された家族神話ということについて話をしていこうと思います。
日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本をもとにお話をしていきます。 今日のこの最後の話は、
すごいこの分かりにくいんですよ。最初、あの自己文化とか
世代間でに達された家族神話とか、現家族って言われても、何を言ってるの?ってなると思うんですよ。何を言ってるかよく分かりませんって話になると思うんですけど、
だけど、ひも解いていくと結構分かりやすい簡単な話でもあるので、なるべく分かりやすく話をしていこうと思います。
これは結構多くの夫婦が陥っている課題でもあると思うんですよ。 自己文化というのは。
なので、当てはまる部分が多い人もいるんじゃないかなって思っています。 この話は、なぜ浮気をするのか。その浮気の7つ目の理由に
自己文化という現家族の問題がなぜ出てくるのかというと、すごい簡単に言うと、人ってみんな性格が違うじゃないですか。
なんでこんなに性格が違うのかというと、人って生まれた時はみんな感情の塊ですよね。
眠いとか、お腹すいたとか、という感情の塊じゃないですか。 そこから成長を一人に連れて、だんだんと知性が芽生えていきますよね。
知性が芽生えていって、能理的に物事は考えられるようになったりとか、冷静な対応ができるようになっていく。
だけど、これが知性システムと言うんですけど、知性システムがあまり伸びない人もいるわけですよ。
感情システムが強くて、感情的になりやすくて、知性が働きにくい、能理的になりにくいとか、冷静になりにくいという人もいる。
これは成長の途中で知性システムがうまく分化しなかったから、うまく伸びなかったからそういった現象が起こるんですけど。
こういった自己分化度が低いケース、感情システムと知性システムがあまり分かれていない場合というのは、
感情と知性が、情緒と知性が一緒にくっついちゃうわけですよ。一緒に融合してしまうので、すごい感情的になりやすくなるわけですね。
感情的にすごいなりやすくなって、夫婦関係に何か問題が起こったりとか、不安とか葛藤とかが起こったりすると、
誰かを巻き込んで、自分たちの精神を安定させようとする。これが三角関係なんですけど、
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浮気相手を巻き込んで、浮気相手を作ることによって自分たちの精神状況を安定させようとする。
三角関係になることによって精神状態が安定するようになる。416話の三角関係の話でも話をしたんですけど、
こういった理由によって浮気が起こるっていうことなんですよね。自己分化度が低い人間は、情緒と知性が融合してしまうので、
感情的に振り回りやすくなって、その後自分のパートナーとうまく向き合えないわけですよ。冷静に話ができないから。
にすると、この乱れた状況を安定させるために、外で浮気相手を見つけて浮気をするようになって、そこでうまく気持ちを落ち着かせて、
家族システムを安定化させようとする。自分たちが乱れてしまった家族の中の平和を第三者を巻き込むことによって安定させようとする。
それが、その第三者が浮気相手ということなんですね。 簡単に言うとそういうことなんですけど、もうちょっと最初から詳しく話をしていきますね。
原家族って話が出てくるんですけど、原家族って何なの?って言うと、これは生まれ育った家庭のことですね。自分が生まれ育った実家のことですね。簡単に言うと。
実家の中で自分がどのような役割を担ってきたかというのがみんなそれぞれあると思うんですよ。これが原家族であって、この原家族が自己文化道を身につける場所なんですね。
自分の実家の中で父親が母親がどのような行動をとっていたのか、その家族の中で自分はどうやって役割を担ってきたのかによって自分の知性システムがどれだけ発達するか。
どれだけ感情システムと知性システムが分かれていくかというのが決まるってことなんですね。
じゃあこの自己文化道って何なのか。さっき話をした、自己文化道が低いと浮気をして婚外交渉をして
家族関係の安定化を図ろうとすると、つまり自己文化道が低いと浮気をしやすいって、もっと簡単に言うとそういうことなのかなと思うんですけど、
じゃあこの自己文化道って何なのかというと、文化道というのは分からないときに科学に書いてどれだけ分かれているかというふうに書くんですけど、
