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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係に悩む男女向けに関係改善のヒントを発信しています。
あなたの妻は、夫は、なぜ浮気をしたのか。浮気シリーズ第5回目の今回は、未熟な結婚についてお話ししようと思います。
今回も東京女子大学名誉教授柏恵子さん長、日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本を基にお話ししていこうと思います。
今回は、人が浮気をする婚外交渉という言葉を本書では使っているんですけど、婚外交渉をする理由は7つあるということが書かれていて、今回はその7番目になるんですが、
2つにちょっと分けます。未熟な結婚、そして現家族の問題ということで、2つに分けて話をしようと思います。
今日は未熟な結婚について、次回は現家族の問題ということについて話をしようと思います。
現家族というのは自分が育った家庭環境ですね。自分が育った家族に影響を受けることによる問題、受けていることによる問題ですね。
今日は未熟な結婚なんですけど、これは本書ではすごいさらっと深い出て、あんまり3行ぐらいで終わっているんですよね。
あんまり深振りされていないんだけど、僕は今の時代だからかもしれないですね。2020年代だからこそ多い問題なのかなと結構耳にするんですよね、こういった話を。
例えば、後の方でまた話をしますけど、妻がずっと子育てをしていて、子供が産まれてから仕事を辞めてずっと子育てをしていて、
子供がある程度大きくなって、保育園年長さんとか小学校入ったとかいうあたりで浮気をしたとか、
子供とずっと一緒にいるの嫌って、すごいストレスを抱えて爆発するような時期っていうのは結構あるなと思っていて、そういった話をすごい聞くんですね。
その背景にあるのがこの未熟な結婚なのかなと思っていて、あなたの結婚生活が未熟ですっていうことを言っているわけじゃないんですけど、
そういうわけじゃない、そういう話じゃないんですけど、ただ今日の話の中にはそういったケースに当てはまるものとか、その背景にあることがちょっとはわかるかなと思っています。
じゃあ始めます。
未熟な結婚というのは、本書の中に書かれている定義としては、青年期にアイデンティティを十分確立せずに未熟なまま結婚することということが書かれています。
ちょっとどういうことかわかりづらいと思うんですよね。青年期にアイデンティティを確立しないまま結婚してしまったということで、
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ちょっとまた後で詳しく話をするんですけど、そうなるとそういった結婚した人の中には子育てがひと段落し始めた頃に、この時期って第二の青年期って言われるんですって、中年期っていうのが。
子育てがひと段落した30代40代のあたりで恋人探しが再び燃え上がる、再燃する場合があるということが書かれています。
中にはアイドルの追っかけで発散するケースも多い。実際に浮気をするとか不倫するとかじゃなくて、アイドルの追っかけをすることで気持ちが発散できるようになると。
例えばハンリースターとかジャニーズの追っかけとかということで、浮気とか婚外交渉に至らずに気持ちを落ち着かせることができるようになるということが書かれています。
結構多いと思うんですよね。今韓国のドラマとかすごく流行ってるんで、BTSとかもすごく人気じゃないですか。
ああいったものの追っかけで発散する。結構30代40代の女性がハマるってよく言いますけど、もしかしたらそれが背景になるのは、こういった第二の青年期と言われる中年期に恋人探しが再燃しているからなのかもしれないです。
青年期のアイデンティティが確立しないままというと、アイデンティティって何なの?って思ったんですよね。僕もどういうこと?って思ったんですよ。
青年期のアイデンティティの確立って何?って。しかもなんで青年期なの?って大人になってからじゃなんでダメなの?って思ったんですよね。
ネットで調べてて、新潟政良大学大学院教授の薄井真文さんという教授の方のホームページを拝着するんですけど、そこに書かれていたのが、青年期のアイデンティティの確立とは何なのか。
これは自分探しであると。アイデンティティの確立とは自分探しであると。自分探しというのはどうやれば見つかるのかと、自分というのはどうやって見つかるのかと。
10代20代の子に自分探しってよく言いますよね。世界一周行くんだみたいな話とかね。僕の友達とも言ってたりしましたけど。
ああいった自分探しというのは活動する中で見つかるってことが書かれていて、多分ね、青年期は活動する機会が多いからこそアイデンティティを確立しやすい、自分探しをしやすい時期だと思うんですよね。
例えばその活動というのが、部活とか恋愛とか遊びとか喧嘩とか、そういったものを通して自分を見つけていくと。
