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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩みと話し合い向きに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
今日お話したいことは、夫婦関係、妻との関係を改善できる人とできない人の大きな違いがあるなと前々から思っていて、その違いについてお話ししようと思うんですね。
これは何かというと、妻を変えようとするか、自分を変えようとするかというところなんですよね。
妻との関係を改善しようと思った時に、妻の態度とか妻の行動といったものを変えようとする。もしくは自分が変わろうとする。
この2つ、結構大きな違いがあるんですけど、妻を変えようとする場合、なかなか関係が改善できないというケースが多いなというふうに感じているんですね。
一方で、自分が変わろうとする場合というのは、妻との関係改善というのが早く進むというふうに、いろんな方の話を聞いていて感じています。
まず妻を変えようとすると、なぜ関係が改善できないのか、もしくは時間がかかるのかというところなんですけど、
なぜかというと、ものすごく単純な話で、夫婦関係が悪くなっています。
夫としては妻との関係をもっと良くしたい、もっと会話をたくさんしたいし、仲のいい夫婦のように楽しくお話をしたい。
もしくはセックスレスも解消したいというふうに思っていて、
妻がなかなか明るい態度とか爪を取ってくれなくて、なかなか冷たい態度で会話もしてくれない、または無視をされたりすると。
どうなったときに、なぜお前はそういう態度なんだと。
もっと会話をしようとか、ちゃんと話をしようとか、話し合おうとかって話を妻に対して僕ら夫はしちゃうんですけど、
そうなると妻としては、お前は何を言っているんだというふうになるんですよね。
お前に責任があるのに、なぜ私が悪い前提でお前は話をするんだみたいに受け取られてしまうんですよね。
僕も結構やっちゃったんですけど、妻としては今までの過去の蓄積、家事や育児に夫が全然積極的でなかったりとか、
もしくは優しい言葉をかけてもらったりとかそういうことがなかったり、
産後のとても体が辛い時期に夫が全然支えてくれなかったといった恨みが段々と結晶化されていくと。
それが心の中にしこりとなって残っているんですよね。
そういった状態の時に夫から、お前のその態度どうかと思うよみたいなね、そういうふうなことを言われてしまうと、
いやいや、悪いのはあんたなのに、なんで私が変わらなきゃいけないのっていうふうに女性としては思ってしまうんですよ。
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ついに僕ら男性はやってしまうんですけど。
あと単純にお前が変われっていうこのメッセージというのは、
相手に対する否定ですよね。人格面における否定になるので、とても言われた方としては辛いんですよね。
なんか私がダメなのねみたいな、私のせいなの、私が人間としてダメなのみたいなふうに思ってしまう。
この人格の否定ということ自体、これ自体が辛い。
で、なんで私がそんな辛い思いをしなきゃいけないのってなるわけですよ。
あなたが悪いのにって。
あとは妻自身も何が原因で夫に優しくできないのかっていうことを、
よく言語化できないっていうケースも結構多いんですよ。
そんな状態の時に夫から、お前もうちょっとちゃんとなんかしろよとかね、
うちら会話ないじゃん、ちゃんと話しようよとか、
セックスレスを何とか解消したいんだけどとかさせてくれよみたいな話をするんですよ。
私だって何が原因か分かってないのに、なんでそんな責めるのってなるんですよね。
なんで私を買いようとするの、私も分かってないの、私も困ってるのよっていうケースもあるんですね。
なのでこういったようにですね、僕ら夫が妻を買いようとすると、
なかなか改善ができないなあっていうふうに僕感じてるんですね。
一方で改善ができた方とか関係改善してる方とか、
お話を聞いてみると共通していることがあって、
それは自分が変わろうとするってことなんですよね。
妻を買いようとするんじゃなくて、自分が変わろうとする。
そして自分が変わることによって妻を変えていくってことができている方がいらっしゃるなと思ってまして、
多分これがね、妻との関係改善を受けるポイントの一つなんだと僕は思うんですよ。
相手を変えようとするんじゃなくて、自分が変わる。
そして自分が変わることによって相手を自然と変えていく。
これだなと思うんですよね。
あとですね、自分が変わることで相手が変わるということなんですけど、
今までの自分の行動、例えば家事や育児ってことをやってなかったので、
妻の負担を減らすためにそれをやり始めたりとか、
妻がいろいろ不満とかを言うタイプと言わないタイプっているじゃないですか、女性の中では。
嫌なこととかあった時にバーって言う人もいるし、なかなか言わない人、ずっと溜め込んでしまって、
後からドカーンと爆発するタイプって2つかなと思うんですけど、