さっき言ったように、知性システム、思考や論理を司る知性システムと感情や感覚を司っている感情システムがどれだけ分かれているか、どれだけ分化しているか、どれだけそれぞれ伸びているかということなんですね。
さっき言ったように、人は感情システムの塊としてこの世で生まれてくる。生まれたときは感情と感覚しかないわけですから、そこから心身の発達に伴って知性システムがどんどん伸びていくと。
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現家族というのは人それぞれですよね。結婚したときに結構びっくりするんですけど、自分の妻の実家にお邪魔して、家族の一員としてその家の中に入っていくと、「え、こういうことやるんだ!」とか、「こういう仕切りあるんだ!」とかっていうのって結構あると思うんですよ。
親戚が必ずお正月に集まってくるの?とか、お正月の挨拶は、正座して頭を下げて挨拶するの?みたいなのもあったりして、うちの父方の実家の方はお正月とかお盆とかに帰るとみんなで土下座し合うんですよね。
土下座してるわけじゃないんですけど、正座して三つ指みたいなのついて、「明けましておめでとうございます!」とか、そういうことを正座してやるんですよ、必ず。これ、外から来た親戚に言ったら結構びっくりするんですけど、こういったように現家族ってみんな人それぞれじゃないですか。
その中の家族の性格、自分の親の性格も人それぞれなので、この自己文化とどれだけ文化するかっていうのも人それぞれなんですよ。だからみんな違うんですよね。
家族療法課のボーンエンさんという人がいるんですけど、このボーンエンさんは、人は自分と同じ自己文化との人と結婚する傾向があるって言ったんですね。
感情システムが高い者同士、知性システムが高い者同士で結婚する傾向があると。そして感情システムが強くて知性システムが低い人と、知性システムの方が逆に強くて感情システムが弱い人も繋がりやすいんですね。
こういうふうに結構多いと思うんですよ。例えば妻の方は結構感情とか感覚とかが強いと。感情的になりやすく。そして夫の方は論理的で、時には冷徹と思われるような冷静さを持っているパターンとか。
もしくは逆で妻の方がすごい冷静で論理的だけど夫の方がすごい感情的、感覚とか感情の中で生きているっていう人。こういう夫婦って結構多いと思うんですよね。
だけどこのカップルは問題が発生しやすいって言うんですね。健康な相互性という問題が発生しやすいと言われてて。これは今日話し切れないと思うんでまた別の日から話そうと思うんですけど。このようにどれだけ分化しているかという分化具合が同じ人と結婚する傾向があるというふうに言うんですね。
問題はこの分化度というのが生まれつきであるのと、その後の環境の中で変わっていくというケースがあるんですよ。結婚したときにはお互いに自己分化度がぴったりはまって、この人いいと思って結婚するんだけど。
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結婚後にいろんな自分の様々な人から影響を受けることによって知性システムが分化していって、なんか夫と話が合わないとか妻と話が合わないとかいうふうになっていく人っていると思うんですよ。これは大人になってから自己分化度が変わっていったんですね。知性システムがどんどん伸びていったから話が合わなくなってくる。
こうやって夫婦関係の中に揺らぎが起こってくるんですよね。この揺らぎが価値観の不一致を呼んで、なんかちょっとこの人は違うなっていうふうに思わせてしまうことにつながっていくんだろうなと思うんですよね。
それが行き過ぎていくと、自分と会う他の人を見つけて、その人と婚配交渉をするようになったりとかっていうケースもあるのかなって思ったりもしています。
この自己分化に関してもうちょっと言うと、自己分化度が高い人というのはどういう人かというと、感情システムと知性システムがバランスよく伸びている人ということですね。
こういうケースだと多分、夫婦限界もなりにくいんだろうなと思うんですよね。
なぜかというと、こういった自己分化度が高い人というのは、情緒的に豊かであると同時に知性をバランスよく機能させることができる。
すごいなって、普通にすごい人だと思うんですけど。
あと、自律的で場に応じたコントロールに優れている。
そして、自分の感情を表現できて、相手の気持ちも受け止められて、寧静に二人の関係を考えることができるというわけなんですね。
この自己分化度の高さ、高い自己分化度を目指していくことによって、