社会との関わり、たくさんの他者との関わりの中で自分の役割を身につけたりとか、自分自身の価値を身に出していったりとかすると。
これがアイデンティティの確立につながっていくということが書かれていたんですね。
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思い返してみると、確かに小学校、高校とか大学とかの部活とかサークルとかいろいろやられている人多いかなと思うんですけど、僕も入ってましたけど、
ああいった中で自分ってどういう人間なんだろうとか、あ、俺ってこういうとこあるんだなとか、
俺ってこういうこと嫌なんだなとか、俺こういうこと好きなんだなとか、
俺こういうこと得意なんだなみたいなことが結構わかるようになってくる時期だと思うんですよね。
たぶんそれのことを言っているんですよね。
社会との関わりの中で身につける自分の役割、自分自身の価値というのをアイデンティティというふうに定義付けしています。
そしてどんな欠点があっても自分は価値のある人間だという自尊感情を持つことがアイデンティティの確立だというふうに書かれています。
もう一回言いますけど、どんな欠点があっても、人っていろんな欠点があるじゃないですか。
そういったいろんな欠点があっても自分は価値のある人間なんだという自尊感情を持つことがアイデンティティの確立だと。
これが確立しないまま若い子に未熟なままアイデンティティ確立しないまま結婚してしまうと
中年期になって婚外交渉に走ることがあるということなんですね。
たぶん年齢とかというよりかはアイデンティティを確立しないまま結婚することを
アイデンティティ確立できていない状況に未熟な状態と呼んでいるので
若い時に結婚したからとか、それもあると思うんだけど、たぶんそれだけじゃないんですね。
若い時に結婚したことだけに当てはまる話じゃなくて
仮に二十代三十代とか三十代で結婚したとしても
その年になってもまだ自分自身のアイデンティティが確立できていなかったとしたら
それは未熟なまま結婚したということになると思うんですね。
自分のアイデンティティが未熟なまま結婚した。
そして中年期になってから恋人探しに
三年待ち道を挙げるというか、恋人探しをどうしてもまた始めてしまうという風になってしまうと。
これを夫婦関係の話で置き換えていくと
よく聞く話というのが、妻がずっと子育てをしていたと。
夫はあまり参加していなかったと。
子どもが産まれてから妻はずっと子育てをしていて
子どもがある程度大きくなってきてから
浮気をしたとか、話は聞いてくれなくなったとか
あとはセックスになってしまったとか
夫に対して触れてほしくないという風にね
身体的精神的な拒否をするようになったりとか
というケースがすごい多くて
子どもの年齢が大体年長さんとか小学校低学年とかというケースがやっぱり多いんですよ。
多分この時期って子どもは赤ちゃんじゃないじゃないですか。
子どものお世話というのがなくなってきて
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心理的なケアに重点を置くようになる年頃だと思うんですよね。
そうなってくるとちょっと手が空いてくるんですよね。
若干手が空いてくるのでそこでふと森に帰ると思うんですよね。
あれって私のアイデンティティってどこに行ったんだろうっていうのが多分多いと思うんですよ。
それで自分のアイデンティティを築くことができなかった
自分のアイデンティティを失われたこの数年間
5年間6年間7年間8年間の子育ての中で
失われてしまった自分のアイデンティティを確立するはずだったその期間が失われてしまったと
だからこそ手が空いた今自分のアイデンティティの確立を目指して
外に浮気相手を探したいとか
自分が本当に心を許せる人を探したいとかするようになるのかなって思うんですよね。
これはつまり子育てをしていた期間に社会との関わりが少なかったからこそ
自分自身の価値は見出せなかったのかなと思うんですよ。
子育てをするっていうのはまだ社会活動
社会の中で関わっているということになると思うんですけど
だけどほとんど子供とばっかり接するじゃないですか。
育休取った人だったらわかると思うんですけど男性でも。
ほとんど子供とばっかり関わることになるので
大人を含む複数の他者との関わりというのは少ないんですよね。
そうなると自分の役割を身につけたりとか
自分の価値を見出したりとかすることがとても難しくなってくると思うんです。
他者との関わりの中でそういった役割や価値というのは見出すことができるものなので。
自分のアイデンティティの確立って仕事でもあると思うんですね。
僕も若い頃20代の頃の仕事を通して自分のアイデンティティ
自分の役割とか自分が得意なこととか自分でこういう価値があるなっていうのって
なんとなくわかってきたのって本当に20代の後半とか30代の初めぐらいとかなんですよ。
今多分そういう方が結構多いと思うんですよね。
仕事を通して自分自身のアイデンティティを確立していくっていうのが
自分の価値とか自分の役割とかをしっかりと身につけた上で