いろいろと言ってくれるタイプの女性っていうのは、
妻からの不満とか愚痴というのを受け止めるんですよね。
今までは、そうは言っても俺だってできなかったんだよとか、
こういう事情があってどうしてもできなかったんだよ、俺ばっかりが悪いのかよみたいなね、
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そういう時にどうしても平行性になってしまったりとか、お互いに責任をなせりつけたりとかしてしまったりとか、
そういう状況になってしまったりとか、そういう状況になってしまったりとか、
お互いに責任をなせりつけたりとかしてしまったりとか、
そうじゃなくて、妻の気持ちを受け止めるってことなんですね。
何があったか、何ができなかったか、何故できなかったのかっていう、
そんな事実は女性にとってはどうでもいいんですよ。
女性にとってのコミュニケーションは感情のキャッチボールなんですね。
情報のキャッチボールじゃないんですよ。男性は情報のキャッチボールをするので、
情報のやりとりだけで会話が成立するんですけど、
女性の場合は感情を伴った感情メインのキャッチボールなんですよ。
感情に情報が付随してるんですよね、女性のコミュニケーションっていうのは。
なので、妻から不満とか愚痴とかっていうことを言われた時には、
ちょっと言ってることがお前違うぞとかね、正しくないとか、
っていう風に整合性を取ろうとしたりとかするんじゃなくて、
何でそう思ってるかというと、悲しいとか怒りとか絶望感とか、
そういった気持ちを伝えようとしてるんですよ。
何があったとか何をやらなかったとか、そんなことはどうでもよくて、
自分はどう感じたのかって、私は辛かった、悲しかった、みじめだったっていう気持ちを
夫にその気持ちを伝えたいんですよ、何があったかじゃなくて。
なので、妻とのコミュニケーションで重要なのは、
今までそういったことをやってなかったんだとしたら、
その妻の気持ちを受け止める、感情を受け止める、そしてそれに寄り添っていくと。
ただそれだけで自分自身が変わることができるんです。
自分が変わる夫が変わるっていうのは、そういった妻の感情のキャッチボールに
参加するってことなんですよ。妻が発信している感情に敏感になって、
その感情を受け止めてそこに寄り添っていく。
妻の感情に寄り添って感謝と値切れの言葉をかけながら、妻の気持ちに寄り添っていくんですね。
そうなってくると、女性というのは体ではだんだん柔らかくなっていくんですよ。
この人は私のことを分かってくれている、認めてくれているっていうふうに思うんですね。
そうすると安心感、安堵感とか、あと自尊心が回復されるんですよね。
こうやって徐々に距離が縮まっていくんだと思います。
あと一方で、なかなか不満とか不満があって、
何か口を口に出せないと言語化できないタイプという女性もいますよね。
こういうタイプの場合だと、何を不満に思っているかというのは、
なかなかこっちが分からないので、なかなか打つ手がないふうに思ってしまうんですけど、
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こういったタイプの場合は夫に対する不満とか希望とか、
そういったことを言いやすい環境を作ってあげるってことが重要だなって思うんですよ。
これは例えば、なんで妻が不満を言わないかっていうことなんですけど、
この人に言ってもどうせ否定されるとか、言ってもしょうがないとかって思ってしまっているケースもあるんですよ。
そういった場合は、ちゃんと気持ちに寄り添ってあげて、そういった態度を示し続けると、
この人に言っても大丈夫だなって思ってくれて言いやすくなるんですよね。
あとは妻の感情とか気持ちを引きずり出すというか、ほぐすというか、
引っ張り出すというか、そういった行動が必要になってくるんですよね。
なかなか自分で自分の気持ちは言語化できないという人の場合は、
会話を通して妻の気持ちとか感情をそれぞれ引き出していく技術だと思うんですけど、
これが必要になるんですよ。
それは一種の会話術なのかなと思うんですが、
妻との会話の中で、妻がこう思っているのかなとか、こういう風に感じているのかなということを
こっちからポンポンと投げていくんですよね。
例えば会話の中で妻が何かに対して疲れていたと、
それは大変だったよね、お疲れ様だったね、つらかったね、大変だったね、
どれくらい時間かかったのとか、他に助けてくれる人いたらよかったのにねとか、
例えば仕事の面でつらいことがあって忙しかったとか、
という時にはそうやって妻の気持ちを代弁していくんですよね。
妻の気持ちを代弁していって、それは大変だったね、それは確かに大変だったね、
それは時間かかる仕事だよね、つらかったね、それはね、
もっと周りの人も助けてくれるといいのにねとか、
妻がこう思っているであろうという感情をこっちから言葉に出して伝えていくんですよね。
妻がこう思っているかなということで、それをこっちから言い当てることができると、
そうそうそう、この人がわかってくれていると思ってもらえるんですよ。
これ、五福の販売員の時にもよく使っていて、