夫婦はお互いの不満とかそういったものもなくなりはしないですけど、折り合いがつけられるようになっていくのかなと思うんですよね。
あと、本書の中で書いている自己分化度の高さとは何なのかという、自己分化度の高さの定義みたいなことが書いてあって、
これが3つあるんですけど、家族などの対人関係における心の成熟度、すごい言葉ですよね。
家族などの人とのコミュニケーションにおける心の成熟度がどれくらいなのか、どれだけ心が成熟しているのかということが自己分化度の高さであると。
そして、自立性の度合い、自分が自立しているかどうかというのは自立性の度合いであり、親密的な関係性の築きやすさでもあると言われています。
自己分化度が高いと親密な関係性が築きやすくて、それと同時に相手に依存せずに自立をすることができる。
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そして、対人コミュニケーションにおける心の成熟度が高くなるというわけなんですね。
普通にすごい人だなと思うんですけど、こういう人、ここまですごいとはめったに合わないですけど、
だけど自己分化度が高いというのはこういったケースなので、ここを目指していくと夫婦喧嘩って減るんだろうなと普通に感じますよね。
逆に自己分化度が低い人ってどういう人かというと、さっき言ったように情緒と知性が融合しちゃっている。
感情システムと知性システムがうまく分化していないので、くっついちゃうんですよね。
くっつきやすくなってるんですよ。
だからちょっとしたことで感情的に振る舞いやすくなったり、対人関係において相手に対して依存的になる。
そして周囲を感情的に巻き込んだり、巻き込まれやすくなると。
そして相手を一方的に排斥するようになると、相手をしりどけるようになるわけですね。
さっき言ったように自己分化度が高いということは、自立性が高いということだと。
逆に自己分化度が低いということは、自立性が低くて依存しやすいということでもあるんですよね。
冒頭の話に戻るんですけど、このように自己分化度が低い場合は、生まれてから成長するに従って伸びるはずの知性システムが伸びなかったがために
感情システムと知性システムが一緒になりやすくて、感情と知性がぐちゃーっと一緒になっちゃうものだから、すぐ感情的になりやすいと。
すると自分で自分の感情をコントロールできないわけですよ。
どうしたらいいの?このモヤ目はどうしたらいいの?ってわからなくなる。
そのモヤ目を自分でうまく言語化することができない。
言語化するためには認識する必要がありますよね。
このモヤ目は何なんだろう?って一個一個紐解いていく必要がある。
なぜこのモヤ目が起こったんだろう?どうして起こったのか?どうしたらいいんだろう?って紐解いていくためには、
自分の心を冷静に見つめることが必要であって、自分の心を冷静に分析する必要もありますよね。
そのためには知性システムが発達していないとできないんですよ。
そこが発達していないから、うまく考えられなくて、感情に振り回されやすくなってしまう。
振り回されてしまったその感情を落ち着かせるために第三者を巻き込んで、
自分と自分のパートナーとの関係性を安定させようとする。
その第三者が浮気相手になっていくということなんですね。
実際に浮気をしているパートナーが浮気をしていると。
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夫婦二人だけだとすごい喧嘩になっちゃって、感情的になっちゃって、全然どうにもならなかったんだけど、
浮気相手が見つかることによって、そっちで情緒的な安定性が保たれて、
結果的にこの三人は情緒的に安定しているという安定状態になるんですね。
もちろん浮気しているんだよ、何なんだよとなると思うんですけど、
浮気をしていることがパートナーにバレていない場合は、
情緒的に安定している状態、平和に見える状態に保たれる。
これが416話で話した三角関係なんですけど、
これが自己分化によって引き起こされる浮気の背景なんですよ。
すごい複雑に感じられちゃうと思うんですけど、
すごい簡単に言うと、感情に振り回されすぎてしまう人は、
知性システムが発達していない。
論理的に考えたりとか、思考することの源になる知性システムが発達していないから、
感情的になりやすい。
感情的になってしまったら、自分を落ち着かせるために第三者を巻き込んで、
婚外交渉が発生するということなんですね。