結婚してましたっていう人って多分少ないんじゃないかと思うんですよね。
みんな不安なまま結婚して、俺親になれるのかなって不安なまま結婚していくと思うんですよ。
子供も産まれていくと思うんですよ。
その親になる準備で心構えができないまま男性も女性も結婚して子供を産んでいくことになる。
そうなるとアイデンティティを確立する期間っていうのがすごく少なかったんじゃないかなと思うんですよね。
あと高齢者が今日本多いので若い頃から何か責任を持って仕事をしたいとか活動したいとかっていうのは
結構あんまり経験ないと思うんですよね。
そうなると仕事の現場の中で自分がリーダーシップを持って動いていくとか
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そういった経験が初めての自分の価値を見出せる機会だったりするのかなと思うんですよね。
僕の場合はそうで、仕事を通して自分の価値を見出せていったっていうのがあるので
これが子育てをしていった5年間6年間7年間という期間で失われちゃうんですよね。
失われてしまうので、それが終わった段階で取り戻そうとするんじゃないのかなと思うんですよ。
子育て期間中に複数の他者との関わりという社会との関わりが少なかったからこそ
自分自身の価値は見出せなかった。
これは子育てでは補うことができない穴だと思うんですよね。
そしてそれが妻が生活に不満を抱く原因の一つなんじゃないのかなと思うんです。
何かが満たされない。何かが足りない。
何だろうこの期間は。何でこんなに私はむやむやするんだろうというのがあると思うんですよ。
それは育児では埋めることができないものなんじゃないのかなと思うんです。
他者との関わりが少なかったからですよね。
自分の役割や価値を見出せるほどの他者との関わりが少なかったからじゃないのかなと思ったりもしています。
なのでこの未熟な結婚ということに関しては
そういった他者との関わり、自分の妻が求めているものというのが
もしかしたらそういった複数の他者との関わりの中で得られる自分自身の役割であったりとか
自分自身の価値であったりとかするのかもしれないなと思っています。
浮気相手を探すとか浮気相手との楽しい時間とかではなくて
その背景にあるのは失われた、本来であれば気づくことができたはずの
自分自身のアイデンティティを求めているのかもしれないなと思っています。
全然話は変わるんですけど、今ブライチャーという英会話、オンライン英会話スクールで
発音の練習をしているんですよね。
フォニックスという英語の発音練習をしているんですけど
そこで言われたことが最近気になっていて
レッスンの冒頭で先週末どうだったとか聞かれるんですよね。
そこで簡単な世間話をするんですけど
僕がだいたい休むときは子供たち3人と一緒に
どこかに出かけていて毎回疲れたって話をするんですよ。
彼なんかすごいアクティブでパワフルで疲れちゃうみたいな話をするんだけど
その話を最初にしたときはそんなにオウとかパワフルとかだったんだけど
2回目くらいから講師の方が子供たちが小さいのは本当に一瞬だよみたいなことを言うんですよね。
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一瞬であっという間に大きくなっていくからねみたいなことを言っていて
子育てのポジティブな面に目を向けさせようとしてるんですよって話をされてて
3回目も同じ話をされて
その時にディサポインティングなことだけじゃなくて
ハッピーなこともあるよねみたいな子育ての中ではっていう話をしてたんですよ。
なるほどって思ったのが僕がそういった負の面ばかりを見るんだなっていうことで気がついたんですよね。
子育てもそうだけど他のことでも僕はディサポインティングな
そういう残念な面というか負の面、ネガティブな面ばかり見てるんだなって
そっちに目を向けやすいんだなっていうことに講師の方と話をしてて気がついたんですよ。
これ多分他のことでもきっと同じで
普段の生活の中でもネガティブな面とか残念な面にばかり自分がフォーカスしてしまって
そのハッピーな面にあまり目を向けてないんじゃないかなっていうことにちょっと気づかされたんですよね。
これもうちょっと自分の中でまとめたらノートにしようと思ってるんですけど
多分そこで講師が言うディサポインティングな面だけじゃなくて
ハッピーな面に目を向けることによってもうちょっと生きやすくなったりするのかなって
毎日の生活が楽になったりとか生きていくことが
もうちょっと些細なことに楽しみを感じられるようになっていくのかなって
多分幸せっていうのはそういう日常の些細なことの中に幸せを見出していくことなのかなって
ハッピーな側面に目を向けていくことなのかなって気がつかされたんですよねっていう話でした。
あんまり関係のない話でしたけど
でもちょっとなるほどなと思った話だったんで
いつかまたちゃんと自分の中でもうちょっと言語化して記事にしたいなって思ってます。
はい、ということで今回も最後までありがとうございました。また次回お会いしましょう。さようなら。