女性客と会話をしていて、どうやって心をつかむかというと、
その人が考えていることをこっちから先回りして話すと、
あ、そうなの、そういうことなのってなるんですよ。
そうなると、この人、私のことわかってくれているって、
この人だけが私のことをわかってくれているって思うんですよね。
そうなるともう心をつかんだも同然なので、
五福が売りやすくなるっていう話、すごい下手な話なんですけど、
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っていう風になるんですよ。
これ多分、女性相手の接客機構とほとんど共通するテクニックだと思うんですよね。
その女性が感じていることを言いたいなとか、
私本当はこう思ってたんだよねとか、だけどちょっとこれ言いづらいな、
なんか言ったらなんか私悪い人みたいに思われるかなみたいな、
そういうことをこっちから先回りして、
これこういうことですよねって、こういう風になったらよかったのにねみたいな風に言うと、
そうなのよ、本当にそうなのっていう風になるんですよね。
そうやってこの二人の間の距離をどんどん縮めていけるんですけど、
こういう風に妻が感じていること、思っていること、
言いたいな、だけどこれ言っていいのかなっていう悩んでいることを
こっちから口に出して伝えていく。
これを繰り返していくと絆が作りやすくなるんですね。
そして五福の販売の場合だと200万円、300万円の着物が売れていく
ということになるんですけど、そういったことなんですよね。
多分結構女性客相手の高額商品の販売っていうのは
女性相手のコミュニケーションに結構活かせるんだろうなと思うんですよ。
僕もその後の仕事でも結構女性客相手の、たまたまクライアントかお客さんが
女性であるっていうことが何度かあって、やっぱりやりやすいんですよね、
そっちの方が僕としては。
その人は感じていること、思っていることをこっちから先にポンと投げていくと
仕事がすごいスムーズに進んでいったりとかするので、
結構何事にも応用できる女性相手のことに関しては
何事にも応用できるので身につけておいて損がない技術かなって思います。
あとですね、自分が変わることがなぜできないのかっていうことなんですけど
これはですね、自分を変えるよりも相手を変えようとする方が簡単なんですよね。
さっきも話しましたけど、自分が変わろうとする、
今までやっていなかった家事や育児をするようになるとか
これやったところで妻から感謝されませんからね。
ありがとうとかほとんど最初の方が一切言われないんで、ただ辛いだけなんですよ。
ただ辛いだけで慣れていないことを辛いと思いながらやり続けるっていうのは大変なんですよね。
だから途中で嫌になっちゃうんですよ。
嫌になっちゃうから、そう言ってもこんなにやってるのに何も変わらない、お前も悪いぞみたいな
お前だってあの時こうやっただろうみたいな風に思ってしまうんですよ。
これは自分を変えることの方が大変だからです。
相手を変えようとするよりも自分が変わろうとする方が大変なんですよ。
なぜなら自分が行動するからなんですよ。
相手を変えようとする行為っていうのは相手に対して変われって言って
お前の態度を変えろっていうだけじゃないですか。
これ簡単ですよね。ただ言うだけなんだから。
だけどそうじゃなくて、自分が変わろうとするっていうのは
すごい苦しみを伴うんですよね。
一方で自分がどんどん変わっていく。
そして妻も変わっていく。
それによって妻が変わっていくっていうやりがいにもあるんですけど
初期の方はもう絶望感というかもうなんか辛いだけっていうのは結構多いんで
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なかなか続かないんですよ。
途中で嫌になっちゃうんで。
だから相手を変えようとする。
その愛の方にどうしても流れやすくなるんじゃないのかなって思うんです。
あと誰も自分が悪いって認めたくないじゃないですか。
僕だってそうなんです。
僕も自分が悪いなんて認めたくないんですよ。
認めたくないという気持ちが誰にもあるし、
そして自分が変わらなければいけないということに対して
納得できていない場合というのは
100%の力で自分を変えようとしないんですよね。
ここも結構障害になってくるのかなと思うんです。
それについては妻に何が起こったのか、
妻がどう感じたのかということを客観的に知っていく必要があると思うんですよね。
これを知るためには
なぜそういうふうな妻の態度が冷たくなってしまったのかとか
二人の関係性について
妻と感情を交えずにというか
怒ったりとかそういったふうな感情を伴わずに話し合いをしていく
そして妻の溜まっている感情を解きほぐしていくという行為が必要になってくるんですよね。
そうなると実はこういうふうに思っていたんだという事実が結構出てくるんですよ。
そこで初めて妻が何が起こったのか、どう感じていたのかということを知ることができるんです。
そこでその気持ちに寄り添っていくということだと思うんですね。
ただそうは言っても妻がなかなか言ってくれないとき