本書で書いてなかったけど、僕がこうなのかなと思ったのは、
冒頭でちょっと話をしたように、
自己分化とは大人になってからも変わるわけですよね。
いろんな人の話を聞いたりとか、本を読んだりとか、
人との出会いによって自分の自己分化とは変わっていく。
低かったはずの知性システムがどんどん伸びていくというケースもあるわけです。
そうなってくると、ちょっとこの人と合わないな、
なんかちょっと妻の話が合わないなとか、
夫と話が合わないなという風になってくるんですね。
そうなると、自分と同じ自己分化との人と結びついこうとするのかなと思うんですよ。
つまりは、結婚する時には、その夫婦は同じ自己分化とだったかもしれない。
感情システムと知性システムの分化レベルが同じだったかもしれない。
だけど、結婚して出産して子育てをする中で、
いろんな考えることもあるし、いろんな人との出会いもある。
いろんな本を読んだいろんな人との出会いがあって、
いろんな考え方に触れるうちに自分の知性システムが発達していって、
あれって、なんか話合わないなって、
この人なんか違うかもっていう風に思う瞬間が来るんですよね。
そうなった時に、仕事場の人とか外で出会った人で、
この人と話合うなって、なんか夫と話合わなかったけど、
この人と話合うなって思う瞬間が来るんですよね。
なんか夫と話合わなかったけど、この人と話合うなとか、
妻と話合わなかったけど、この人と話合うなっていう風に、
自分と同じ自己分化度の人と出会うことによって、
そこで婚外交渉が発生するっていうこともあるんじゃないかなって僕は思ってます。
これが現家族の問題、自己分化度、世代間伝達された家族神話っていうことですね。
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この世代間伝達された家族神話についてはちょっと話ししきれなかったので、
もしかしたら次回話するかもしれないですけど、
簡単に言うと、家族に対する伝統的な価値観のことを家族神話と呼ぶんですね。
自分の家族が持っている伝統的な価値観、
それは自分のパートナーの家族が持っている価値観とは違うわけですよ。
そこが違うから、受け入れられないっていうことが発生するんですよね。
なんでそんなことをやるの?なんでそんな仕方をやるの?みたいな風になってしまって、
もう何か会いたくないみたいな風になったりもする。
身の回りでも、親戚の家、その本家の家に挨拶するときに、
すごい凝々しく挨拶をしたりとかするので、
それが嫌で行きたくないっていう人もいたりとかして、気持ち分かるんですけど、
っていう風に伝統的な価値観が合わないっていう問題も起こる。
これも原家族の問題なんですね。
これはちょっと別な時に話をしますね。
今日は自己分化度が問題で浮気が発生するっていうメカニズムについてお話をしたので、
こういったケースもあるんだと。
もしかしたら自分たちはそういったケースにはまってないかな、
はまる可能性はないかな、はまろうとしてないかなっていう風に振り返ってみると、
何か新しい発見があったりとか、それを防ごうとしたりとかすることもできるかもしれません。
自己分化度は大人になってからも発達させることができますから、
夫婦で話が合わないなって思った時は、
そういった風に相手の自己分化度を高めたりとかすることによって、
お互いにバランスさせることができるようになるんじゃないのかなと思っています。
ということで今日は原家族の問題、自己分化度が原因で発生する浮気のメカニズムについてお話をしました。
今日話をした自己分化度の話で、ちょっと言えてなかったところがあって、
最後にちょっと話しようと思うんですけど、
この日本の夫婦の本書の中で書いているのが、
自己分化度というのは、世代を超えて伝達するということが書いてあるんですね。
つまり自分が自己分化度が低い場合は、次の世代、子どもたちも自己分化度が低くなると。
自己分化度の度合いというのが、世代を超えて伝達されるということが書いてあるんですね。
人は自分と同じ分化度の人を選んでしまうわけなんですよ。
結婚するときに自分と同じぐらいの分化度の人を選んでしまう。
だから自分が分化度が低い場合は、パートナーも同じような低い分化度の人を選んでしまう。
そしてその家庭の中で、その家庭が原家族となった自分の子どもも、
同じように自分の親の影響を受けて低い分化度になってしまうと。
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そうなると、自己分化度が低い夫婦というのは、
離婚をする確率が高いので、ある家庭では次々と離婚が繰り返されるということが起こるそうなんですね。
ここで問題になるのが、自己分化度が低い人というのは、
離婚とか浮気というのを些細な問題として捉えてしまう傾向があるそうなんですよ。
これは自己分化度が低いと情緒と知性が融合してしまって、
感情的に振り回りやすくなるから、感情に振り回されることによって、
本来であれば離婚するとか浮気をするというのは、子どもがいたりしたらすごい大きな問題じゃないですか。
子どもがいなかったとしても、自分のパートナーが傷つける大きな問題になるはず。
なんですけど、そこまで頭が回っていないのかなと思うんです。
知性システムが発達していないので、そこまで考えられない。
その感情システムに振り回されてしまって、寧静に物事を捉えられないから、
離婚とか浮気というのを些細な問題として捉えてしまうんじゃないのかなと思うんです。
これは本書でも書かれていました。
この後で本書でも書いてあった言葉は、すごくグサッときたんですけど、
その結果、たくさんの子どもたちが犠牲になっているということが書いてあるんですね。
無視できるほど、犠牲になっている子どもたちの数は無視できるほど少数ではありませんというふうに書かれていて、
つまりは自己分化度が低いがために浮気や離婚という決断をする。
そしてその重みを分かっていないまま、そういった行為をしてしまうと。
行為をした後もその重みについて分かっていない。
そうなると、離婚することとか浮気をし続けることをすごく軽く考えるわけですね。
軽く考えているんだけど、その家庭の中では子どもたちが大きな影響を受けていて犠牲になっているケースが多いと。
それは離婚することによって子どもたちが親と離れ離れになるというだけではなくて、
家庭の中における愛着をきちんと受けられなくなってしまうということでもあると思うんですね。
僕が今読んでいる他の本で書いたことなんですけど、
家庭の中で子どもたちがきちんと親からの愛着を受けられなかった場合に
発達障害と診断されるケースがあるんですって。
なんですけど、実際は発達障害ではないんですよ。
実際は発達障害ではないんだけど、愛着が少ないとそういった挙動をしてしまうらしいんですね。
それによってお医者さんも、この子は発達障害ですねというふうに
誤った判断をしてしまうというケースがあるんですって。
このように自己分化度が低いことというのは、本人とそのパートナーだけの問題じゃなくて、
子どもに与える影響がすごく大きいんだなということは覚えておいてもいいかなと思ったんですね。
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あと、離婚することとか浮気することはすごく簡単に考える人が多いな、
特に離婚についてすごく簡単に考える人が多いなというふうに思っていて、
子どもがいる場合にその時に何が起こるのかということを
もうちょっと考えた方がいいんじゃないのかなと思うことがよくあるんです、僕は今の話を聞いていて。
もちろんこの結婚生活を続けることはお互いに苦痛であって、
続ける意義がないのであれば終わらせた方がいいのかもしれない。
だけどその前にちょっと立ち止まって考えた方がいいんじゃないのかなと思うんですね。
それは何かというと自己文化度なんですよ。
自分たちの自己文化度がどれくらいなのかと。
自分たちの自己文化度を高めることによって避けることができる課題もあるんじゃないのかなと思うんですよね。
自分自身の自己文化度であったり、自分のパートナーの自己文化度がもしかしたら低いかもしれない。
低いがゆえに情緒と知性が融合してしまって論理的な考え方ができなくなっているんじゃないかと。
そしてそれは大人になってからも伸ばすことができる問題だということなんですよね。
だから簡単に結婚を選ぶ前に自己文化度の話を覚えておくと、
夫婦がお互いに自己文化度を高め合うことによって乗り越えられる壁があるんじゃないのかなと思ったりもしています。
ということで、今回も最後までありがとうございました。また次回お会いしましょう。
この自己文化度の話は結構面白かったので、また別の機会で詳しく話をしていくかもしれません。
また次回お会いしましょう。さようなら。
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