言ってくれないときというのは
妻の不満とか希望とかを言いやすいような環境を作る
先ほど言ったような環境を作るための行動を同時にしていく必要があるんですけど
一方で情報が足りないときというのは
書籍ですね、本ですね。
本で産後の女性の変化について学ぶということも僕はすごく有効でした。
今おすすめの本だと
知っておくべき産後の妻のことという本がありまして
男性の産婦人会、委員長さんが書かれた本ですごく具体的に書かれているんですよ。
しかも最新の本なので、とても情報が新しい。
あと古い本ですけど、読むべき本としては産後クライシスという本ですね。
産後の夫婦に何が起こるのかということを書いた
当時は結構画期的な本だったんですけど
これ今でも古びてないんですよ。
何十年経っても日本はあまり変わっていないということでもあるんですけど
この印刷の方はすごくおすすめです。
あとこの円民に近い本として
妻の取説、夫の取説という本がありますよね。
黒川陽子さんという方が書かれた本なんですけど
すっごい読みやすいんですよ。
エッセイかみたいなね。
これエッセイ本なのかみたいな感じがするんですけど
エッセイ本なのかみたいな感じの
すごい読みやすくて面白いんですよ。
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これは夫婦でされげなく読みやすいなって
リビングに置いておいて2人で読んで
この人は面白いねみたいなことを僕らよく話したんですけど
多分読みやすいです、これは。
産後の女性の変化について学ぶにはこういった本を読むのもおすすめかなと思います。
あと妻の冷たい態度に耐えられなくて
自分が変わろうとすることができないということもあると思うんですよ。
これに関しては妻への感謝と値切れの言葉ということを習慣化させて
妻の心をゆっくりと解きほぐしていくということが重要かなと思います。
あと何度か話をしてますけど
子供との会話に巻き込んでいて
無理やり妻との会話を作っていったりとか
あとは第202話
妻との会話がなくて困っているあなたへ
というところで話をしたんですけど
妻とのすべての接触を会話のきっかけとしていくと
会話はないけど家の中で何らかの接触ってありますよね。
何かを取ってもらったりとか代わりに何かをしてもらったりとか
そういったすべての接触を妻との会話のきっかけとして発展させていくということですね。
この方法については第202話
妻との会話がなくて困っているあなたへ
というところでお話をさせていただいているので
聞いていただければと思います。
ということで
今日はですね
妻を変える、自分を変える
それが夫婦関係改善の鍵となるということで
妻を変えようとすると関係が改善できない
自分を変えようとすると関係改善ができる
ということについてお話をさせていただきました。
妻との関係の悩む方の参考になれば幸いです。
質問箱の方で夫婦関係に関するご相談
男女問わず受け付けておりますので
ぜひそちらご利用ください。
放送の説明欄にリンクを貼っておきます。
あと妻との関係に今まさに悩んでいて
本気でどうにかしたいと思っている方
これは真っ暗な暗闇の中を
たった一人で歩いているようなものなんですよね。
自分が今どこにいて
どこに向かっているのかもわからない。
そして夫婦関係に関する書籍って
世の中にたくさんありますよね。
たくさんあるんだけど
自分の場合はどうしたらいいんだろう
っていうのは結構悩むんですよね。
その人はそれぞれの
妻との関係の過去があるわけで
その過去っていうのはみんな人それぞれなんですよね。
あと性格も人それぞれなので
自分の場合これ当てはまらないな
っていうケースも結構あるんですよ。
そういった時に
あなたの場合はこういう風に
これをやることから始めてみてはどうでしょうかね
とか次はこれをやってみましょうかとか
っていう風に
その人はそれぞれの
オリジナルの関係改善の方法というのを
ご提案・アドバイスをさせていただいているんですね。
こちらは
ノートのサークルに入っていただいた方と
やり取りをしていまして
ノートのサークル機能を使って
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初の夫婦関係改善カウンセリング対物という名前で
妻との関係に悩む男性向けに
ズームなどでアドバイスをさせていただいています。
ノートで記事をたまに書いているんですけど
そのサークル機能ですね
それを使っています。
妻との関係に悩んでいて
本気で何がしたいと
妻との関係を改善したいと思っているんだけど
何て言ったらいいんだろうとか
妻との会話って
今日の話も聞いたけど
具体的にどうやって話をしたらいいんだろうとか
分からない
今までそういうことをやったことないから分からないとか
っていう方にも
具体的にじゃあこういう風に話しましょうかとか
ということをアドバイスさせていただいているので
妻との関係に悩んでいて
何とかしたいと思う方は
ぜひご連絡ください
僕が一緒に搬送していきます
はい、ということで
今回も最後までありがとうございました
また明日お会いしましょう
さようなら